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地下要塞
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幻想的なその様に浸ることを阻止するかごとく、ヒタヒタと足音を響かせてくるものがいる。2人が思っていたとおり、大量のアンデットモンスターが階段を上ってきた。中には、霊魂が悪霊化したゾンビではなく、低級魔族に乗り移られアンデット化してしまった半死体デュハランなど、少々厄介なものもいる。
ある程度アンデットが上ってきたところで、ミリィが大量の火をおこして、あらかた焼き払い、次々上ってくるアンデットをサラが魔術で焼き払った。だが、さすがにデュハランは、炎に焼かれながらもその歩みを止めなかった。
「こんなのに、あまり力を使っちゃだめよ!!」
「はいっ」
大抵、フィーリアン様式では、大広間の上は提督の執務室や腹心と開く会議室があって、ちょっとした公国の謁見の間のようになっているはずだ。多分、そこにアンデットを操るものがいるだろう。
その一歩手前にいるミリィにとって、どれほどの力を持った親玉がいるか分からない今、この程度で強力なサイキックに霊力を割くことは出来ない。サラの場合、この遺跡自体を崩壊させられるほどの大技ばかりなので、使えるはずもない。
悲惨なことに、ドラゴン系最強の二大アンデット、デェケイドドラゴン、ラロットドラゴン、くわえて、リザードマンを大きくしたような人型竜のアンデット、ドラゴニアラロットンまでもいる。
「やっ! やばい!! メチャクチャやばい!!」
「それなら、この方たちに任せましょう」
サラは、待ってました、とばかりに意気込んで、両手を左右にかざすと、両方の手のひらに反応して、2つの魔法陣が描かれていった。ミリィは、呪文の詠唱が終るまで、魔方陣にアンデットを近づけないようにするため、少し前に出た。
「『岩よりなるもの 土よりなるもの
地の王ノームに仕えし 屈強なる守人よ
汝が主と等しく 我を守りたまえ』
覚えたてホヤホヤ呪文、発動!!」
物凄い地響きと共に、床に落ちていた石や土が魔方陣に集まりだし、増殖していく。左右の魔方陣の中で、腕のようなものが形作られ、穴から這い上がるようにして、ゴーレムが召喚された。
ミリィは声をあげて驚いたが、その驚きは、次の瞬間ため息に変わった。
右のロックゴーレムは、今にもその体は崩れそうで、左のロームゴーレムは、ドロドロに溶けかかっていて、2体とも使い物になりそうにない。
急いでサラを連れて奥にあった扉をくぐり、扉全体を氷で閉ざした。一応、難は去ったが、この氷がそう長く持つはずもなく、ディケイドドラゴンの黒き炎の前に簡単に溶けていく。10分と経たずデュハランが溢れ出した。
ある程度アンデットが上ってきたところで、ミリィが大量の火をおこして、あらかた焼き払い、次々上ってくるアンデットをサラが魔術で焼き払った。だが、さすがにデュハランは、炎に焼かれながらもその歩みを止めなかった。
「こんなのに、あまり力を使っちゃだめよ!!」
「はいっ」
大抵、フィーリアン様式では、大広間の上は提督の執務室や腹心と開く会議室があって、ちょっとした公国の謁見の間のようになっているはずだ。多分、そこにアンデットを操るものがいるだろう。
その一歩手前にいるミリィにとって、どれほどの力を持った親玉がいるか分からない今、この程度で強力なサイキックに霊力を割くことは出来ない。サラの場合、この遺跡自体を崩壊させられるほどの大技ばかりなので、使えるはずもない。
悲惨なことに、ドラゴン系最強の二大アンデット、デェケイドドラゴン、ラロットドラゴン、くわえて、リザードマンを大きくしたような人型竜のアンデット、ドラゴニアラロットンまでもいる。
「やっ! やばい!! メチャクチャやばい!!」
「それなら、この方たちに任せましょう」
サラは、待ってました、とばかりに意気込んで、両手を左右にかざすと、両方の手のひらに反応して、2つの魔法陣が描かれていった。ミリィは、呪文の詠唱が終るまで、魔方陣にアンデットを近づけないようにするため、少し前に出た。
「『岩よりなるもの 土よりなるもの
地の王ノームに仕えし 屈強なる守人よ
汝が主と等しく 我を守りたまえ』
覚えたてホヤホヤ呪文、発動!!」
物凄い地響きと共に、床に落ちていた石や土が魔方陣に集まりだし、増殖していく。左右の魔方陣の中で、腕のようなものが形作られ、穴から這い上がるようにして、ゴーレムが召喚された。
ミリィは声をあげて驚いたが、その驚きは、次の瞬間ため息に変わった。
右のロックゴーレムは、今にもその体は崩れそうで、左のロームゴーレムは、ドロドロに溶けかかっていて、2体とも使い物になりそうにない。
急いでサラを連れて奥にあった扉をくぐり、扉全体を氷で閉ざした。一応、難は去ったが、この氷がそう長く持つはずもなく、ディケイドドラゴンの黒き炎の前に簡単に溶けていく。10分と経たずデュハランが溢れ出した。
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