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第一章
優勝と小さな嫉妬6
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ちょっと外を覗いてみる。
力比べのための闘技場を囲っていた柵はすでに撤去され、真ん中には三ヶ所の一段高くなったスペースと少し豪華な椅子が設置されている。
三ヶ所のうち中央とその右隣には今回のチャンピオンの村長とメーリエッヒが座っている。
程なくしてテユノの準備が終わると司会の紹介とともにリュードとテユノは片手にタオルを持って腕を組んで同じく真ん中に向かう。
真ん中に近づくとテユノは村長に、リュードはメーリエッヒの前へと分かれて目の前にいく。
それぞれ頭を下げて礼をすると手に持っていたタオルを渡す。
お疲れ様でした、これで汗をお拭きくださいという労いの意味がある。
渡したタオルはアラクネという蜘蛛型の魔物の中でも最上級に属するレベルの魔物の吐き出す糸から作った物で、真人族の世界であっても最高級品の物になる。
もちろんタオルは持ち帰ってよく、メーリエッヒはこのタオルの肌触りをとても好んでいる。
形的に息子、娘が親に渡すようになっているが特別な配慮でもない。
男の子供チャンピオンが女の大人チャンピオンに、女の子供チャンピオンが男の大人チャンピオンにタオルを手渡すことに元々なっているのだ。
普段表情の変化に乏しい村長だが流石に着飾ったテユノには驚いたようで労いと優勝を祝う言葉をもらって嬉しそうに笑っている。
渡し終えて一言二言祝いの言葉を述べるとリュードとテユノは残った村長の左側にある高くなったスペースにあるイスに並んで座る。
そして村長が力比べの閉会を宣言する。
「……ここにいる4名を今回の力比べの頂点とし、今年の力比べを閉会とする!」
優勝者が立ち上がり椅子の横に置いてあった各々の武器を掲げる。
森が揺れるほどの歓声が送られて、力比べが終わった。
続いて料理が運ばれてくる。
戦いのねぎらい、優勝の祝杯、村をあげての大宴会の始まりである。
これを力比べよりも楽しみにしている人もいる。
力比べ最中は持って食べやすい比較的簡単な料理がほとんどだが力比べ後の宴会ではそれよりも凝っている料理がたくさん振舞われる。
そしてリュードの目的はなんといっても甘味。
甘いもの自体はチラホラと世の中にはあるけれど砂糖及びその製品は高級で普段は果物ぐらいしか甘いものがない。
果物も自生しているものがほとんどなので甘みも強くなく日持ちもしない。
普段はそうなのだけど今日ばかりは砂糖を買ってきて甘いものも作ってくれるので楽しみなのである。
さらに甘いものは力比べ優勝か上位者しか食べられない特権中の特権。
これまではリュードもメーリエッヒのおこぼれにあずかるぐらいだったのだが今日は堂々と自分の権利で食べられる。
頬も自然と緩むものではあるがチャンピオンとしての仕事いうか、まだやることは残っている。
「おめでとう!」
「ありがとう」
「早くお前が大人になるのが楽しみだ」
「このまま子供でいたいですね」
入れ替わり立ち替わり人が前に来ては何かしら挨拶なりお祝いの言葉なりを述べて装飾品とか野菜とかを置いていく。
主に戦えない人たちがやることで優勝の祝いと同時に自分の作った物を献上することでこれからもどうぞよろしくお願いします、私たちを守ってくださいという意味らしい。
真面目な話をする人もいれば軽口を行っていくような人もいる。
実はリュードとテユノの衣装はコンセプトがあり真人族の結婚衣装風がイメージされて作られている。
かなり昔は強い男性と強い女性は結ばれて強い子を残すのが当然で力比べもストレス発散やその名の通りの力比べの他にそうしたパートナー探し的な、合コンみたいな側面もあった。
子供部門のチャンピオン同士は将来有望で半ば将来が決まっていたような時代もある。
今は当然そんなことないのだけどそんな時代の名残がある。
子供部門の優勝者はそんな時代から変化して夫婦のような結婚衣装風でペアになるなんていう不思議な風習が今では残っている。
そのためにお似合いだねとかいい嫁さんみつけたなとか時間が経つにつれ酔っ払っていくオヤジたちに言われていくのである。
そして献上品を受け取るだけなら放っておけばいいけど受け取ったら持ってきた人にリュードたちはジュースをコップに注ぎ返して分かりましたと伝える必要があるのである。
テユノはそうした発言に顔を真っ赤にしながらジュースを注いでいる。
リュードもめんどくさくなってきたので純粋そうな顔でおじさんも良い相手見つけてねなんて言って捻り潰してやるとそんな軽口叩く人も減る。
ひとしきり献上が終わると料理も出揃っていてあとは好き勝手食べるだけになる。
だけど場所の移動は許されず、後ろに控えている人に言って取ってきてもらってテユノと並んで食べなきゃいけない。
こればかりは優勝したのが面倒とリュードも思ってしまう。
リュードは肉中心の料理と早めの甘味確保をお願いし、テユノもいくつか注文する。
長かった献上の人の列が途切れて手持ち無沙汰になる。
「テユノ」
「な、なに?」
テユノは落ち着いているようには見えるもののリュードとは目を合わせないどころか一切こ見ようともしなかった。
原因は分かりきっている。
さっきの泣いちゃったりしたことである。
「さっきのやつだけどさ」
「……さっきのは、その……もういいから……」
「嫌いじゃないぞ」
「えっ?」
「だから俺は別にテユノのこと嫌ってないって。むしろそっちが俺のこと嫌いなんじゃ……」
「嫌いじゃない!」
実際リュードにはあんまり態度は良くないから苦手なだけであって嫌ってはいない。
他の人にもキッパリ物を言うからキツめに見えるが面倒見が良くて優しいやつだということは知っている。
それにテユノはリュードやルフォンのことをツノありとか獣人とか陰湿な悪口の類を一切言ったことがない。
だからルフォンなんかもテユノのことは好きだし、リュード自身も突っかかってくるようなことさえなければ好ましいとも思う。
だからやたらと突っかかってくるテユノにむしろ自分が嫌われてるんじゃないかとリュードは思っていた。
椅子から身を乗り出して顔を近づけてきたテユノの目は真剣そのものだ。
今はさっきの女性たちだけと違ってはるかに人の目が多い上にいる場所が場所だから少し考えてほしい。
がっつり見てくる奴こそ少ないけどみんなチラチラリュードたちを見てる。
「むしろ逆というか……好きというか……」
すぐに勢いがなくなってシュルシュルと席にもたれかかって戻っていくテユノの言葉の終わりの方はリュードには良く聞こえなかった。
それよりもテユノが離れて視界が開けたことによってテユノの後ろの方、真ん中にいるテユノの父親である村長が見えてしまった。
手に持ったコップを握りつぶさん、いや今握りつぶしてリュードを見ている。
テユノは気づいていないようだけど村長の殺気立った視線にリュードは気が気でない。
村長の視線をテユノで遮るように少し姿勢を落とす。
娘が男と近い距離にいたら親としても気が気でないのは分かる。
もしかしたら村長側から見ればキスでもしているように見えるぐらいの体勢、近さに見えたのだろうか。
どうせ殺されるなら食べよう。
死を覚悟するような殺気を受けながら最後の晩餐とばかりにリュードは食事を取ることに決めた。
「まあ嫌われてないなら良かったよ」
リュードはテユノに微笑みかける。
なんだかんだこうして冷静に顔を突き合わせて話すこともなかった。
嫌われているのが勘違いだと分かっただけでも悪くはない。
リュードが食べている間も村長の視線はこちらから外れることはなかった。
しかし少し遅れた献上や同年代の子供たちがお祝いに来てくれたりと忙しく過ごす中で村長のことは気にしなくなっていった。
ただリュードは真っ先にお祝いに来てくれそうなルフォンが来てくれなかったことがかなり気になっていた。
力比べのための闘技場を囲っていた柵はすでに撤去され、真ん中には三ヶ所の一段高くなったスペースと少し豪華な椅子が設置されている。
三ヶ所のうち中央とその右隣には今回のチャンピオンの村長とメーリエッヒが座っている。
程なくしてテユノの準備が終わると司会の紹介とともにリュードとテユノは片手にタオルを持って腕を組んで同じく真ん中に向かう。
真ん中に近づくとテユノは村長に、リュードはメーリエッヒの前へと分かれて目の前にいく。
それぞれ頭を下げて礼をすると手に持っていたタオルを渡す。
お疲れ様でした、これで汗をお拭きくださいという労いの意味がある。
渡したタオルはアラクネという蜘蛛型の魔物の中でも最上級に属するレベルの魔物の吐き出す糸から作った物で、真人族の世界であっても最高級品の物になる。
もちろんタオルは持ち帰ってよく、メーリエッヒはこのタオルの肌触りをとても好んでいる。
形的に息子、娘が親に渡すようになっているが特別な配慮でもない。
男の子供チャンピオンが女の大人チャンピオンに、女の子供チャンピオンが男の大人チャンピオンにタオルを手渡すことに元々なっているのだ。
普段表情の変化に乏しい村長だが流石に着飾ったテユノには驚いたようで労いと優勝を祝う言葉をもらって嬉しそうに笑っている。
渡し終えて一言二言祝いの言葉を述べるとリュードとテユノは残った村長の左側にある高くなったスペースにあるイスに並んで座る。
そして村長が力比べの閉会を宣言する。
「……ここにいる4名を今回の力比べの頂点とし、今年の力比べを閉会とする!」
優勝者が立ち上がり椅子の横に置いてあった各々の武器を掲げる。
森が揺れるほどの歓声が送られて、力比べが終わった。
続いて料理が運ばれてくる。
戦いのねぎらい、優勝の祝杯、村をあげての大宴会の始まりである。
これを力比べよりも楽しみにしている人もいる。
力比べ最中は持って食べやすい比較的簡単な料理がほとんどだが力比べ後の宴会ではそれよりも凝っている料理がたくさん振舞われる。
そしてリュードの目的はなんといっても甘味。
甘いもの自体はチラホラと世の中にはあるけれど砂糖及びその製品は高級で普段は果物ぐらいしか甘いものがない。
果物も自生しているものがほとんどなので甘みも強くなく日持ちもしない。
普段はそうなのだけど今日ばかりは砂糖を買ってきて甘いものも作ってくれるので楽しみなのである。
さらに甘いものは力比べ優勝か上位者しか食べられない特権中の特権。
これまではリュードもメーリエッヒのおこぼれにあずかるぐらいだったのだが今日は堂々と自分の権利で食べられる。
頬も自然と緩むものではあるがチャンピオンとしての仕事いうか、まだやることは残っている。
「おめでとう!」
「ありがとう」
「早くお前が大人になるのが楽しみだ」
「このまま子供でいたいですね」
入れ替わり立ち替わり人が前に来ては何かしら挨拶なりお祝いの言葉なりを述べて装飾品とか野菜とかを置いていく。
主に戦えない人たちがやることで優勝の祝いと同時に自分の作った物を献上することでこれからもどうぞよろしくお願いします、私たちを守ってくださいという意味らしい。
真面目な話をする人もいれば軽口を行っていくような人もいる。
実はリュードとテユノの衣装はコンセプトがあり真人族の結婚衣装風がイメージされて作られている。
かなり昔は強い男性と強い女性は結ばれて強い子を残すのが当然で力比べもストレス発散やその名の通りの力比べの他にそうしたパートナー探し的な、合コンみたいな側面もあった。
子供部門のチャンピオン同士は将来有望で半ば将来が決まっていたような時代もある。
今は当然そんなことないのだけどそんな時代の名残がある。
子供部門の優勝者はそんな時代から変化して夫婦のような結婚衣装風でペアになるなんていう不思議な風習が今では残っている。
そのためにお似合いだねとかいい嫁さんみつけたなとか時間が経つにつれ酔っ払っていくオヤジたちに言われていくのである。
そして献上品を受け取るだけなら放っておけばいいけど受け取ったら持ってきた人にリュードたちはジュースをコップに注ぎ返して分かりましたと伝える必要があるのである。
テユノはそうした発言に顔を真っ赤にしながらジュースを注いでいる。
リュードもめんどくさくなってきたので純粋そうな顔でおじさんも良い相手見つけてねなんて言って捻り潰してやるとそんな軽口叩く人も減る。
ひとしきり献上が終わると料理も出揃っていてあとは好き勝手食べるだけになる。
だけど場所の移動は許されず、後ろに控えている人に言って取ってきてもらってテユノと並んで食べなきゃいけない。
こればかりは優勝したのが面倒とリュードも思ってしまう。
リュードは肉中心の料理と早めの甘味確保をお願いし、テユノもいくつか注文する。
長かった献上の人の列が途切れて手持ち無沙汰になる。
「テユノ」
「な、なに?」
テユノは落ち着いているようには見えるもののリュードとは目を合わせないどころか一切こ見ようともしなかった。
原因は分かりきっている。
さっきの泣いちゃったりしたことである。
「さっきのやつだけどさ」
「……さっきのは、その……もういいから……」
「嫌いじゃないぞ」
「えっ?」
「だから俺は別にテユノのこと嫌ってないって。むしろそっちが俺のこと嫌いなんじゃ……」
「嫌いじゃない!」
実際リュードにはあんまり態度は良くないから苦手なだけであって嫌ってはいない。
他の人にもキッパリ物を言うからキツめに見えるが面倒見が良くて優しいやつだということは知っている。
それにテユノはリュードやルフォンのことをツノありとか獣人とか陰湿な悪口の類を一切言ったことがない。
だからルフォンなんかもテユノのことは好きだし、リュード自身も突っかかってくるようなことさえなければ好ましいとも思う。
だからやたらと突っかかってくるテユノにむしろ自分が嫌われてるんじゃないかとリュードは思っていた。
椅子から身を乗り出して顔を近づけてきたテユノの目は真剣そのものだ。
今はさっきの女性たちだけと違ってはるかに人の目が多い上にいる場所が場所だから少し考えてほしい。
がっつり見てくる奴こそ少ないけどみんなチラチラリュードたちを見てる。
「むしろ逆というか……好きというか……」
すぐに勢いがなくなってシュルシュルと席にもたれかかって戻っていくテユノの言葉の終わりの方はリュードには良く聞こえなかった。
それよりもテユノが離れて視界が開けたことによってテユノの後ろの方、真ん中にいるテユノの父親である村長が見えてしまった。
手に持ったコップを握りつぶさん、いや今握りつぶしてリュードを見ている。
テユノは気づいていないようだけど村長の殺気立った視線にリュードは気が気でない。
村長の視線をテユノで遮るように少し姿勢を落とす。
娘が男と近い距離にいたら親としても気が気でないのは分かる。
もしかしたら村長側から見ればキスでもしているように見えるぐらいの体勢、近さに見えたのだろうか。
どうせ殺されるなら食べよう。
死を覚悟するような殺気を受けながら最後の晩餐とばかりにリュードは食事を取ることに決めた。
「まあ嫌われてないなら良かったよ」
リュードはテユノに微笑みかける。
なんだかんだこうして冷静に顔を突き合わせて話すこともなかった。
嫌われているのが勘違いだと分かっただけでも悪くはない。
リュードが食べている間も村長の視線はこちらから外れることはなかった。
しかし少し遅れた献上や同年代の子供たちがお祝いに来てくれたりと忙しく過ごす中で村長のことは気にしなくなっていった。
ただリュードは真っ先にお祝いに来てくれそうなルフォンが来てくれなかったことがかなり気になっていた。
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