322 / 492
第8章
321話
しおりを挟む
「──ッハン! 上等だ──向こうは戦う気満々の様だな」
そこには、真っ赤なマントを来て赤い髪と赤い目を持つヘラデスが居た。
常に自信に溢れている表情は、流石遠距離隊隊長である。
そんなヘラデスは部下である人間族と奴隷である、オーガ族とゴブリン族を連れてエルフ族の村のすぐ近くで陣を張っていた。
そして、今はエルフ達に降伏する様にと部下数人をお使いに出した。
その様子を腕を組みながらジッと眺めているヘラデスであったが、一人を残して仲間達が弓矢を受けて倒れる所を見てニヤリと笑っていた。
「戦う意志を見せてくれて私は嬉しいぜ──これで降参でもされたら、折角こんな場所まで来た意味がねぇッ」
そんなヘラデスを部下と奴隷達は黙って見守る。
そして、その部下の中にマーズとリンクスの姿も見える。
「マーズよ、心が湧き上がるな」
リンクスは前哨戦が楽しみなのか、戦う前から興奮している様子だ。
「リンクス様、少しは落ち着いて下さい」
落ち着きの無いリンクスを宥めるマーズ。
何故この二人がここにいるのか。
それは、リンクスが少しでも愛しのヘラデスに良い所を見せる為に兵士側で参加したのである。
そして、それに当然の様に巻き込まれるマーズ。
──アトスさん達は大丈夫ですかね……
マーズは元々エルフとドワーフ達とは戦う気が無いが心配になり、リンクスの後に付いて来た様だ。
──いくら、アトスさん達がエルフやドワーフ側に居るとは言え、こちらには……
チラリと視線だけを動かしマーズはヘラデスの方を向く。
──直接戦う所を見た事は無いが、聞く噂はどれも信じられないモノばかりだ……
ヘラデスの武勇伝は部隊総隊長と比べても遜色の無いモノばかりである。
そんなヘラデスの元に、使者として出向いていた部下が走って近付いて来る。
「へ、ヘラデス様──も、申し訳ありません! 仲間が全員やられました……アイツらに投降する意志はございません!」
慌てて、逃げ帰ったのであろう、ヘラデスの部下はゼェゼェと肩で息をしながら報告をしている。
「ご苦労──ここから全て見ていた」
すると、ヘラデスが部下と奴隷の方に赤いマントを翻しながら向く。
「お前ら! 聞いていたと思うが、向こうは戦う気だぜぇ?」
好戦的な笑みを向けるヘラデスに部下や戦闘が好きなオーガ族は声を荒らげる。
「ハンッ! 良い声出すじゃねぇーか。だがもっと声が出るはずだぜぇ?」
すると、ヘラデスの期待に応えようと、次は更に大きな声を上げる。
きっと、その声はアトス達の所まで響いているだろう。
「よしよし、その意気だ。もう少し経てば日が完全に上がる」
今は、朝方であり空にはやっと陽が顔を出し始めた頃ではあるが、その少しの光では周りの木々が全て遮ってしまうのである。
「陽が登ったら私が一発どデカいのを撃ち込むから、お前達は、それと同時に一斉に攻め落とせ!」
「「「「「「「「おう!」」」」」」」」
良い返事に納得したのか、ニヤリと笑みを浮かべたまま、一度大きく頷き、再度エルフの村の方を向く。
そして、部下と奴隷達はそれぞれの持ち場に移動する。
「流石、私のヘラデス殿だ……改めて惚れ直した……」
リンクスはヘラデスの容姿と言い、態度、強さ全てに置いて惚れ込んでいる様子だ。
そんなリンクスを隣で呆れた表情で見ているマーズ。
「さぁリンクス様、我々も持ち場に付きますよ」
「ふむ。どれ、私がヘラデス殿に良い所を見せる為にも頑張らねば!」
気合を入れ直す様に服の乱れを直すリンクス。
「それで、私が活躍する予定の持ち場とはどこだ?」
「こちらになります」
マーズの案内にリンクスは後をついて行く。
そして、軍の後方へどんどん歩いて行く。
「ん? マーズよ、どこまで行く? これでは戦闘に出遅れてしまう」
リンクスは後ろを向き、どんどん遠ざかるエルフの村を見ながらマーズに質問する。
「もう、そろそろですよ」
それから、更に歩みを進めて到着した場所には、幾つもの武器が置かれていた。
「ここは?」
「武器の在庫ですね」
「何故、私がこんな所に?」
「ここがアナタと私の持ち場になるからです」
リンクスは何かの間違えだろ? と言いたげな表情で周囲を見渡す。
そこには、剣、盾、槍、弓、斧などが何本も置かれていた。
「私はここで何をする……?」
「私達は此処で、武器を戦闘兵士の人達にどんどん渡して行くのです」
マーズから、自身の役目を聞いた瞬間にリンクスは怒りだす。
「な、なななな何故、この私がそんな役目をしないとならない!」
どうやら、自身の地位の高さで、する様な役目では無い為、怒りを露わにしている様だ。
そんなリンクスをめんどくさそうに見ながら、一度溜息を吐いて話し出す。
「はぁ……いいですか、リンクス様?」
「なんだ!」
「地位が高いからこそなんですよ?」
「ん?」
マーズの言葉にリンクスは首を傾げる。
「貴方は、此処にいる軍の中では結構な地位をお持ちだ」
「ふふふ、その通りだ」
「だからこそ、最初は後方でドンと構えとくべきなんですよ」
「ほぅ……」
「ヘラデス様を見て下さい」
マーズの指差す方向を見るリンクス。
「あの方も、最初の一発を入れた後は、恐らく後方で様子を見て、戦況に動きが出たら動く事でしょう」
「うむ」
「だから、貴方も愛するヘラデス様と同じ様にドンと構えとくべきなのですよ」
マーズの説明にリンクスは納得したのか、高笑いする。
「ははははは、そういう事か、それならば納得だ──よし、戦況に動きが出たら、この私、自ら出向きエルフとドワーフ共に鉄槌を食らわせてやろう」
マーズに煽てられ、完全に舞い上がるリンクスであるが、実際の所は戦闘の邪魔になるからと、他の地位の高い兵士に割り振られたのがここだっただけである。
──単純で良かったですね……
馬鹿みたいに単純なリンクスの説得に成功したマーズは安心した様だ。
そして、全員が配置に付いた頃に陽が完全に登り切る。
腕を前に組み、黙って陽が昇るのを待っていたヘラデスが呟く。
「始めるか」
そして、ヘラデスは再び後ろを振り返る。
「お前ら! 時間が来たぜぇ? 準備はいいか!」
「「「「「「おう!!」」」」」」
「よし! 今から私が一発ぶち込むから、着弾したと同時に走りやがれ」
すると、ヘラデスは近くに生えている木の前に到着する。
「コイツで良いか……」
木を一度見上げると、ヘラデスの両腕が淡く光り出す。
「──オラッ」
驚く事にヘラデスは木を腕力だけで引っこ抜いたのである。
流石はスキルダブル持ちである。
「はは、簡単に抜けやがるな」
自分よりも何倍も大きい木を軽々と片手で持ち上げると、次は何やら集中する様に目を瞑る。
そして一言だけ呟いた……
「赤炎……」
すると、ヘラデスの持っていた木がいきなり赤い炎に包まれる。
「そんじゃまぁ、戦闘開始の合図でも送ってやろうじゃねぇーの!」
口角を上げたヘラデスはエルフの村に向かって全力で木をぶん投げた。
「──ッ赤炎ランセッ!」
ヘラデスの投げた一本の木は赤い炎に包まれながらエルフの村に飛んでいく……そう、炎弾が飛んでいくのであった。
そして、村の防壁に直撃し……爆散した……
そして、それと同時にヘラデスの部下と奴隷であるオーガ族とゴブリン族が武器を掲げて、村に向かって走り出したのであった……
そこには、真っ赤なマントを来て赤い髪と赤い目を持つヘラデスが居た。
常に自信に溢れている表情は、流石遠距離隊隊長である。
そんなヘラデスは部下である人間族と奴隷である、オーガ族とゴブリン族を連れてエルフ族の村のすぐ近くで陣を張っていた。
そして、今はエルフ達に降伏する様にと部下数人をお使いに出した。
その様子を腕を組みながらジッと眺めているヘラデスであったが、一人を残して仲間達が弓矢を受けて倒れる所を見てニヤリと笑っていた。
「戦う意志を見せてくれて私は嬉しいぜ──これで降参でもされたら、折角こんな場所まで来た意味がねぇッ」
そんなヘラデスを部下と奴隷達は黙って見守る。
そして、その部下の中にマーズとリンクスの姿も見える。
「マーズよ、心が湧き上がるな」
リンクスは前哨戦が楽しみなのか、戦う前から興奮している様子だ。
「リンクス様、少しは落ち着いて下さい」
落ち着きの無いリンクスを宥めるマーズ。
何故この二人がここにいるのか。
それは、リンクスが少しでも愛しのヘラデスに良い所を見せる為に兵士側で参加したのである。
そして、それに当然の様に巻き込まれるマーズ。
──アトスさん達は大丈夫ですかね……
マーズは元々エルフとドワーフ達とは戦う気が無いが心配になり、リンクスの後に付いて来た様だ。
──いくら、アトスさん達がエルフやドワーフ側に居るとは言え、こちらには……
チラリと視線だけを動かしマーズはヘラデスの方を向く。
──直接戦う所を見た事は無いが、聞く噂はどれも信じられないモノばかりだ……
ヘラデスの武勇伝は部隊総隊長と比べても遜色の無いモノばかりである。
そんなヘラデスの元に、使者として出向いていた部下が走って近付いて来る。
「へ、ヘラデス様──も、申し訳ありません! 仲間が全員やられました……アイツらに投降する意志はございません!」
慌てて、逃げ帰ったのであろう、ヘラデスの部下はゼェゼェと肩で息をしながら報告をしている。
「ご苦労──ここから全て見ていた」
すると、ヘラデスが部下と奴隷の方に赤いマントを翻しながら向く。
「お前ら! 聞いていたと思うが、向こうは戦う気だぜぇ?」
好戦的な笑みを向けるヘラデスに部下や戦闘が好きなオーガ族は声を荒らげる。
「ハンッ! 良い声出すじゃねぇーか。だがもっと声が出るはずだぜぇ?」
すると、ヘラデスの期待に応えようと、次は更に大きな声を上げる。
きっと、その声はアトス達の所まで響いているだろう。
「よしよし、その意気だ。もう少し経てば日が完全に上がる」
今は、朝方であり空にはやっと陽が顔を出し始めた頃ではあるが、その少しの光では周りの木々が全て遮ってしまうのである。
「陽が登ったら私が一発どデカいのを撃ち込むから、お前達は、それと同時に一斉に攻め落とせ!」
「「「「「「「「おう!」」」」」」」」
良い返事に納得したのか、ニヤリと笑みを浮かべたまま、一度大きく頷き、再度エルフの村の方を向く。
そして、部下と奴隷達はそれぞれの持ち場に移動する。
「流石、私のヘラデス殿だ……改めて惚れ直した……」
リンクスはヘラデスの容姿と言い、態度、強さ全てに置いて惚れ込んでいる様子だ。
そんなリンクスを隣で呆れた表情で見ているマーズ。
「さぁリンクス様、我々も持ち場に付きますよ」
「ふむ。どれ、私がヘラデス殿に良い所を見せる為にも頑張らねば!」
気合を入れ直す様に服の乱れを直すリンクス。
「それで、私が活躍する予定の持ち場とはどこだ?」
「こちらになります」
マーズの案内にリンクスは後をついて行く。
そして、軍の後方へどんどん歩いて行く。
「ん? マーズよ、どこまで行く? これでは戦闘に出遅れてしまう」
リンクスは後ろを向き、どんどん遠ざかるエルフの村を見ながらマーズに質問する。
「もう、そろそろですよ」
それから、更に歩みを進めて到着した場所には、幾つもの武器が置かれていた。
「ここは?」
「武器の在庫ですね」
「何故、私がこんな所に?」
「ここがアナタと私の持ち場になるからです」
リンクスは何かの間違えだろ? と言いたげな表情で周囲を見渡す。
そこには、剣、盾、槍、弓、斧などが何本も置かれていた。
「私はここで何をする……?」
「私達は此処で、武器を戦闘兵士の人達にどんどん渡して行くのです」
マーズから、自身の役目を聞いた瞬間にリンクスは怒りだす。
「な、なななな何故、この私がそんな役目をしないとならない!」
どうやら、自身の地位の高さで、する様な役目では無い為、怒りを露わにしている様だ。
そんなリンクスをめんどくさそうに見ながら、一度溜息を吐いて話し出す。
「はぁ……いいですか、リンクス様?」
「なんだ!」
「地位が高いからこそなんですよ?」
「ん?」
マーズの言葉にリンクスは首を傾げる。
「貴方は、此処にいる軍の中では結構な地位をお持ちだ」
「ふふふ、その通りだ」
「だからこそ、最初は後方でドンと構えとくべきなんですよ」
「ほぅ……」
「ヘラデス様を見て下さい」
マーズの指差す方向を見るリンクス。
「あの方も、最初の一発を入れた後は、恐らく後方で様子を見て、戦況に動きが出たら動く事でしょう」
「うむ」
「だから、貴方も愛するヘラデス様と同じ様にドンと構えとくべきなのですよ」
マーズの説明にリンクスは納得したのか、高笑いする。
「ははははは、そういう事か、それならば納得だ──よし、戦況に動きが出たら、この私、自ら出向きエルフとドワーフ共に鉄槌を食らわせてやろう」
マーズに煽てられ、完全に舞い上がるリンクスであるが、実際の所は戦闘の邪魔になるからと、他の地位の高い兵士に割り振られたのがここだっただけである。
──単純で良かったですね……
馬鹿みたいに単純なリンクスの説得に成功したマーズは安心した様だ。
そして、全員が配置に付いた頃に陽が完全に登り切る。
腕を前に組み、黙って陽が昇るのを待っていたヘラデスが呟く。
「始めるか」
そして、ヘラデスは再び後ろを振り返る。
「お前ら! 時間が来たぜぇ? 準備はいいか!」
「「「「「「おう!!」」」」」」
「よし! 今から私が一発ぶち込むから、着弾したと同時に走りやがれ」
すると、ヘラデスは近くに生えている木の前に到着する。
「コイツで良いか……」
木を一度見上げると、ヘラデスの両腕が淡く光り出す。
「──オラッ」
驚く事にヘラデスは木を腕力だけで引っこ抜いたのである。
流石はスキルダブル持ちである。
「はは、簡単に抜けやがるな」
自分よりも何倍も大きい木を軽々と片手で持ち上げると、次は何やら集中する様に目を瞑る。
そして一言だけ呟いた……
「赤炎……」
すると、ヘラデスの持っていた木がいきなり赤い炎に包まれる。
「そんじゃまぁ、戦闘開始の合図でも送ってやろうじゃねぇーの!」
口角を上げたヘラデスはエルフの村に向かって全力で木をぶん投げた。
「──ッ赤炎ランセッ!」
ヘラデスの投げた一本の木は赤い炎に包まれながらエルフの村に飛んでいく……そう、炎弾が飛んでいくのであった。
そして、村の防壁に直撃し……爆散した……
そして、それと同時にヘラデスの部下と奴隷であるオーガ族とゴブリン族が武器を掲げて、村に向かって走り出したのであった……
0
あなたにおすすめの小説
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】
普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます)
【まじめなあらすじ】
主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、
「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」
転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。
魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。
友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、
「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」
「「「違う、そうじゃない!!」」」
これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。
※他サイトにも投稿中
※旧タイトル
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
スライムに転生した俺はユニークスキル【強奪】で全てを奪う
シャルねる
ファンタジー
主人公は気がつくと、目も鼻も口も、体までもが無くなっていた。
当然そのことに気がついた主人公に言葉には言い表せない恐怖と絶望が襲うが、涙すら出ることは無かった。
そうして恐怖と絶望に頭がおかしくなりそうだったが、主人公は感覚的に自分の体に何かが当たったことに気がついた。
その瞬間、謎の声が頭の中に鳴り響いた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる