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反撃
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サラの唱えたフロウトで上の階に戻る。2人が覚束ない足取りで物々しい魔法陣の前に立つと、小さく高い音を立てて魔法陣が光りだし、パズルが崩れるかのように壁が開いていった。
中枢部と思われる部屋に入ると、朽ち果てたドラゴンの骨のそばに、霊が立っているのが見える。2人は様子を見ようとして立ち止まったが、霊のほうからゆっくりと近づいてきた。
「よく・・・倒し・・・・くれ・・した。
・・・悪魔・・・肉た・・い・・・滅ぼ・・・て・・」
もともとは、奥の結界を守っていた火吹き竜に埋め込まれた人工霊らしいが、侵入者である2人に敵意を表す様子はない。
グラノズンに殺され朽ち果てても、肉体のそばで機能しつづけていたみたいだ。霊自体に意思はないように見える。ただ、そのときに応じた言葉を並べて話しているだけのようだった。
恐る恐るサラが話し掛けてみようとした時に、人工霊は喋ることで力を使い果たしてしまったらしく、消滅していった。
一番奥に円柱の結界が立ちはだかっていたが、なぜか2人には作用する事なく、すんなり中に入れた。
中央には立派なテーブルが置いてあり、その上に本がある。神族を分析した本のようだ。
あの者たちは、我々とは異なる肉より生りしもの手に入れ生まれた
人にして人と異なるもの 神人なり
主のそばで意を表す古代の神
それ交わるとき 天人なるもの生まれ
天使 権天使 主天使 座天使を束ねる王となる・・・
これ以降は、保存状態が悪すぎて読めなくなっていた。いくつか本が積んであったが、虫食いがひどく読むことができない。確認できそうな保存状態の良い本もあったが、どこかの古代文字で書かれていて全く読めなかった。
「ミリィさん、もしかしてこれって!!」
「ルーゲイル・・・」
「そう・・・、そのとおりだ」
突然、巨大な神力が後ろで渦巻き始めた。振り向くと、ルーゲイルがゆっくりと実体化してくる。
ミリィは、最後の力を振り絞ってサイコマグナムを撃ち放ったが、ルーゲイルは簡単に粉砕した。
「強固な結界に阻まれているから、何があるのかと思えば・・・、何てことなかったな」
ルーゲイルは、その神力で本を取り寄せ、パラパラとめくって言った。
「また会った・・・というより、意識して来てるわね!? 何を考えているのか教えなさい!!」
「さあな」
ドミニオンとは異なる少し大きめの天使が現れ、ミリィの頭を鷲づかみにしてルーゲイルのところに連れて行く。
「ミリィさん!!」
「止まれ!サラ・ステスナー!! 下手な真似すると、ミリィ・グランディアがどうなるか分からんぞ!!」
ミリィに駆け寄ろうとしたサラを神力を込めた言葉で怒鳴りつけ、麻痺状態へ陥れた。
「へぇ~、私のフルネーム、よく知ってるわね?」
「調べ済みだ」
「えぇ!? わたし、知りませんでした!!」
(・・・・覚えときなさいよ、初対面で名乗ってるわよ)
心で突っ込みを入れながら、消えそうなソニックブレードで天使の腕を斬りつけ、返す刀でルーゲイルの頬を斬りつける。
「逃げて、サラ!!」
即座にアストラルリファイアーをサラにかけ、ミリィは叫んだ。
「でも・・・」
「早くしなさい!!」
ルーゲイルはミリィの首を掴みあげ、自分が斬りつけられたところと同じ右頬を殴りつけた。
「サラ・ステスナーを殺してほしくなければ、それもいいだろう。ただ、生きられる時間が少し延びるだけだからな」
そう言い残して、ミリィと共にルーゲイルと天使は消えていった。
サラは唖然と底に座り込んでいたが、癒しの水を唱え、ようやく町に向かって歩き出した。
中枢部と思われる部屋に入ると、朽ち果てたドラゴンの骨のそばに、霊が立っているのが見える。2人は様子を見ようとして立ち止まったが、霊のほうからゆっくりと近づいてきた。
「よく・・・倒し・・・・くれ・・した。
・・・悪魔・・・肉た・・い・・・滅ぼ・・・て・・」
もともとは、奥の結界を守っていた火吹き竜に埋め込まれた人工霊らしいが、侵入者である2人に敵意を表す様子はない。
グラノズンに殺され朽ち果てても、肉体のそばで機能しつづけていたみたいだ。霊自体に意思はないように見える。ただ、そのときに応じた言葉を並べて話しているだけのようだった。
恐る恐るサラが話し掛けてみようとした時に、人工霊は喋ることで力を使い果たしてしまったらしく、消滅していった。
一番奥に円柱の結界が立ちはだかっていたが、なぜか2人には作用する事なく、すんなり中に入れた。
中央には立派なテーブルが置いてあり、その上に本がある。神族を分析した本のようだ。
あの者たちは、我々とは異なる肉より生りしもの手に入れ生まれた
人にして人と異なるもの 神人なり
主のそばで意を表す古代の神
それ交わるとき 天人なるもの生まれ
天使 権天使 主天使 座天使を束ねる王となる・・・
これ以降は、保存状態が悪すぎて読めなくなっていた。いくつか本が積んであったが、虫食いがひどく読むことができない。確認できそうな保存状態の良い本もあったが、どこかの古代文字で書かれていて全く読めなかった。
「ミリィさん、もしかしてこれって!!」
「ルーゲイル・・・」
「そう・・・、そのとおりだ」
突然、巨大な神力が後ろで渦巻き始めた。振り向くと、ルーゲイルがゆっくりと実体化してくる。
ミリィは、最後の力を振り絞ってサイコマグナムを撃ち放ったが、ルーゲイルは簡単に粉砕した。
「強固な結界に阻まれているから、何があるのかと思えば・・・、何てことなかったな」
ルーゲイルは、その神力で本を取り寄せ、パラパラとめくって言った。
「また会った・・・というより、意識して来てるわね!? 何を考えているのか教えなさい!!」
「さあな」
ドミニオンとは異なる少し大きめの天使が現れ、ミリィの頭を鷲づかみにしてルーゲイルのところに連れて行く。
「ミリィさん!!」
「止まれ!サラ・ステスナー!! 下手な真似すると、ミリィ・グランディアがどうなるか分からんぞ!!」
ミリィに駆け寄ろうとしたサラを神力を込めた言葉で怒鳴りつけ、麻痺状態へ陥れた。
「へぇ~、私のフルネーム、よく知ってるわね?」
「調べ済みだ」
「えぇ!? わたし、知りませんでした!!」
(・・・・覚えときなさいよ、初対面で名乗ってるわよ)
心で突っ込みを入れながら、消えそうなソニックブレードで天使の腕を斬りつけ、返す刀でルーゲイルの頬を斬りつける。
「逃げて、サラ!!」
即座にアストラルリファイアーをサラにかけ、ミリィは叫んだ。
「でも・・・」
「早くしなさい!!」
ルーゲイルはミリィの首を掴みあげ、自分が斬りつけられたところと同じ右頬を殴りつけた。
「サラ・ステスナーを殺してほしくなければ、それもいいだろう。ただ、生きられる時間が少し延びるだけだからな」
そう言い残して、ミリィと共にルーゲイルと天使は消えていった。
サラは唖然と底に座り込んでいたが、癒しの水を唱え、ようやく町に向かって歩き出した。
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