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王都
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サイコフィールドのおかげでなんとか神気を浴びずにすんでいるが、神の火を避けるのが精一杯だ。どうすることもできない。会見の間は火の海と化ていた。
「さすがに逃げぬか・・・、そうであろうな。しかし誉めはせぬ! 我が最愛の友、ドルファンを殺したお前らを私は許さんぞ!!」
ドルファンとは、先に倒した天使の名前のようだ。
「サラ、わたしたちが何とかするから、何か法術を!!」
「分かりました!!」
憑依された人間を救うのは、魔導師のほうが得意だ。サラに期待をかける。
「貴様らが何をしようと私は倒せん!! 生まれてから300年、『ドルファンちゃんとバジェルちゃんは仲がいいのね』なんて女神様たちに言われるほど、仲のよかった我々を引き離した怒りは、底を尽きんのだー!!」
神の火がサラめがけて放たれる。
「なによ! ただのエロエロコンビじゃない!! それとも何? 頭の中はどこかの花園にでもイッちゃってるの!?」
ミリィが最大出力のサイコシールドを張り、ラングが神の火を両断する。
『血と肉よりしなる 生命の器
主失い迷える道 わが声は道しるべ
正当なる汝の主 主たる汝の魂
一つとなりて わが前に汝を現せ!!』
サラを包んでいた光と同じものが、バジェルを包んだ。
「ぐぉぉぉぉぉ・・・!!」
発しつづけていた神気は止まった。
「すいません・・・、完全に引き剥がせませんでした」
サラは膝に手を置き、呼吸を整えながら言った。大分つらそうだ。
「陛下の中にいたままでは、手が出せんな」と突撃を躊躇するラングが呟く。
「大丈夫、死なない程度にぶっ飛ばす!!」
神気さえ出てなければ、ただのジジイ・・・、いや、老いた国王だ。
バコッ
「いって~!! メチャクチャ痛いぞ!? なんじゃコリャ~!?」
「もう一発!!」
バキッ
「ぐわっ!!」
ドゴッ
「何が魂の鎧じゃ~! ないほうが楽じゃねーか、コンチクショウ!!」
国王の右肩から、いきなりバジェルの腕が飛び出し、ミリィを殴りつけた。
「痛いか? 痛いだろ~っ! 泣き叫べ~!!」
「光体に殴られたって、いた――く・・・」
ドルファン戦のとき受けた魂の傷はまだ回復しておらず、限界に達していたミリィは気を失いそうになる。
「あぁ~!ミリィさんが死ん――生きてるけど、大変だ~!!」
バジェルが国王の中から姿を現し、それと同時に神気が発せられた。足をふんばり耐えようとするが、ミリィは弱まったサイコシールドごと2人のところまでズルズルと押されて行く。サラが精霊の盾で補強し、何とか持ちこたえられる状態にもっていくが、そう長くもちそうにない。
「さすがに逃げぬか・・・、そうであろうな。しかし誉めはせぬ! 我が最愛の友、ドルファンを殺したお前らを私は許さんぞ!!」
ドルファンとは、先に倒した天使の名前のようだ。
「サラ、わたしたちが何とかするから、何か法術を!!」
「分かりました!!」
憑依された人間を救うのは、魔導師のほうが得意だ。サラに期待をかける。
「貴様らが何をしようと私は倒せん!! 生まれてから300年、『ドルファンちゃんとバジェルちゃんは仲がいいのね』なんて女神様たちに言われるほど、仲のよかった我々を引き離した怒りは、底を尽きんのだー!!」
神の火がサラめがけて放たれる。
「なによ! ただのエロエロコンビじゃない!! それとも何? 頭の中はどこかの花園にでもイッちゃってるの!?」
ミリィが最大出力のサイコシールドを張り、ラングが神の火を両断する。
『血と肉よりしなる 生命の器
主失い迷える道 わが声は道しるべ
正当なる汝の主 主たる汝の魂
一つとなりて わが前に汝を現せ!!』
サラを包んでいた光と同じものが、バジェルを包んだ。
「ぐぉぉぉぉぉ・・・!!」
発しつづけていた神気は止まった。
「すいません・・・、完全に引き剥がせませんでした」
サラは膝に手を置き、呼吸を整えながら言った。大分つらそうだ。
「陛下の中にいたままでは、手が出せんな」と突撃を躊躇するラングが呟く。
「大丈夫、死なない程度にぶっ飛ばす!!」
神気さえ出てなければ、ただのジジイ・・・、いや、老いた国王だ。
バコッ
「いって~!! メチャクチャ痛いぞ!? なんじゃコリャ~!?」
「もう一発!!」
バキッ
「ぐわっ!!」
ドゴッ
「何が魂の鎧じゃ~! ないほうが楽じゃねーか、コンチクショウ!!」
国王の右肩から、いきなりバジェルの腕が飛び出し、ミリィを殴りつけた。
「痛いか? 痛いだろ~っ! 泣き叫べ~!!」
「光体に殴られたって、いた――く・・・」
ドルファン戦のとき受けた魂の傷はまだ回復しておらず、限界に達していたミリィは気を失いそうになる。
「あぁ~!ミリィさんが死ん――生きてるけど、大変だ~!!」
バジェルが国王の中から姿を現し、それと同時に神気が発せられた。足をふんばり耐えようとするが、ミリィは弱まったサイコシールドごと2人のところまでズルズルと押されて行く。サラが精霊の盾で補強し、何とか持ちこたえられる状態にもっていくが、そう長くもちそうにない。
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