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一年生の三学期
🐿️
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南は困った顔をしながら微笑した。
「ううん。お父さんがああなったの、わたしのせいだから。うち、お母さんいないんだけれど、死別なんだ。小学生の時、わたしが道路の向こうにお父さんとお母さんがいるのに気がついて走って渡ったんだけど、信号無視しててさ。しかも勢い余って躓いて転んじゃって、そこに車が走ってきて轢かれそうになったの。気がついた二人が慌てて助けに来てくれたんだけど、抱き上げてくれたお母さんが車に轢かれちゃって。
頭打ったみたいですごい血が出てた。でも、わたしどうしようもなくって震えて見てただけだった。救急車で病院に運ばれて手術したんだけどもう手遅れで、その日のうちに息を引き取って……。わたしのせいで死んだんだ。それからお父さん毎日泣いていてさ。わたしの目の前では毅然としていたんだけれど、ずっと気がついてた。夜になるとすすり泣く声で目が覚めるの。見てみると、仏壇の前でずっとお母さんの名前呼んでるから、すごく可哀想で申し訳なくて、いつも苛まれてた。ごめんなさい、ごめんなさいって、寝付けるまでいつも心で叫ぶんだけど、全然救われない。わたしもお父さんも」
南は堪えきれず、ボロボロと涙を溢れさせて、嗚咽しながら続ける。
「お父さんとお母さんは、いつか自分たちのお店持ちたいねっていつも笑って語ってたから、いつかお父さんには立ち直ってほしいって願ってる。無理かもしれないけれど、それまでわたしは、お父さんから離れないことに決めたの。それがお母さんへの罪滅ぼしになるし、お父さんへの罪滅ぼしにもなると思うから」
奈緒が申し訳なさそうに、南の顔をのぞき込む。
「南 ちゃんが つら いの、わたし 分かんな かった。毎日 忙しいのに、いつも付き合わせちゃって ごめんなさい。特にダンスのか ん し」
「ううん。自分のほうから手助けしたかったんだよ、わたし」
南が涙を拭いて微笑みかけると、続けて言った。
「ううん。お父さんがああなったの、わたしのせいだから。うち、お母さんいないんだけれど、死別なんだ。小学生の時、わたしが道路の向こうにお父さんとお母さんがいるのに気がついて走って渡ったんだけど、信号無視しててさ。しかも勢い余って躓いて転んじゃって、そこに車が走ってきて轢かれそうになったの。気がついた二人が慌てて助けに来てくれたんだけど、抱き上げてくれたお母さんが車に轢かれちゃって。
頭打ったみたいですごい血が出てた。でも、わたしどうしようもなくって震えて見てただけだった。救急車で病院に運ばれて手術したんだけどもう手遅れで、その日のうちに息を引き取って……。わたしのせいで死んだんだ。それからお父さん毎日泣いていてさ。わたしの目の前では毅然としていたんだけれど、ずっと気がついてた。夜になるとすすり泣く声で目が覚めるの。見てみると、仏壇の前でずっとお母さんの名前呼んでるから、すごく可哀想で申し訳なくて、いつも苛まれてた。ごめんなさい、ごめんなさいって、寝付けるまでいつも心で叫ぶんだけど、全然救われない。わたしもお父さんも」
南は堪えきれず、ボロボロと涙を溢れさせて、嗚咽しながら続ける。
「お父さんとお母さんは、いつか自分たちのお店持ちたいねっていつも笑って語ってたから、いつかお父さんには立ち直ってほしいって願ってる。無理かもしれないけれど、それまでわたしは、お父さんから離れないことに決めたの。それがお母さんへの罪滅ぼしになるし、お父さんへの罪滅ぼしにもなると思うから」
奈緒が申し訳なさそうに、南の顔をのぞき込む。
「南 ちゃんが つら いの、わたし 分かんな かった。毎日 忙しいのに、いつも付き合わせちゃって ごめんなさい。特にダンスのか ん し」
「ううん。自分のほうから手助けしたかったんだよ、わたし」
南が涙を拭いて微笑みかけると、続けて言った。
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