48 / 107
悪魔
3
しおりを挟む
後ろにあるものが何かわからないが、あの魔法陣を破壊する能力がグラノズンにないのは分かった。あれを手にするためにヤツをどうにかして倒さなければならないが、現状では倒せない。
「サラ・・・、逃げるわよ!!」
2人は、今まできた道を急いで突っ切った。
「逃がすと思うか!?」
気をつけをした状態で弾丸のように飛んで、ミリィたちとの距離を縮めていく。
「サラ、ゴーレムを召喚して!!」
サラが呪文を唱えている間、ミリィはサイコマグナムを打って応戦するが、グラノズンはそれを撥ね退け、メフィストフェレス(神力、魔力、霊力を奪う)をミリィたちに唱える。
『アストラルリファイアー』
一時的に超能力でサラの精心力を増幅し耐えさせるが、ミリィのほうは倒れこんで頭上で宙返りをしたグラノズンに踏みつけられる。
「死なない程度にしてやるよ」
宙に浮いたグラノズンはダブエラを唱え、ミリィにめがけて渦巻く火炎を放った。
ミリィは目を閉じて焼かれるのを覚悟したが、熱さは全く感じない。恐る恐る目を開けると、ゴーレムがダブエラを遮ってくれていた。
サラに手を借りて立ち上がったミリィはゴーレムにグラノズンの相手をさせ、一目散に逃げていった。
「どうするんですか? ゴーレム達じゃ、そんなに時間稼ぎになりませんよ!?」
「この遺跡って、サイレントシィールがかけられてるじゃない!? それを発する魔法陣を破壊すれば、サラの大技が期待できるでしょ!!」
まだ通っていない道を掛けまくったが、それらしいものは何もない。長方形の石を隙間なく積み重ねた壁は、いつのまにか不気味な岩肌に代わっていた。怪しすぎる廊下をさ迷いながら、2人はそこらかしこを探しまくった。
「も~! どこにあるのよ!!」
ゴリッ
「・・・?」
「何してるのよ、サラも探して」
「ミッ、ミリィさん・・・、もし私が右足どけたら、どうなっちゃうんですかね?」
下を見ると、サラの足の下に長方形のくぼみが出来ている。それは罠だと瞬時に察したが、何かが仕掛けられている様子はない。だが、足を上げたら何が起きるのか、大体の予想はついた。
「サッ、サラッ、一気に走るのよ? 分かった?」
「はい~っっ」
ミリィの合図で2人は走った。
ゴトッ ゴトゴトッ
走るのより早く床が崩れ落ち、ミリィ達は底の見えない穴に落ちていく。
「やっぱり~!!」
「ミリィさん~!! もし、底に槍があったら、どうします~!?」
「あぁ~! 不安にさせないで~!!」
ヒュルルルル~・・・・・・
「サラ・・・、逃げるわよ!!」
2人は、今まできた道を急いで突っ切った。
「逃がすと思うか!?」
気をつけをした状態で弾丸のように飛んで、ミリィたちとの距離を縮めていく。
「サラ、ゴーレムを召喚して!!」
サラが呪文を唱えている間、ミリィはサイコマグナムを打って応戦するが、グラノズンはそれを撥ね退け、メフィストフェレス(神力、魔力、霊力を奪う)をミリィたちに唱える。
『アストラルリファイアー』
一時的に超能力でサラの精心力を増幅し耐えさせるが、ミリィのほうは倒れこんで頭上で宙返りをしたグラノズンに踏みつけられる。
「死なない程度にしてやるよ」
宙に浮いたグラノズンはダブエラを唱え、ミリィにめがけて渦巻く火炎を放った。
ミリィは目を閉じて焼かれるのを覚悟したが、熱さは全く感じない。恐る恐る目を開けると、ゴーレムがダブエラを遮ってくれていた。
サラに手を借りて立ち上がったミリィはゴーレムにグラノズンの相手をさせ、一目散に逃げていった。
「どうするんですか? ゴーレム達じゃ、そんなに時間稼ぎになりませんよ!?」
「この遺跡って、サイレントシィールがかけられてるじゃない!? それを発する魔法陣を破壊すれば、サラの大技が期待できるでしょ!!」
まだ通っていない道を掛けまくったが、それらしいものは何もない。長方形の石を隙間なく積み重ねた壁は、いつのまにか不気味な岩肌に代わっていた。怪しすぎる廊下をさ迷いながら、2人はそこらかしこを探しまくった。
「も~! どこにあるのよ!!」
ゴリッ
「・・・?」
「何してるのよ、サラも探して」
「ミッ、ミリィさん・・・、もし私が右足どけたら、どうなっちゃうんですかね?」
下を見ると、サラの足の下に長方形のくぼみが出来ている。それは罠だと瞬時に察したが、何かが仕掛けられている様子はない。だが、足を上げたら何が起きるのか、大体の予想はついた。
「サッ、サラッ、一気に走るのよ? 分かった?」
「はい~っっ」
ミリィの合図で2人は走った。
ゴトッ ゴトゴトッ
走るのより早く床が崩れ落ち、ミリィ達は底の見えない穴に落ちていく。
「やっぱり~!!」
「ミリィさん~!! もし、底に槍があったら、どうします~!?」
「あぁ~! 不安にさせないで~!!」
ヒュルルルル~・・・・・・
0
あなたにおすすめの小説
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる