64 / 550
第一章
閑話・異世界へ1
しおりを挟む
プカプカと水に浮いている感覚が続き、視界は雲の中にでも突っ込んだように真っ白く霧がかかっている。
全ての苦しみから解放されたような落ち着いた心地がしていたが突然地面に足がついて忘れていた呼吸を思い出した。
霧が晴れて気づいたら玄関に立っていた。
古めかしい和風な作りで地方のお土産のようなものが置いてあったり例えるなら古き良き実家の玄関といった感じなのだが、妙に新築のような綺麗さもある。
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
「あっ……ちょっと!」
玄関の上りに割烹着を着た妙齢の美人が1人立っていた。
うやうやしく一礼すると質問を投げかける前にすぐに踵を返して家の奥へと歩いて行ってしまい、慌てて追いかける。
靴を脱ごうと足元を確認するがなぜか靴は履いていなかった。
そんなに速い速度で移動しているように見えない女性を小走りで追いかけるが、結局部屋の前で立ち止まるまで追いつくことはできなかった。
「こちらでお待ちです」
女性がふすまを開けて中に入るように促す。
促されるままに部屋の中に足を踏み入れると女性は部屋に入ってくることなくふすまが閉じられてしまった。
「待っておったぞ。ほれ、そこに座るとええ」
広くもなく、かといって狭くもない畳敷きの部屋の真ん中には濃い茶色のちゃぶ台と白いひげをたくわえた老齢の男性が座っている。
老人は自分が座っている向かい側を手で指すとニコリと微笑む。
老人が指した場所には厚めの座布団が敷いてあった。
特に敵意のような怪しい雰囲気は感じず、朗らかに笑う老人に大人しく従う。
座布団に座って改めて部屋を見回すとちゃぶ台以外に部屋には家具など飾り気はないのに物寂しい感じもなく不思議と心が落ち着く。
ただこの部屋にも目の前の老人にも見覚えはない。
しかしどうやってここに来たのか思い出そうとしてみても思い出せない。
頭の中に霧がかかったように、いつどうやってこの家に来たのか思い出せないのだ。
「まずは客人に茶でも出そう」
老人が手をたたくとちゃぶ台の上に湯呑とお茶請けのお菓子が入った器が落ちてきた。
慌てて天井を見上げるが上は穴も仕掛けもないただの天井。
湯呑は結構な勢いで落ちてきたのにも関わらず割れてもなく、中のお茶も一滴もこぼれていなかった。
お茶は湯気だっていて今入れたばかりに見えるのに一体どういうことなのか。
老人を見るとニコリと人の良さそうな笑みを浮かべているので勧められるままにお茶を口に含んでみるとほんのりとした甘みと豊かな香りが広がる。
特別舌が肥えているわけでもなく味の違いには疎いといえる方ではあったが目の前のお茶はとてもおいしいことは分かる。
「あの……」
質問しようとして口ごもる。
何から聞いていいのか分からない。
ここはどこなのか、目の前に座る老人は誰なのか、どうしてここにいるのか、どうやってここに来たのか、いくつもの質問が頭の中をグルグルと回って言葉に詰まってしまう。
「ほっほっ、それでは本題に入るとしよう」
聞きたげな雰囲気を察してくれた老人が湯呑を置く。
「いろいろ疑問に思っていることじゃろう。この状況を一言で言い表すなら、お主は死んだんじゃ」
「死ん……だ?」
「そうじゃ。覚えておらんか?」
「覚えているも何も……うっ」
いきなり自分が死んでいると言われても訳分からない。
そう思った瞬間ひどく頭が痛み、霧が晴れるように思い出した。
その日はとても寒くて道路が凍っていたためにスリップした車が女の子の方に向かっていた。
女の子を助けようとして、とっさに突き飛ばした。
車が迫ってきていた。
その後どうなったのか正確に覚えていないけれど自分は死んだのだと頭の中でストンと理解した。
受け入れがたく拒否したい事実なのに自然と納得できた。
死ぬ直前の記憶があるせいかもしれない。
死んだ事実よりもかっこよく死ねたかなとか車にひかれたけどきれいな死体でいられたかなんてくだらないことを考えていた。
死の瞬間を思い出して、揺れるお茶の水面を見つめながら感慨にふける様子を老人は優しく見つめている。
どれほどの時間ボーっとしていたのだろうか。
ふと我に返って顔を上げたが、未だに老人の持っている湯呑にはアツアツのお茶がなみなみと入っていた。
「ここは死後の世界……でもあるのじゃが正確に言えば今おるのは神の世界。お主の魂は儂が呼んだのじゃ」
「では、あなたは神様なんですか?」
「ふむ、そうじゃがそう固くならずとも良い。もっと砕けて話してくれて構わん。何ならおじいちゃんと呼んでくれてもよいのじゃぞ」
「いや……」
「ほっほっ、まあ好きに呼ぶとええ」
流石に知らない老人、しかも神様だと言う相手ををおじいちゃんと気軽に呼ぶことはできない。
神様は茶請けの器の中から透明なビニールで包装された饅頭を1つ差し出す。
それは生前好きだった近所にある和菓子屋さんの饅頭に似ていた。
饅頭から神様に視線を戻すと何を考えているか分かったかのようにそうじゃよと言って優しく微笑む。
饅頭の包装を開いて一口かじると程よい甘さが口に広がる。
甘さが控えめで何個でもパクパクといけてしまいそうな、よく食べたあの味だとすぐに分かった。
甘さが口に広がったところでお茶をすすり、また饅頭を一口食べる。
饅頭は美味しくて、お茶も熱くて美味い。
感覚は普通なのに自分はもう死んでいるのだ。
気づいたら頬を涙が伝っていた。
刺激にあふれていたわけでも何かの主役になって輝いていたわけでもないけれど人生に不満はなかったし楽しかった。
死のうなんて思ったことも子供がすねたような理由でしか考えたこともない。
生きることに特別執着したこともないがこんなことになってみて、こんなことになってしまったからこそ、まだまだ生きたかったという感情が涙となって流れ落ちる。
神様は何も言わずにジッと黙っていてくれていた。
何も言わないことがありがたくて、涙を流すごとに頭の中がスッキリとしてきて話の整理ができてきた。
ひとしきり涙を流して落ち着いてきた頃に神様はもう1個饅頭をくれた。
一口かじった饅頭はさっきの物と同じで甘いのだけど同時に少ししょっぱい感じがして、お茶で流し込んだ。
「…………どうして俺はここに呼ばれたんですか?」
「君は死んだ、そこまではよいかな?」
よくはない。
よくはないのだけれどここでそれを言っても話が堂々巡りするだけで前に進まない。
とりあえず理解はしたので静かにうなずき返す。
「ふむ……何から話せばよいのか。まあ、結論から言おう。君には異世界に渡ってもらいたくて呼んだんじゃ」
「……は?」
飲んでいたお茶を吹き出しかける。
神様の顔を見返すがふざけている様子はなく、柔らかく笑顔を浮かべていた。
悪ふざけなら困るけれど真剣でもそれはそれで困る。
「い、異世界って一体……?」
「まあ、待ちなさい。ひとまず結論から言ったのだから理解できなくても当然。まずは話を聞きなさい」
神様が手で制して話を始めた。
とてもじゃないがすぐに信じられるものではなかった。
異世界、並行世界、パラレルワールドなど呼び方は何でもいい。
人の目には見えないけれどこの世界には別の世界が存在している。
宇宙における星や銀河みたいに世界と世界は近づいたり離れたりしながらも互いに干渉することなく独立していた。
今現在地球がある世界は他のある世界とかなり近い距離にある。
その中でもある星と地球は非常に近づいていた。
奇跡的な確率なほどに。
この『ある星』が神様の言う異世界であり話の主役になる。
並行世界的な説明は簡素なもので終わった。
時間をかければいくらでも話せるが説明も難しく、終わりがないので勘弁してほしいと言われた。
全ての苦しみから解放されたような落ち着いた心地がしていたが突然地面に足がついて忘れていた呼吸を思い出した。
霧が晴れて気づいたら玄関に立っていた。
古めかしい和風な作りで地方のお土産のようなものが置いてあったり例えるなら古き良き実家の玄関といった感じなのだが、妙に新築のような綺麗さもある。
「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
「あっ……ちょっと!」
玄関の上りに割烹着を着た妙齢の美人が1人立っていた。
うやうやしく一礼すると質問を投げかける前にすぐに踵を返して家の奥へと歩いて行ってしまい、慌てて追いかける。
靴を脱ごうと足元を確認するがなぜか靴は履いていなかった。
そんなに速い速度で移動しているように見えない女性を小走りで追いかけるが、結局部屋の前で立ち止まるまで追いつくことはできなかった。
「こちらでお待ちです」
女性がふすまを開けて中に入るように促す。
促されるままに部屋の中に足を踏み入れると女性は部屋に入ってくることなくふすまが閉じられてしまった。
「待っておったぞ。ほれ、そこに座るとええ」
広くもなく、かといって狭くもない畳敷きの部屋の真ん中には濃い茶色のちゃぶ台と白いひげをたくわえた老齢の男性が座っている。
老人は自分が座っている向かい側を手で指すとニコリと微笑む。
老人が指した場所には厚めの座布団が敷いてあった。
特に敵意のような怪しい雰囲気は感じず、朗らかに笑う老人に大人しく従う。
座布団に座って改めて部屋を見回すとちゃぶ台以外に部屋には家具など飾り気はないのに物寂しい感じもなく不思議と心が落ち着く。
ただこの部屋にも目の前の老人にも見覚えはない。
しかしどうやってここに来たのか思い出そうとしてみても思い出せない。
頭の中に霧がかかったように、いつどうやってこの家に来たのか思い出せないのだ。
「まずは客人に茶でも出そう」
老人が手をたたくとちゃぶ台の上に湯呑とお茶請けのお菓子が入った器が落ちてきた。
慌てて天井を見上げるが上は穴も仕掛けもないただの天井。
湯呑は結構な勢いで落ちてきたのにも関わらず割れてもなく、中のお茶も一滴もこぼれていなかった。
お茶は湯気だっていて今入れたばかりに見えるのに一体どういうことなのか。
老人を見るとニコリと人の良さそうな笑みを浮かべているので勧められるままにお茶を口に含んでみるとほんのりとした甘みと豊かな香りが広がる。
特別舌が肥えているわけでもなく味の違いには疎いといえる方ではあったが目の前のお茶はとてもおいしいことは分かる。
「あの……」
質問しようとして口ごもる。
何から聞いていいのか分からない。
ここはどこなのか、目の前に座る老人は誰なのか、どうしてここにいるのか、どうやってここに来たのか、いくつもの質問が頭の中をグルグルと回って言葉に詰まってしまう。
「ほっほっ、それでは本題に入るとしよう」
聞きたげな雰囲気を察してくれた老人が湯呑を置く。
「いろいろ疑問に思っていることじゃろう。この状況を一言で言い表すなら、お主は死んだんじゃ」
「死ん……だ?」
「そうじゃ。覚えておらんか?」
「覚えているも何も……うっ」
いきなり自分が死んでいると言われても訳分からない。
そう思った瞬間ひどく頭が痛み、霧が晴れるように思い出した。
その日はとても寒くて道路が凍っていたためにスリップした車が女の子の方に向かっていた。
女の子を助けようとして、とっさに突き飛ばした。
車が迫ってきていた。
その後どうなったのか正確に覚えていないけれど自分は死んだのだと頭の中でストンと理解した。
受け入れがたく拒否したい事実なのに自然と納得できた。
死ぬ直前の記憶があるせいかもしれない。
死んだ事実よりもかっこよく死ねたかなとか車にひかれたけどきれいな死体でいられたかなんてくだらないことを考えていた。
死の瞬間を思い出して、揺れるお茶の水面を見つめながら感慨にふける様子を老人は優しく見つめている。
どれほどの時間ボーっとしていたのだろうか。
ふと我に返って顔を上げたが、未だに老人の持っている湯呑にはアツアツのお茶がなみなみと入っていた。
「ここは死後の世界……でもあるのじゃが正確に言えば今おるのは神の世界。お主の魂は儂が呼んだのじゃ」
「では、あなたは神様なんですか?」
「ふむ、そうじゃがそう固くならずとも良い。もっと砕けて話してくれて構わん。何ならおじいちゃんと呼んでくれてもよいのじゃぞ」
「いや……」
「ほっほっ、まあ好きに呼ぶとええ」
流石に知らない老人、しかも神様だと言う相手ををおじいちゃんと気軽に呼ぶことはできない。
神様は茶請けの器の中から透明なビニールで包装された饅頭を1つ差し出す。
それは生前好きだった近所にある和菓子屋さんの饅頭に似ていた。
饅頭から神様に視線を戻すと何を考えているか分かったかのようにそうじゃよと言って優しく微笑む。
饅頭の包装を開いて一口かじると程よい甘さが口に広がる。
甘さが控えめで何個でもパクパクといけてしまいそうな、よく食べたあの味だとすぐに分かった。
甘さが口に広がったところでお茶をすすり、また饅頭を一口食べる。
饅頭は美味しくて、お茶も熱くて美味い。
感覚は普通なのに自分はもう死んでいるのだ。
気づいたら頬を涙が伝っていた。
刺激にあふれていたわけでも何かの主役になって輝いていたわけでもないけれど人生に不満はなかったし楽しかった。
死のうなんて思ったことも子供がすねたような理由でしか考えたこともない。
生きることに特別執着したこともないがこんなことになってみて、こんなことになってしまったからこそ、まだまだ生きたかったという感情が涙となって流れ落ちる。
神様は何も言わずにジッと黙っていてくれていた。
何も言わないことがありがたくて、涙を流すごとに頭の中がスッキリとしてきて話の整理ができてきた。
ひとしきり涙を流して落ち着いてきた頃に神様はもう1個饅頭をくれた。
一口かじった饅頭はさっきの物と同じで甘いのだけど同時に少ししょっぱい感じがして、お茶で流し込んだ。
「…………どうして俺はここに呼ばれたんですか?」
「君は死んだ、そこまではよいかな?」
よくはない。
よくはないのだけれどここでそれを言っても話が堂々巡りするだけで前に進まない。
とりあえず理解はしたので静かにうなずき返す。
「ふむ……何から話せばよいのか。まあ、結論から言おう。君には異世界に渡ってもらいたくて呼んだんじゃ」
「……は?」
飲んでいたお茶を吹き出しかける。
神様の顔を見返すがふざけている様子はなく、柔らかく笑顔を浮かべていた。
悪ふざけなら困るけれど真剣でもそれはそれで困る。
「い、異世界って一体……?」
「まあ、待ちなさい。ひとまず結論から言ったのだから理解できなくても当然。まずは話を聞きなさい」
神様が手で制して話を始めた。
とてもじゃないがすぐに信じられるものではなかった。
異世界、並行世界、パラレルワールドなど呼び方は何でもいい。
人の目には見えないけれどこの世界には別の世界が存在している。
宇宙における星や銀河みたいに世界と世界は近づいたり離れたりしながらも互いに干渉することなく独立していた。
今現在地球がある世界は他のある世界とかなり近い距離にある。
その中でもある星と地球は非常に近づいていた。
奇跡的な確率なほどに。
この『ある星』が神様の言う異世界であり話の主役になる。
並行世界的な説明は簡素なもので終わった。
時間をかければいくらでも話せるが説明も難しく、終わりがないので勘弁してほしいと言われた。
14
あなたにおすすめの小説
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
風魔法を誤解していませんか? 〜混ぜるな危険!見向きもされない風魔法は、無限の可能性を秘めていました〜
大沢ピヨ氏
ファンタジー
地味で不遇な風魔法──でも、使い方しだいで!?
どこにでもいる男子高校生が、意識高い系お嬢様に巻き込まれ、毎日ダンジョン通いで魔法検証&お小遣い稼ぎ! 目指せ収入UP。 検証と実験で、風と火が火花を散らす!? 青春と魔法と通帳残高、ぜんぶ大事。 風魔法、実は“混ぜるな危険…
転生先は上位貴族で土属性のスキルを手に入れ雑魚扱いだったものの職業は最強だった英雄異世界転生譚
熊虎屋
ファンタジー
現世で一度死んでしまったバスケットボール最強中学生の主人公「神崎 凪」は異世界転生をして上位貴族となったが魔法が土属性というハズレ属性に。
しかし職業は最強!?
自分なりの生活を楽しもうとするがいつの間にか世界の英雄に!?
ハズレ属性と最強の職業で英雄となった異世界転生譚。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる