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sweet shopping 来
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「わぁあっ!」
「凄い大きいですねーっ」
子供みたいにはしゃぐ僕達は、現在高校二年生。最初に声をあげたのは桐竜さんだった。二人でやってきたのは、新しくできたショッピングモール。甘いものが好きな二人で、アイスを食べにやってきた。夜二人で帰った時、会話の一つで甘いものが好きだということが共通していたので、僕が誘ってみたのだ。
「えっと、えーっと…アイス…」
「四階ですよ!い、行きますか!?」
「い、行く!!」
高校生とは思えぬはしゃぎっぷりでわくわくと階段をのぼる。エスカレーターもあるのだが、僕達のテンションでエスカレーターは遅すぎる。四階に着くときには息が切れていたが、そんなことを少しも考えずに目をきらきらと輝かせながら店を見渡す。どれもがカラフルに彩られていて、美味しそうな香りに溢れている。
「あ、この店です!どれ食べますか?」
僕がさしたのは、数多く並ぶ店の中でも一際小さい店だった。黒板型の看板が可愛らしく外に出ている。そこには大きな文字で[おすすめ*キャラメルいちご味]と書かれていた。
「えーっと、えーっと…あーん!どれも美味しそうだなぁ…」
「僕はおすすめにします!食べてみたかった味なんですよ」
「そうなの?うーん、じゃあ…どうしよう…」
亜美さんがずっと悩んでいるのを見て愛しさが芽生える。僕は悩んだが、「僕は前にこれを食べました。すっごく美味しかったですよ!」と教えた。
「そっか…じゃあそれにする!」
幸いお店にはお客さんがいなかったのですぐに店員さんを呼ぶことができた。
「すいません。えっと…キャラメルいちごと、バニラクリーム下さい」
「はい。合計で600円になります」
「あっ…お金!」
亜美さんは思い出したように鞄から財布を探す。僕はそっとそれを阻止して払う。
「丁度お預かりします。少々お待ちください」
レシートを渡され、少し待っている。亜美さんは困ったように話した。
「悪いし、払うよ…?」
「大丈夫ですよ。一人でこういうところ来るの恥ずかしいですし、一緒に来てもらえて嬉しかったですから」
「でも…」
「じゃあまた今度行くときは、割り勘ですかね」
「…!…うん!」
そんな会話を済ませたところで、「お待たせ致しました」と店員さんが戻ってきた。
「あ、あれ?」
キャラメルいちごも、バニラクリームも、写真には無いトッピングがされていた。パステルカラーで優しい雰囲気のアイスクリームだった。
「二回目ですよね?またお店に来てくれた感謝と、可愛いカップルさんへのサービスです」
優しく店員さんは微笑んだ。僕はカァッと赤くなる。
か、カップルだなんて…そんな…。
なんて恥ずかしがっていると、隣にいる亜美さんも恥ずかしそうに照れていた。
「え、えっと…ありがとうございます」
「ありがとうございます…っ」
二人で真っ赤になってお礼を言い、空いていた席に座る。
「いただきますっ」
「いただきます」
ぱくっと一口。ふわっとキャラメルの苦さが口の中に広がる。とろっとろのキャラメルの奥から鼻を突き抜けるように広がったのはいちごの酸味。そして甘み。冷たさも絶妙で舌の上で一瞬で溶けていく。喉を通るときも香りが絶えない。優しく口の中を包み込み、溶けていく。甘いのに何処か温かい味がする。キャラメルは口の中で踊りいちごを転がしている。
「美味しいー!!」
「ですね!とろけるキャラメルと、甘~いいちごが絶妙です!」
「幸せぇ…キャラメルいちごも美味しそうだね…今度また食べに来る!絶対来る!」
「…亜美さん」
「ん?」
「あーん」
驚いて耳まで真っ赤になった亜美さんは、小さく口を開けて一口。目を閉じて味を感じる。飲み込んだ瞬間、輝かせた目を見開いて
「美味しい!!!ありがとう!」
と言った。嬉しそうな幸せそうな笑顔で話す亜美さん。そんな姿を見て僕も思わず笑みがこぼれる。そして一頻り堪能した後、僕をまっすぐ見つめた。そしてアイスクリームを僕側に傾けて口を開いた。
「来くん、あーん」
小悪魔のような笑みを浮かべて僕に差し出して来た。 亜美さんはちゃんと一口食べた手前、断るのもなんか間接が嫌なのかと傷つけそうで怖いので一口食べた。
その瞬間、ふわりとバニラの味が広がった。甘くて、花弁のように口の中を満たすその味は、幸せをもたらすには十分過ぎるものだった。遅れてクリームの柔らかでとろける甘さが口の中に届く。甘ったるいくらいのクリームが、さっぱりとしたバニラと相まって丁度良い。
「ん…ありがとうございますっ。やっぱり、美味しいですね!!」
幸福感に包まれて二人で食べ進める。
3人の人影が近付いているのには全く気付かなかった。
「凄い大きいですねーっ」
子供みたいにはしゃぐ僕達は、現在高校二年生。最初に声をあげたのは桐竜さんだった。二人でやってきたのは、新しくできたショッピングモール。甘いものが好きな二人で、アイスを食べにやってきた。夜二人で帰った時、会話の一つで甘いものが好きだということが共通していたので、僕が誘ってみたのだ。
「えっと、えーっと…アイス…」
「四階ですよ!い、行きますか!?」
「い、行く!!」
高校生とは思えぬはしゃぎっぷりでわくわくと階段をのぼる。エスカレーターもあるのだが、僕達のテンションでエスカレーターは遅すぎる。四階に着くときには息が切れていたが、そんなことを少しも考えずに目をきらきらと輝かせながら店を見渡す。どれもがカラフルに彩られていて、美味しそうな香りに溢れている。
「あ、この店です!どれ食べますか?」
僕がさしたのは、数多く並ぶ店の中でも一際小さい店だった。黒板型の看板が可愛らしく外に出ている。そこには大きな文字で[おすすめ*キャラメルいちご味]と書かれていた。
「えーっと、えーっと…あーん!どれも美味しそうだなぁ…」
「僕はおすすめにします!食べてみたかった味なんですよ」
「そうなの?うーん、じゃあ…どうしよう…」
亜美さんがずっと悩んでいるのを見て愛しさが芽生える。僕は悩んだが、「僕は前にこれを食べました。すっごく美味しかったですよ!」と教えた。
「そっか…じゃあそれにする!」
幸いお店にはお客さんがいなかったのですぐに店員さんを呼ぶことができた。
「すいません。えっと…キャラメルいちごと、バニラクリーム下さい」
「はい。合計で600円になります」
「あっ…お金!」
亜美さんは思い出したように鞄から財布を探す。僕はそっとそれを阻止して払う。
「丁度お預かりします。少々お待ちください」
レシートを渡され、少し待っている。亜美さんは困ったように話した。
「悪いし、払うよ…?」
「大丈夫ですよ。一人でこういうところ来るの恥ずかしいですし、一緒に来てもらえて嬉しかったですから」
「でも…」
「じゃあまた今度行くときは、割り勘ですかね」
「…!…うん!」
そんな会話を済ませたところで、「お待たせ致しました」と店員さんが戻ってきた。
「あ、あれ?」
キャラメルいちごも、バニラクリームも、写真には無いトッピングがされていた。パステルカラーで優しい雰囲気のアイスクリームだった。
「二回目ですよね?またお店に来てくれた感謝と、可愛いカップルさんへのサービスです」
優しく店員さんは微笑んだ。僕はカァッと赤くなる。
か、カップルだなんて…そんな…。
なんて恥ずかしがっていると、隣にいる亜美さんも恥ずかしそうに照れていた。
「え、えっと…ありがとうございます」
「ありがとうございます…っ」
二人で真っ赤になってお礼を言い、空いていた席に座る。
「いただきますっ」
「いただきます」
ぱくっと一口。ふわっとキャラメルの苦さが口の中に広がる。とろっとろのキャラメルの奥から鼻を突き抜けるように広がったのはいちごの酸味。そして甘み。冷たさも絶妙で舌の上で一瞬で溶けていく。喉を通るときも香りが絶えない。優しく口の中を包み込み、溶けていく。甘いのに何処か温かい味がする。キャラメルは口の中で踊りいちごを転がしている。
「美味しいー!!」
「ですね!とろけるキャラメルと、甘~いいちごが絶妙です!」
「幸せぇ…キャラメルいちごも美味しそうだね…今度また食べに来る!絶対来る!」
「…亜美さん」
「ん?」
「あーん」
驚いて耳まで真っ赤になった亜美さんは、小さく口を開けて一口。目を閉じて味を感じる。飲み込んだ瞬間、輝かせた目を見開いて
「美味しい!!!ありがとう!」
と言った。嬉しそうな幸せそうな笑顔で話す亜美さん。そんな姿を見て僕も思わず笑みがこぼれる。そして一頻り堪能した後、僕をまっすぐ見つめた。そしてアイスクリームを僕側に傾けて口を開いた。
「来くん、あーん」
小悪魔のような笑みを浮かべて僕に差し出して来た。 亜美さんはちゃんと一口食べた手前、断るのもなんか間接が嫌なのかと傷つけそうで怖いので一口食べた。
その瞬間、ふわりとバニラの味が広がった。甘くて、花弁のように口の中を満たすその味は、幸せをもたらすには十分過ぎるものだった。遅れてクリームの柔らかでとろける甘さが口の中に届く。甘ったるいくらいのクリームが、さっぱりとしたバニラと相まって丁度良い。
「ん…ありがとうございますっ。やっぱり、美味しいですね!!」
幸福感に包まれて二人で食べ進める。
3人の人影が近付いているのには全く気付かなかった。
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