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隠里
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信じられなかったがしょうがないので、これまでの経緯を話した。
ただ強くなりたくて旅立ったことや、天使と戦ったこと。今の強さで神魔と戦争になれば、何の役にも立たないと悟ったこと。ミリィが思っていることを全部話した。
「はぁ~? よく聞こえんわい」
ムカッ
「うそじゃ、うそ、大体のことは分かった」
「じゃあ・・・」
ミリィは、期待した。
「確かに天使は強い・・・というより、今の物質生命は弱すぎる」
「はい」
「しかし、教えることは何もない」
「えぇ? 何故です!?」
ラーミは淡々と話を続けた。
「サイキックは、得て不得手が激しく現れる法術じゃ。
自分が得意とする術は戦いの中から見つけるもので、わしが手とり足とり教えておっては、おぬしの本当の力は引きだせん」
結局教えてくれなかったが、将来的に技を伝授してくれることを約束してくれた。
そもそも、ミリィのキャパシティで上を目指すのは難しい。いっぱいいっぱいなのだ。
ラーミは、しばらくこの家に滞在して良い、と言ってくれたので、今は、自分では扱いにくいサイコマグナムやオーラを習得するため、キャパシティをあげる修行や、1年ほどやっていない剣の修行を始めることにした。呪文が短く威力のある魔術を身に付けるべく、サラも修行に入ることになった。
数日して、ラーミがウォーロックというダークエルフを連れてきた。褐色の肌なのは当たり前だが、腰より長いストレートヘアーに汚れたTシャツとジーンズ。どっからどう見ても、みんなが想像するダークエルフだった。
「なに? あれ・・・、思いっきりイメージそのまんまってヤツね。思わず吹き出しちゃうわ」
戦いは実戦で学べということらしく、見た目はバスタードソードより幅のある薄黒い剣を構え、いきなり襲ってきた。ミリィはレディソードで応戦するが、重量のある剣にもかかわらずスピードのある剣さばきの前に、苦戦を強いられる。
できるだけ衝撃を和らげようと霊力で剣身をコーティングするが、ウォーロックは、さらに激しく剣を振り下ろす。
『ソニックブレード!』
「甘いっ!!」
左手に発生したソニックブレードは寸断され、ミリィの鼻先に剣が突きつけられる。
「ずるいわ! 何よその剣!! なんで、ソニックブレードが切れちゃうわけ!?」
「これは、ヴァフュメトウスといってな、もともとは鉄の剣だったらしいが、俺の爺さんが降魔戦争のときに、バホメットとか言う悪魔を封じ込めてから、色も形も変わって、こんな剣になったらしいぜ」
「魔王かなんか?」
「いや、魔神らしいな。剣が折れると死んじまうらしく、すげぇ力を発しやがるんだ」
そう言われると、見た目も雰囲気も悪魔の剣という感じがする。
ヴァフュメトウスに勝るソニックブレードを作ることはできないが、寸断されないパワーがあればドミニオンくらいは倒せる、とラーミは教えてくれた。
ただ強くなりたくて旅立ったことや、天使と戦ったこと。今の強さで神魔と戦争になれば、何の役にも立たないと悟ったこと。ミリィが思っていることを全部話した。
「はぁ~? よく聞こえんわい」
ムカッ
「うそじゃ、うそ、大体のことは分かった」
「じゃあ・・・」
ミリィは、期待した。
「確かに天使は強い・・・というより、今の物質生命は弱すぎる」
「はい」
「しかし、教えることは何もない」
「えぇ? 何故です!?」
ラーミは淡々と話を続けた。
「サイキックは、得て不得手が激しく現れる法術じゃ。
自分が得意とする術は戦いの中から見つけるもので、わしが手とり足とり教えておっては、おぬしの本当の力は引きだせん」
結局教えてくれなかったが、将来的に技を伝授してくれることを約束してくれた。
そもそも、ミリィのキャパシティで上を目指すのは難しい。いっぱいいっぱいなのだ。
ラーミは、しばらくこの家に滞在して良い、と言ってくれたので、今は、自分では扱いにくいサイコマグナムやオーラを習得するため、キャパシティをあげる修行や、1年ほどやっていない剣の修行を始めることにした。呪文が短く威力のある魔術を身に付けるべく、サラも修行に入ることになった。
数日して、ラーミがウォーロックというダークエルフを連れてきた。褐色の肌なのは当たり前だが、腰より長いストレートヘアーに汚れたTシャツとジーンズ。どっからどう見ても、みんなが想像するダークエルフだった。
「なに? あれ・・・、思いっきりイメージそのまんまってヤツね。思わず吹き出しちゃうわ」
戦いは実戦で学べということらしく、見た目はバスタードソードより幅のある薄黒い剣を構え、いきなり襲ってきた。ミリィはレディソードで応戦するが、重量のある剣にもかかわらずスピードのある剣さばきの前に、苦戦を強いられる。
できるだけ衝撃を和らげようと霊力で剣身をコーティングするが、ウォーロックは、さらに激しく剣を振り下ろす。
『ソニックブレード!』
「甘いっ!!」
左手に発生したソニックブレードは寸断され、ミリィの鼻先に剣が突きつけられる。
「ずるいわ! 何よその剣!! なんで、ソニックブレードが切れちゃうわけ!?」
「これは、ヴァフュメトウスといってな、もともとは鉄の剣だったらしいが、俺の爺さんが降魔戦争のときに、バホメットとか言う悪魔を封じ込めてから、色も形も変わって、こんな剣になったらしいぜ」
「魔王かなんか?」
「いや、魔神らしいな。剣が折れると死んじまうらしく、すげぇ力を発しやがるんだ」
そう言われると、見た目も雰囲気も悪魔の剣という感じがする。
ヴァフュメトウスに勝るソニックブレードを作ることはできないが、寸断されないパワーがあればドミニオンくらいは倒せる、とラーミは教えてくれた。
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