40 / 91
第四章
第40話:奴隷売買三
しおりを挟む
魔力を惜しまず転移した俺は、気絶している特殊性癖の客を確認した。
意識体ドッペルゲンガーが自白させた情報を共有しつつ、意識体ドッペルゲンガーが失った魔力を補充する。
魔力をたくさん使ったと言ってはいるが、経絡を循環させる事で発生させている魔力は恐ろしいくらい莫大で、使っても使っても貯まる一方だ。
魔力器官を魔法袋化しているからできる裏技まであるのだから、無敵状態だ。
「うっ、あっ、ひっ、ゆる、して」
身体中に青痣があり、瞼が腫れ歯を折られた女性が俺を見て怯える。
特殊性癖の客から殴られる前に助けたから、以前に受けたケガだろう。
眼には隠しようのない怯えがあり、精神の深い傷が読み取れる。
とてもではないが会話は成立しないだろうし、近づくだけで恐怖感を与えてしまのが一目瞭然だったので、瞬時に経穴を突いて眠らせてあげる。
無限のように創り出せる魔力を使って女性に回復魔法をかける。
眠っているうちに全てのケガを治療しておく。
治療が終わってから、無意識状態で今までの事を全て話してもらった。
売春宿に連れてこられてからの、あまりに可哀想な状況に俺の怒りが沸点に達して、我慢できなくなってしまった。
ここの売春宿の主人と関係者だけに天罰を加えるのなら、時間をかけてもいいのだが、それだけではすまない状況だった。
莫大な量の魔宝石と魔晶石と魔石を魔法袋から取り出して、魔宝石を核としたいつもよりも魔力保有量の多い意識体ドッペルゲンガーを創り出した。
しかも多くの魔晶石と魔石を身体中に散りばめて、少々の事では斃される事もなければ、魔力切れを起こす事のないようにした。
多数創り出した意識体ドッペルゲンガーを、特殊性癖の客から聞き出した悪党のいる場所と、女性から聞き出した悪党のいる場所に派遣した。
この店にいる悪党共と同じ数だけ意識体ドッペルゲンガーを創り出して、全員の経穴を突いて一カ所に集めた。
悪党共が特殊性癖の客に女性を傷つけさせ、時に命までも奪っていた隠し部屋。
普通の方法では発見できない地下にあり、防音にも優れている隠し部屋。
意識体ドッペルゲンガーに連れてこさせた悪党どもに、激痛地獄の経穴を突く。
役目を終えた意識体ドッペルゲンガーの一体には、売春宿が臨時休業になったと新たな客が来るのを止めさせた。
他の意識体ドッペルゲンガーには、女性を傷つけている客がいないか見回らせた。
幸い今日は他に特殊性癖の客がいなかったので、騒ぎにならないように無理矢理男性客を追い出すことはせず、この店の金銀財宝を全て奪う事を優先した。
売春奴隷にさせられている女性達を解放するには、契約書を無効にする必要があるし、家に帰ってからの生活を成り立たせるお金がいるからだ。
意識体ドッペルゲンガーが自白させた情報を共有しつつ、意識体ドッペルゲンガーが失った魔力を補充する。
魔力をたくさん使ったと言ってはいるが、経絡を循環させる事で発生させている魔力は恐ろしいくらい莫大で、使っても使っても貯まる一方だ。
魔力器官を魔法袋化しているからできる裏技まであるのだから、無敵状態だ。
「うっ、あっ、ひっ、ゆる、して」
身体中に青痣があり、瞼が腫れ歯を折られた女性が俺を見て怯える。
特殊性癖の客から殴られる前に助けたから、以前に受けたケガだろう。
眼には隠しようのない怯えがあり、精神の深い傷が読み取れる。
とてもではないが会話は成立しないだろうし、近づくだけで恐怖感を与えてしまのが一目瞭然だったので、瞬時に経穴を突いて眠らせてあげる。
無限のように創り出せる魔力を使って女性に回復魔法をかける。
眠っているうちに全てのケガを治療しておく。
治療が終わってから、無意識状態で今までの事を全て話してもらった。
売春宿に連れてこられてからの、あまりに可哀想な状況に俺の怒りが沸点に達して、我慢できなくなってしまった。
ここの売春宿の主人と関係者だけに天罰を加えるのなら、時間をかけてもいいのだが、それだけではすまない状況だった。
莫大な量の魔宝石と魔晶石と魔石を魔法袋から取り出して、魔宝石を核としたいつもよりも魔力保有量の多い意識体ドッペルゲンガーを創り出した。
しかも多くの魔晶石と魔石を身体中に散りばめて、少々の事では斃される事もなければ、魔力切れを起こす事のないようにした。
多数創り出した意識体ドッペルゲンガーを、特殊性癖の客から聞き出した悪党のいる場所と、女性から聞き出した悪党のいる場所に派遣した。
この店にいる悪党共と同じ数だけ意識体ドッペルゲンガーを創り出して、全員の経穴を突いて一カ所に集めた。
悪党共が特殊性癖の客に女性を傷つけさせ、時に命までも奪っていた隠し部屋。
普通の方法では発見できない地下にあり、防音にも優れている隠し部屋。
意識体ドッペルゲンガーに連れてこさせた悪党どもに、激痛地獄の経穴を突く。
役目を終えた意識体ドッペルゲンガーの一体には、売春宿が臨時休業になったと新たな客が来るのを止めさせた。
他の意識体ドッペルゲンガーには、女性を傷つけている客がいないか見回らせた。
幸い今日は他に特殊性癖の客がいなかったので、騒ぎにならないように無理矢理男性客を追い出すことはせず、この店の金銀財宝を全て奪う事を優先した。
売春奴隷にさせられている女性達を解放するには、契約書を無効にする必要があるし、家に帰ってからの生活を成り立たせるお金がいるからだ。
63
あなたにおすすめの小説
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
僕だけレベル1~レベルが上がらず無能扱いされた僕はパーティーを追放された。実は神様の不手際だったらしく、お詫びに最強スキルをもらいました~
いとうヒンジ
ファンタジー
ある日、イチカ・シリルはパーティーを追放された。
理由は、彼のレベルがいつまでたっても「1」のままだったから。
パーティーメンバーで幼馴染でもあるキリスとエレナは、ここぞとばかりにイチカを罵倒し、邪魔者扱いする。
友人だと思っていた幼馴染たちに無能扱いされたイチカは、失意のまま家路についた。
その夜、彼は「カミサマ」を名乗る少女と出会い、自分のレベルが上がらないのはカミサマの所為だったと知る。
カミサマは、自身の不手際のお詫びとしてイチカに最強のスキルを与え、これからは好きに生きるようにと助言した。
キリスたちは力を得たイチカに仲間に戻ってほしいと懇願する。だが、自分の気持ちに従うと決めたイチカは彼らを見捨てて歩き出した。
最強のスキルを手に入れたイチカ・シリルの新しい冒険者人生が、今幕を開ける。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら
七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中!
※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります!
気付いたら異世界に転生していた主人公。
赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。
「ポーションが不味すぎる」
必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」
と考え、試行錯誤をしていく…
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる