405 / 476
第27章 追憶の番人『殿』
第405話 本当にお姫様だよ
しおりを挟む
「やっぱり、リョウさんはこうやってしっかりおめかしすると、見違えるほど綺麗になりますね!」
「あらあら! さすがはロギウス殿下の婚約者だね! こりゃ、本当に別嬪さんだよ!」
その後、ボクはマカロンとメイド長達によって、あっという間にドレスを着せられた。
すごいね。本当に一瞬だったよ。
一瞬で裸にされて、寸法も合わされて、すぐに着替えが終わったよ。
化粧までバッチリだ。
「うぅ……こんなに簡単に裸にされるなんて……。ボク、もうお嫁に行けない……」
「いや、これからお嫁に行くんですよ?」
ナイスツッコミだよ、マカロン。
この調子ならシシ兄と組んで、コントも始められそうだね。
それにしても、ボクもここまでしっかりおめかしすると、結構変わるものだね。
鏡の前でぐるりと回転してみたけど、まるでボクじゃないみたいだ。
青いロングスカートのドレス、煌びやかなティアラ、高級そうなヒール――
鏡の中だけを見ると、本当にお姫様みたいだよ。
実際、これから本当にお姫様になるんだけどね。
「ボクはちゃんとしたお姫様になれるかな……?」
柄にもない不安がボクの中に立ち込める。
ボクが王子と婚約するなんて、全く予想できなかったからね――
「別に私は、無理に"お姫様らしく"する必要もないと思いますよ。ロギウス殿下はリョウさんの"自分に正直で飾らない部分"に、魅力を感じたみたいですし」
そんなボクの不安にも、マカロンは理解を示してくれる。
本当に優しいね、マカロンは。
元々はお互いにゼロラ殿を賭けた恋のライバルだったのに、今じゃ本当に良き友人だよ。
「さあさあ! リョウ様も玉座の間へ向かってくださいな! ロギウス殿下もお待ちですよ!」
「う、うむ。き、緊張が止まらない……!」
メイド長にも諭され、早速ボクも玉座の間に向かおうとする。
だけど、緊張がヤバイ。手汗は凄いし、足はガクガク震える。
こういう時は普段の行いをして、緊張を和らげよう。
丁度マカロンもいることだし――
「マカロン、胸を揉ませてくれないかい? 緊張を和らげたいんだ」
「……そういうところは変わらないんですね。もうお姫様になるんですから、自重も覚えてください」
――残念だね。お姫様って、辛いね。
でも、ボクも心に決めたんだ。
ロギウスと幸せになるためにも、ボクも頑張らないとね。
■
「ロギウス殿下! いきなり私達以外の女性と婚約するとは、何事ですか!?」
「私達も本気なのですわよ!? なのに、どこの誰とも分からない女性と婚約だなんて!」
「説明願います! ロギウス殿下!」
「すごいね……。こんなに大勢押し掛けてくるなんて……」
おめかしを終えて遅れて玉座の間にやってきたけど、何とも言えない光景が広がってるよ。
大勢の令嬢がロギウスに詰め寄ってるけど、これって全部、婚約を断られた人達なんだよね?
一体どれだけ婚約を断ってきたのかな?
