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ここは王城。
私は今、伯父様に手を引かれ謁見の間へ向かっている。
伯父様と手を繋いだのはこれが初めてだけど、1年前まで当たり前に手を繋いでいた、温かくて大きなお父様の手を思い出し胸が痛む。
見上げれば我がクレメラ侯爵家の屋敷とは比べられないくらい高い高い天井。色とりどりで様々な模様のタイルが綾なす廻廊を歩き進めると、代わる代わる煌びやかな絵画や宝物たちが目を引く。
今日は我が国の第一王子アハト殿下の8歳の誕生日。そして、私がアハト殿下の婚約者となり王城に住むことになる引越しの日。壮観なこの王城が今日から私の住処になるなんて信じられないと思いながら、謁見の間を目指し歩く。
私の手にはアハト殿下への誕生日プレゼントにと持ってきた、クレメラ家の庭で咲いていた白いアガパンサスの花束。この花束は7歳の私に用意できる精一杯だ。
アハト殿下とは今日初めて会うからどんな方かはわからないけど、この素朴な花でも喜んでくれる人だと良いな。
今から1年前、私の6歳の誕生日の少し後、急な熱を出したせいで家族でのお出かけを私だけ留守番した日、お父様とお母様とお兄様の3人が馬車の事故で亡くなってしまった。冷たくなって家に帰ってきた大好きな3人の姿を見てしまった私は、その衝撃で虚脱状態となり、それから10ヶ月ほどの記憶がない。
その虚脱状態から正気が戻りやっと普通に受け答えできる私を見た乳母からは、まるで人形のようだったのだと泣きながら言われてしまった。
そして、お父様の異母兄でヘルコ男爵の伯父様と、その娘で従姉妹のリューリ様が我がクレメラ侯爵家に住んでいた。お父様が使っていた執務室と主寝室は伯父様の、日当たりの良いお兄様の部屋はリューリ様の部屋になっていて、私についていた侍女や護衛は乳母を残し全員リューリ様付きとなっていた。
リューリ様のお母様はリューリ様が生まれたすぐ後に亡くなったそうだ。「お母様の分までお父様が愛してくれるから寂しくないの」とリューリ様は言っていた。リューリ様が寂しい思いをしないようにたっぷりと2人分の愛情を注がないといけないらしい伯父様が、私をまるで存在しないかのように無視するのは仕方ない事なのだろう。
両親とお兄様がいなくなって寂しかった私は、せめて、ひとつ年上のリューリ様と仲良くしたいと思い、勇気を振り絞り「お姉様と呼んでよいですか」と聞いた。リューリ様は口端を上げにっこりと笑顔を見せてくれたものの、目は笑ってない上に返事は無く、結局了承は貰えなかった。
リューリ様は誘えば一緒にお茶も飲んでくれるし、伯父様のように無視するなどのあからさまな態度を取ることはないけれど、態度は常によそよそしいし一線を引き絶対にその内側には入れてくれない。
伯父様もリューリ様も私とは家族になってくれなかった。
お父様達の一周忌の日、朝から乳母とお墓参りに行った私は自室に戻る途中、2人きりで昼餐会をしている伯父様とリューリ様を見かけた。
伯父様が飲んでいたのは、お父様がお兄様と私の成人の日用に保管していた兄妹それぞれの生まれ年のワイン。「クレメラ侯爵になって一周年の目出度い日に乾杯」という伯父様の言葉へ満面の笑みを返し、豪華な食事を楽しんでいるリューリ様の胸元で光っていたのはお母様が大切にしていた大きなエメラルドのブローチ。家族の特別な日のためにとお母様が編んだ繊細なレース編みのテーブルクロスは、まだテーブルマナーが心もとないリューリ様がソースをこぼし、酔った伯父様がワインを零し、見るも無惨なほどに汚れてしまっていた。
それ以降、私が2人と家族になりたいと思うことはない。
そんな私にとって今日から婚約者になるアハト殿下は、将来結婚して家族になる人。伯父様やリューリ様のように拒絶されるかもという不安と同じくらい、仲良くなれたらいいなという期待を胸に、謁見の間へ向かっている。
