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8月11日 電車に揺られて
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荷物をまとめて、私達は別荘を出る。
「忘れ物ない?じゃあ閉めるよ」
利羽ちゃんが別荘に鍵をかける。そして振り返って、じゃあ帰りましょうか、と言った。いろいろな話をしながら歩いていると、あっという間に駅に着いた。
「皆どこ駅だっけ?」
「俺と紗奈と水奈月は最寄り一緒」
「私は蒼くんと一緒だよ。中学が一緒だと大体一緒だよね」
「まぁ同じ学区だし」
「えっ、僕と蝶野さんは中学一緒でしたけど最寄り違いますよね?」
「うん。私は病弱だったからそういう学級があるところに入れさせてもらったのよ。結構遠かったんだけどね」
「そうなの?大変そうですね…」
「アタシは亜美と一駅しか変わらない」
「だね!」
そんな話をしていると電車がやってきた。電車に乗ると、私の隣に座った明が私の肩をとんとん、と叩いた。
「…夕音は、榊原と一緒?」
「うん、そうだよ。家も近いの」
「小学生の時とかは、一緒に登校だったよね」
「うん。明は?」
「小学生の時…は、たまに竜夜とかだったかな」
「家同じ方向だもんね」
「うん」
羅樹や紗奈も途中で加わり、おしゃべりに花を咲かす。電車の中なので小さい声で話すことに注意をしながら、楽しい昔話を聞く。
「よく考えると、このメンバーは高校同じじゃなきゃ会わなかったんだよね」
「そうだね。中学が同じ人もいるけど、高校で出会う人の方が付き合いは長くなりそうだよね」
「海斗と空原なんて恋人だしな!」
竜夜くんが少し大きな声を出したので、びっくりした。何人かが竜夜くんの方に振り返ると、紗奈に叩かれていた。
「何の話してるの?」
「高校で初めて会って、仲が良いって奇跡的なことだよなって話!」
「よく分からないけど、なんか楽しそうだね」
由芽が苦笑いをする。小野くんは寝ているふりをしているが、耳が赤かった。端の方にいる深沙ちゃんや青海川くん、蒼くん、浅野くん、眞里阿ちゃんたちは疲れていたのか、眠っていた。
「…眠い…」
「肩貸しますよ?どうぞ」
潮賀くんの肩に寄りかかって寝始める北原くん。微笑ましくて、その様子を見ていると肩に何かが乗る感触がした。
「あらら、明も寝ちゃったか」
寝息が聞こえてきて、少し和む。その時、次の駅を告げるアナウンスがかかった。
「あ、俺ここっす。降りるっすね!また文化祭準備の日に!」
「私もここ。降りるわね」
利羽ちゃんと鹿宮くんを見送る。
何駅も通り過ぎ、だんだん少なくなっていく。私は羅樹と一緒に電車を降りて、まだ楽しい旅行気分が抜けないまま、羅樹と一緒に家まで帰った。
「忘れ物ない?じゃあ閉めるよ」
利羽ちゃんが別荘に鍵をかける。そして振り返って、じゃあ帰りましょうか、と言った。いろいろな話をしながら歩いていると、あっという間に駅に着いた。
「皆どこ駅だっけ?」
「俺と紗奈と水奈月は最寄り一緒」
「私は蒼くんと一緒だよ。中学が一緒だと大体一緒だよね」
「まぁ同じ学区だし」
「えっ、僕と蝶野さんは中学一緒でしたけど最寄り違いますよね?」
「うん。私は病弱だったからそういう学級があるところに入れさせてもらったのよ。結構遠かったんだけどね」
「そうなの?大変そうですね…」
「アタシは亜美と一駅しか変わらない」
「だね!」
そんな話をしていると電車がやってきた。電車に乗ると、私の隣に座った明が私の肩をとんとん、と叩いた。
「…夕音は、榊原と一緒?」
「うん、そうだよ。家も近いの」
「小学生の時とかは、一緒に登校だったよね」
「うん。明は?」
「小学生の時…は、たまに竜夜とかだったかな」
「家同じ方向だもんね」
「うん」
羅樹や紗奈も途中で加わり、おしゃべりに花を咲かす。電車の中なので小さい声で話すことに注意をしながら、楽しい昔話を聞く。
「よく考えると、このメンバーは高校同じじゃなきゃ会わなかったんだよね」
「そうだね。中学が同じ人もいるけど、高校で出会う人の方が付き合いは長くなりそうだよね」
「海斗と空原なんて恋人だしな!」
竜夜くんが少し大きな声を出したので、びっくりした。何人かが竜夜くんの方に振り返ると、紗奈に叩かれていた。
「何の話してるの?」
「高校で初めて会って、仲が良いって奇跡的なことだよなって話!」
「よく分からないけど、なんか楽しそうだね」
由芽が苦笑いをする。小野くんは寝ているふりをしているが、耳が赤かった。端の方にいる深沙ちゃんや青海川くん、蒼くん、浅野くん、眞里阿ちゃんたちは疲れていたのか、眠っていた。
「…眠い…」
「肩貸しますよ?どうぞ」
潮賀くんの肩に寄りかかって寝始める北原くん。微笑ましくて、その様子を見ていると肩に何かが乗る感触がした。
「あらら、明も寝ちゃったか」
寝息が聞こえてきて、少し和む。その時、次の駅を告げるアナウンスがかかった。
「あ、俺ここっす。降りるっすね!また文化祭準備の日に!」
「私もここ。降りるわね」
利羽ちゃんと鹿宮くんを見送る。
何駅も通り過ぎ、だんだん少なくなっていく。私は羅樹と一緒に電車を降りて、まだ楽しい旅行気分が抜けないまま、羅樹と一緒に家まで帰った。
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