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11月24日 4組
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放課後。昨日は羅樹に会えなかったので、今日こそはと意気込む。羅樹にちゃんと素直にお礼を言うんだ。放課後にお店に寄って、羅樹の好きそうな焼き菓子も買ってきた。ラッピングも解けないように大事に持ってきた。あとは羅樹のところへ行って、渡して、いつものお礼を言うだけ。簡単なことなのに、緊張している私がいた。心臓が煩くて、体の真ん中から強張っていく。紙袋を持つ手が震える。何か喋ろうとすると声も震えて、緊張が増していく。
なんで、こんなに緊張するの。
好きだから。それだけじゃない気がした。
紙袋をバッグの中に戻して、時計を確認する。4時前。まだ羅樹は帰っていないだろうし、一緒に帰れるか確認しに行こう。4組を覗いて、羅樹を探す。
「あれ、どうしたの稲森さん」
ドアの前の私を見つけて話しかけてくれたのは、五十嵐くんだった。
「あ、えっと、羅樹いるかなって」
「榊原くん?えぇと、今いないみたい。バッグはあるから帰ってないと思うよ。中入って待っていたら?」
「え。えぇと、じゃあ失礼します…?」
五十嵐くん以外の人がほぼいなかったので、4組に入らせて頂く。私のクラスにはまだ結構な人が残っていたので、驚いた。
「4組は早いね。五十嵐くんはこれから部活?」
「んーや。写真部は毎週水曜活動だからね。ないよ~」
「そうなんだ」
だんだんと人が少なくなっていく教室。隣の私のクラスからも声が聞こえなくなってきて、皆部活に向かったことが分かる。
「部活に所属してないと、誰がどの部活でどんな部活なのか…いつ活動してるのか、とか分かんないなぁ…」
「およ、部活に興味あります?説明致しまするよ」
楽しそうにノートと筆箱をリュックから取り出しながら、変な口調で話す五十嵐くん。思わず笑ってしまった。
「いいの?時間は…」
「何も用事ないからね。いつまでいても大丈夫だし、いつ帰っても大丈夫!」
「…じゃあ、お願いしようかな」
五十嵐くんの席は1番前だったので、その隣の席から椅子を借りて座る。机を挟んで、五十嵐くんと向かい合う。
「えーっと、じゃあまずボクの写真部から話そうかな。2年生はボクと桐竜さんが所属してるよ!風景とか人物とか、その時によって撮るものはいろいろかな。コンクールとか、生徒会に提供する思い出の記録とか、そういうもののために撮ってることが多いかな。部活自体は緩くて、お菓子食べながら話して終わるとかもあるよ~」
にこにこしながら話す五十嵐くん。部活自体は嫌いじゃなさそうだ。私の知らない世界が話の中に広がっていて、私は集中して聞いていた。
なんで、こんなに緊張するの。
好きだから。それだけじゃない気がした。
紙袋をバッグの中に戻して、時計を確認する。4時前。まだ羅樹は帰っていないだろうし、一緒に帰れるか確認しに行こう。4組を覗いて、羅樹を探す。
「あれ、どうしたの稲森さん」
ドアの前の私を見つけて話しかけてくれたのは、五十嵐くんだった。
「あ、えっと、羅樹いるかなって」
「榊原くん?えぇと、今いないみたい。バッグはあるから帰ってないと思うよ。中入って待っていたら?」
「え。えぇと、じゃあ失礼します…?」
五十嵐くん以外の人がほぼいなかったので、4組に入らせて頂く。私のクラスにはまだ結構な人が残っていたので、驚いた。
「4組は早いね。五十嵐くんはこれから部活?」
「んーや。写真部は毎週水曜活動だからね。ないよ~」
「そうなんだ」
だんだんと人が少なくなっていく教室。隣の私のクラスからも声が聞こえなくなってきて、皆部活に向かったことが分かる。
「部活に所属してないと、誰がどの部活でどんな部活なのか…いつ活動してるのか、とか分かんないなぁ…」
「およ、部活に興味あります?説明致しまするよ」
楽しそうにノートと筆箱をリュックから取り出しながら、変な口調で話す五十嵐くん。思わず笑ってしまった。
「いいの?時間は…」
「何も用事ないからね。いつまでいても大丈夫だし、いつ帰っても大丈夫!」
「…じゃあ、お願いしようかな」
五十嵐くんの席は1番前だったので、その隣の席から椅子を借りて座る。机を挟んで、五十嵐くんと向かい合う。
「えーっと、じゃあまずボクの写真部から話そうかな。2年生はボクと桐竜さんが所属してるよ!風景とか人物とか、その時によって撮るものはいろいろかな。コンクールとか、生徒会に提供する思い出の記録とか、そういうもののために撮ってることが多いかな。部活自体は緩くて、お菓子食べながら話して終わるとかもあるよ~」
にこにこしながら話す五十嵐くん。部活自体は嫌いじゃなさそうだ。私の知らない世界が話の中に広がっていて、私は集中して聞いていた。
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