謁見の間はドアなどの区切りがなく廊下と地続きだった。謁見の間に入る直前、私たちの来訪がまだ王家の方々に気付かれていないその時、幼いながら透き通るような男子の声と大人の女性の会話が聞こえてきた。
「つまりこれは隣国情勢を見て急遽整えた暫定の婚約なのですね」
「そうよ。時を見てあなたにふさわしい婚約者を選定し直し、この婚約は解消します」
暫定の婚約。
思わず伯父様の顔を見ると、聞こえていたはずなのにその表情に動揺はなく、私を気にすることなくそのまま歩みを進める。伯父様は暫定の婚約だと知っていてこの婚約を受けたという事だ。後々王家の都合で婚約が解消されて私が傷物になることを、今やクレメラ侯爵になった伯父様は諾了したのだ。
王家が自分たちの都合の良い時に損失無く婚約を解消できる“暫定の婚約者”が欲しいのなら、家格は高いのに両親が亡くなっている私はとても都合が良いのだろう……。そして、こんな開けた場所で王妃様がアハト殿下に伝えたということは、その事情を隠すつもりはなく、他家の貴族や使用人などに知られても構わないということ。
何年も都合よく使われた後に捨てられるくらいなら今ここで「暫定の婚約なんてふざけるな」と騒ぎ、王族への不敬で処罰を受けた方がましなのではないか。そんなことを考えるほどに動揺していたのだが、伯父様は私の動揺など気にもせず半ば引きずるように謁見の間に入り、国王陛下・王妃様・アハト殿下の3人の御前まで連れてこられた。
目の前には透き通りそうな白い肌でサラサラの金色の髪に空色の目をした美しい男の子が立っていた。蔑みや嫌悪の感情は見えないものの微笑みもなく、表情なく美しい人形のように佇んでいる。
そんな殿下を一目見た私は、こっちを見て欲しい、声を聞きたい、笑ってほしいと、次から次に欲望が湧き出てくる自分に驚く。つい先ほどまでの動揺も忘れ、まるでお父様お母様お兄様といた時のような暖かな感情が溢れてくる。
愚かにも私はアハト殿下に一目惚れをしてしまったのだ。暫定の婚約と聞いたばかりだというのに……。
そんな麗しい殿下に対して、私は茶色い髪にオレンジの瞳で、良く言えば素朴。正直に言うと地味な外見で、見た目だけで好意を持ってもらえるとは到底思えない。案の定、私を見たアハト殿下の目に熱量はない。
「お誕生日おめでとうございます」
緊張で震えてしまった祝いの言葉と共に、私はアガパンサスの花束を差し出した。
「……ありがとう」
殿下は静かにお礼を言ったもののこちらに手を差し出すことはなかった。私は手を下ろすタイミングを失い、しばらくした後に花束を持ったままの手をゆっくりと下げた。
お祝いの言葉を無視されなかっただけ良かったのだ。殿下にとって私はやがて婚約を解消することが決まっている暫定の婚約者。王家から婚約を解消された令嬢の将来が予測できないわけがない。情が移らないよう関わりを持たないようにするのが賢明だ。
これからお互いの事を知って仲良くなりたいなどと期待していた、先ほどまでの能天気な自分が恥ずかしい。
陛下と王妃様は花束を受け取らなかったアハト殿下を嗜めることなどもちろんなく、陛下達も伯父様も誰も私を見ることはなく、今後について話を進めていった。こんな顔合わせでも今日から婚約者としてここ王城に住むことには変わらない。
その後私は一言も話すことなく謁見の間から退出させられた。伯父様は侍女を連れてきていない私を1人王城へ残し、別れの言葉も無くリューリ様が待つクレメラ家へ帰って行った。唯一の拠り所だった乳母は解雇されもういない。王家からも実家の侯爵家からも顧みられていない将来傷物になる令嬢なのだと、王城の使用人には知られてしまった。
もしもここにお兄様がいたならば理不尽な扱いに腹を立てて地団駄を踏んでくれただろうか。お母様がいたのなら抱きしめて慰めてくれただろうか。お父様がいたのなら……いや、お父様がいたらそもそもこんなことにはなっていないな。もしも、もしも、3人が亡くなった事故の日に熱を出さず一緒に馬車に乗っていたら……
