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藍色の気持ち 爽
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※グロテスクだと感じる人もいるかもしれません。その場合は読むのを止めるか、飛ばして読むか判断してください。気持ち悪くなったら落ち着いて水を飲んで羊を数えましょう。
アタシは好きな人なんてつくれない。「誰?」とか、「本当はいるんでしょ」とか聞いてくる鬱陶しい女も嫌い。笑うのも嫌い。全てが嫌い。あの2人を除いて。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
アタシは、小学校四年生位の時好きだった人に告白した。想いを伝えたいだけって、勇気を出して。
でも現実は残酷で、振られた。別に、それだけなら私だってトラウマになんかならなかった。
…それだけなら。
「ごめん、気持ち悪い。やめて。ヘラヘラ笑って…亜美の真似?吐き気がする」
そいつは、亜美の事が好きだったんだ。アタシの親友で、大好きな亜美を。その亜美と、アタシを比べて批判した。許せない。悲しみと、憤怒と、ショックと、呆れでアタシの髪の毛は、白く染まっていった。全てが真っ白になったけれど、はっと我にかえると毛先だけが白くなっていた。悔しくて、辛くて、声が出なかった。
「話はそれだけ?もういい?」
話すこともできなくて、ぼんやりと頷く。するとその人はさっさと踵を返して行ってしまった。涙が溢れるけれど、悲しいけれど、その人を恨みたいけれど、どうしても亜美に恨みがいってしまう。
その後も亜美とは仲が良かった。それでも同じようなことが何度もあった。好きな人を何度も盗られて辛かった。亜美は悪くないと頭ではわかっているつもりだったのに、本気で好きだった光をも盗られて、もう壊れてしまった。
壊れて、笑うのが怖くて、精神的に脆くなっていった。
でも、心の奥の方では本当の事が解っていた。
亜美が辛い事を、苦しい事を知っていたから、解っていたから。
どうやって心の平静を保てば良い?どうすれば私は壊れずに済む?
私はいじめ、という答えに辿り着いた。でも誰を?…誰を陥れたいの?思い浮かばなかった。いや、嘘だ。本当は真っ先に亜美を思い付いた。でも嫌だった。更に辛くなると解っていたから。
もう、誰かに当たるという答えには辿り着かなかった。
ーー自分なら、大丈夫。
私はその日の夜、家族が寝た事を確認した上で台所へ向かった。
無意識に手に取ったものは
ーーーナイフ。
気が付いた時には、もう周りが染まっていた。自分の中に流れている赤い、紅い色で。
流れ出てくる元を見てみると右足の太腿だった。
このままでは、誰かに見つかって病院送りだ。ひとまず手当をする事にした。太腿なら、誰にも判らない。止血をし、包帯を巻いて、血を拭った。
その傷が治りかけると掻きむしって完治を拒んだ。自分に傷をつけて喜んでいた。
この頃から、両足に傷を付けるようになり、左足にはサポーターをつけて注意をそっちに向けるようにした。
バレることはない。アタシは、楽になれるんだ。
そう思っていた。
アタシは好きな人なんてつくれない。「誰?」とか、「本当はいるんでしょ」とか聞いてくる鬱陶しい女も嫌い。笑うのも嫌い。全てが嫌い。あの2人を除いて。
~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
アタシは、小学校四年生位の時好きだった人に告白した。想いを伝えたいだけって、勇気を出して。
でも現実は残酷で、振られた。別に、それだけなら私だってトラウマになんかならなかった。
…それだけなら。
「ごめん、気持ち悪い。やめて。ヘラヘラ笑って…亜美の真似?吐き気がする」
そいつは、亜美の事が好きだったんだ。アタシの親友で、大好きな亜美を。その亜美と、アタシを比べて批判した。許せない。悲しみと、憤怒と、ショックと、呆れでアタシの髪の毛は、白く染まっていった。全てが真っ白になったけれど、はっと我にかえると毛先だけが白くなっていた。悔しくて、辛くて、声が出なかった。
「話はそれだけ?もういい?」
話すこともできなくて、ぼんやりと頷く。するとその人はさっさと踵を返して行ってしまった。涙が溢れるけれど、悲しいけれど、その人を恨みたいけれど、どうしても亜美に恨みがいってしまう。
その後も亜美とは仲が良かった。それでも同じようなことが何度もあった。好きな人を何度も盗られて辛かった。亜美は悪くないと頭ではわかっているつもりだったのに、本気で好きだった光をも盗られて、もう壊れてしまった。
壊れて、笑うのが怖くて、精神的に脆くなっていった。
でも、心の奥の方では本当の事が解っていた。
亜美が辛い事を、苦しい事を知っていたから、解っていたから。
どうやって心の平静を保てば良い?どうすれば私は壊れずに済む?
私はいじめ、という答えに辿り着いた。でも誰を?…誰を陥れたいの?思い浮かばなかった。いや、嘘だ。本当は真っ先に亜美を思い付いた。でも嫌だった。更に辛くなると解っていたから。
もう、誰かに当たるという答えには辿り着かなかった。
ーー自分なら、大丈夫。
私はその日の夜、家族が寝た事を確認した上で台所へ向かった。
無意識に手に取ったものは
ーーーナイフ。
気が付いた時には、もう周りが染まっていた。自分の中に流れている赤い、紅い色で。
流れ出てくる元を見てみると右足の太腿だった。
このままでは、誰かに見つかって病院送りだ。ひとまず手当をする事にした。太腿なら、誰にも判らない。止血をし、包帯を巻いて、血を拭った。
その傷が治りかけると掻きむしって完治を拒んだ。自分に傷をつけて喜んでいた。
この頃から、両足に傷を付けるようになり、左足にはサポーターをつけて注意をそっちに向けるようにした。
バレることはない。アタシは、楽になれるんだ。
そう思っていた。
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