102 / 359
第九章 危機と頼れる友たち
フィナという女性
しおりを挟む
――トーワ城・二階・南東部分
南東にある二階の部屋は上階の三階部分が崩壊しているため、壁も天井もなく床だけが残る。
城自体もまた、半島の南東側に位置する。
そのため、この部屋からは東に広がる海と半島の下を支える南側の海が良く見える。
「ほ~、素晴らしい景色だな」
「でしょっ。最っ高のオーシャンビュー! ここさ、このまましておかない?」
「ん?」
「石床はウッドデッキに変えて、お洒落なテラスみたいにするってどう? 別荘みたいな感じで」
「なるほど、悪くない。しかし、城なんだけどな」
「別にいいじゃない。別荘みたいなお城があっても」
「別荘みたいな城、か。それも面白い」
「でしょでしょっ。ウッドデッキにして、柵を作って、テーブルを置く。東側の海が見えるから、海から昇ってくる朝日を見ることもできるしっ。最高のモーニングを味わうことができるよ!」
「そうだな。南側も吹き抜けだから、最高の洗濯台にもなる」
「なんでそこで洗濯台なのよっ」
「性分で、つい実利に目が向いてしまうだけだ。だが……」
視界に広がる海。
潮騒が身体を優しく包み込み、心が緩やかに揺れる。
暖かな春の風が頬を優しく撫でる。
ささくれだった心が癒されるような思いだ……。
無意識に顔が綻んでいく。
その様子を見たフィナが柔らかな声を掛けてきた。
「どう、落ちつけた?」
「え? ははは、そういうことか……ああ、十分にな」
「正直大変だったもんねぇ。トロッカー鉱山で事故に巻き込まれ、魔族に殺されかけて、城に帰ったら勝手なことされてるし」
「なに、緩慢な日々よりかは刺激があっていい。これは君がよく口にしていることだったな」
「そうだっけ? いや~、でも、さすがに魔族七匹は焦ったなぁ。あれはちょっと刺激的すぎた」
「魔族か」
フィナはなんてことはないといった感じで微笑んでいる。
しかし、あの場にフィナがいなかったら、ギウの登場を待たず私とエクアは殺されていた。
私はフィナに真っ直ぐと身体を向けて、深々と頭を下げた。
「フィナ、魔族から私とエクアを守ってくれてありがとう。君がいなかったら、私はこの素晴らしい景色を拝むことはできなかった」
「ちょ、ちょっと、いきなり何よ。調子狂うじゃないっ」
「ふふ、君がここに連れてきたおかげで、心から棘が落ち、素直になっているようだ」
「なによそれ。もう~、ほんと、調子くるっちゃうなぁ」
プイっと、フィナは顔を海に向けて隠す。
だけど、隠してもわかる。彼女は頬を染めて、海と睨めっこしているに違いない。
普段とはらしくない雰囲気が、私とフィナを包む。
「美しい景色とは心を打つ。だから、つい、らしくない自分を見せてしまう。お互いに」
「む~、ここに案内したのは間違ってたかも?」
「あははは」
「もうっ、笑うな」
フィナは普段とは違い、顔を真っ赤にして年相応の少女の姿を見せた。
赤い夕陽が溶け込む海に浮かぶ、蒼玉色の髪。
私は、命の恩人たる少女にもう一度礼言い、さらに謝罪を加えた。
「本当にありがとう。私は君という人物を見誤っていた」
「ん、それって?」
「魔族と対峙したあの時、君は命がけで私たちを救おうとしてくれた。フィナ、君は勇気と優しさを兼ね備えた女性であった」
「ちょ、ちょっと、だからそういうのやめてって……ん、待てよ。その前はどう思ってたの?」
「才に溺れた不遜で生意気で礼儀知らずの女」
「おいっ」
「だが今は、それらの欠点を補うことのできる心を持つ女性と思っている」
「ありがとう、って言いたいけど、欠点は残ってるのね……」
「その部分は治した方がいいと思ってるからな。だが、君に対する見方は大幅に変わった。君の性格は欠点ではなく、魅力なのかもしれない」
「ふふ~ん、好感度上昇ってわけ? 今回は何点くれる?」
「そうだな……二十ポイント」
「そこは百点よこしなさいよ」
「わかった、百点だ」
「やったねっ」
「一万点中な」
「このやろっ」
「あはは」
「もう、ふふ」
潮騒に混じり、霞立つような笑い声が合わさる。
だが、フィナは不意に笑いを消して、申し訳なさの混じる悲し気な雰囲気を醸す。
「一万点中の百点か……それでももったいないかも」
「え?」
「だって、魔族の件は私にも責任があるし」
「何故だ?」
「私がここに訪れなかったら、遺跡を見たいと言わなかったら、魔族に遭遇することもなかった……」
「それを言うなら街道を見たいと言い出した私の責任だろう。第一、未来が見えない以上、自分を責めるのはおかしい。それに、遭遇して良かったんだ」
「どうして?」
「あそこで私たちが遭遇しなければ大勢の誰かが犠牲になっていた。一匹は逃してしまったが、被害を大幅に抑えることができた」
「そう……そっか。そう考えることもできるか」
「ふふふ。どうやら、海の景色はらしくない君を引き出しているようだ。普段の君なら魔族と出会ったことを楽しみ、退けたことを誇っていたはず」
「ええ~、そこまで私傲慢かなぁ?」
「傲慢だぞ。そして、不遜で生意気だ」
「もう、またそれを言う……」
彼女は小さなはにかみを見せる……だが、そこから表情をスッと真面目なものに変え、視線を私の銀眼に合わせてきた。
南東にある二階の部屋は上階の三階部分が崩壊しているため、壁も天井もなく床だけが残る。
城自体もまた、半島の南東側に位置する。
そのため、この部屋からは東に広がる海と半島の下を支える南側の海が良く見える。
「ほ~、素晴らしい景色だな」
「でしょっ。最っ高のオーシャンビュー! ここさ、このまましておかない?」
「ん?」
「石床はウッドデッキに変えて、お洒落なテラスみたいにするってどう? 別荘みたいな感じで」
「なるほど、悪くない。しかし、城なんだけどな」
「別にいいじゃない。別荘みたいなお城があっても」
「別荘みたいな城、か。それも面白い」
「でしょでしょっ。ウッドデッキにして、柵を作って、テーブルを置く。東側の海が見えるから、海から昇ってくる朝日を見ることもできるしっ。最高のモーニングを味わうことができるよ!」
「そうだな。南側も吹き抜けだから、最高の洗濯台にもなる」
「なんでそこで洗濯台なのよっ」
「性分で、つい実利に目が向いてしまうだけだ。だが……」
視界に広がる海。
潮騒が身体を優しく包み込み、心が緩やかに揺れる。
暖かな春の風が頬を優しく撫でる。
ささくれだった心が癒されるような思いだ……。
無意識に顔が綻んでいく。
その様子を見たフィナが柔らかな声を掛けてきた。
「どう、落ちつけた?」
「え? ははは、そういうことか……ああ、十分にな」
「正直大変だったもんねぇ。トロッカー鉱山で事故に巻き込まれ、魔族に殺されかけて、城に帰ったら勝手なことされてるし」
「なに、緩慢な日々よりかは刺激があっていい。これは君がよく口にしていることだったな」
「そうだっけ? いや~、でも、さすがに魔族七匹は焦ったなぁ。あれはちょっと刺激的すぎた」
「魔族か」
フィナはなんてことはないといった感じで微笑んでいる。
しかし、あの場にフィナがいなかったら、ギウの登場を待たず私とエクアは殺されていた。
私はフィナに真っ直ぐと身体を向けて、深々と頭を下げた。
「フィナ、魔族から私とエクアを守ってくれてありがとう。君がいなかったら、私はこの素晴らしい景色を拝むことはできなかった」
「ちょ、ちょっと、いきなり何よ。調子狂うじゃないっ」
「ふふ、君がここに連れてきたおかげで、心から棘が落ち、素直になっているようだ」
「なによそれ。もう~、ほんと、調子くるっちゃうなぁ」
プイっと、フィナは顔を海に向けて隠す。
だけど、隠してもわかる。彼女は頬を染めて、海と睨めっこしているに違いない。
普段とはらしくない雰囲気が、私とフィナを包む。
「美しい景色とは心を打つ。だから、つい、らしくない自分を見せてしまう。お互いに」
「む~、ここに案内したのは間違ってたかも?」
「あははは」
「もうっ、笑うな」
フィナは普段とは違い、顔を真っ赤にして年相応の少女の姿を見せた。
赤い夕陽が溶け込む海に浮かぶ、蒼玉色の髪。
私は、命の恩人たる少女にもう一度礼言い、さらに謝罪を加えた。
「本当にありがとう。私は君という人物を見誤っていた」
「ん、それって?」
「魔族と対峙したあの時、君は命がけで私たちを救おうとしてくれた。フィナ、君は勇気と優しさを兼ね備えた女性であった」
「ちょ、ちょっと、だからそういうのやめてって……ん、待てよ。その前はどう思ってたの?」
「才に溺れた不遜で生意気で礼儀知らずの女」
「おいっ」
「だが今は、それらの欠点を補うことのできる心を持つ女性と思っている」
「ありがとう、って言いたいけど、欠点は残ってるのね……」
「その部分は治した方がいいと思ってるからな。だが、君に対する見方は大幅に変わった。君の性格は欠点ではなく、魅力なのかもしれない」
「ふふ~ん、好感度上昇ってわけ? 今回は何点くれる?」
「そうだな……二十ポイント」
「そこは百点よこしなさいよ」
「わかった、百点だ」
「やったねっ」
「一万点中な」
「このやろっ」
「あはは」
「もう、ふふ」
潮騒に混じり、霞立つような笑い声が合わさる。
だが、フィナは不意に笑いを消して、申し訳なさの混じる悲し気な雰囲気を醸す。
「一万点中の百点か……それでももったいないかも」
「え?」
「だって、魔族の件は私にも責任があるし」
「何故だ?」
「私がここに訪れなかったら、遺跡を見たいと言わなかったら、魔族に遭遇することもなかった……」
「それを言うなら街道を見たいと言い出した私の責任だろう。第一、未来が見えない以上、自分を責めるのはおかしい。それに、遭遇して良かったんだ」
「どうして?」
「あそこで私たちが遭遇しなければ大勢の誰かが犠牲になっていた。一匹は逃してしまったが、被害を大幅に抑えることができた」
「そう……そっか。そう考えることもできるか」
「ふふふ。どうやら、海の景色はらしくない君を引き出しているようだ。普段の君なら魔族と出会ったことを楽しみ、退けたことを誇っていたはず」
「ええ~、そこまで私傲慢かなぁ?」
「傲慢だぞ。そして、不遜で生意気だ」
「もう、またそれを言う……」
彼女は小さなはにかみを見せる……だが、そこから表情をスッと真面目なものに変え、視線を私の銀眼に合わせてきた。
10
あなたにおすすめの小説
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる