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1章 薄幸のオメガ
①
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蒼《あおい》の楽しみは本を読むことだった。
母が亡くなってからは、名門西園寺家の離れ屋で一人住む蒼は、孤独だった。そんな蒼の孤独を、ひと時救ってくれるのが読書だった。
「白馬の王子様か……僕にも表れるのかなあ……ううん、僕も男だ。強くならないと、天国の母さんが悲しむ」
蒼の母も男オメガだった。西園寺家当主の番で妾、そして病弱な人だった。元々虚弱な体質が、蒼を産んでから更に弱くなった。そのため、蒼は父から疎んじられた。
父は、当主といえ養子だった。先代当主の娘である妻に頭が上がらない。当然妻は、蒼の母や蒼の存在を喜ぶはずはなく、二人は離れ屋でひっそりと暮らしていた。
母は優しかった。病弱ゆえ休んでいることが多かったが、よく本を読んでくれた。母の温もりを感じながら、お話を聞いているその時が、蒼は大好きだった。その時間が少しでも長くなるようにと、分厚い本を読んでと強請るのだった。
母はにっこりして読んでくれるのだが、やはり疲れるのだろう、続きは今度ねと、横になるのはしばしばだった。
そんな時蒼は、横になった母の手を握り、眠る母を見守った。透き通るようにきれいな母。はかなげで、今にも天国に行ってしまいそうだった。
幼い蒼は、母が一人で天国へ行ってしまうのが心配だった。毎朝起きると、先ずは母の温もりを確かめた。温もりを感じると、ほっとした。
蒼が小学校に上がると、心配が増えた。「僕が学校に行ってるあいだ、母さん大丈夫だよね」いつも、後ろ髪を引かれる思いで学校に行った。
学校での蒼は、大人しい目立たない生徒だった。小柄で虚弱な体質。いつもひっそりと静かにしている、そんな生徒だった。
幸い虐められることはなかった。なぜか、活発な女の子たちから人気があり、守られていた。女の子でさえ、守ってあげないと、そう思わせる、それが蒼だった。
学年が上がると、そんな蒼も頼りにされた。勉強ができたからだ。すらすらとなんでも解ける蒼に、皆教えてもらいに来た。蒼も頼りにされるのは嬉しくて、親切に教えた。
蒼が賢かったのは、母の影響が大きい。蒼の母も勉強のできる人で、大学まで行きたいと思っていた。しかし、家計にそんな余裕はなく、やむなく高校卒業後就職した。そして、貯金していずれ大学に行きたい、そう思っていた。
それが、ふとしたことで西園寺家の当主と出会い、出会ったその日、番にされた。そしてそのまま妾として囲われることになった。突然の出来事に呆然となりながらも、子供も妊り、受け入れるしかなかった。
最初は不本意だった妊娠も、お腹の中で赤ちゃんが育つのを感じると、幸せを感じた。まだ見ぬ我が子に愛情が沸いた。早く産まれておいで、母さん待ってるよと思えた。
そうして産まれたのが蒼だった。元来丈夫な体質ではなかった。それが、難産で産後の肥立ちが悪かったこともあり、みるみる体を弱めた。
蒼の父西園寺晃一は、蒼の母香月春斗と出会ったとき運命を感じた。自分のオメガだと思い、半ば衝動的に項を噛み番にした。
当然妻はいい顔をしなかったが、強引に春斗を妾として、屋敷の離れ屋に囲った。養子ゆえ妻に頭の上がらない晃一が、結婚後初めて我を通した。
日頃、気の強い妻に頭が上がらないゆえ、春斗のはかなげな風情に惹かれたのだろう。晃一は春斗を愛した。最初は戸惑い気味で、どこか距離を置いていた春斗も、段々と応えてくれるようになった。晃一にとって、春斗は日々の生活の癒しだった。
春斗のいる穏やかな暮らし。長く続いて欲しいと思っていた。しかし、蒼が産まれてから、春斗はみるみるうちに弱っていった。
そもそも大変な難産で、晃一は赤子より春斗が助かって欲しいと願った。何とか無事に産まれた時も、子供の誕生の喜びより春斗の無事に安堵した。
そんな晃一には、子供に愛情を持てなかった。愛する春斗の命を削るように産まれた忌々しい子供。
名前も付けなかった。春斗が「蒼にしたい」そう言ったので了承した。
ただし籍は、妻の不満を感じつつもきちんと西園寺の籍に入れた。蒼のことを思ってではなく、春斗への誠意を示しただけだが。
春斗は蒼を愛した。自分の命を削るように産まれ、自分の分身のように思えた。しかし、晃一が、蒼を愛していないのは感じられた。父としてもっと愛を注いで欲しいとは思うが、それを口に出すことはできない。妾の立場は弱い。
