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【第七章:最終任務・ミクラ・ブレイン破壊指令!!】
【第102話】
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エデン第四区画、エデン総合エネルギー管理施設。
『SYK―060、敵の推定位置は?」
その中央管理室で全身に様々なケーブルを繋ぎ 巨大な玉座に座って頬杖をつくのは人造島エデンの主要六研究施設区画を管理する6体の上位管理者アンドロイドの1体にして牛頭の大型戦闘用人型アンドロイド。S YK―061・ギュウマオウ。
サン博士とSYK―000、レジスタンス軍第35部隊により自分を除くコクフウカイ、リュート、プロフェッサー・チンゲン、キンカク&ギンカク、コウガイジの上位管理者アンドロイドが倒され、ミクラ・ブレインをお守りする最後の砦にして鍵となったギュウマオウは部下に問う。
「ギュウマオウ様、監視妨害ハッキングが確認されたドローンや巡回アンドロイドの戦闘報告などから推測された移動ルート及び移動距離からの推定となりますが 第二区画中央管理施設を放棄したレジスタンス軍およびサン・フトウ博士はおそらくこの第五区画付近に潜伏しているものと思われます」
大型モニターに表示されたエデンの全体CGマップ上に推定潜伏位置と移動確認ラインを表示してみせるのは古代中国風ファッションの人型女性アンドロイド、S YK―060・テッセンコウシュ。ギュウマオウの部下だ。
「ふむ、そうか 」
ギュウマオウは画面上のCGマップをじいっと見ながらうなるように喉を鳴らす。
ミクラ・ブレインの命により、ゴウガイジが敵拠点を襲撃してから数日後……レジスタンス軍35部隊はキンカク&ギンカクがソルジャー・マツモトに託した3Dプリンター用図面データとコウガイジの置き土産となった横トラックの残骸や戦闘用アンドロイドの端材から頑強なプロテクターを量産。
そして武装も同データを用いて対アンドロイド弾アサルトライフルを自動充電機能付き対アンドロイド電撃アサルトライフルにアップグレード。
完全武装で復活したレジスタンス軍第35部隊はサン博士と3体の戦闘用人型アンドロイドと共にコクフウカイのEVジープとコウガイジの置き土産となった戦闘用車両の数々に分乗してエデン第二区画を出立したのだが……それを最後に人類は雲隠れ。
サン博士が改良したと思しきコウガイジのステルスシステムは時折それらしき影を残すものの、ミクラ・ブレインがエデン全体に張り巡らせた監視ネットワークや探知網を完全無効化。
所在不明でエデンのどこかに潜む敵に対する厳戒態勢がエデン全体に敷かれていた。
『ギュウマオウ様……』
『テッセンコウシュよ、そなたには多くの迷惑をかけてきたな 』
キンカク&ギンカクの世話係、リュートの部下の蜘妹メイドの中身として密偵行為をさせてきた部下を気遣うギュウマオウ。
『……ギュウマオウ様、それはミクラ様の命でございます。私は……』
『あまり時間が無いであろうから端的に言おう……お前は一部が機械である事を除けば生身とほぼ変わらぬ美しき者だ』
『ギュウマオウ様……?』
ミクラ・ブレインが機械と人体の融合共存の可能性を試すべく、部分的に培養生成したクローン人体パーツを用いた特殊試作機であるテッセンコウシュは頬を赤らめる。
『上位管理者アンドロイドとして命じる……其方はこのエデンから逃げ延び、人として生きよ』
『ギュウマオウ様!?』
ミクラ・ブレイン様に聞かれようものなら反逆ともとられかねない命に室内を見回すテッセンコウシュ。
『我はどのみち主様に殉じねばならぬ、だがそなたは ……』
『警報!! 警報!! 当施設に敵軍侵入を確認!! 敵軍侵入を確認!!』
『なんですって!?』
突如エデン第四区画、エデン総合エネルギー管理施設。全体に響く警報と施設正門をドリルハンマーでぶち破ったピッグマンに続くレジスタンス軍第35部隊ソルジャー達を映し出す監視カメラ映像。
『SYK―060!! そなたは逃げよ!!』
中央管理室の巨大玉座から立ち上がり、裏に隠されていた巨大剣を取り出しつつ命じるギュウマオウ。
『……申し訳ありません!!』
『テッセンコウシュ!?』
背中に差していた特殊物理兵器・バショウセンを抜いたテッセンコウシュは中央管理室から駆け出ていく。
【MMS 第103話につづく】
『SYK―060、敵の推定位置は?」
その中央管理室で全身に様々なケーブルを繋ぎ 巨大な玉座に座って頬杖をつくのは人造島エデンの主要六研究施設区画を管理する6体の上位管理者アンドロイドの1体にして牛頭の大型戦闘用人型アンドロイド。S YK―061・ギュウマオウ。
サン博士とSYK―000、レジスタンス軍第35部隊により自分を除くコクフウカイ、リュート、プロフェッサー・チンゲン、キンカク&ギンカク、コウガイジの上位管理者アンドロイドが倒され、ミクラ・ブレインをお守りする最後の砦にして鍵となったギュウマオウは部下に問う。
「ギュウマオウ様、監視妨害ハッキングが確認されたドローンや巡回アンドロイドの戦闘報告などから推測された移動ルート及び移動距離からの推定となりますが 第二区画中央管理施設を放棄したレジスタンス軍およびサン・フトウ博士はおそらくこの第五区画付近に潜伏しているものと思われます」
大型モニターに表示されたエデンの全体CGマップ上に推定潜伏位置と移動確認ラインを表示してみせるのは古代中国風ファッションの人型女性アンドロイド、S YK―060・テッセンコウシュ。ギュウマオウの部下だ。
「ふむ、そうか 」
ギュウマオウは画面上のCGマップをじいっと見ながらうなるように喉を鳴らす。
ミクラ・ブレインの命により、ゴウガイジが敵拠点を襲撃してから数日後……レジスタンス軍35部隊はキンカク&ギンカクがソルジャー・マツモトに託した3Dプリンター用図面データとコウガイジの置き土産となった横トラックの残骸や戦闘用アンドロイドの端材から頑強なプロテクターを量産。
そして武装も同データを用いて対アンドロイド弾アサルトライフルを自動充電機能付き対アンドロイド電撃アサルトライフルにアップグレード。
完全武装で復活したレジスタンス軍第35部隊はサン博士と3体の戦闘用人型アンドロイドと共にコクフウカイのEVジープとコウガイジの置き土産となった戦闘用車両の数々に分乗してエデン第二区画を出立したのだが……それを最後に人類は雲隠れ。
サン博士が改良したと思しきコウガイジのステルスシステムは時折それらしき影を残すものの、ミクラ・ブレインがエデン全体に張り巡らせた監視ネットワークや探知網を完全無効化。
所在不明でエデンのどこかに潜む敵に対する厳戒態勢がエデン全体に敷かれていた。
『ギュウマオウ様……』
『テッセンコウシュよ、そなたには多くの迷惑をかけてきたな 』
キンカク&ギンカクの世話係、リュートの部下の蜘妹メイドの中身として密偵行為をさせてきた部下を気遣うギュウマオウ。
『……ギュウマオウ様、それはミクラ様の命でございます。私は……』
『あまり時間が無いであろうから端的に言おう……お前は一部が機械である事を除けば生身とほぼ変わらぬ美しき者だ』
『ギュウマオウ様……?』
ミクラ・ブレインが機械と人体の融合共存の可能性を試すべく、部分的に培養生成したクローン人体パーツを用いた特殊試作機であるテッセンコウシュは頬を赤らめる。
『上位管理者アンドロイドとして命じる……其方はこのエデンから逃げ延び、人として生きよ』
『ギュウマオウ様!?』
ミクラ・ブレイン様に聞かれようものなら反逆ともとられかねない命に室内を見回すテッセンコウシュ。
『我はどのみち主様に殉じねばならぬ、だがそなたは ……』
『警報!! 警報!! 当施設に敵軍侵入を確認!! 敵軍侵入を確認!!』
『なんですって!?』
突如エデン第四区画、エデン総合エネルギー管理施設。全体に響く警報と施設正門をドリルハンマーでぶち破ったピッグマンに続くレジスタンス軍第35部隊ソルジャー達を映し出す監視カメラ映像。
『SYK―060!! そなたは逃げよ!!』
中央管理室の巨大玉座から立ち上がり、裏に隠されていた巨大剣を取り出しつつ命じるギュウマオウ。
『……申し訳ありません!!』
『テッセンコウシュ!?』
背中に差していた特殊物理兵器・バショウセンを抜いたテッセンコウシュは中央管理室から駆け出ていく。
【MMS 第103話につづく】
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