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14話
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「成功です!
大成功です!
イアン様の魔力吸収に成功しました!
公爵家に相応しい魔力でも、全魔力を吸い取り安定させれます!」
賢女ゾーイが珍しく興奮しています。
喜色満面です。
これほど感情的になっている賢女は珍しいですが、キャスバル様も私も賢女のことをどうこう言えません。
喜びの涙で顔がぐちゃぐちゃになっています。
命を賭けて、コーンウォリス公爵家の政務を家臣任せにしてでも、属性竜を狩りに行った甲斐がありました。
属性竜を斃す事はできませんでしたが、腕一本を手に入れることができたのです。
その素材の力は、賢女ゾーイが思っていた以上に素晴らしいモノでした。
特に魔血晶の加工した血と、魔皮紙に加工した皮から創り出された魔道具の効果は、想像を絶するほどでした。
ですが全てがいきなり完成したわけではありません。
キャスバル様と賢女ゾーイが、私を助けるために積み重ねた研究の賜物です。
ですがイアンは男の子で私は女です。
私の精神を安定させ、魔力の暴走を制御する魔法陣と魔血晶は、胎内に埋め込むことを前提に作られています。
女性ゆえの不安定さを制御するためのモノです。
それを男の子のイアンに応用するには、属性竜の魔皮紙と魔血晶は必要だったのですが、幸いにも手に入れることができました。
「コーンウォリス公爵。
これで安心して二人目を作ることができるわね」
賢女ゾーイがキャスバル様と私を揶揄います。
思わず赤面してしまいます。
そういう閨を連想する言葉は控えて欲しいモノです。
照れるではりませんか。
「いや、いや。
やっとなんの心配もせずにアルフィンを愛することができるんだ。
子供ができてしまったら、思う存分愛しあえないではないか。
しばらくは新婚気分に浸らせてもらうよ。
ねえ、アルフィン」
顔から火が出てしまいます。
思わず昨日の激しい愛を思い出してしまいました。
最初は心がとろけるような優しい愛の言葉から始まりました。
ぞくぞくする優しく愛情のこもった愛撫が蘇ります。
獣のように愛しあったことまでまざまざと思いだしてしまいました。
「はい、はい、はい、分かりました。
これ以上は熱々の様子を見せつけられるのは、独り身には眼の毒だわ。
私はこれで帰らせてもらうわよ」
「ああ、ありがとう」
本当にありがとうございます、ゾーイ。
貴女のキャスバル様へも想いに気がついていないわけではないのです。
貴族家の正室なら、側室や愛妾の数人に目くじらを立ててはいけないのも、十分理解しているのです。
でも、でもまだ受け入れられないのです。
キャスバル様が他の女性を愛することが許せないのです。
ごめんなさい、ゾーイ。
大成功です!
イアン様の魔力吸収に成功しました!
公爵家に相応しい魔力でも、全魔力を吸い取り安定させれます!」
賢女ゾーイが珍しく興奮しています。
喜色満面です。
これほど感情的になっている賢女は珍しいですが、キャスバル様も私も賢女のことをどうこう言えません。
喜びの涙で顔がぐちゃぐちゃになっています。
命を賭けて、コーンウォリス公爵家の政務を家臣任せにしてでも、属性竜を狩りに行った甲斐がありました。
属性竜を斃す事はできませんでしたが、腕一本を手に入れることができたのです。
その素材の力は、賢女ゾーイが思っていた以上に素晴らしいモノでした。
特に魔血晶の加工した血と、魔皮紙に加工した皮から創り出された魔道具の効果は、想像を絶するほどでした。
ですが全てがいきなり完成したわけではありません。
キャスバル様と賢女ゾーイが、私を助けるために積み重ねた研究の賜物です。
ですがイアンは男の子で私は女です。
私の精神を安定させ、魔力の暴走を制御する魔法陣と魔血晶は、胎内に埋め込むことを前提に作られています。
女性ゆえの不安定さを制御するためのモノです。
それを男の子のイアンに応用するには、属性竜の魔皮紙と魔血晶は必要だったのですが、幸いにも手に入れることができました。
「コーンウォリス公爵。
これで安心して二人目を作ることができるわね」
賢女ゾーイがキャスバル様と私を揶揄います。
思わず赤面してしまいます。
そういう閨を連想する言葉は控えて欲しいモノです。
照れるではりませんか。
「いや、いや。
やっとなんの心配もせずにアルフィンを愛することができるんだ。
子供ができてしまったら、思う存分愛しあえないではないか。
しばらくは新婚気分に浸らせてもらうよ。
ねえ、アルフィン」
顔から火が出てしまいます。
思わず昨日の激しい愛を思い出してしまいました。
最初は心がとろけるような優しい愛の言葉から始まりました。
ぞくぞくする優しく愛情のこもった愛撫が蘇ります。
獣のように愛しあったことまでまざまざと思いだしてしまいました。
「はい、はい、はい、分かりました。
これ以上は熱々の様子を見せつけられるのは、独り身には眼の毒だわ。
私はこれで帰らせてもらうわよ」
「ああ、ありがとう」
本当にありがとうございます、ゾーイ。
貴女のキャスバル様へも想いに気がついていないわけではないのです。
貴族家の正室なら、側室や愛妾の数人に目くじらを立ててはいけないのも、十分理解しているのです。
でも、でもまだ受け入れられないのです。
キャスバル様が他の女性を愛することが許せないのです。
ごめんなさい、ゾーイ。
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