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地下要塞
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アンデットドラゴンは、基本的に火を吐くことは出来ないが、高位モンスターであるディケイドドラゴンは、ゾンビ化する効果を有する炎に似た瘴気を吐くことができる。
ここは長い階段の一本道だ。ミリィはデュハランめがけて吹雪を起こし、突き当たりの扉まで走っていった。振り返って氷の槍を想像して連射する。アンデットにもっとも有効な攻撃は爆炎系だが、焦るミリィにそんなことを考える余裕はない。
射抜かれたデュハランとドラゴニアラロットンは、傷口から凍っていき、次々と氷の棺おけに収まっていく。しかし、二大アンデットドラゴンはそうもいかない。凍り始めた傷口は、それ以上凍ることなく、目の前にある邪魔な棺おけを炎で溶かそうとしてた。
後方のデュハランが、ミリィたちめがけて弓を引いたが、射る前にまだ息のあったゴーレムに叩き潰された。2人は少し期待したが、やはり失敗作だ。ドロドロゴーレムの攻撃が効くはずもなく、ディュハランは弓を引いた格好で、その場に立っていた。こんな一本道で狙われたら、格好の的だ。
「『風の精霊よ』2人を守って~!!」
サラの召喚に応じた精霊が巻き起こした風に、矢の進行は妨げられた。ミリィ側からは追い風となる精霊の風に便乗し、氷の槍が放たれる。
ドラゴンは大きすぎるため、ミリィたちのいる通路に入ることは出来ない。ディケイドドラゴンの黒き炎も、ギリギリで届くことはなかった。
デュハランと小型のドラゴニアラロットンを全て倒した頃、入り口でウロウロする大型ドラゴンもやっと凍り付いてくれた。5分くらいはもつだろう。2人は安心して、執務室兼会議室への扉を開こうとした。
「お・・・重い・・・」
押しても引いてもピクリとも動かない扉の前に、2人はへたり込んだ。
その扉には、何か文字が刻まれていた。どこかの古代文字でかかれているようだが、全く読めない。が、今も昔もかわりない図、魔法陣が描かれているため、アンデットの主が、魔法で細工したことが分かる。
あいにくサラは、アンロックという鍵解除の魔法を知らない。2人は、ここに立ち往生することになった。
「だめですね、一気にふっ飛ばしちゃいましょうか?」
「でも、この通路は霊印石の影響が薄いから、あまり大技仕えないんじゃないの?」
「大丈夫です。魔術でいきますし、大広間でなら精霊術の大技も仕えますよ」
そう説明しながらミリィを連れ出したラサは、崩れたロックゴーレムに命じ、扉へ続く通路の前に移動させ、宿っていた土の精霊を返還した。
「いったい何をするのよ」
何をするのか分からず問いただすミリィに、サラは「うふふー、内緒です」と言って、魔法を唱える。
『ウインドブレス!!』
サラがパンチを繰り出した瞬間、ゴーレムの抜け殻めがけて、物凄い突風が吹き荒れる。サラの後ろにいるミリィでさえ、足を踏ん張らしている。息も出来ないほどだ。
ウインドブレスの直撃を受けたゴーレムの脱け殻は、アンデットモンスターを粉砕しながら勢いよく通路を抜け、難なく扉を木っ端微塵に吹き飛ばした。
ゴォォォォォ
「えぇ~!? なんでゴーレムが戻ってくるんですか~!?」
「知らないわよ!!」
ドカ~ン!!
「・・・危なかったわね」
粉々に砕け散った氷の棺おけを見下ろしながら扉に繋がる階段を上っていくと、霊印石の影響が全く失くなった。真っ暗な執務室兼会議室の奥から、異様な殺気が漂ってくる。2人は、扉を抜けたところで立ち止まった。
ここは長い階段の一本道だ。ミリィはデュハランめがけて吹雪を起こし、突き当たりの扉まで走っていった。振り返って氷の槍を想像して連射する。アンデットにもっとも有効な攻撃は爆炎系だが、焦るミリィにそんなことを考える余裕はない。
射抜かれたデュハランとドラゴニアラロットンは、傷口から凍っていき、次々と氷の棺おけに収まっていく。しかし、二大アンデットドラゴンはそうもいかない。凍り始めた傷口は、それ以上凍ることなく、目の前にある邪魔な棺おけを炎で溶かそうとしてた。
後方のデュハランが、ミリィたちめがけて弓を引いたが、射る前にまだ息のあったゴーレムに叩き潰された。2人は少し期待したが、やはり失敗作だ。ドロドロゴーレムの攻撃が効くはずもなく、ディュハランは弓を引いた格好で、その場に立っていた。こんな一本道で狙われたら、格好の的だ。
「『風の精霊よ』2人を守って~!!」
サラの召喚に応じた精霊が巻き起こした風に、矢の進行は妨げられた。ミリィ側からは追い風となる精霊の風に便乗し、氷の槍が放たれる。
ドラゴンは大きすぎるため、ミリィたちのいる通路に入ることは出来ない。ディケイドドラゴンの黒き炎も、ギリギリで届くことはなかった。
デュハランと小型のドラゴニアラロットンを全て倒した頃、入り口でウロウロする大型ドラゴンもやっと凍り付いてくれた。5分くらいはもつだろう。2人は安心して、執務室兼会議室への扉を開こうとした。
「お・・・重い・・・」
押しても引いてもピクリとも動かない扉の前に、2人はへたり込んだ。
その扉には、何か文字が刻まれていた。どこかの古代文字でかかれているようだが、全く読めない。が、今も昔もかわりない図、魔法陣が描かれているため、アンデットの主が、魔法で細工したことが分かる。
あいにくサラは、アンロックという鍵解除の魔法を知らない。2人は、ここに立ち往生することになった。
「だめですね、一気にふっ飛ばしちゃいましょうか?」
「でも、この通路は霊印石の影響が薄いから、あまり大技仕えないんじゃないの?」
「大丈夫です。魔術でいきますし、大広間でなら精霊術の大技も仕えますよ」
そう説明しながらミリィを連れ出したラサは、崩れたロックゴーレムに命じ、扉へ続く通路の前に移動させ、宿っていた土の精霊を返還した。
「いったい何をするのよ」
何をするのか分からず問いただすミリィに、サラは「うふふー、内緒です」と言って、魔法を唱える。
『ウインドブレス!!』
サラがパンチを繰り出した瞬間、ゴーレムの抜け殻めがけて、物凄い突風が吹き荒れる。サラの後ろにいるミリィでさえ、足を踏ん張らしている。息も出来ないほどだ。
ウインドブレスの直撃を受けたゴーレムの脱け殻は、アンデットモンスターを粉砕しながら勢いよく通路を抜け、難なく扉を木っ端微塵に吹き飛ばした。
ゴォォォォォ
「えぇ~!? なんでゴーレムが戻ってくるんですか~!?」
「知らないわよ!!」
ドカ~ン!!
「・・・危なかったわね」
粉々に砕け散った氷の棺おけを見下ろしながら扉に繋がる階段を上っていくと、霊印石の影響が全く失くなった。真っ暗な執務室兼会議室の奥から、異様な殺気が漂ってくる。2人は、扉を抜けたところで立ち止まった。
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