ダメだ。こんなもしもを考えたらお父様達が悲しむ。
白いアガパンサスの花びらに、一粒の雫がぽたりと落ちた。
私は今、伯父様に手を引かれ謁見の間へ向かっている。
伯父様と手を繋いだのはこれが初めてだけど、1年前まで当たり前に手を繋いでいた、温かくて大きなお父様の手を思い出し胸が痛む。
見上げれば我がクレメラ侯爵家の屋敷とは比べられないくらい高い高い天井。色とりどりで様々な模様のタイルが綾なす廻廊を歩き進めると、代わる代わる煌びやかな絵画や宝物たちが目を引く。
今日は我が国の第一王子アハト殿下の8歳の誕生日。そして、私がアハト殿下の婚約者となり王城に住むことになる引越しの日。壮観なこの王城が今日から私の住処になるなんて信じられないと思いながら、謁見の間を目指し歩く。
私の手にはアハト殿下への誕生日プレゼントにと持ってきた、クレメラ家の庭で咲いていた白いアガパンサスの花束。この花束は7歳の私に用意できる精一杯だ。
アハト殿下とは今日初めて会うからどんな方かはわからないけど、この素朴な花でも喜んでくれる人だと良いな。
今から1年前、私の6歳の誕生日の少し後、急な熱を出したせいで家族でのお出かけを私だけ留守番した日、お父様とお母様とお兄様の3人が馬車の事故で亡くなってしまった。冷たくなって家に帰ってきた大好きな3人の姿を見てしまった私は、その衝撃で虚脱状態となり、それから10ヶ月ほどの記憶がない。
その虚脱状態から正気が戻りやっと普通に受け答えできる私を見た乳母からは、まるで人形のようだったのだと泣きながら言われてしまった。
そして、お父様の異母兄でヘルコ男爵の伯父様と、その娘で従姉妹のリューリ様が我がクレメラ侯爵家に住んでいた。お父様が使っていた執務室と主寝室は伯父様の、日当たりの良いお兄様の部屋はリューリ様の部屋になっていて、私についていた侍女や護衛は乳母を残し全員リューリ様付きとなっていた。
リューリ様のお母様はリューリ様が生まれたすぐ後に亡くなったそうだ。「お母様の分までお父様が愛してくれるから寂しくないの」とリューリ様は言っていた。リューリ様が寂しい思いをしないようにたっぷりと2人分の愛情を注がないといけないらしい伯父様が、私をまるで存在しないかのように無視するのは仕方ない事なのだろう。
両親とお兄様がいなくなって寂しかった私は、せめて、ひとつ年上のリューリ様と仲良くしたいと思い、勇気を振り絞り「お姉様と呼んでよいですか」と聞いた。リューリ様は口端を上げにっこりと笑顔を見せてくれたものの、目は笑ってない上に返事は無く、結局了承は貰えなかった。
リューリ様は誘えば一緒にお茶も飲んでくれるし、伯父様のように無視するなどのあからさまな態度を取ることはないけれど、態度は常によそよそしいし一線を引き絶対にその内側には入れてくれない。
伯父様もリューリ様も私とは家族になってくれなかった。
お父様達の一周忌の日、朝から乳母とお墓参りに行った私は自室に戻る途中、2人きりで昼餐会をしている伯父様とリューリ様を見かけた。
伯父様が飲んでいたのは、お父様がお兄様と私の成人の日用に保管していた兄妹それぞれの生まれ年のワイン。「クレメラ侯爵になって一周年の目出度い日に乾杯」という伯父様の言葉へ満面の笑みを返し、豪華な食事を楽しんでいるリューリ様の胸元で光っていたのはお母様が大切にしていた大きなエメラルドのブローチ。家族の特別な日のためにとお母様が編んだ繊細なレース編みのテーブルクロスは、まだテーブルマナーが心もとないリューリ様がソースをこぼし、酔った伯父様がワインを零し、見るも無惨なほどに汚れてしまっていた。
それ以降、私が2人と家族になりたいと思うことはない。
そんな私にとって今日から婚約者になるアハト殿下は、将来結婚して家族になる人。伯父様やリューリ様のように拒絶されるかもという不安と同じくらい、仲良くなれたらいいなという期待を胸に、謁見の間へ向かっている。
謁見の間はドアなどの区切りがなく廊下と地続きだった。謁見の間に入る直前、私たちの来訪がまだ王家の方々に気付かれていないその時、幼いながら透き通るような男子の声と大人の女性の会話が聞こえてきた。
「つまりこれは隣国情勢を見て急遽整えた暫定の婚約なのですね」
「そうよ。時を見てあなたにふさわしい婚約者を選定し直し、この婚約は解消します」
暫定の婚約。
思わず伯父様の顔を見ると、聞こえていたはずなのにその表情に動揺はなく、私を気にすることなくそのまま歩みを進める。伯父様は暫定の婚約だと知っていてこの婚約を受けたという事だ。後々王家の都合で婚約が解消されて私が傷物になることを、今やクレメラ侯爵になった伯父様は諾了したのだ。
王家が自分たちの都合の良い時に損失無く婚約を解消できる“暫定の婚約者”が欲しいのなら、家格は高いのに両親が亡くなっている私はとても都合が良いのだろう……。そして、こんな開けた場所で王妃様がアハト殿下に伝えたということは、その事情を隠すつもりはなく、他家の貴族や使用人などに知られても構わないということ。
何年も都合よく使われた後に捨てられるくらいなら今ここで「暫定の婚約なんてふざけるな」と騒ぎ、王族への不敬で処罰を受けた方がましなのではないか。そんなことを考えるほどに動揺していたのだが、伯父様は私の動揺など気にもせず半ば引きずるように謁見の間に入り、国王陛下・王妃様・アハト殿下の3人の御前まで連れてこられた。
目の前には透き通りそうな白い肌でサラサラの金色の髪に空色の目をした美しい男の子が立っていた。蔑みや嫌悪の感情は見えないものの微笑みもなく、表情なく美しい人形のように佇んでいる。
そんな殿下を一目見た私は、こっちを見て欲しい、声を聞きたい、笑ってほしいと、次から次に欲望が湧き出てくる自分に驚く。つい先ほどまでの動揺も忘れ、まるでお父様お母様お兄様といた時のような暖かな感情が溢れてくる。
愚かにも私はアハト殿下に一目惚れをしてしまったのだ。暫定の婚約と聞いたばかりだというのに……。
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お祝いの言葉を無視されなかっただけ良かったのだ。殿下にとって私はやがて婚約を解消することが決まっている暫定の婚約者。王家から婚約を解消された令嬢の将来が予測できないわけがない。情が移らないよう関わりを持たないようにするのが賢明だ。
これからお互いの事を知って仲良くなりたいなどと期待していた、先ほどまでの能天気な自分が恥ずかしい。
陛下と王妃様は花束を受け取らなかったアハト殿下を嗜めることなどもちろんなく、陛下達も伯父様も誰も私を見ることはなく、今後について話を進めていった。こんな顔合わせでも今日から婚約者としてここ王城に住むことには変わらない。
その後私は一言も話すことなく謁見の間から退出させられた。伯父様は侍女を連れてきていない私を1人王城へ残し、別れの言葉も無くリューリ様が待つクレメラ家へ帰って行った。唯一の拠り所だった乳母は解雇されもういない。王家からも実家の侯爵家からも顧みられていない将来傷物になる令嬢なのだと、王城の使用人には知られてしまった。
もしもここにお兄様がいたならば理不尽な扱いに腹を立てて地団駄を踏んでくれただろうか。お母様がいたのなら抱きしめて慰めてくれただろうか。お父様がいたのなら……いや、お父様がいたらそもそもこんなことにはなっていないな。もしも、もしも、3人が亡くなった事故の日に熱を出さず一緒に馬車に乗っていたら……
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