13 / 359
第二章 たった二人の城
古城トーワとは
しおりを挟む
食事が終え、ギウと共に食器を片付け終えると、彼はぺこりと身体を前に倒し別れの挨拶をして砂浜へと戻っていった。
一人残った私は三階の寝所へ向かい、古城トーワに関する書類に目を通すことにした。
腰の剣をソファに立てかけ、銃をソファのクッションの間に挟む。
そして、ベッド兼ソファに腰を掛けて、書類の文字を目で追っていく。
一文目は注意書き。
『二百年前のヴァンナス国とランゲン国の戦争で資料が紛失しているため、以下の内容は正確ではない。だが、可能な限り、情報を纏めている』
下に続くのは予測が混じる、不確定な情報。
内容は以下の通りだ。
千年前――クライル半島には、ヴァンナス国領内にも存在していたと言われる古代人がいた。彼らは『トーワ』を拠点に魔族と戦いを繰り広げ、この半島から魔族の大部分を追い出した。その後、古代人は姿を消す。
魔族と古代人の激しい戦いで土地は汚染された。その区域は広大で、半島全て覆うほどだったと言われている。汚染の原因は不明。
だが、時が経つにつれて、汚染された土地は浄化され、現在では遺跡が存在する、古城トーワの北方に広がる大地のみが汚染されている。周辺の土地に汚染はない。
また、汚染の原因と同じく、浄化の要因も不明。
五百年前――ランゲン国が古代人の遺跡と拠点を発見。
ランゲンは古代人が使っていた拠点に、遺跡の探索と魔族退治を兼ねた城を築城。(これが現在の古城トーワの原型に当たる)
遺跡より、古代の兵器を発掘。その兵器を用い、トーワ城を中心に半島に残った魔族の掃討に当たる。
古代遺跡の汚染――遺跡の探索隊に謎の病気が蔓延する。ランゲン国は優れた古代の技術や文明を求めて調査を強行したが、被害の拡大が止められず、断念。
三百年前――半島とビュール大陸を繋ぐ北の山脈の袂に、大都市『アグリス』を形成。ランゲン国は半島の北西にあった首都『カルポンティ』から『アグリス』へ遷都を行う。
半島の海の玄関口『港町アルリナ』の誕生。『アグリス』との街道が整備され、これ以降、トーワの街道及び城の使用頻度が減る。
二百五十年前――ランゲン国、半島より魔族の撲滅を完了。種族の敵を駆逐したことにより、ランゲン国は隆盛を迎え、ビュール大陸において最強の国家となる。
二百年前――クライエン大陸の雄・ヴァンナス国とビュール大陸の雄ランゲン国が激突。ヴァンナスが勝利し、ランゲンは滅亡。
その際、ヴァンナスは古城と遺跡を見つけるが、注意書きの通り、戦時でランゲン国の資料が紛失したため当初は謎の遺跡と古城であった。(のちの聞き取り調査により、前文の出来事が判明)
資料がないため、ヴァンナスは遺跡の危険性を知らず古城トーワに拠点を構え探索に乗り出すが、ランゲンと同じく奇病に苛まれ、探索を断念。
以降、病気の拡大を恐れ、遺跡を封印。
また、古城トーワも街道から外れており、利用価値がないため放棄。(百年ほど前)
と、資料を読み終えてソファに置いた。
「ふむ、遺跡の詳細は記されていない。古代人の遺跡とされているが、その証拠となるものもないようだが……いや、それは機密事項に当たるので表の資料に詳しく記載されていないだけか」
古代人に関して、彼らの正体は機密事項に当たる。
私は一部であるが第一級の機密に触れる権限を持っていたため、彼らの正体を知っているが……。
「しかし、何故私がこの情報を得ていない? ヴァンナス以外に古代人の遺跡があるなど初耳だぞ」
私はヴァンナスの最重要研究に携わっていた。その立場上、遺跡に関する情報を知らないというのはおかしい。
「つまり、これは第一級中の第一級の情報というわけか? いや、違うな。遺跡の存在自体は表の資料に記載されているということは、私にとって不要な情報だったから、私の目に止まらなかったのか?」
研究員時代の私は、研究のために必要な情報を手に入れることができた。
その情報のほとんどは古代人が操っていた技術に関するものだったが、私が扱う技術はあまりにも専門に特化していため、細部の技術には詳しくない。
「あの頃の私は、一つの研究に必死で周りを見ていなかったからな。一段落が終えた頃に、父を亡くし、議員に……私が気づかなかっただけで、古代人に関する機密の中に、このトーワのことが書かれていたのかも……」
書類に視線を落とす。
多くの文字の中で気になる単語がある。
それは魔族を退けることのできた『兵器』の存在。
「具体的にどんなものかと書かれていないということは、兵器については完全なる機密事項か。これは私の権限でも閲覧できる内容なのか、そうではないのか?」
書類から視線を王都オバディアがある西へ移す。
「トーワに関する機密資料に触れるとなると王都まで戻る必要があるが、今の私が機密資料を閲覧しようとするのは、あまり良い行動ではないな……」
左遷され、研究所から遠ざかった私が古代人に関する資料を集め始めた。
その様なことをすれば、無用な警戒を抱かれるだろう。
「ここは余計な不信感を煽る必要もない。それに少なくとも、北方の荒れ地に存在する遺跡が古代人のものだという証拠は十分に揃っている」
視線をソファのクッションの間に押し込んだ銃に向ける。
鉄とも陶器とも言えぬ容器に納められていた銃。
長い時を経て、錆び一つなく存在する銃。
これは現在の我々の技術を凌駕する。
一つ疑問があるとすれば、何故、銃なのかだが……。
それについて、推測を重ねていく。
「大事に箱の中に納められていた。保管か? 好事家でもいたのか? だからこれは、武器に使用するつもりでなく、骨董品のような扱いだった? 我々から見れば銃は先端の武器だが、古代人のとっては原始的な武器のはずだからな」
そう、彼らの武器は我々の先を行っている。銃や剣や魔法に頼る必要がない。
資料でも触れられているが、ランゲン国が魔族を撲滅できたのも、古代人の兵器のおかげだという。
その力で、彼らは魔族に対抗できたのだろう。
これらの事実が、遺跡を古代人のものであると示唆している。
その事実を補強するのが、我がヴァンナス国の存在。
ヴァンナスがクライエン大陸に存在する魔族勢力を抑えられているのは、クライエン大陸にあった古代遺跡から発掘された道具のおかげ。
古代遺跡の力で、ヴァンナスはランゲンと同じく小国から大陸を治める大国にのし上がった。
ただ、ヴァンナスの遺跡はランゲンの遺跡とは違い汚染されておらず、宮廷錬金術士を中心に細部に渡り発掘された。
しかし、遺跡の大部分が朽ち果てていたという。
それでも、そこで発掘された道具……装置は、我々に大きな希望を与えた。
我々は、その装置を使い……。
私は首を横に振り、装置に対する想いからトーワに存在する遺跡に意識を向ける。
「とすると、トーワの北方にある遺跡は、世界に二つしかない古代人の遺跡となるが……」
このスカルペルにおいて私の知る限り、古代人の大規模な痕跡があるのはヴァンナスとランゲンのみとなる。
その遺跡は知識の宝庫であり、力の眠る場所。
是が非でも発掘したいはず。
それを断念という形で両国の牙を折った奇病……。
「おそらく遺跡には、私が想像する以上に危険な病気が蔓延しているのだろう。資料には封印してあると書いてあるから、まず伝染の心配はないのだろうが……あまり近づきたくはないな」
資料を床に置き、ソファに寝転ぶ。
「結局、わかったことは遺跡が古代人のものと、ヴァンナス、ランゲン両国が発掘を断念するくらい危険ということくらいか。一番肝心な土地の汚染の原因が不明というのは問題だな……ふふ」
笑いが漏れる。
それは土地の汚染をどうこうしようと考えている私に対して……この感情は、野心だろうか? それとも好奇心?
私の銀の瞳は、未来に何を見ようとしているのだろう……。
「ふっ、馬鹿馬鹿しい。領民もなく、一人でやっていくなら城の周辺と防壁内の土地で畑は十分に事足りる。余計なことをして、病気になる必要もあるまい」
一人残った私は三階の寝所へ向かい、古城トーワに関する書類に目を通すことにした。
腰の剣をソファに立てかけ、銃をソファのクッションの間に挟む。
そして、ベッド兼ソファに腰を掛けて、書類の文字を目で追っていく。
一文目は注意書き。
『二百年前のヴァンナス国とランゲン国の戦争で資料が紛失しているため、以下の内容は正確ではない。だが、可能な限り、情報を纏めている』
下に続くのは予測が混じる、不確定な情報。
内容は以下の通りだ。
千年前――クライル半島には、ヴァンナス国領内にも存在していたと言われる古代人がいた。彼らは『トーワ』を拠点に魔族と戦いを繰り広げ、この半島から魔族の大部分を追い出した。その後、古代人は姿を消す。
魔族と古代人の激しい戦いで土地は汚染された。その区域は広大で、半島全て覆うほどだったと言われている。汚染の原因は不明。
だが、時が経つにつれて、汚染された土地は浄化され、現在では遺跡が存在する、古城トーワの北方に広がる大地のみが汚染されている。周辺の土地に汚染はない。
また、汚染の原因と同じく、浄化の要因も不明。
五百年前――ランゲン国が古代人の遺跡と拠点を発見。
ランゲンは古代人が使っていた拠点に、遺跡の探索と魔族退治を兼ねた城を築城。(これが現在の古城トーワの原型に当たる)
遺跡より、古代の兵器を発掘。その兵器を用い、トーワ城を中心に半島に残った魔族の掃討に当たる。
古代遺跡の汚染――遺跡の探索隊に謎の病気が蔓延する。ランゲン国は優れた古代の技術や文明を求めて調査を強行したが、被害の拡大が止められず、断念。
三百年前――半島とビュール大陸を繋ぐ北の山脈の袂に、大都市『アグリス』を形成。ランゲン国は半島の北西にあった首都『カルポンティ』から『アグリス』へ遷都を行う。
半島の海の玄関口『港町アルリナ』の誕生。『アグリス』との街道が整備され、これ以降、トーワの街道及び城の使用頻度が減る。
二百五十年前――ランゲン国、半島より魔族の撲滅を完了。種族の敵を駆逐したことにより、ランゲン国は隆盛を迎え、ビュール大陸において最強の国家となる。
二百年前――クライエン大陸の雄・ヴァンナス国とビュール大陸の雄ランゲン国が激突。ヴァンナスが勝利し、ランゲンは滅亡。
その際、ヴァンナスは古城と遺跡を見つけるが、注意書きの通り、戦時でランゲン国の資料が紛失したため当初は謎の遺跡と古城であった。(のちの聞き取り調査により、前文の出来事が判明)
資料がないため、ヴァンナスは遺跡の危険性を知らず古城トーワに拠点を構え探索に乗り出すが、ランゲンと同じく奇病に苛まれ、探索を断念。
以降、病気の拡大を恐れ、遺跡を封印。
また、古城トーワも街道から外れており、利用価値がないため放棄。(百年ほど前)
と、資料を読み終えてソファに置いた。
「ふむ、遺跡の詳細は記されていない。古代人の遺跡とされているが、その証拠となるものもないようだが……いや、それは機密事項に当たるので表の資料に詳しく記載されていないだけか」
古代人に関して、彼らの正体は機密事項に当たる。
私は一部であるが第一級の機密に触れる権限を持っていたため、彼らの正体を知っているが……。
「しかし、何故私がこの情報を得ていない? ヴァンナス以外に古代人の遺跡があるなど初耳だぞ」
私はヴァンナスの最重要研究に携わっていた。その立場上、遺跡に関する情報を知らないというのはおかしい。
「つまり、これは第一級中の第一級の情報というわけか? いや、違うな。遺跡の存在自体は表の資料に記載されているということは、私にとって不要な情報だったから、私の目に止まらなかったのか?」
研究員時代の私は、研究のために必要な情報を手に入れることができた。
その情報のほとんどは古代人が操っていた技術に関するものだったが、私が扱う技術はあまりにも専門に特化していため、細部の技術には詳しくない。
「あの頃の私は、一つの研究に必死で周りを見ていなかったからな。一段落が終えた頃に、父を亡くし、議員に……私が気づかなかっただけで、古代人に関する機密の中に、このトーワのことが書かれていたのかも……」
書類に視線を落とす。
多くの文字の中で気になる単語がある。
それは魔族を退けることのできた『兵器』の存在。
「具体的にどんなものかと書かれていないということは、兵器については完全なる機密事項か。これは私の権限でも閲覧できる内容なのか、そうではないのか?」
書類から視線を王都オバディアがある西へ移す。
「トーワに関する機密資料に触れるとなると王都まで戻る必要があるが、今の私が機密資料を閲覧しようとするのは、あまり良い行動ではないな……」
左遷され、研究所から遠ざかった私が古代人に関する資料を集め始めた。
その様なことをすれば、無用な警戒を抱かれるだろう。
「ここは余計な不信感を煽る必要もない。それに少なくとも、北方の荒れ地に存在する遺跡が古代人のものだという証拠は十分に揃っている」
視線をソファのクッションの間に押し込んだ銃に向ける。
鉄とも陶器とも言えぬ容器に納められていた銃。
長い時を経て、錆び一つなく存在する銃。
これは現在の我々の技術を凌駕する。
一つ疑問があるとすれば、何故、銃なのかだが……。
それについて、推測を重ねていく。
「大事に箱の中に納められていた。保管か? 好事家でもいたのか? だからこれは、武器に使用するつもりでなく、骨董品のような扱いだった? 我々から見れば銃は先端の武器だが、古代人のとっては原始的な武器のはずだからな」
そう、彼らの武器は我々の先を行っている。銃や剣や魔法に頼る必要がない。
資料でも触れられているが、ランゲン国が魔族を撲滅できたのも、古代人の兵器のおかげだという。
その力で、彼らは魔族に対抗できたのだろう。
これらの事実が、遺跡を古代人のものであると示唆している。
その事実を補強するのが、我がヴァンナス国の存在。
ヴァンナスがクライエン大陸に存在する魔族勢力を抑えられているのは、クライエン大陸にあった古代遺跡から発掘された道具のおかげ。
古代遺跡の力で、ヴァンナスはランゲンと同じく小国から大陸を治める大国にのし上がった。
ただ、ヴァンナスの遺跡はランゲンの遺跡とは違い汚染されておらず、宮廷錬金術士を中心に細部に渡り発掘された。
しかし、遺跡の大部分が朽ち果てていたという。
それでも、そこで発掘された道具……装置は、我々に大きな希望を与えた。
我々は、その装置を使い……。
私は首を横に振り、装置に対する想いからトーワに存在する遺跡に意識を向ける。
「とすると、トーワの北方にある遺跡は、世界に二つしかない古代人の遺跡となるが……」
このスカルペルにおいて私の知る限り、古代人の大規模な痕跡があるのはヴァンナスとランゲンのみとなる。
その遺跡は知識の宝庫であり、力の眠る場所。
是が非でも発掘したいはず。
それを断念という形で両国の牙を折った奇病……。
「おそらく遺跡には、私が想像する以上に危険な病気が蔓延しているのだろう。資料には封印してあると書いてあるから、まず伝染の心配はないのだろうが……あまり近づきたくはないな」
資料を床に置き、ソファに寝転ぶ。
「結局、わかったことは遺跡が古代人のものと、ヴァンナス、ランゲン両国が発掘を断念するくらい危険ということくらいか。一番肝心な土地の汚染の原因が不明というのは問題だな……ふふ」
笑いが漏れる。
それは土地の汚染をどうこうしようと考えている私に対して……この感情は、野心だろうか? それとも好奇心?
私の銀の瞳は、未来に何を見ようとしているのだろう……。
「ふっ、馬鹿馬鹿しい。領民もなく、一人でやっていくなら城の周辺と防壁内の土地で畑は十分に事足りる。余計なことをして、病気になる必要もあるまい」
10
あなたにおすすめの小説
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる