FRIENDS

緒方宗谷

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二年生の二学期

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 首を傾げる奈緒に、心愛が説明を続けた。
「イリーガルドリブルっていって、一度ドリブルを終えたのにまたドリブルしたらいけないってルールがあって、高木君が上手くそれを取ったの。でももしかしたら、再ドリブル直後に、高木君が跳ね飛ばされていたから、左手でエルボーしたみたいになってファウルになったのかも」
「どっちにしてもやっただね」奈緒が満足そうに頷く。
 調子に乗りだしたひだまりが、この流れをわたすまじと、ギアを上げる。春樹がマークされていることを逆手にとって、他の選手でフロントコート(ひだまりから見て敵のゴールがある側)をかき乱す。
 南が圧巻された様子で背を伸ばして、シュートを放ったひだまり選手を目で追って、口笛を吹く。
「他の選手も結構やるじゃない、無名なくせして」
「そんな危険な発言、人前で言わないほうがいいよ。高木君以外みんな三年なんだから」心愛が驚いて、彼女の言葉を遮る。
「でもこんなにドリブルで攻め込むチームじゃなかったよね。三回連続でひだまりがシュートきめたけど、どのシュートも強引過ぎてファール取られるかと思って焦った」
「うん。高木君だけのチームってイメージがあるからね。でもどこも高木君対策立ててくるでしょ。それを見越して、他のメンバーの攻撃力を高めてきたんじゃないかな。必殺技は今まで通り司令塔の本田先輩と高木君のコンビネーションなんだろうけど。でもそれだけじゃないぞって見せつけることで、動揺させるんだよ。実際、保徳は翻弄されて、攻めにも守りにも転じきれてない感じだし」
「でもさすがは保徳っていったところかな。徐々に逆転されるまでの時間が短くなってきた気がする」
 リードした状態で第一クウォーターを終えたひだまりだったが、続く第二クウォーターは、保徳が繰り出すシュートの嵐に見舞われて防戦一方になった。





































































































































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