父に愛されず、母は病弱。自分が親ながら、なんて可哀想な子だろうと思う。だから、できる限りの愛情を注いだが、蒼も自分に似て、病弱なのが気掛かりだ。やはり、オメガは弱い。何故、アルファに生まれなかったのかと、詮無いことも思うのだった。
唯一救いは、とても賢いこと。それは、学校に上がってから顕著で、テストはいつも百点だった。それが、春斗には誇らしかった。そうだ、この子には、しっかり勉強して欲しい。そして、自分が果たせなかった大学にも進学して欲しいと思った。
春斗は、その思いを蒼にも常に話して聞かせた。
「しっかり勉強して、母さんが行けなかった大学に行って欲しい。そしたら、オメガでも一人で生きていける。蒼の身体は弱いけど、心は強い人になって欲しい」
母の真摯な願いだった。我が子には、自分のような日陰者の生き方はしないで欲しいと思った。例えアルファの番になっても、妾ではなく、正式な配偶者、対等にものが言える立場であって欲しいと思うのだ。
「うん、僕勉強好きだから沢山するよ。そして立派な大人になるよ。それでね、母さんに沢山親孝行するからね」
「蒼はいい子だなあ、母さん蒼が大人になるの楽しみだよ」
「母さん大好き! 僕急いで大人になるから、待っててね」
蒼は、母に抱きついた。母もぎゅっと抱いてくれた。それが蒼にはたまらなく嬉しかった。
蒼は十二歳、中学生になっていた。
目覚めた蒼は、いつものように母の温もりを感じようと、母の部屋に行った。
「母さん、おはよう」
ところが、いつもなら臥せてはいても「おはよう」と返してくれる母の反応がない。
「母さん? っ! かあ、母さん!」なんの反応もなく、温もりも感じられない。
蒼は、母屋に急いだ。普段は決して行ってはならないと言われている母屋。一度も行ったことはない。しかし今は、父を呼ばなければならない。
「父さん! 父さん! 母さんがっ!」
「朝から何を騒いでいる! お前はなんだ!」
若い男性が出てきて、胡散臭そうに蒼を見る。蒼の異母兄だった。
「父さんを呼んで! お願い! 母さんが!」
必死に取り縋る蒼に、さすがに尋常じゃないことを察して、異母兄は、母屋の中に父親を呼びに行く。
ほどなくして出てきた父は、そのまま急ぎ足で離れ屋に向かった。蒼も父に続く。
晃一には、春斗の様子を見て直ぐに、もう手遅れだと悟った。春斗は既に冷たくなっていた。こと切れているのは明らかだった。
「春斗! はっ……春斗……」
母を抱きながら、母の名を呼び、涙を流す父。その父の様子で、蒼も母の最期を知った。涙が溢れた。母に取り縋りたい。けれど、母は父の腕の中。
漸く父が、母の体を離して立ち上がった。それでやっと蒼は、母の体に抱きつくことができた。既に冷たくなってしまった母の体に取り縋って泣いた。何故、何故僕を一人で置いて逝ったの? 涙は止まらなかった。
母を亡くした蒼は、離れ屋で一人暮らすことになった。
まだ中学生の子供が、たった一人で暮らす淋しさを、思いやる人間はいなかった。特に当主夫人は蒼を毛嫌いした。卑しい男オメガの子供。本人もオメガ。そもそも西園寺の血を一滴も引いてないのに、西園寺の籍に入れたのも忌々しいと思っている。
当主夫人から生まれた、蒼の腹違いの姉と兄がいたが、二人とも蒼を弟とは思っていなかった。母親から離れ屋には近づくな、卑しいオメガがいる所だからと、言われていたため行ったことも無かった。つまりこの母子三人は、蒼の顔すらろくに知らなかった。
蒼の父晃一の足も遠のいた。晃一にとって離れ屋は、春斗に会うための場所。その春斗がいないのに、訪れる理由はなかった。蒼には何の咎もないのに晃一の認識は、蒼が生まれたから春斗の体は弱り、そしてとうとう亡くなってしまった。そう思っていた。だから、我が子として愛せない。春斗の生前は、春斗の手前蒼にしていた配慮もなくなった。
蒼は、広い西園寺家の一画にある離れ屋で、忘れ去れた子供だった。恐ろしいほどの孤独だった。その孤独をひと時救ってくれるのが読書、そして勉強だった。
親孝行する母さんはもういないけど、早く大人になりたいと蒼は思った。
ここは母さんの思い出が詰まってるけど、一人ぼっちは淋しい。でもそんなこと言ってたらだめだ。母さんは心の強い人になって欲しいって言ってた。そしたら一人でも生きていけるって。だから僕は、強い大人になってここを出なければ、蒼はそう思った。
母との思い出深いこの離れ屋を出なければ、幸せにはなれない、それは少年の蒼にも分かった。
蒼は、一心に勉強に励んだ。その勉強の息抜きに読書、それが蒼の生活だった。
母が亡くなってからは、名門西園寺家の離れ屋で一人住む蒼は、孤独だった。そんな蒼の孤独を、ひと時救ってくれるのが読書だった。
「白馬の王子様か……僕にも表れるのかなあ……ううん、僕も男だ。強くならないと、天国の母さんが悲しむ」
蒼の母も男オメガだった。西園寺家当主の番で妾、そして病弱な人だった。元々虚弱な体質が、蒼を産んでから更に弱くなった。そのため、蒼は父から疎んじられた。
父は、当主といえ養子だった。先代当主の娘である妻に頭が上がらない。当然妻は、蒼の母や蒼の存在を喜ぶはずはなく、二人は離れ屋でひっそりと暮らしていた。
母は優しかった。病弱ゆえ休んでいることが多かったが、よく本を読んでくれた。母の温もりを感じながら、お話を聞いているその時が、蒼は大好きだった。その時間が少しでも長くなるようにと、分厚い本を読んでと強請るのだった。
母はにっこりして読んでくれるのだが、やはり疲れるのだろう、続きは今度ねと、横になるのはしばしばだった。
そんな時蒼は、横になった母の手を握り、眠る母を見守った。透き通るようにきれいな母。はかなげで、今にも天国に行ってしまいそうだった。
幼い蒼は、母が一人で天国へ行ってしまうのが心配だった。毎朝起きると、先ずは母の温もりを確かめた。温もりを感じると、ほっとした。
蒼が小学校に上がると、心配が増えた。「僕が学校に行ってるあいだ、母さん大丈夫だよね」いつも、後ろ髪を引かれる思いで学校に行った。
学校での蒼は、大人しい目立たない生徒だった。小柄で虚弱な体質。いつもひっそりと静かにしている、そんな生徒だった。
幸い虐められることはなかった。なぜか、活発な女の子たちから人気があり、守られていた。女の子でさえ、守ってあげないと、そう思わせる、それが蒼だった。
学年が上がると、そんな蒼も頼りにされた。勉強ができたからだ。すらすらとなんでも解ける蒼に、皆教えてもらいに来た。蒼も頼りにされるのは嬉しくて、親切に教えた。
蒼が賢かったのは、母の影響が大きい。蒼の母も勉強のできる人で、大学まで行きたいと思っていた。しかし、家計にそんな余裕はなく、やむなく高校卒業後就職した。そして、貯金していずれ大学に行きたい、そう思っていた。
それが、ふとしたことで西園寺家の当主と出会い、出会ったその日、番にされた。そしてそのまま妾として囲われることになった。突然の出来事に呆然となりながらも、子供も妊り、受け入れるしかなかった。
最初は不本意だった妊娠も、お腹の中で赤ちゃんが育つのを感じると、幸せを感じた。まだ見ぬ我が子に愛情が沸いた。早く産まれておいで、母さん待ってるよと思えた。
そうして産まれたのが蒼だった。元来丈夫な体質ではなかった。それが、難産で産後の肥立ちが悪かったこともあり、みるみる体を弱めた。
蒼の父西園寺晃一は、蒼の母香月春斗と出会ったとき運命を感じた。自分のオメガだと思い、半ば衝動的に項を噛み番にした。
当然妻はいい顔をしなかったが、強引に春斗を妾として、屋敷の離れ屋に囲った。養子ゆえ妻に頭の上がらない晃一が、結婚後初めて我を通した。
日頃、気の強い妻に頭が上がらないゆえ、春斗のはかなげな風情に惹かれたのだろう。晃一は春斗を愛した。最初は戸惑い気味で、どこか距離を置いていた春斗も、段々と応えてくれるようになった。晃一にとって、春斗は日々の生活の癒しだった。
春斗のいる穏やかな暮らし。長く続いて欲しいと思っていた。しかし、蒼が産まれてから、春斗はみるみるうちに弱っていった。
そもそも大変な難産で、晃一は赤子より春斗が助かって欲しいと願った。何とか無事に産まれた時も、子供の誕生の喜びより春斗の無事に安堵した。
そんな晃一には、子供に愛情を持てなかった。愛する春斗の命を削るように産まれた忌々しい子供。
名前も付けなかった。春斗が「蒼にしたい」そう言ったので了承した。
ただし籍は、妻の不満を感じつつもきちんと西園寺の籍に入れた。蒼のことを思ってではなく、春斗への誠意を示しただけだが。
春斗は蒼を愛した。自分の命を削るように産まれ、自分の分身のように思えた。しかし、晃一が、蒼を愛していないのは感じられた。父としてもっと愛を注いで欲しいとは思うが、それを口に出すことはできない。妾の立場は弱い。
父に愛されず、母は病弱。自分が親ながら、なんて可哀想な子だろうと思う。だから、できる限りの愛情を注いだが、蒼も自分に似て、病弱なのが気掛かりだ。やはり、オメガは弱い。何故、アルファに生まれなかったのかと、詮無いことも思うのだった。
