26 / 52
第2章~ヴァルキリーを連れ出せ~
乙女は心を閉ざしてしまったようです
しおりを挟む
俺はレティを探して、水面の上を歩いていく。一歩踏み出すたびに、水面には円ができ、全体に広がっていく。
ポチャン。どこかで音がして、俺が作ったのとは違う水の紋様が広がった。その中心に向かうと、一人の少女がうつろな目で上を向いていた。さっき紋は彼女の目からこぼれたものなのだろう。その目は涙で光っていた。
近づくに連れて、彼女の回りで揺れる影があることに気がついた。人のようななそれには、ひとつひとつにはっきりと顔がある。ハヤテ、タケヤそれからマヤ。嫌というほど見てきて、嫌というほど見たくなくなっている顔だ。彼らはレティに囁きかける。必死に耳を塞いでいるのも無視して。
「あいつは来ない。逃げたんだ」
「そう、貴方は捨てられたのよ」
「俺の女になれ」
すっと耳に入ってきたのは、おぞましい言葉の数々だった。ふざけるな。俺はそんなことをしない。
影を掻き分けようと手をのばすと、別の影に阻まれる。見覚えのある小太りな顔はホリだ。
4人共凍っていたはずだ。なぜレティの心の奥底にいる。
こんなことが出来るのは闇魔法、それも、俺の知る限り一人しかいない。深い闇の眠りに紛れ込んだ彼女がいるはずだ。
「第2の契約者セイラ…あーもうめんどくせえ、出てこいセイラ!」
「……おはよう」
「うおっ!?」
真後ろに突然現れたセイラに、思わず飛び退いた。いつものように眠そうで、いつもの何倍も疲れている様だ。
「……失礼な反応」
「悪い悪い。まさかこんなにちかくにいると思わなくて。それでこの事態を引き起こしたのはお前だな」
「……そうだけどそうじゃない」
何とも歯切れが悪い。早く会話を終わらせて寝ようとするセイラには珍しいことだ。
「どういうことだ?」
「……魔法は私の。発動させたのはブリュンヒルデの意志」
イマイチ要領を得ない。
他人の魔法を発動させることなんて出来るのか?
首を捻っていると、水面に穴が空き、鎧のヴァルキリーが姿を現した。
「ラガナっ!?まさかセイラの魔法を発動させたのか!?」
「ノー、私には無理です」
ラガナはそれだけ答えると、水のなかに戻っていく。いったい何をしに来たんだ?
「お姉激おこぷんぷん丸みたいだし」
「人間は触れてはいけないところに触れてしまったわね」
聞きなれた声に振り向くと、カレンとアンナがいた。ノリはいつもと変わらないのに、二人は震えながら抱き合っている。
「こんなところで何をしているんだ?」
「ウチらが聞きたいし」
「そうよ、こんなところにいたら凍えてしまうじゃない」
不満げな2人からは何も聞き出せない。分かったことといえば、自らの意志で来たのではないことで、逃げるようにして水のなかに姿を消していった。
「相変わらず迷惑なことをしてくれるね、ブリュンヒルデは」
「メルロ!!」
やっとまともに話をできそうな相手がやってきた。彼女ならば何かを知っているはずだ。
「どうしてこんなことになっているんだ?」
「僕は契約のせいだと思っているよ。どうだろうか、セイラ」
メルロにも確証はないようで、最終ジャッジは魔法の持ち主に委ねられた。
「……そう。ヤマトを通して、私たちはつながっている」
「つながるとどうなるんだ?」
「そうだね。お互いの喜怒哀楽程度なら分かるかな……おっと、僕は時間切れだ。後のことは任せたよ、セイラ」
メルロは控えめに手を振ると、姿は水の中に消えていった。
残されたのは俺とセイラの二人だけだ。
「セイラ、喜怒哀楽以外に共有している情報はあるのか?俺がいつ会いに行ったとか」
「……ない」
よかった。二人きりの会話なんて聞かれようものなら、恥ずかしくて溶けてしまいそうだ。
「……だけどヤマトが誰のところにいるのかは分かる」
「それまたなんで」
セイラの口は開きかけて、すぐに閉じてしまった。それから俺をじっと見つめると、ふーっと息を吐きだした。
「……喜と楽が強くなるから」
喜と楽。どちらも嬉しい時の感情だ。
そんなものでどうしてわかるんだ?
「……ヴァルキリーにはプラスの感情は存在しない……本来は」
「そんなことはないだろ。いつもみんな笑っているじゃないか」
セイラがいつも笑っているかと言えばそうではないが、気持ちよさそうな寝顔からはプラスの感情しか感じない。
他のヴァルキリーだって、表現こそ違えど、普通の人間と変わらない。むしろ、喜怒哀楽がはっきりしすぎているぐらいだ。
「……ヤマトがいるから」
「俺は何もしてないだろ」
「……してる」
契約、加護。その力の恩恵を、この世界に来た時から受け続けてきた。クランの支社という、狭い場所に閉じ込めてしまった自覚もあった。
だから俺は、出来ることは何でもして、恩返しをしたいと思っていた。
「……ヴァルキリーに加護を受けた冒険者は二度と会いには来ない」
前にも聞いた気がする。だってそれはメリットがないからだ。思わぬことで怒りをかって、加護を消されてはたまらない。
「……ヤマトは違う」
「それは……」
「ほかのどんな人間よりも私たちと言葉を交わした。それが私たちの『喜』と『楽』」
俺が知る限り、セイラ一の長文だった。
「…私たち一人一人はヤマトと強く結びついた」
「なんか意味深に聞こえるな」
「んー」と、セイラは首を傾げた。ああ、うん。意味が分かってないならそれでいいや。
「レティには俺がセイラと二日連続で会ったことも、会いに行くのが最後になったことも分かっているんだな?」
「……多分」
「レティは俺に怒っているのか?」
「……ない。ヤマトは裏切らない。それは私たちもわかっている。当然ブリュンヒルデも」
セイラ一の長文が更新された。
「……分かっていても、モヤモヤすることはある。だけど私たちは抑えなくてはいけない」
「ヴァルキリーだからか?」
「……そう」
力の根源は感情だ。アンナが支社を火の海にしたのが分かりやすいが、怒りが強まれば悲惨な結果が呼び、時として天災にもなる。
俺比ではまだ実害は出ていないが、この氷漬けの城や人だって、長く続けば死人が出る。
「どうやったらレティを救い出せる?」
「……思っていることを伝えて」
「そんなことでいいのか?」
「……それがいい」
なんだかわからんが、会って話してくればいいらしい。簡単……ではないが、頑張ってみるか。
ポチャン。どこかで音がして、俺が作ったのとは違う水の紋様が広がった。その中心に向かうと、一人の少女がうつろな目で上を向いていた。さっき紋は彼女の目からこぼれたものなのだろう。その目は涙で光っていた。
近づくに連れて、彼女の回りで揺れる影があることに気がついた。人のようななそれには、ひとつひとつにはっきりと顔がある。ハヤテ、タケヤそれからマヤ。嫌というほど見てきて、嫌というほど見たくなくなっている顔だ。彼らはレティに囁きかける。必死に耳を塞いでいるのも無視して。
「あいつは来ない。逃げたんだ」
「そう、貴方は捨てられたのよ」
「俺の女になれ」
すっと耳に入ってきたのは、おぞましい言葉の数々だった。ふざけるな。俺はそんなことをしない。
影を掻き分けようと手をのばすと、別の影に阻まれる。見覚えのある小太りな顔はホリだ。
4人共凍っていたはずだ。なぜレティの心の奥底にいる。
こんなことが出来るのは闇魔法、それも、俺の知る限り一人しかいない。深い闇の眠りに紛れ込んだ彼女がいるはずだ。
「第2の契約者セイラ…あーもうめんどくせえ、出てこいセイラ!」
「……おはよう」
「うおっ!?」
真後ろに突然現れたセイラに、思わず飛び退いた。いつものように眠そうで、いつもの何倍も疲れている様だ。
「……失礼な反応」
「悪い悪い。まさかこんなにちかくにいると思わなくて。それでこの事態を引き起こしたのはお前だな」
「……そうだけどそうじゃない」
何とも歯切れが悪い。早く会話を終わらせて寝ようとするセイラには珍しいことだ。
「どういうことだ?」
「……魔法は私の。発動させたのはブリュンヒルデの意志」
イマイチ要領を得ない。
他人の魔法を発動させることなんて出来るのか?
首を捻っていると、水面に穴が空き、鎧のヴァルキリーが姿を現した。
「ラガナっ!?まさかセイラの魔法を発動させたのか!?」
「ノー、私には無理です」
ラガナはそれだけ答えると、水のなかに戻っていく。いったい何をしに来たんだ?
「お姉激おこぷんぷん丸みたいだし」
「人間は触れてはいけないところに触れてしまったわね」
聞きなれた声に振り向くと、カレンとアンナがいた。ノリはいつもと変わらないのに、二人は震えながら抱き合っている。
「こんなところで何をしているんだ?」
「ウチらが聞きたいし」
「そうよ、こんなところにいたら凍えてしまうじゃない」
不満げな2人からは何も聞き出せない。分かったことといえば、自らの意志で来たのではないことで、逃げるようにして水のなかに姿を消していった。
「相変わらず迷惑なことをしてくれるね、ブリュンヒルデは」
「メルロ!!」
やっとまともに話をできそうな相手がやってきた。彼女ならば何かを知っているはずだ。
「どうしてこんなことになっているんだ?」
「僕は契約のせいだと思っているよ。どうだろうか、セイラ」
メルロにも確証はないようで、最終ジャッジは魔法の持ち主に委ねられた。
「……そう。ヤマトを通して、私たちはつながっている」
「つながるとどうなるんだ?」
「そうだね。お互いの喜怒哀楽程度なら分かるかな……おっと、僕は時間切れだ。後のことは任せたよ、セイラ」
メルロは控えめに手を振ると、姿は水の中に消えていった。
残されたのは俺とセイラの二人だけだ。
「セイラ、喜怒哀楽以外に共有している情報はあるのか?俺がいつ会いに行ったとか」
「……ない」
よかった。二人きりの会話なんて聞かれようものなら、恥ずかしくて溶けてしまいそうだ。
「……だけどヤマトが誰のところにいるのかは分かる」
「それまたなんで」
セイラの口は開きかけて、すぐに閉じてしまった。それから俺をじっと見つめると、ふーっと息を吐きだした。
「……喜と楽が強くなるから」
喜と楽。どちらも嬉しい時の感情だ。
そんなものでどうしてわかるんだ?
「……ヴァルキリーにはプラスの感情は存在しない……本来は」
「そんなことはないだろ。いつもみんな笑っているじゃないか」
セイラがいつも笑っているかと言えばそうではないが、気持ちよさそうな寝顔からはプラスの感情しか感じない。
他のヴァルキリーだって、表現こそ違えど、普通の人間と変わらない。むしろ、喜怒哀楽がはっきりしすぎているぐらいだ。
「……ヤマトがいるから」
「俺は何もしてないだろ」
「……してる」
契約、加護。その力の恩恵を、この世界に来た時から受け続けてきた。クランの支社という、狭い場所に閉じ込めてしまった自覚もあった。
だから俺は、出来ることは何でもして、恩返しをしたいと思っていた。
「……ヴァルキリーに加護を受けた冒険者は二度と会いには来ない」
前にも聞いた気がする。だってそれはメリットがないからだ。思わぬことで怒りをかって、加護を消されてはたまらない。
「……ヤマトは違う」
「それは……」
「ほかのどんな人間よりも私たちと言葉を交わした。それが私たちの『喜』と『楽』」
俺が知る限り、セイラ一の長文だった。
「…私たち一人一人はヤマトと強く結びついた」
「なんか意味深に聞こえるな」
「んー」と、セイラは首を傾げた。ああ、うん。意味が分かってないならそれでいいや。
「レティには俺がセイラと二日連続で会ったことも、会いに行くのが最後になったことも分かっているんだな?」
「……多分」
「レティは俺に怒っているのか?」
「……ない。ヤマトは裏切らない。それは私たちもわかっている。当然ブリュンヒルデも」
セイラ一の長文が更新された。
「……分かっていても、モヤモヤすることはある。だけど私たちは抑えなくてはいけない」
「ヴァルキリーだからか?」
「……そう」
力の根源は感情だ。アンナが支社を火の海にしたのが分かりやすいが、怒りが強まれば悲惨な結果が呼び、時として天災にもなる。
俺比ではまだ実害は出ていないが、この氷漬けの城や人だって、長く続けば死人が出る。
「どうやったらレティを救い出せる?」
「……思っていることを伝えて」
「そんなことでいいのか?」
「……それがいい」
なんだかわからんが、会って話してくればいいらしい。簡単……ではないが、頑張ってみるか。
2
あなたにおすすめの小説
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる