164 / 550
第三章
海上決戦6
しおりを挟む
タコの方はまだ雷属性に慣れていないのでスタンして動かなくなる。
リュードは竜人化で鋭くなった爪をタコの足に差し込み力いっぱいに両手を開いてタコの足を引き裂いた。
火事場の馬鹿力とでもいうのかリュードはタコの足を素手で切断してみせた。
ルフォンを捕らえているのが足先だったから引きちぎって助けられた。
ただちぎられたタコの足も吸盤が張り付いてルフォンから離れない。
ひとまずちぎれた足ごとルフォンを抱きかかえて水面に向かう。
動いているためか息が苦しくなってきた。
時間がない。
けれどそうしている間にタコもスタンから立ち直ってリュードを睨みつける。
せっかく捕らえた獲物を逃すわけには行かない。
タコの足が迫ってくることを感じる。
「お前如きにルフォンをくれてやると思うなよ! 天雷竜撃!」
残りの魔力も多くないことは分かっている。
だから小さい魔法を連発して逃げるのではなく一発の大きな魔法でどうにか撃退せねばならない。
リュードが持ちうる魔力のほとんどを注ぎ込んだ魔法は雷の龍を成してタコに襲いかかる。
迫り来る足に噛みつき絡み合い、電撃が眩い光を放つ。
痺れながらもリュードは手足を動かした。
もう酸素も魔力もない。
最後の力を振り絞って水の中から飛び出したリュード。
タコの足がクッションの役割を果たしてくれて氷の足場に激突することは避けられた。
もはや魔力も尽きて竜人化した姿を保つことも出来なくなっていた。
「リュードさん、ルフォンさん!」
エミナとアリアセンが駆け寄ってくる。
リュードが水中で戦っている間に氷の上ではクラーケンは討伐されていた。
「ルフォンを頼む」
まだタコの気配は水中にある。
なんとかしなきゃみんなに戦う力は残っていない。
リュードは念のためにと持ってきていた防水の袋を開けてその中にあるマジックボックスの袋に手を突っ込む。
黒い塊をいくつか取り出すと握りしめてほぐして穴に投げ込む。
村長印の魔物よけである。
魔物よけが水に投げ込んでも効果があるのかリュードは知らないけれど一縷の望みをかけて水に投げ込んだ。
慌てたように水中の中を黒い影が移動して離れていく。
どうやら成功したみたいでタコが臭いを嫌がって逃げていった。
「りゅ、リュードさん、ルフォンさんが息をしていません!」
エミナの悲痛な叫び。
一瞬目の前が暗くなった思いがした。
フラつく体でルフォンの元に駆け寄る。
ルフォンの口に手を当ててみても息をしていない。
胸に耳を当てると心臓も止まっていた。
「ルフォンさぁん……」
エミナが泣き出す。
周りが状況察して重たい空気が流れ始めた。
リュードも頭を殴られたような強い衝撃を受ける。
「ルフォン……ダメだ!」
しかしリュードは諦めなかった。
ルフォンの頭を下げて顎を上げる。
ゆっくりと息を吸い込むとリュードはルフォンの口に自分の口を重ねた。
胸が膨らむのを確認するとすぐさま胸に手を当ててリズム良く押し始める。
前世で習ったことがある心肺蘇生法。
この世界ではこんな方法取りはしない。
回復魔法が効かなきゃそれで終わり、死亡宣告がなされる。
だけど希望を失ってはいけない。
諦めるには早すぎるとリュードは知っている。
「そんなの……認めない!」
息を吹き込み、心臓マッサージを繰り返す。
反応のないルフォンに視界が段々とぼやけ出してくる。
「頼む…………頼む、ルフォン!」
「……ゲホッ」
リュードの思いが通じた。
ルフォンの心臓が再び動き出し、海水を吐き出した。
横にして背中をさすってやると大量の海水がルフォンの口から出てきて、激しく咳き込んだ後ようやく自分で呼吸が出来るようになった。
「ルフォン!」
「リュー……ちゃん?」
今すぐに抱きしめたいような衝動に駆られるがここは我慢してルフォンの手を取る。
待機していた医療班の魔法使いが奇跡だと言いながらルフォンに回復魔法をかける。
「そうだ……ここにいるぞ」
「泣いてるの……?」
気づけばリュードは涙を流していた。
答える代わりにリュードは強く握りしめた手を自分の額に当てる。
「私ね、分かってた……リューちゃんが来てくれるって」
「絶対に、何度だって助けに行くさ。でも少しは泳げるようになってくれると嬉しいかな」
「ううん、私はこれでいいの」
「そうか、とりあえず今はあまり話さないで休んでくれ」
「リュー……ちゃん!」
「起き上がらないでください! 私たちが診ますので」
ルフォンに微笑みかけたリュードはルフォンの隣に倒れてしまった。
魔力を使い果たし体力も限界を迎えていた。
ルフォンとリュードは戦闘船の中に運び込まれて治療が行われた。
特にリュードは今回の戦いのMVPと言っても過言ではない働きをした英雄で戦いに参加した皆が心配した。
タコの魔物はリュードの魔物よけによってどこかに逃げてしまった。
皆疲労していてこれ以上の戦闘は無理だと判断したドランダラスは一応目的であったクラーケンの討伐で作戦の成功とした。
帰ってきた騎士や冒険者たちを町の人は盛大に迎え入れてくれた。
魔物は脅威でありながら食料や素材ともなり得てクラーケンも例外ではない。
解体されて持ち帰られたクラーケンは町でさらに細かく解体されて宴のメイン食材となった。
誰もがクラーケン討伐を祝い、まだ続く大干潮のことを一時忘れた。
そんな喧騒の中、生死を彷徨ったルフォンも後遺症もなく回復を見せ、運ばれてきたクラーケンを堪能した。
恐れていた生クラーケンもせっかくだしと口にして意外と悪くないことも理解した。
あのタコがなんだったのか誰にも分からず、アレはクラーケンの亜種あるいはあのクラーケンのつがいなのではないかと予想がされた。
ルフォンにくっついてきた足以外に残されたものはなく、それも食べてみるとリュードにとってはタコだった。
謎のクラーケン亜種とされた魔物は消えてしまい、その後の調査でも痕跡すら探し出せなかった。
この事は討伐に参加した皆が口を紡ぎ、ただクラーケンの討伐を喜んで記憶の片隅へと封印した。
ドランダラスも表面上は喜びながらあのクラーケンと次に対峙する時までに準備をしておかなかればいけないと考えていた。
クラーケン討伐成功。
この事実だけを残してタコは深海に消えてしまったのであった。
リュードは竜人化で鋭くなった爪をタコの足に差し込み力いっぱいに両手を開いてタコの足を引き裂いた。
火事場の馬鹿力とでもいうのかリュードはタコの足を素手で切断してみせた。
ルフォンを捕らえているのが足先だったから引きちぎって助けられた。
ただちぎられたタコの足も吸盤が張り付いてルフォンから離れない。
ひとまずちぎれた足ごとルフォンを抱きかかえて水面に向かう。
動いているためか息が苦しくなってきた。
時間がない。
けれどそうしている間にタコもスタンから立ち直ってリュードを睨みつける。
せっかく捕らえた獲物を逃すわけには行かない。
タコの足が迫ってくることを感じる。
「お前如きにルフォンをくれてやると思うなよ! 天雷竜撃!」
残りの魔力も多くないことは分かっている。
だから小さい魔法を連発して逃げるのではなく一発の大きな魔法でどうにか撃退せねばならない。
リュードが持ちうる魔力のほとんどを注ぎ込んだ魔法は雷の龍を成してタコに襲いかかる。
迫り来る足に噛みつき絡み合い、電撃が眩い光を放つ。
痺れながらもリュードは手足を動かした。
もう酸素も魔力もない。
最後の力を振り絞って水の中から飛び出したリュード。
タコの足がクッションの役割を果たしてくれて氷の足場に激突することは避けられた。
もはや魔力も尽きて竜人化した姿を保つことも出来なくなっていた。
「リュードさん、ルフォンさん!」
エミナとアリアセンが駆け寄ってくる。
リュードが水中で戦っている間に氷の上ではクラーケンは討伐されていた。
「ルフォンを頼む」
まだタコの気配は水中にある。
なんとかしなきゃみんなに戦う力は残っていない。
リュードは念のためにと持ってきていた防水の袋を開けてその中にあるマジックボックスの袋に手を突っ込む。
黒い塊をいくつか取り出すと握りしめてほぐして穴に投げ込む。
村長印の魔物よけである。
魔物よけが水に投げ込んでも効果があるのかリュードは知らないけれど一縷の望みをかけて水に投げ込んだ。
慌てたように水中の中を黒い影が移動して離れていく。
どうやら成功したみたいでタコが臭いを嫌がって逃げていった。
「りゅ、リュードさん、ルフォンさんが息をしていません!」
エミナの悲痛な叫び。
一瞬目の前が暗くなった思いがした。
フラつく体でルフォンの元に駆け寄る。
ルフォンの口に手を当ててみても息をしていない。
胸に耳を当てると心臓も止まっていた。
「ルフォンさぁん……」
エミナが泣き出す。
