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11月12日 LHR
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今日のLHRは、修学旅行の班行動の最終チェックだった。もう再来週くらいには、私たちは修学旅行に行く。部活に入っている生徒は、部員へのお土産をどこで買うかなどの話もしており、私は少しだけ部活に入っている生徒が羨ましく思った。
私が部活に入っていない理由は、一応ある。高1の時、部活動を決めるときに体調を崩して休みがちになっていた。だから部活動紹介の時も部活動見学もいなかった。今更考えるのも、体調を考慮してやめた。また悪くなったら困るからだ。昔から体調を崩すことはあまりなかった。だから、珍しく体調不良だっただけだ、と思おうとすれば思える。でも、その時の私は部活動に入る気が起きなかった。普段風邪などひかないからか、死にそうになったのを覚えている。大袈裟だと自分でも思う。
「すっげー…楽しみ…!」
班長になった竜夜くんが、瞳を輝かせて行程表を掲げた。それを見て、班員の小野くんと霙が笑う。もう1人の班員である由芽は、今日は休みだ。学級委員が2人もいる班なのは、竜夜くんと霙の仲裁役と考えて差し支えないだろう。多分クラスで問題を起こすとすればこの2人が揃った時だ。
「由芽、今日来れなかったけど大丈夫なの?」
「あぁ、さっき写真送って確認した」
「おー流石。今日、小野ちゃん由芽のお見舞い行くの?」
霙の言葉に、小野くんが顔を赤くする。竜夜くんは話を聞いていない。私はそんな班員に苦笑いをしている時に、チャイムの音を聞いた。
「あー…連絡は特にねぇな…なんかあるか?ないな?はい、さよーなら」
青海川先生の相変わらずの適当な挨拶を聞き、私は鞄を肩にかける。そこに、花火が来た。
「夕音。土曜日、忙しい?」
「どうしたの?特に予定は入ってなかったと思うけど…」
「お嬢様が、夕音に会いたいって話していて…一緒に来れないかしら…?」
扇様からの名指しの指名。断れるものなのだろうか。
「深沙ちゃんも誘ったんだけど、明日は予定があるって断られて…」
断る人がいた。流石深沙。強い。
「どうかしら…?忙しかったら別に良いんだけど…」
「いや、私は大丈夫だけど…そんな一般市民がほいほい行って良いものなの…?」
「さぁ?でも前に来た時にお嬢様達の先祖と関わりがあったかもしれないってことが分かったし、お嬢様が熱いのが苦手な理由も大体分かったし…大丈夫じゃないかしら」
花火が割と適当にそんなことを言う。私が納得出来ずに首を傾げていると、花火は観念したように言った。
「本当はお嬢様、友達が欲しいのよ。話し相手になってくれる友人。お嬢様の立場だと、他の人達、特にお嬢様の次に高い身分の方々なんて、身分を気にして話しかけてくれないの。でも夕音とか深沙ちゃんは、気にしながらもお嬢様を1人の女の子として扱ってくれたでしょ。あれが相当嬉しかったみたい」
そんなこと言われたら、断れない。私は了解して、日付等はメッセージを送ってもらえるよう頼んだ。
私が部活に入っていない理由は、一応ある。高1の時、部活動を決めるときに体調を崩して休みがちになっていた。だから部活動紹介の時も部活動見学もいなかった。今更考えるのも、体調を考慮してやめた。また悪くなったら困るからだ。昔から体調を崩すことはあまりなかった。だから、珍しく体調不良だっただけだ、と思おうとすれば思える。でも、その時の私は部活動に入る気が起きなかった。普段風邪などひかないからか、死にそうになったのを覚えている。大袈裟だと自分でも思う。
「すっげー…楽しみ…!」
班長になった竜夜くんが、瞳を輝かせて行程表を掲げた。それを見て、班員の小野くんと霙が笑う。もう1人の班員である由芽は、今日は休みだ。学級委員が2人もいる班なのは、竜夜くんと霙の仲裁役と考えて差し支えないだろう。多分クラスで問題を起こすとすればこの2人が揃った時だ。
「由芽、今日来れなかったけど大丈夫なの?」
「あぁ、さっき写真送って確認した」
「おー流石。今日、小野ちゃん由芽のお見舞い行くの?」
霙の言葉に、小野くんが顔を赤くする。竜夜くんは話を聞いていない。私はそんな班員に苦笑いをしている時に、チャイムの音を聞いた。
「あー…連絡は特にねぇな…なんかあるか?ないな?はい、さよーなら」
青海川先生の相変わらずの適当な挨拶を聞き、私は鞄を肩にかける。そこに、花火が来た。
「夕音。土曜日、忙しい?」
「どうしたの?特に予定は入ってなかったと思うけど…」
「お嬢様が、夕音に会いたいって話していて…一緒に来れないかしら…?」
扇様からの名指しの指名。断れるものなのだろうか。
「深沙ちゃんも誘ったんだけど、明日は予定があるって断られて…」
断る人がいた。流石深沙。強い。
「どうかしら…?忙しかったら別に良いんだけど…」
「いや、私は大丈夫だけど…そんな一般市民がほいほい行って良いものなの…?」
「さぁ?でも前に来た時にお嬢様達の先祖と関わりがあったかもしれないってことが分かったし、お嬢様が熱いのが苦手な理由も大体分かったし…大丈夫じゃないかしら」
花火が割と適当にそんなことを言う。私が納得出来ずに首を傾げていると、花火は観念したように言った。
「本当はお嬢様、友達が欲しいのよ。話し相手になってくれる友人。お嬢様の立場だと、他の人達、特にお嬢様の次に高い身分の方々なんて、身分を気にして話しかけてくれないの。でも夕音とか深沙ちゃんは、気にしながらもお嬢様を1人の女の子として扱ってくれたでしょ。あれが相当嬉しかったみたい」
そんなこと言われたら、断れない。私は了解して、日付等はメッセージを送ってもらえるよう頼んだ。
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