唯一救いは、とても賢いこと。それは、学校に上がってから顕著で、テストはいつも百点だった。それが、春斗には誇らしかった。そうだ、この子には、しっかり勉強して欲しい。そして、自分が果たせなかった大学にも進学して欲しいと思った。
春斗は、その思いを蒼にも常に話して聞かせた。
「しっかり勉強して、母さんが行けなかった大学に行って欲しい。そしたら、オメガでも一人で生きていける。蒼の身体は弱いけど、心は強い人になって欲しい」
母の真摯な願いだった。我が子には、自分のような日陰者の生き方はしないで欲しいと思った。例えアルファの番になっても、妾ではなく、正式な配偶者、対等にものが言える立場であって欲しいと思うのだ。
「うん、僕勉強好きだから沢山するよ。そして立派な大人になるよ。それでね、母さんに沢山親孝行するからね」
「蒼はいい子だなあ、母さん蒼が大人になるの楽しみだよ」
「母さん大好き! 僕急いで大人になるから、待っててね」
蒼は、母に抱きついた。母もぎゅっと抱いてくれた。それが蒼にはたまらなく嬉しかった。
蒼は十二歳、中学生になっていた。
目覚めた蒼は、いつものように母の温もりを感じようと、母の部屋に行った。
「母さん、おはよう」
ところが、いつもなら臥せてはいても「おはよう」と返してくれる母の反応がない。
「母さん? っ! かあ、母さん!」なんの反応もなく、温もりも感じられない。
蒼は、母屋に急いだ。普段は決して行ってはならないと言われている母屋。一度も行ったことはない。しかし今は、父を呼ばなければならない。
「父さん! 父さん! 母さんがっ!」
「朝から何を騒いでいる! お前はなんだ!」
若い男性が出てきて、胡散臭そうに蒼を見る。蒼の異母兄だった。
「父さんを呼んで! お願い! 母さんが!」
必死に取り縋る蒼に、さすがに尋常じゃないことを察して、異母兄は、母屋の中に父親を呼びに行く。
ほどなくして出てきた父は、そのまま急ぎ足で離れ屋に向かった。蒼も父に続く。
晃一には、春斗の様子を見て直ぐに、もう手遅れだと悟った。春斗は既に冷たくなっていた。こと切れているのは明らかだった。
「春斗! はっ……春斗……」
母を抱きながら、母の名を呼び、涙を流す父。その父の様子で、蒼も母の最期を知った。涙が溢れた。母に取り縋りたい。けれど、母は父の腕の中。
漸く父が、母の体を離して立ち上がった。それでやっと蒼は、母の体に抱きつくことができた。既に冷たくなってしまった母の体に取り縋って泣いた。何故、何故僕を一人で置いて逝ったの? 涙は止まらなかった。
母を亡くした蒼は、離れ屋で一人暮らすことになった。
まだ中学生の子供が、たった一人で暮らす淋しさを、思いやる人間はいなかった。特に当主夫人は蒼を毛嫌いした。卑しい男オメガの子供。本人もオメガ。そもそも西園寺の血を一滴も引いてないのに、西園寺の籍に入れたのも忌々しいと思っている。
当主夫人から生まれた、蒼の腹違いの姉と兄がいたが、二人とも蒼を弟とは思っていなかった。母親から離れ屋には近づくな、卑しいオメガがいる所だからと、言われていたため行ったことも無かった。つまりこの母子三人は、蒼の顔すらろくに知らなかった。
蒼の父晃一の足も遠のいた。晃一にとって離れ屋は、春斗に会うための場所。その春斗がいないのに、訪れる理由はなかった。蒼には何の咎もないのに晃一の認識は、蒼が生まれたから春斗の体は弱り、そしてとうとう亡くなってしまった。そう思っていた。だから、我が子として愛せない。春斗の生前は、春斗の手前蒼にしていた配慮もなくなった。
蒼は、広い西園寺家の一画にある離れ屋で、忘れ去れた子供だった。恐ろしいほどの孤独だった。その孤独をひと時救ってくれるのが読書、そして勉強だった。
親孝行する母さんはもういないけど、早く大人になりたいと蒼は思った。
ここは母さんの思い出が詰まってるけど、一人ぼっちは淋しい。でもそんなこと言ってたらだめだ。母さんは心の強い人になって欲しいって言ってた。そしたら一人でも生きていけるって。だから僕は、強い大人になってここを出なければ、蒼はそう思った。
母との思い出深いこの離れ屋を出なければ、幸せにはなれない、それは少年の蒼にも分かった。
蒼は、一心に勉強に励んだ。その勉強の息抜きに読書、それが蒼の生活だった。
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