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番外編 陽だまりの中で
③
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「あお君、おはよう」
「おはよう……って、もうおはようって時間じゃないね」
「そうだね、もう昼過ぎてるよ。でも、新婚旅行なんだから、これが醍醐味だよ」
「ふふっ、そうだね」
体は幾分気怠さが残るが、それさえ幸せに思う。愛する人と二人の心地よさ。心から幸せと思える。
「凄く幸せだった。旅行をプレゼントしてくれた父さんたちには感謝だよ」
新婚旅行は是非バリ島へ行けと、両親がプレゼントしてくれた。自分達も新婚旅行で行って思い出深い地だからと。
「うん、ほんとに感謝だね。幸せだった」
「これからも幸せは続く、ずーっと幸せでいられるよ」
蒼は深く頷いた。旅は最高に幸せだった。帰国すれば日常に戻る。しかし、それで夢が醒めるわけではない。日常でこそ、愛する人と一緒にいられることが幸せなんだと思う。
それは彰久も同じだ。身近にいつも蒼がいる。それが最高の幸せ。
「お帰り~! 顔を見るだけで分かるなあ、良かったんだろ」
「はい、最高でした! 本当にありがとうございました」
「僕からも、ありがとうございました。最高のプレゼントになりました」
感謝の思いを込めて二人で、両親に頭を下げる。そして、一緒に選んだお土産を渡す。
「うわー! 可愛いなあ! 僕も猫が可愛くて買って来たけど、これも可愛いなあ」
「同じ猫と思ったけど、うちにある猫とはまた違った可愛いさがあると思って……」
「ああいいよ、並べてかざるな」
「そしてこのグラスは、父さんたちペアで使ってください」
「これもいいなあ。色合いが凄くいい!」
「そうだな、早速使わせてもらおう」
そして結惟には、バティックのドレス。可愛いらしい花柄が結惟に似合うだろうと思い選んだ。
「うわーっ! 素敵!」結惟は早速広げて当ててみる。
「おっ! 結惟似合うよ、凄く素敵だ!」
皆が口々に褒める。選んだ蒼もほっとする。無論彰久も一緒に選んでくれたが、真剣みは蒼の方が強かった。皆へのお土産は、感謝への気持ちを込めて選んだのだった。それを皆喜んでもらえたのは心から嬉しい。改めて今の自分の幸せに感謝の思いを持った。
朝の心地よい目覚め。
眼を開くと彰久と目が合う。結婚してからいつもそうだ。目覚めると必ず彰久と目が合う。いったいいつから自分を見ているのだろう。その疑問を口にすると、彰久は甘く微笑みながら応えた。
「ずーっとだよ。言っただろ、僕はあお君しか見てないって」
その言葉が嬉しくて蒼は、彰久の胸に顔を埋める。いくらなんでも、彰久だって寝ているはずだし、ずーっと見ているわけじゃないが、今の蒼にはそんなことどうでもいい。彰久が言うならそうなのだ。
蒼の方が十二も年上。しかも元々は教育係的存在。しかし、今の二人はアルファとオメガの関係だった。彰久がアルファとして、オメガの蒼を守る。蒼は守られる心地よさを知った。
「おはよう……って、もうおはようって時間じゃないね」
「そうだね、もう昼過ぎてるよ。でも、新婚旅行なんだから、これが醍醐味だよ」
「ふふっ、そうだね」
体は幾分気怠さが残るが、それさえ幸せに思う。愛する人と二人の心地よさ。心から幸せと思える。
「凄く幸せだった。旅行をプレゼントしてくれた父さんたちには感謝だよ」
新婚旅行は是非バリ島へ行けと、両親がプレゼントしてくれた。自分達も新婚旅行で行って思い出深い地だからと。
「うん、ほんとに感謝だね。幸せだった」
「これからも幸せは続く、ずーっと幸せでいられるよ」
蒼は深く頷いた。旅は最高に幸せだった。帰国すれば日常に戻る。しかし、それで夢が醒めるわけではない。日常でこそ、愛する人と一緒にいられることが幸せなんだと思う。
それは彰久も同じだ。身近にいつも蒼がいる。それが最高の幸せ。
「お帰り~! 顔を見るだけで分かるなあ、良かったんだろ」
「はい、最高でした! 本当にありがとうございました」
「僕からも、ありがとうございました。最高のプレゼントになりました」
感謝の思いを込めて二人で、両親に頭を下げる。そして、一緒に選んだお土産を渡す。
「うわー! 可愛いなあ! 僕も猫が可愛くて買って来たけど、これも可愛いなあ」
「同じ猫と思ったけど、うちにある猫とはまた違った可愛いさがあると思って……」
「ああいいよ、並べてかざるな」
「そしてこのグラスは、父さんたちペアで使ってください」
「これもいいなあ。色合いが凄くいい!」
「そうだな、早速使わせてもらおう」
そして結惟には、バティックのドレス。可愛いらしい花柄が結惟に似合うだろうと思い選んだ。
「うわーっ! 素敵!」結惟は早速広げて当ててみる。
「おっ! 結惟似合うよ、凄く素敵だ!」
皆が口々に褒める。選んだ蒼もほっとする。無論彰久も一緒に選んでくれたが、真剣みは蒼の方が強かった。皆へのお土産は、感謝への気持ちを込めて選んだのだった。それを皆喜んでもらえたのは心から嬉しい。改めて今の自分の幸せに感謝の思いを持った。
朝の心地よい目覚め。
眼を開くと彰久と目が合う。結婚してからいつもそうだ。目覚めると必ず彰久と目が合う。いったいいつから自分を見ているのだろう。その疑問を口にすると、彰久は甘く微笑みながら応えた。
「ずーっとだよ。言っただろ、僕はあお君しか見てないって」
その言葉が嬉しくて蒼は、彰久の胸に顔を埋める。いくらなんでも、彰久だって寝ているはずだし、ずーっと見ているわけじゃないが、今の蒼にはそんなことどうでもいい。彰久が言うならそうなのだ。
蒼の方が十二も年上。しかも元々は教育係的存在。しかし、今の二人はアルファとオメガの関係だった。彰久がアルファとして、オメガの蒼を守る。蒼は守られる心地よさを知った。
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