周りが状況察して重たい空気が流れ始めた。
リュードも頭を殴られたような強い衝撃を受ける。
「ルフォン……ダメだ!」
しかしリュードは諦めなかった。
ルフォンの頭を下げて顎を上げる。
ゆっくりと息を吸い込むとリュードはルフォンの口に自分の口を重ねた。
胸が膨らむのを確認するとすぐさま胸に手を当ててリズム良く押し始める。
前世で習ったことがある心肺蘇生法。
この世界ではこんな方法取りはしない。
回復魔法が効かなきゃそれで終わり、死亡宣告がなされる。
だけど希望を失ってはいけない。
諦めるには早すぎるとリュードは知っている。
「そんなの……認めない!」
息を吹き込み、心臓マッサージを繰り返す。
反応のないルフォンに視界が段々とぼやけ出してくる。
「頼む…………頼む、ルフォン!」
「……ゲホッ」
リュードの思いが通じた。
ルフォンの心臓が再び動き出し、海水を吐き出した。
横にして背中をさすってやると大量の海水がルフォンの口から出てきて、激しく咳き込んだ後ようやく自分で呼吸が出来るようになった。
「ルフォン!」
「リュー……ちゃん?」
今すぐに抱きしめたいような衝動に駆られるがここは我慢してルフォンの手を取る。
待機していた医療班の魔法使いが奇跡だと言いながらルフォンに回復魔法をかける。
「そうだ……ここにいるぞ」
「泣いてるの……?」
気づけばリュードは涙を流していた。
答える代わりにリュードは強く握りしめた手を自分の額に当てる。
「私ね、分かってた……リューちゃんが来てくれるって」
「絶対に、何度だって助けに行くさ。でも少しは泳げるようになってくれると嬉しいかな」
「ううん、私はこれでいいの」
「そうか、とりあえず今はあまり話さないで休んでくれ」
「リュー……ちゃん!」
「起き上がらないでください! 私たちが診ますので」
ルフォンに微笑みかけたリュードはルフォンの隣に倒れてしまった。
魔力を使い果たし体力も限界を迎えていた。
ルフォンとリュードは戦闘船の中に運び込まれて治療が行われた。
特にリュードは今回の戦いのMVPと言っても過言ではない働きをした英雄で戦いに参加した皆が心配した。
タコの魔物はリュードの魔物よけによってどこかに逃げてしまった。
皆疲労していてこれ以上の戦闘は無理だと判断したドランダラスは一応目的であったクラーケンの討伐で作戦の成功とした。
帰ってきた騎士や冒険者たちを町の人は盛大に迎え入れてくれた。
魔物は脅威でありながら食料や素材ともなり得てクラーケンも例外ではない。
解体されて持ち帰られたクラーケンは町でさらに細かく解体されて宴のメイン食材となった。
誰もがクラーケン討伐を祝い、まだ続く大干潮のことを一時忘れた。
そんな喧騒の中、生死を彷徨ったルフォンも後遺症もなく回復を見せ、運ばれてきたクラーケンを堪能した。
恐れていた生クラーケンもせっかくだしと口にして意外と悪くないことも理解した。
あのタコがなんだったのか誰にも分からず、アレはクラーケンの亜種あるいはあのクラーケンのつがいなのではないかと予想がされた。
ルフォンにくっついてきた足以外に残されたものはなく、それも食べてみるとリュードにとってはタコだった。
謎のクラーケン亜種とされた魔物は消えてしまい、その後の調査でも痕跡すら探し出せなかった。
この事は討伐に参加した皆が口を紡ぎ、ただクラーケンの討伐を喜んで記憶の片隅へと封印した。
ドランダラスも表面上は喜びながらあのクラーケンと次に対峙する時までに準備をしておかなかればいけないと考えていた。
クラーケン討伐成功。
この事実だけを残してタコは深海に消えてしまったのであった。
43
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
風魔法を誤解していませんか? 〜混ぜるな危険!見向きもされない風魔法は、無限の可能性を秘めていました〜
大沢ピヨ氏
ファンタジー
地味で不遇な風魔法──でも、使い方しだいで!?
どこにでもいる男子高校生が、意識高い系お嬢様に巻き込まれ、毎日ダンジョン通いで魔法検証&お小遣い稼ぎ! 目指せ収入UP。 検証と実験で、風と火が火花を散らす!? 青春と魔法と通帳残高、ぜんぶ大事。 風魔法、実は“混ぜるな危険…
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる