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1 出会い
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実際の話、ミリィは結構奇麗系だ。黒真珠のように輝く長い黒髪、スッとして落ち着いた顔立ちに、二重でパッチリとして切れ長の瞳、16歳という実年齢より少し年上に見える。周りから羨まれるほど細くスレンダーなボディライン、にもかかわらず、胸もまぁまぁある。
突然、ミリィの隣からサラが消えた。
「きゃ~!!」
サラが叫び声をあげたかと思うと、その声が尾を引いて後方に消えていく。
ミリィは、陰険にぶつぶつ呟きながら俯いて暗くなていたが、耳を劈く叫び声でびっくりして振り向いた。そこには、トロルに左足を捕まれ、ブンブン振り回されているサラが泣き叫んでいる。
「えっ? ちょと、サラ!! 言うだけ言って捕まらないでよ」
異様な光景だ。はたから見ると、結構情けないものがある。サラは悲劇のヒロインのように悲観にくれた。
「・・・・・ミリィさんより先に捕まるなんて、あぁ、なんて罪深いのかしら、わたしの美貌って・・・」
「あっそっ」
サラなんか見捨てて、さっさと逃げることにした。
「えぇ~!? ちょっと、1人で逃げないで~」
サラはああ言うが、トロルが停まらなければミリィも停まれない。
「ミリィさ~ん、うぇ~ん」
今度は、本当に泣いているようだ。これは助けなければいけない、と思うのだが、空腹で死にそうなのに、サイキックは使えない・・・。正確に言うと、使いたくない。精心力を媒介として精霊などから力を借り行う精霊術と違い、この技は精心力のみで遂行する自分の魂を削るような技、こんなときに使おうものなら、全身筋肉痛で、とうぶん動けなくなる・・・。もしかしたら死ぬかもしれない。
が、見捨てるわけにも行かない。すかさず振り向き、大ぶりで殴るように思いっきり腕を振りながら、叫んだ。
『ソニックブーム!!』
その瞬間、ちょうど腕の長さと同じくらいの空気を振動させて生まれた光の刃が飛び、ズバッと肉の切り裂く音がする。今の一発で、サラを鷲づかみにしていたトロルと、その後ろにいたトロルの2匹の首を落してやった。身構えていなかったサラは、着地が悪く顔面から落ちた。
「っぐぎゃっ!!」
サラが叫ぶ。頭を抑える彼女がヨタヨタと立ち上がる間もなく、1匹のトロルが、ミリィめがけて棍棒を振り上げる。もう1匹はその後ろで、転がる首で転んでいた。
サラがレイピアを抜いて構えた。
「なんちゃって剣士、いっきま~す!!」
サイコエネルギーを使い、すごい精心疲労を負って膝を突いたミリィを助けるべく、サラが走る。
グサッ
「ブガァァァァァ!!」
わき腹に剣をつき立てられたトロルは、激痛から叫び声をあげながら暴れだした。トロルは痛みを感じる神経が鈍感で、ちょっとやそっとじゃ平然としている。にもかかわらず、これだけ暴れると言うことは、サラのレイピアは清水でコーティングされているようだ。
サラを殴り倒すと同時に、傷口は家庭内害虫のごとき生命力で回復していく。
「きゃぁぁぁぁぁ! 何で、やられないのぉ!?」
叩かれて顔を赤く腫らしたサラは、ウルウルしながらバタバタと逃げ惑う。
「やられるわけないでしょ! ちょっと刺さったくらいで!!」
おバカすぎるサラを見かねて、ミリィはソニックブームをもう一発。
「あれ?」
2発目はキツかった。ブーメランのように回転するごぼうが、トロルの首に少し刺さって停止している。ミリィは苦笑いをしながら、ちょっとやるせなくなった。トロルは怒って向かってきたが、それがこやつの運の尽き。トロルが向かう方向とは、逆の方向に向かおうとするソニックブームで、くびちょんぱだ。
突然、ミリィの隣からサラが消えた。
「きゃ~!!」
サラが叫び声をあげたかと思うと、その声が尾を引いて後方に消えていく。
ミリィは、陰険にぶつぶつ呟きながら俯いて暗くなていたが、耳を劈く叫び声でびっくりして振り向いた。そこには、トロルに左足を捕まれ、ブンブン振り回されているサラが泣き叫んでいる。
「えっ? ちょと、サラ!! 言うだけ言って捕まらないでよ」
異様な光景だ。はたから見ると、結構情けないものがある。サラは悲劇のヒロインのように悲観にくれた。
「・・・・・ミリィさんより先に捕まるなんて、あぁ、なんて罪深いのかしら、わたしの美貌って・・・」
「あっそっ」
サラなんか見捨てて、さっさと逃げることにした。
「えぇ~!? ちょっと、1人で逃げないで~」
サラはああ言うが、トロルが停まらなければミリィも停まれない。
「ミリィさ~ん、うぇ~ん」
今度は、本当に泣いているようだ。これは助けなければいけない、と思うのだが、空腹で死にそうなのに、サイキックは使えない・・・。正確に言うと、使いたくない。精心力を媒介として精霊などから力を借り行う精霊術と違い、この技は精心力のみで遂行する自分の魂を削るような技、こんなときに使おうものなら、全身筋肉痛で、とうぶん動けなくなる・・・。もしかしたら死ぬかもしれない。
が、見捨てるわけにも行かない。すかさず振り向き、大ぶりで殴るように思いっきり腕を振りながら、叫んだ。
『ソニックブーム!!』
その瞬間、ちょうど腕の長さと同じくらいの空気を振動させて生まれた光の刃が飛び、ズバッと肉の切り裂く音がする。今の一発で、サラを鷲づかみにしていたトロルと、その後ろにいたトロルの2匹の首を落してやった。身構えていなかったサラは、着地が悪く顔面から落ちた。
「っぐぎゃっ!!」
サラが叫ぶ。頭を抑える彼女がヨタヨタと立ち上がる間もなく、1匹のトロルが、ミリィめがけて棍棒を振り上げる。もう1匹はその後ろで、転がる首で転んでいた。
サラがレイピアを抜いて構えた。
「なんちゃって剣士、いっきま~す!!」
サイコエネルギーを使い、すごい精心疲労を負って膝を突いたミリィを助けるべく、サラが走る。
グサッ
「ブガァァァァァ!!」
わき腹に剣をつき立てられたトロルは、激痛から叫び声をあげながら暴れだした。トロルは痛みを感じる神経が鈍感で、ちょっとやそっとじゃ平然としている。にもかかわらず、これだけ暴れると言うことは、サラのレイピアは清水でコーティングされているようだ。
サラを殴り倒すと同時に、傷口は家庭内害虫のごとき生命力で回復していく。
「きゃぁぁぁぁぁ! 何で、やられないのぉ!?」
叩かれて顔を赤く腫らしたサラは、ウルウルしながらバタバタと逃げ惑う。
「やられるわけないでしょ! ちょっと刺さったくらいで!!」
おバカすぎるサラを見かねて、ミリィはソニックブームをもう一発。
「あれ?」
2発目はキツかった。ブーメランのように回転するごぼうが、トロルの首に少し刺さって停止している。ミリィは苦笑いをしながら、ちょっとやるせなくなった。トロルは怒って向かってきたが、それがこやつの運の尽き。トロルが向かう方向とは、逆の方向に向かおうとするソニックブームで、くびちょんぱだ。
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