彼女達を押しのけて、ボクを選ぶのもビックリだね。
ロギウスもボクに負けず劣らずの変人だね。
「令嬢の皆さん! お、落ち着いてくれ! これからロギウスが説明するから!」
「暫しお時間を! 陛下の側近である、この俺の顔に免じて、どうか!」
「ホンマ頼む! 俺らかて、訳わからんで困っとるんや!」
そんな令嬢達の眼前で、ゼロラ殿とジフ兄とシシ兄が必死に両手を広げながら、令嬢の圧力を制している。
三人とも頑張ってくれてるよ。
あの三人、基本的に殴り合うことでしか語れないから、こういう状況って相当キツイはずなのにね。
――これも、ボクのためにやってくれてるんだ。
ボクが動かないわけにはいかないね。
「みんな、待たせたね」
「え? 誰―― ええぇ!? お前、リョウか!?」
「なんやその恰好!? ホンマにお姫様みたいやないか!?」
ボクが声をかけると、ジフ兄とシシ兄がすぐにこっちを見てくれた。
そして物凄く驚いてる表情。『目の前の人物の姿が妹だとは思えない』って感じだね。
うん、分かるよ。
ボクだって信じられない。
「リョ、リョウ……。お前、メチャクチャ似合ってるぞ……」
ゼロラ殿も感嘆の声を漏らしてるね。
ボクが惚れた男性にそう言ってもらえると、素直に嬉しいよ。
でも、これはゼロラ殿への未練を断ち切るためでもあるんだ。
今はただ、この事態を納めるためにボクは動こう。
「リョウ! 待っていたよ! さあ、こちらの椅子に座ってくれ!」
部屋の一段高いところ、玉座に腰掛けたロギウスがボクを呼んできた。
その隣にはこれまた豪華な椅子が置いてるよ。
ボクのために用意したんだね。
うむ、緊張でヤバい。履きなれてないヒールだし、足取りがおぼつかない。
でも、頑張って椅子まで進んでみる。
「リョウ大神官……。息子のせいでこのような事態に巻き込んでしまい、誠に申し訳ない……」
陛下は玉座から少し離れたところにいるね。
ボクが横を通ると、本当に申し訳なさそうに謝罪してきた。
「陛下、ボクは今回の件を素直に受け入れます。……それと、今後ともどうかよろしくお願いします」
「う、うむ……そう言ってもらえて何よりだ」
陛下に一礼を終えると、ボクは用意された椅子に腰かける。
本当にすごい光景だね。
ボクが玉座の隣から、令嬢達を見下ろす形になるなんて。
「リョ、リョウ……。シシバ、俺は今のこの心境を、どう表せばいいのか分からねえ……」
「泣けばええんちゃう? いや、俺も不思議と素直に泣かれへんのやが……」
「感情が忙しそうだな。この兄二人……」
ジフ兄もシシ兄も、よく分からない表情をしてるね。
喜んでるのか、心配してるのか――
とりあえず、色んな感情が混ざってるのがよく分かるよ。
「ロギウス殿下! 早く私達に説明を!」
「その人と婚約するんですか!? 私達ではなく!?」
「何故その女性を選んだのですか!?」
おっと、考えてばかりもいられないね。
ボクとロギウス、そしてこの場にいるみんなのためにも、令嬢達への説明を始めようか。
「あらあら! さすがはロギウス殿下の婚約者だね! こりゃ、本当に別嬪さんだよ!」
その後、ボクはマカロンとメイド長達によって、あっという間にドレスを着せられた。
すごいね。本当に一瞬だったよ。
一瞬で裸にされて、寸法も合わされて、すぐに着替えが終わったよ。
化粧までバッチリだ。
「うぅ……こんなに簡単に裸にされるなんて……。ボク、もうお嫁に行けない……」
「いや、これからお嫁に行くんですよ?」
ナイスツッコミだよ、マカロン。
この調子ならシシ兄と組んで、コントも始められそうだね。
それにしても、ボクもここまでしっかりおめかしすると、結構変わるものだね。
鏡の前でぐるりと回転してみたけど、まるでボクじゃないみたいだ。
青いロングスカートのドレス、煌びやかなティアラ、高級そうなヒール――
鏡の中だけを見ると、本当にお姫様みたいだよ。
実際、これから本当にお姫様になるんだけどね。
「ボクはちゃんとしたお姫様になれるかな……?」
柄にもない不安がボクの中に立ち込める。
ボクが王子と婚約するなんて、全く予想できなかったからね――
「別に私は、無理に"お姫様らしく"する必要もないと思いますよ。ロギウス殿下はリョウさんの"自分に正直で飾らない部分"に、魅力を感じたみたいですし」
そんなボクの不安にも、マカロンは理解を示してくれる。
本当に優しいね、マカロンは。
元々はお互いにゼロラ殿を賭けた恋のライバルだったのに、今じゃ本当に良き友人だよ。
「さあさあ! リョウ様も玉座の間へ向かってくださいな! ロギウス殿下もお待ちですよ!」
「う、うむ。き、緊張が止まらない……!」
メイド長にも諭され、早速ボクも玉座の間に向かおうとする。
だけど、緊張がヤバイ。手汗は凄いし、足はガクガク震える。
こういう時は普段の行いをして、緊張を和らげよう。
丁度マカロンもいることだし――
「マカロン、胸を揉ませてくれないかい? 緊張を和らげたいんだ」
「……そういうところは変わらないんですね。もうお姫様になるんですから、自重も覚えてください」
――残念だね。お姫様って、辛いね。
でも、ボクも心に決めたんだ。
ロギウスと幸せになるためにも、ボクも頑張らないとね。
■
「ロギウス殿下! いきなり私達以外の女性と婚約するとは、何事ですか!?」
「私達も本気なのですわよ!? なのに、どこの誰とも分からない女性と婚約だなんて!」
「説明願います! ロギウス殿下!」
「すごいね……。こんなに大勢押し掛けてくるなんて……」
おめかしを終えて遅れて玉座の間にやってきたけど、何とも言えない光景が広がってるよ。
大勢の令嬢がロギウスに詰め寄ってるけど、これって全部、婚約を断られた人達なんだよね?
一体どれだけ婚約を断ってきたのかな?
彼女達を押しのけて、ボクを選ぶのもビックリだね。
ロギウスもボクに負けず劣らずの変人だね。
「令嬢の皆さん! お、落ち着いてくれ! これからロギウスが説明するから!」
「暫しお時間を! 陛下の側近である、この俺の顔に免じて、どうか!」
「ホンマ頼む! 俺らかて、訳わからんで困っとるんや!」
そんな令嬢達の眼前で、ゼロラ殿とジフ兄とシシ兄が必死に両手を広げながら、令嬢の圧力を制している。
三人とも頑張ってくれてるよ。
あの三人、基本的に殴り合うことでしか語れないから、こういう状況って相当キツイはずなのにね。
――これも、ボクのためにやってくれてるんだ。
ボクが動かないわけにはいかないね。
「みんな、待たせたね」
「え? 誰―― ええぇ!? お前、リョウか!?」
「なんやその恰好!? ホンマにお姫様みたいやないか!?」
ボクが声をかけると、ジフ兄とシシ兄がすぐにこっちを見てくれた。
そして物凄く驚いてる表情。『目の前の人物の姿が妹だとは思えない』って感じだね。
うん、分かるよ。
ボクだって信じられない。
「リョ、リョウ……。お前、メチャクチャ似合ってるぞ……」
ゼロラ殿も感嘆の声を漏らしてるね。
ボクが惚れた男性にそう言ってもらえると、素直に嬉しいよ。
でも、これはゼロラ殿への未練を断ち切るためでもあるんだ。
今はただ、この事態を納めるためにボクは動こう。
「リョウ! 待っていたよ! さあ、こちらの椅子に座ってくれ!」
部屋の一段高いところ、玉座に腰掛けたロギウスがボクを呼んできた。
その隣にはこれまた豪華な椅子が置いてるよ。
ボクのために用意したんだね。
うむ、緊張でヤバい。履きなれてないヒールだし、足取りがおぼつかない。
でも、頑張って椅子まで進んでみる。
「リョウ大神官……。息子のせいでこのような事態に巻き込んでしまい、誠に申し訳ない……」
陛下は玉座から少し離れたところにいるね。
ボクが横を通ると、本当に申し訳なさそうに謝罪してきた。
「陛下、ボクは今回の件を素直に受け入れます。……それと、今後ともどうかよろしくお願いします」
「う、うむ……そう言ってもらえて何よりだ」
陛下に一礼を終えると、ボクは用意された椅子に腰かける。
本当にすごい光景だね。
ボクが玉座の隣から、令嬢達を見下ろす形になるなんて。
「リョ、リョウ……。シシバ、俺は今のこの心境を、どう表せばいいのか分からねえ……」
「泣けばええんちゃう? いや、俺も不思議と素直に泣かれへんのやが……」
「感情が忙しそうだな。この兄二人……」
ジフ兄もシシ兄も、よく分からない表情をしてるね。
喜んでるのか、心配してるのか――
とりあえず、色んな感情が混ざってるのがよく分かるよ。
「ロギウス殿下! 早く私達に説明を!」
「その人と婚約するんですか!? 私達ではなく!?」
「何故その女性を選んだのですか!?」
おっと、考えてばかりもいられないね。
ボクとロギウス、そしてこの場にいるみんなのためにも、令嬢達への説明を始めようか。
0
あなたにおすすめの小説
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……
タマ マコト
ファンタジー
王宮の祝賀会で、無魔力と蔑まれてきた伯爵令嬢エリーナは、王太子アレクシオンから突然「婚約破棄」を宣告される。侍女上がりの聖女セレスが“新たな妃”として選ばれ、貴族たちの嘲笑がエリーナを包む。絶望に胸が沈んだ瞬間、彼女の奥底で眠っていた“竜との契約”が目を覚まし、空から白銀竜アークヴァンが降臨。彼はエリーナの涙に激怒し、王宮を半壊させるほどの力で彼女を守る。王国は震え、エリーナは自分が竜の真の主であるという運命に巻き込まれていく。
異世界だろうがソロキャンだろう!? one more camp!
ちゃりネコ
ファンタジー
ソロキャン命。そして異世界で手に入れた能力は…Awazonで買い物!?
夢の大学でキャンパスライフを送るはずだった主人公、四万十 葦拿。
しかし、運悪く世界的感染症によって殆ど大学に通えず、彼女にまでフラれて鬱屈とした日々を過ごす毎日。
うまくいかないプライベートによって押し潰されそうになっていた彼を救ったのはキャンプだった。
次第にキャンプ沼へのめり込んでいった彼は、全国のキャンプ場を制覇する程のヘビーユーザーとなり、着実に経験を積み重ねていく。
そして、知らん内に異世界にすっ飛ばされたが、どっぷりハマっていたアウトドア経験を駆使して、なんだかんだ未知のフィールドを楽しむようになっていく。
遭難をソロキャンと言い張る男、四万十 葦拿の異世界キャンプ物語。
別に要らんけど異世界なんでスマホからネットショッピングする能力をゲット。
Awazonの商品は3億5371万品目以上もあるんだって!
すごいよね。
―――――――――
以前公開していた小説のセルフリメイクです。
アルファポリス様で掲載していたのは同名のリメイク前の作品となります。
基本的には同じですが、リメイクするにあたって展開をかなり変えているので御注意を。
1話2000~3000文字で毎日更新してます。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【改訂版アップ】10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
ばいむ
ファンタジー
10日間の異世界旅行~帰れなくなった二人の異世界冒険譚~
大筋は変わっていませんが、内容を見直したバージョンを追加でアップしています。単なる自己満足の書き直しですのでオリジナルを読んでいる人は見直さなくてもよいかと思います。主な変更点は以下の通りです。
話数を半分以下に統合。このため1話辺りの文字数が倍増しています。
説明口調から対話形式を増加。
伏線を考えていたが使用しなかった内容について削除。(龍、人種など)
別視点内容の追加。
剣と魔法の世界であるライハンドリア・・・。魔獣と言われるモンスターがおり、剣と魔法でそれを倒す冒険者と言われる人達がいる世界。
高校の休み時間に突然その世界に行くことになってしまった。この世界での生活は10日間と言われ、混乱しながらも楽しむことにしたが、なぜか戻ることができなかった。
特殊な能力を授かるわけでもなく、生きるための力をつけるには自ら鍛錬しなければならなかった。魔獣を狩り、いろいろな遺跡を訪ね、いろいろな人と出会った。何度か死にそうになったこともあったが、多くの人に助けられながらも少しずつ成長し、なんとか生き抜いた。
冒険をともにするのは同じく異世界に転移してきた女性・ジェニファー。彼女と出会い、ともに生き抜き、そして別れることとなった。
2021/06/27 無事に完結しました。
2021/09/10 後日談の追加を開始
2022/02/18 後日談完結しました。
2025/03/23 自己満足の改訂版をアップしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる