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降魔戦争勃発
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中央亜大陸中部のオーストウェル王国(連邦外)との国境を成す大河にミリィたちが到着すると、既にフィーリアン連邦軍が集結していた。大河の向こうには、オーストウェルの軍隊が国旗をはためかせている。
聞いた話によると、運河を下る途中でミリオールの東南に隣接するキルメニア王国(連邦外)の軍隊が合流するらしい。三等国とはいえ、派兵してくれるのはありがたい。
「すごい光景だな」
ラングが言った。
確かに、大河に浮かぶ巨大な軍船の多さには息を飲むしかない。フィーリアンが連邦軍を結成するだけでもすごい事だが、隣国の軍隊が合流するなんて、規模がデカすぎる。もはや、世界大戦規模だ。
「あら? 第一騎士団の旗が無いわね?」
ふと気がついたミリィに、第八騎士団の団長ロンドルが言った。
「第一は参加していない。出陣するのは我々第八騎士団と、他に5つの騎士団だ」
ロンドル将軍が言うには、北に隣接すラルガルマン帝国との関係上、防衛のために結構な量の兵力を残さないわけにはいかないらしい。
もともとフィーリアンとラルガルマンは国交がない上、この度の派兵要請にも返事をよこさないらしいのだ。
「閣下・・・」と、恐る恐るラングが口を開いた。「バースは・・・!私が紹介状を書きました剣士バースは、フィーリアンに来たでしょうか」と、ラングに振り返ったロンドル将軍に訊ねる。
「ああ、来たとも。私のもとでローナイトにソードウェーブの訓練をつけてもらった。今は第一騎士団と共に、北の国境を守っておるよ。ラルガルマンに不穏な空気が出ておるからな。彼はお前のもとに来たがっていたのだかね」
サラが言った。
「人類の存亡をかけた戦いが始まろうとしているのに、何してるんですかね」
サラの言う通りだ。ラルガルマン帝国は強力な軍事大国だから、参加してくれれば大きな戦力になったはずだ。
「だが大丈夫だ。フィーリアン軍と、オーストウェル、キルメキア、ウィードの連合軍が結成されたのだから、魔王の1体くらい簡単に滅ぼしてくれる」
ロンドル将軍は、そう笑いながら言った。
王室騎士3万を含むフィーリアン連邦軍8万、オーストウェルとキルメニアはそれぞれ1万、計10万人からなる大遠征だ。
ウィード地方を死の大地に飲みこませるわけにはいかない。全ての兵士が決死の覚悟をして、ウィード王国領ムーブルへと向かった。
聞いた話によると、運河を下る途中でミリオールの東南に隣接するキルメニア王国(連邦外)の軍隊が合流するらしい。三等国とはいえ、派兵してくれるのはありがたい。
「すごい光景だな」
ラングが言った。
確かに、大河に浮かぶ巨大な軍船の多さには息を飲むしかない。フィーリアンが連邦軍を結成するだけでもすごい事だが、隣国の軍隊が合流するなんて、規模がデカすぎる。もはや、世界大戦規模だ。
「あら? 第一騎士団の旗が無いわね?」
ふと気がついたミリィに、第八騎士団の団長ロンドルが言った。
「第一は参加していない。出陣するのは我々第八騎士団と、他に5つの騎士団だ」
ロンドル将軍が言うには、北に隣接すラルガルマン帝国との関係上、防衛のために結構な量の兵力を残さないわけにはいかないらしい。
もともとフィーリアンとラルガルマンは国交がない上、この度の派兵要請にも返事をよこさないらしいのだ。
「閣下・・・」と、恐る恐るラングが口を開いた。「バースは・・・!私が紹介状を書きました剣士バースは、フィーリアンに来たでしょうか」と、ラングに振り返ったロンドル将軍に訊ねる。
「ああ、来たとも。私のもとでローナイトにソードウェーブの訓練をつけてもらった。今は第一騎士団と共に、北の国境を守っておるよ。ラルガルマンに不穏な空気が出ておるからな。彼はお前のもとに来たがっていたのだかね」
サラが言った。
「人類の存亡をかけた戦いが始まろうとしているのに、何してるんですかね」
サラの言う通りだ。ラルガルマン帝国は強力な軍事大国だから、参加してくれれば大きな戦力になったはずだ。
「だが大丈夫だ。フィーリアン軍と、オーストウェル、キルメキア、ウィードの連合軍が結成されたのだから、魔王の1体くらい簡単に滅ぼしてくれる」
ロンドル将軍は、そう笑いながら言った。
王室騎士3万を含むフィーリアン連邦軍8万、オーストウェルとキルメニアはそれぞれ1万、計10万人からなる大遠征だ。
ウィード地方を死の大地に飲みこませるわけにはいかない。全ての兵士が決死の覚悟をして、ウィード王国領ムーブルへと向かった。
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