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反撃
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グラノズンは、自らの身を守ろうと氷に掴みかかるが、その手は凍りつく。刃と化した氷が黒い体を貫き、紫色の血のようなものが噴出す。それは、長い間、物質世界にいたために、物質化した状態の魔力だ。
断末魔の叫びをあげるグラノズンの声をかき消すほどの暴雪風と、部屋中を踊り狂う吹雪が襲い掛かる。ファイアウォールで炎の壁を作って身を守り、そのままファイアコメットを唱え、サラめがけて、炎彗星を発射した。
氷の結界を破壊し、サラの足元に数十発のファイアコメットが激突して爆発する。なんとか直撃は免れたものの、爆発に巻き込まれたサラは、悲鳴を上げながら、衝撃に吹き飛ばされた。炎彗星が全弾打ち込まれるころには、部屋の床全体が崩れ落ちていた。
デスデーモンなどの出現で計画は大きく狂ったが、瓦礫の下から抜け出たミリィは、サラに気をとられているグラノズンめがけ、計画の最終段階であるオーラを唱えた。
「ぐわぁぁぁぁぁ!!」
グラノズンの体は分散していく。
「このまま死んでたまるか! クソッタレ!!」
小宇宙化した空間がはじけて巻き起こる煙の中、グラノズンは宙へ浮かんでいく。
腕は肩から、胴体は腰から下がなくなり、体はスライムのように爛れているが、魔力はある程度残っており、瘴気を発している。
『全てを清める風の精霊
我を蝕む黒き風
優しき風で消し去りたまえ』
サラがある程度だが瘴気を浄化し、やっと息の出来る状態まで戻した。
しかし、2人の体は紫色に変色し始め、目眩でグラノズンが2体にも3体にも見えだす。立つのもやとで、咳と共に血を吐き、膝を突いて倒れこむ。
「お前は危険すぎる! 今殺しておかなければ!!」
グラノズンはミリィに近づき、凝縮した魔力を浴びせかけようとする。動くことすら出来ないミリィは、「これまでか」と覚悟を決めたが、ドンッという音と共にグラノズンの体全体が瘴気と化し、それも分解されて無害な霧に変換されていく。
「なぜ・・・、俺を!? なぜだー!!」
「・・・?」
どういうわけかグラノズンは消滅した。部屋を支配していた瘴気も、それを発していたグラノズンが消滅したため、サラの唱えた癒しの風によって消えていく。
『命癒せし水の精霊
汚れし我が身
その力で浄化したまえ』
癒しの水を唱えると、サラの手のひらの間にイチゴより少し大きめの球体の水が現れ、ミリィの口に精霊がゆっくりと運んでいく。同じように発生した水をサラも飲んだ。すると、体を汚染していた毒は浄化され、皮膚の変色は少し残っているものの、気分的には楽になった。続けて唱えたリカバリーで、ゆっくりだが肉体的も回復へ向かっていく。
それでもミリィの精心的ダメージはひどく、サラに支えられなければ立ち上がることができなかった。
断末魔の叫びをあげるグラノズンの声をかき消すほどの暴雪風と、部屋中を踊り狂う吹雪が襲い掛かる。ファイアウォールで炎の壁を作って身を守り、そのままファイアコメットを唱え、サラめがけて、炎彗星を発射した。
氷の結界を破壊し、サラの足元に数十発のファイアコメットが激突して爆発する。なんとか直撃は免れたものの、爆発に巻き込まれたサラは、悲鳴を上げながら、衝撃に吹き飛ばされた。炎彗星が全弾打ち込まれるころには、部屋の床全体が崩れ落ちていた。
デスデーモンなどの出現で計画は大きく狂ったが、瓦礫の下から抜け出たミリィは、サラに気をとられているグラノズンめがけ、計画の最終段階であるオーラを唱えた。
「ぐわぁぁぁぁぁ!!」
グラノズンの体は分散していく。
「このまま死んでたまるか! クソッタレ!!」
小宇宙化した空間がはじけて巻き起こる煙の中、グラノズンは宙へ浮かんでいく。
腕は肩から、胴体は腰から下がなくなり、体はスライムのように爛れているが、魔力はある程度残っており、瘴気を発している。
『全てを清める風の精霊
我を蝕む黒き風
優しき風で消し去りたまえ』
サラがある程度だが瘴気を浄化し、やっと息の出来る状態まで戻した。
しかし、2人の体は紫色に変色し始め、目眩でグラノズンが2体にも3体にも見えだす。立つのもやとで、咳と共に血を吐き、膝を突いて倒れこむ。
「お前は危険すぎる! 今殺しておかなければ!!」
グラノズンはミリィに近づき、凝縮した魔力を浴びせかけようとする。動くことすら出来ないミリィは、「これまでか」と覚悟を決めたが、ドンッという音と共にグラノズンの体全体が瘴気と化し、それも分解されて無害な霧に変換されていく。
「なぜ・・・、俺を!? なぜだー!!」
「・・・?」
どういうわけかグラノズンは消滅した。部屋を支配していた瘴気も、それを発していたグラノズンが消滅したため、サラの唱えた癒しの風によって消えていく。
『命癒せし水の精霊
汚れし我が身
その力で浄化したまえ』
癒しの水を唱えると、サラの手のひらの間にイチゴより少し大きめの球体の水が現れ、ミリィの口に精霊がゆっくりと運んでいく。同じように発生した水をサラも飲んだ。すると、体を汚染していた毒は浄化され、皮膚の変色は少し残っているものの、気分的には楽になった。続けて唱えたリカバリーで、ゆっくりだが肉体的も回復へ向かっていく。
それでもミリィの精心的ダメージはひどく、サラに支えられなければ立ち上がることができなかった。
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