4 / 52
第1章~チュートリアル~
ヴァルキリーとの初契約です
しおりを挟む
「……ヤマト」
「なんだ?」
声がして振り返ると、そこには誰もいないかった。
女の子の声だったような。それもまるで、脳に直接訴えるような……。
「……ヤマト」
まただ。
呼ばれるがままに進んでいくと、目の前には崖があった。
「おーい、何してるんだー」
ハヤテが呼んでいるのが分かった。けれど俺の興味は、完全に女の子の声に向いていた。
崖に向かってに足を踏みだすと、岩にぶつかるどころか、体がのめり込んだ。そのまま前に進むと、そのさきには道があった。
ハヤテたちも気がついたようで、駆け寄ってきた。
「こんなところに隠し通路があるのか」
「よく気がついたわね」
そのまま進んでいくと、真っ白な扉があった。
首を傾げていると、マヤが教えてくれた。
「聞いたことがあるわ。ヴァルキリーは自身の居場所の前の扉を作り、認めた者だけが入れるようにすると」
「どうしたら開くんだ?」
「試練を乗り越えればいいらしいわ」
試練か。ボスを倒すとかそんなだろうか?
だとしても、それっぽい敵はどこにもいない。スイッチでもあるのかと思ったが、仕掛けらしいものもない。
「魔法で開いたりはしないのか?」
「やってみるわ。ファイアーボール!」
杖から炎の弾が放たれ、扉に当たって弾けた。
「駄目みたいね」
「せっかくヴァルキリーの居場所を見つけたんだ。どうせなら加護を受けたいってのに…」
ヴァルキリーにはどの程度の頻度で出会えるものなのかは分からないが、かけだしにとっては願ってもないチャンスだろう。ここで加護を受けることができれば、多分強くなれる。
俺としても、ヴァルキリーという存在には興味がある。力を与えてくれた相手であれば、きちんと挨拶しないとな。
「……ヤマト、来て」
また声がした。さっきよりもだいぶ近い。扉の向こうにいるのだろうか?
吸い寄せられるように近づくと、腕に魔法陣が浮き上がった。インベントリを開いた時とは違う。扉と同じ白色の光だ。
腕を扉にかざすと徐々に開いていき、その先の景色が見えてくる。そこにあるのは青い帳に囲まれたベッドだった。
「どうしてこんなところにベッドが……それに、誰か寝ているのか?」
疑問に思いつつ、吸い寄せられるように近づいていく。
「勝手に覗いていいのか?」
「マズイわよ。もしヴァルキリーが寝ていたらどうすんのよ」
小声で相談が始まった。そうだよな、普通に考えたらやばいよな。
だけど俺には、予感があった。
「開けてみる」
「ちょ、ちょっと待て!」
止められるのも無視して、帳に触れた。ビリッっと静電気のような痛みが走ったがそれも一瞬で、あっさり中に入ることが出来た。帳を閉じると、外の音はほとんど入ってこない。
聞こえてくるのは「スースー」という、規則正しい寝息だけだ。
ベッドに近づいていくと、水色の髪が見えてきた。どうしたものかと悩んでいると、寝返りが打たれ、可愛いらしい顔がこちらを向いた。
幼い顔立ちながらも細部は整っていて、まるでお人形のようだ。思わず見入っていると、閉じていた目がゆっくりと開かれ、眠そうに目元をこすった。
「ヤマト……?」
「え、うん……そうだけど。もしかして俺を呼んだのは君?」
少女は立ち上がると、急に抱きついてきた。そしてそのまま寝息を立て始める。
「ちょっと待った。状況が飲み込めないんだけど。君はヴァルキリー?」
「……そう」
寝言のような返事があった。
「えっと……名前は?」
「……ない」
「ない?」
「……ジークルーネ。それが私の個体名」
スライムとかゴブリン的なあれだろうか。
「えっと……君が俺に加護をくれているのか?」
「……そう」
「そっか……えーっと、ありがとう」
少女は俺の顔を見ると、首を傾げた。
「お礼?どうして?」
「どうしてって……力をもらってるんだから当たり前じゃないのか?」
また首を傾げられた。
「もしかして加護をもらったらそれっきりとか普通なのか?」
コクリと、今度は頷いた。
それは不義理にも程があるんじゃないか?まるで道具として思っているようじゃないか。
「そっか……えーっと、名前がないと呼びにくいな。まあいいや、ありがとう」
これで目的は果たせたな。とっとと脱出を……って動けない。ぴったり体にくっつかれているのだ。
ヴァルキリーとはこれほどまでに距離が近い存在なのだろうか?
「契約しにきたの……?」
「何のこと……あーそういえば、俺の職業は契約師だったっけ。いまいち何のことか分からなかったけど」
「……おかしな人」
俺からすれば、この子のほうがよっぽどおかしい。初対面の俺にくっついてきて、挙句の果てにそのまま寝ようとしているのだから。
こんな可愛い子だ。俺じゃなかったらあれやこれやされていたかもしれないぞ。
「じゃあ、俺はそろそろ戻ろうと思うんだけど……」
「……嫌」
「え、なんで!?」
急にダダをこねられた。見た目的に違和感はないのだけれど、ヴァルキリーってことは俺よりも歳上なんじゃないか?
「……契約、しよ?」
「契約するとどうなるんだ?」
「……いつでも一緒」
召喚獣みたいな認識でいいのだろうか?より強い力を使えるぐらいにしか聞いていなかったから予想外だ。
ヴァルキリーって多分強いな。それが一緒にいてくれるならたしかにありがたい。
「わかった。それで俺はどうしたらいい?」
「名前を、頂戴」
「そんなことでいいのか。そうだな……」
いざ考えると結構悩むな。
ゲームで仲間の名前を考えるのは苦手だ。悩みだすときりがない。こうなったら直感だ直感!
「セイラ、とかどうだ?」
「……可愛い」
名前を言う声は思ったよりも小さくなってしまった。それでも少女はお気に召してくれたようだ。
「気に入ってくれたようでよかったよ」
コクリと頷くと、またぽつりと言った。
「……屈んで」
セイラが体から離れたのを確認すると、腰を落とす。どこまでかがめばいいのか分からなくて、とりあえず目線を合わせたその瞬間……視界が肌色に覆われた。考えるまでもない。セイラの顔だった。そして唇には、柔らかい感触が重ねられた。
これは……キス!?
自覚したと同時に、地面には魔法陣が現れた。真っ白で、なんだかホッとする感じがする。
「我が名はセイラ……かの者、ヤマトと契約する……」
光が強くなり、俺とセイラの世界は白色に包まれる。魔法陣は小さくなり、やがて同じ模様の魔法陣が俺の右手とセイラの左手に出現した。
痛みとかはない。ただなんとなく、セイラの呼吸をさっきよりも近く感じた。
「……契約完了」
ふらつくセイラを慌てて抱きとめた。小さな体は思っていたよりもずっと軽くて、本当に存在しているのか信じられなくなるほどだ。
「終わったのか?」
「……おんぶ」
背中に回り込んでぴょんぴょんとアピールしてくる。
契約したんだし一緒にいるのは当然……なのか?
背中に乗せると、すぐに寝息を立てて寝始めた。本当に可笑しな子だな……ヴァルキリーってみんなこうなのか……?
帳の外に出ると、ハヤテ達が待っていて、俺の背中の少女に気がつくと駆け寄ってきた。
「その女の子がヴァルキリーなのか?」
ハヤテが手を伸ばそうとすると、セイラの体から白い光が発せられた。
「いてえ!?」
ハヤテは手を抑えると、その場で悶だした。
「大丈夫か?」
「あ、ああ……ったく、なにしやがる…」
天使のような笑みを浮かべる背中を、ハヤテは睨みつけた。
まるで相手を人と思っていないようだ。
「どうしてヤマトは近づけるんだ?」
タケヤは盾を構えながら、じっと様子を伺っている。
「よくわからないけど、契約したからか?」
「「「契約!?」」」
三人の声が重なった。うるさかったのか、セイラが迷惑そうに唸った。また魔法を使われても困るから、赤ん坊にそうするようにあやしてみると、すぐにおとなしくなった。
「そんなに驚くようなことなのか?」
「当然だ。契約するとヴァルキリーの力を使えるようになるんだぞ!?」
つまり俺は、人でなくなるということか?
「それでヤマト、俺たちは彼女の加護を受けることは出来るのか?」
「どうだろ……起きたときにでも聞いてみるよ」
こうして俺はヴァルキリーと契約することに成功した。
「なんだ?」
声がして振り返ると、そこには誰もいないかった。
女の子の声だったような。それもまるで、脳に直接訴えるような……。
「……ヤマト」
まただ。
呼ばれるがままに進んでいくと、目の前には崖があった。
「おーい、何してるんだー」
ハヤテが呼んでいるのが分かった。けれど俺の興味は、完全に女の子の声に向いていた。
崖に向かってに足を踏みだすと、岩にぶつかるどころか、体がのめり込んだ。そのまま前に進むと、そのさきには道があった。
ハヤテたちも気がついたようで、駆け寄ってきた。
「こんなところに隠し通路があるのか」
「よく気がついたわね」
そのまま進んでいくと、真っ白な扉があった。
首を傾げていると、マヤが教えてくれた。
「聞いたことがあるわ。ヴァルキリーは自身の居場所の前の扉を作り、認めた者だけが入れるようにすると」
「どうしたら開くんだ?」
「試練を乗り越えればいいらしいわ」
試練か。ボスを倒すとかそんなだろうか?
だとしても、それっぽい敵はどこにもいない。スイッチでもあるのかと思ったが、仕掛けらしいものもない。
「魔法で開いたりはしないのか?」
「やってみるわ。ファイアーボール!」
杖から炎の弾が放たれ、扉に当たって弾けた。
「駄目みたいね」
「せっかくヴァルキリーの居場所を見つけたんだ。どうせなら加護を受けたいってのに…」
ヴァルキリーにはどの程度の頻度で出会えるものなのかは分からないが、かけだしにとっては願ってもないチャンスだろう。ここで加護を受けることができれば、多分強くなれる。
俺としても、ヴァルキリーという存在には興味がある。力を与えてくれた相手であれば、きちんと挨拶しないとな。
「……ヤマト、来て」
また声がした。さっきよりもだいぶ近い。扉の向こうにいるのだろうか?
吸い寄せられるように近づくと、腕に魔法陣が浮き上がった。インベントリを開いた時とは違う。扉と同じ白色の光だ。
腕を扉にかざすと徐々に開いていき、その先の景色が見えてくる。そこにあるのは青い帳に囲まれたベッドだった。
「どうしてこんなところにベッドが……それに、誰か寝ているのか?」
疑問に思いつつ、吸い寄せられるように近づいていく。
「勝手に覗いていいのか?」
「マズイわよ。もしヴァルキリーが寝ていたらどうすんのよ」
小声で相談が始まった。そうだよな、普通に考えたらやばいよな。
だけど俺には、予感があった。
「開けてみる」
「ちょ、ちょっと待て!」
止められるのも無視して、帳に触れた。ビリッっと静電気のような痛みが走ったがそれも一瞬で、あっさり中に入ることが出来た。帳を閉じると、外の音はほとんど入ってこない。
聞こえてくるのは「スースー」という、規則正しい寝息だけだ。
ベッドに近づいていくと、水色の髪が見えてきた。どうしたものかと悩んでいると、寝返りが打たれ、可愛いらしい顔がこちらを向いた。
幼い顔立ちながらも細部は整っていて、まるでお人形のようだ。思わず見入っていると、閉じていた目がゆっくりと開かれ、眠そうに目元をこすった。
「ヤマト……?」
「え、うん……そうだけど。もしかして俺を呼んだのは君?」
少女は立ち上がると、急に抱きついてきた。そしてそのまま寝息を立て始める。
「ちょっと待った。状況が飲み込めないんだけど。君はヴァルキリー?」
「……そう」
寝言のような返事があった。
「えっと……名前は?」
「……ない」
「ない?」
「……ジークルーネ。それが私の個体名」
スライムとかゴブリン的なあれだろうか。
「えっと……君が俺に加護をくれているのか?」
「……そう」
「そっか……えーっと、ありがとう」
少女は俺の顔を見ると、首を傾げた。
「お礼?どうして?」
「どうしてって……力をもらってるんだから当たり前じゃないのか?」
また首を傾げられた。
「もしかして加護をもらったらそれっきりとか普通なのか?」
コクリと、今度は頷いた。
それは不義理にも程があるんじゃないか?まるで道具として思っているようじゃないか。
「そっか……えーっと、名前がないと呼びにくいな。まあいいや、ありがとう」
これで目的は果たせたな。とっとと脱出を……って動けない。ぴったり体にくっつかれているのだ。
ヴァルキリーとはこれほどまでに距離が近い存在なのだろうか?
「契約しにきたの……?」
「何のこと……あーそういえば、俺の職業は契約師だったっけ。いまいち何のことか分からなかったけど」
「……おかしな人」
俺からすれば、この子のほうがよっぽどおかしい。初対面の俺にくっついてきて、挙句の果てにそのまま寝ようとしているのだから。
こんな可愛い子だ。俺じゃなかったらあれやこれやされていたかもしれないぞ。
「じゃあ、俺はそろそろ戻ろうと思うんだけど……」
「……嫌」
「え、なんで!?」
急にダダをこねられた。見た目的に違和感はないのだけれど、ヴァルキリーってことは俺よりも歳上なんじゃないか?
「……契約、しよ?」
「契約するとどうなるんだ?」
「……いつでも一緒」
召喚獣みたいな認識でいいのだろうか?より強い力を使えるぐらいにしか聞いていなかったから予想外だ。
ヴァルキリーって多分強いな。それが一緒にいてくれるならたしかにありがたい。
「わかった。それで俺はどうしたらいい?」
「名前を、頂戴」
「そんなことでいいのか。そうだな……」
いざ考えると結構悩むな。
ゲームで仲間の名前を考えるのは苦手だ。悩みだすときりがない。こうなったら直感だ直感!
「セイラ、とかどうだ?」
「……可愛い」
名前を言う声は思ったよりも小さくなってしまった。それでも少女はお気に召してくれたようだ。
「気に入ってくれたようでよかったよ」
コクリと頷くと、またぽつりと言った。
「……屈んで」
セイラが体から離れたのを確認すると、腰を落とす。どこまでかがめばいいのか分からなくて、とりあえず目線を合わせたその瞬間……視界が肌色に覆われた。考えるまでもない。セイラの顔だった。そして唇には、柔らかい感触が重ねられた。
これは……キス!?
自覚したと同時に、地面には魔法陣が現れた。真っ白で、なんだかホッとする感じがする。
「我が名はセイラ……かの者、ヤマトと契約する……」
光が強くなり、俺とセイラの世界は白色に包まれる。魔法陣は小さくなり、やがて同じ模様の魔法陣が俺の右手とセイラの左手に出現した。
痛みとかはない。ただなんとなく、セイラの呼吸をさっきよりも近く感じた。
「……契約完了」
ふらつくセイラを慌てて抱きとめた。小さな体は思っていたよりもずっと軽くて、本当に存在しているのか信じられなくなるほどだ。
「終わったのか?」
「……おんぶ」
背中に回り込んでぴょんぴょんとアピールしてくる。
契約したんだし一緒にいるのは当然……なのか?
背中に乗せると、すぐに寝息を立てて寝始めた。本当に可笑しな子だな……ヴァルキリーってみんなこうなのか……?
帳の外に出ると、ハヤテ達が待っていて、俺の背中の少女に気がつくと駆け寄ってきた。
「その女の子がヴァルキリーなのか?」
ハヤテが手を伸ばそうとすると、セイラの体から白い光が発せられた。
「いてえ!?」
ハヤテは手を抑えると、その場で悶だした。
「大丈夫か?」
「あ、ああ……ったく、なにしやがる…」
天使のような笑みを浮かべる背中を、ハヤテは睨みつけた。
まるで相手を人と思っていないようだ。
「どうしてヤマトは近づけるんだ?」
タケヤは盾を構えながら、じっと様子を伺っている。
「よくわからないけど、契約したからか?」
「「「契約!?」」」
三人の声が重なった。うるさかったのか、セイラが迷惑そうに唸った。また魔法を使われても困るから、赤ん坊にそうするようにあやしてみると、すぐにおとなしくなった。
「そんなに驚くようなことなのか?」
「当然だ。契約するとヴァルキリーの力を使えるようになるんだぞ!?」
つまり俺は、人でなくなるということか?
「それでヤマト、俺たちは彼女の加護を受けることは出来るのか?」
「どうだろ……起きたときにでも聞いてみるよ」
こうして俺はヴァルキリーと契約することに成功した。
22
あなたにおすすめの小説
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる