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二年生の一学期
💣️
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それを聞いた南が耳を疑う。
「ぽいのかふうなのかみたいなのか紛らわしいなー。ていうか、ばくだん焼きは天王に入ってないのね」
「ああ、僅差でな」
「入れてやんなよ、可哀想だから」
「人によっては浜たま焼きに替えていれてくるな」
「じゃあいいじゃん、六天王で」
「だめだ。中途半端だから」
「五天も六天も変わんないよ」
整合性がない天王たちの並びに疑問符が湧いて頭を打ったのか、腑に落ちない様子の南が思案を続けながら訊く。
「でもさぁ、お好み焼きともんじゃ焼きは毛色違くない? なんか別物な気がする。たこ焼き、明石焼き、浜たま焼き、ばくだん焼きの丸玉四天王でいいんじゃないかなぁ?」
春樹が腕を組むと渋い顔をして、唇を突き出し考え込む。
「確かに。思いつかなかった。いいアイディアじゃん。これで和解が成立するな」
「誰と?」
「ばくだん派と」
「ねえ、だからさぁ、わたしのは買ってきたぁ?」奈緒が二人の会話に顔を突っ込む。
「ないよ」春樹が答えた。
「なんでわたしのは買ってこないのよぉ?」
憤然と凄みながら三つめのたい焼きを紙袋から取り出す姿を、春樹が笑う。
「わがまま言わないの」
「買ってきてっ」
奈緒は鼻を力ませて前歯を見せ、吸血蝙蝠のように彼を睨む。
「面白い顔するなって。今度買ってきてあげるから」
「うわぁ、らっきぃー」
やっぱり1オクターブ低く声を弾ませて喜んだ。
「そ、そうだ」
務がようやく発言した。少し緊張した面持ちでシドロモドロしながら続ける。
「成瀬さんの誕生日会しないか。復帰の日と重なったのならそれもかねてさ。夏休み前にどうかな」
身を向けて左手をボトムスのポケットに入れた春樹が、彼の瞳に視線を重ねて鷹揚に口端を上げた。
「お、いいな。南も当然参加するんだよな、汚名挽回すんだろ」
「さもありなん」
「ぽいのかふうなのかみたいなのか紛らわしいなー。ていうか、ばくだん焼きは天王に入ってないのね」
「ああ、僅差でな」
「入れてやんなよ、可哀想だから」
「人によっては浜たま焼きに替えていれてくるな」
「じゃあいいじゃん、六天王で」
「だめだ。中途半端だから」
「五天も六天も変わんないよ」
整合性がない天王たちの並びに疑問符が湧いて頭を打ったのか、腑に落ちない様子の南が思案を続けながら訊く。
「でもさぁ、お好み焼きともんじゃ焼きは毛色違くない? なんか別物な気がする。たこ焼き、明石焼き、浜たま焼き、ばくだん焼きの丸玉四天王でいいんじゃないかなぁ?」
春樹が腕を組むと渋い顔をして、唇を突き出し考え込む。
「確かに。思いつかなかった。いいアイディアじゃん。これで和解が成立するな」
「誰と?」
「ばくだん派と」
「ねえ、だからさぁ、わたしのは買ってきたぁ?」奈緒が二人の会話に顔を突っ込む。
「ないよ」春樹が答えた。
「なんでわたしのは買ってこないのよぉ?」
憤然と凄みながら三つめのたい焼きを紙袋から取り出す姿を、春樹が笑う。
「わがまま言わないの」
「買ってきてっ」
奈緒は鼻を力ませて前歯を見せ、吸血蝙蝠のように彼を睨む。
「面白い顔するなって。今度買ってきてあげるから」
「うわぁ、らっきぃー」
やっぱり1オクターブ低く声を弾ませて喜んだ。
「そ、そうだ」
務がようやく発言した。少し緊張した面持ちでシドロモドロしながら続ける。
「成瀬さんの誕生日会しないか。復帰の日と重なったのならそれもかねてさ。夏休み前にどうかな」
身を向けて左手をボトムスのポケットに入れた春樹が、彼の瞳に視線を重ねて鷹揚に口端を上げた。
「お、いいな。南も当然参加するんだよな、汚名挽回すんだろ」
「さもありなん」
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