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piece2 バースデーケーキ
何か、眠そうだな?
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金曜日の放課後は、4人で集まることができた。
悠里と彩奈、そして部活が終わった剛士と拓真は、互いの学校への道を分ける、いつもの交差点に集合した。
「やっほー、月曜日ぶりだね!」
拓真が大袈裟に手を振り、悪戯っぽく微笑んだ。
「最近、ずっと女子だけでデートしてて、オレたち寂しかったよ?」
な、ゴウ?と拓真が剛士を見やる。
剛士が応える前に、彩奈が笑いながら言った。
「悠里を独り占めしちゃって、すいませんねえ、シバさん!」
彩奈の言葉に、剛士が小さく吹き出した。
そうして、ぽん、と悠里の頭に手を乗せる。
「たまには貸せよ?」
冗談めかした返答と、それとは裏腹な手の温もりに、悠里の頬は熱くなった。
「あはは、最近シバさんが素直で何より」
と彩奈は満足そうに頷いた。
少しお喋りをしようと、4人連れ立って、駅前のカフェに向かう。
道すがら、隣りを歩く剛士に、そっと尋ねられる。
「……悠里。何か、眠そうだな?」
「えっ?」
慌てて悠里は背筋を伸ばす。
「そ、そんなことないよ?大丈夫!」
「そうか? なら、いいんだけど」
少し心配そうに、顔を覗き込んでくる剛士。
悠里は意識して、大きめの微笑みを浮かべてみせた。
昨夜、悠里は夢中になってネックウォーマーを編んだ。
無事に納得のいくものができたが、ラッピングなど諸々の準備をして、結局夜中の2時近くまでかかってしまった。
連日のクッキーの試作も相まって、寝不足は否めない。
――心配かけちゃダメ。
せっかくのサプライズなんだから。
悠里はぎゅっと強く瞬きをし、眠気を押し込んだ。
悠里と彩奈、そして部活が終わった剛士と拓真は、互いの学校への道を分ける、いつもの交差点に集合した。
「やっほー、月曜日ぶりだね!」
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「最近、ずっと女子だけでデートしてて、オレたち寂しかったよ?」
な、ゴウ?と拓真が剛士を見やる。
剛士が応える前に、彩奈が笑いながら言った。
「悠里を独り占めしちゃって、すいませんねえ、シバさん!」
彩奈の言葉に、剛士が小さく吹き出した。
そうして、ぽん、と悠里の頭に手を乗せる。
「たまには貸せよ?」
冗談めかした返答と、それとは裏腹な手の温もりに、悠里の頬は熱くなった。
「あはは、最近シバさんが素直で何より」
と彩奈は満足そうに頷いた。
少しお喋りをしようと、4人連れ立って、駅前のカフェに向かう。
道すがら、隣りを歩く剛士に、そっと尋ねられる。
「……悠里。何か、眠そうだな?」
「えっ?」
慌てて悠里は背筋を伸ばす。
「そ、そんなことないよ?大丈夫!」
「そうか? なら、いいんだけど」
少し心配そうに、顔を覗き込んでくる剛士。
悠里は意識して、大きめの微笑みを浮かべてみせた。
昨夜、悠里は夢中になってネックウォーマーを編んだ。
無事に納得のいくものができたが、ラッピングなど諸々の準備をして、結局夜中の2時近くまでかかってしまった。
連日のクッキーの試作も相まって、寝不足は否めない。
――心配かけちゃダメ。
せっかくのサプライズなんだから。
悠里はぎゅっと強く瞬きをし、眠気を押し込んだ。
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