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game night playing 霙
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現在の私の話をしようか。
あぁ、眠い。
私はゲーム中毒者では無いが、1日中ゲームをしている事はある。暇となればゲーム機を無意識に開いてる。
今日も同じ。夜までゲームをしていた。いくら高校生になったからと言って、何時間もやるのは良くない。解っていてもやめられない。しかし、流石に夜11時まで起きると眠い。
「そろそろ寝るか…」
PCをシャットダウンしようとクリックした。その時ーー。
ーー…動かない?
勝手に矢印が動き、ゲームを開く。この動きには、見覚えがある。
…冬間家の双子のどちらかだ。
いきなり始まるゲームに、眠気さえ吹っ飛ぶ。チカチカと光る画面と、イヤフォンから伝わってくる音楽に合わせてキーボードから無数の文字を打ち込んでいくーー。
相手が苦戦しているのを見て快感が身体を支配した。
「これで…終わり…!!」
最後の文字を打ち込む瞬間、いきなり通信が切られた。
私はコンピューターに圧勝して、彼奴との対戦では無かったかのように画面が無言で見つめてきた。
「…は?」
苛立ちが隠せない。隠すつもりも無いが。
シャットダウン…出来ない。やはりか。また対戦するつもりだな。
PCを放置して寝る事も出来るが、電気代が心配だ。使いすぎて親に迷惑をかける訳にもいかない。
対戦…手を抜けばもう一度…。
「あの馬鹿…一回消滅しろ…!!」
私は怒りを通り越して淡々と指を動かしていた。
5、6回目にやっと彼奴が勝った。
「終わった…」
明日、絶対にキレてやる。
後日
「冬間ぁぁあああああ!!!!」
叫び声の主は私。霜月霙。あの馬鹿双子のどちらかだ!!
「なんだよおまえかよ」
眠そうな様子で富が出てきた。昨日の相手は富のPCを使っていた。念の為確認しておくか。
「お前、昨日私のパソコン乗っ取った?」
「はぁ?なんの話だよ??」
「昨日の11時頃、私のパソコン乗っ取ってゲーム開いたのお前?」
「俺じゃねぇよ!10時に寝たわ!」
「やはり…彼奴か…」
「当たり前だろ!?俺を疑うな!」
やはり富では無かった。こいつは見た目に似合わず規則正しい生活を送っている奴なんだ。11時まで起きてる筈が無い。
となると…双子の弟の…。
「桜」
「雪なら屋上行ったぞ」
流石幼稚園からの付き合い、解ってる。
「イヤフォンしとかないと真上から叫び声が聞こえるぞ」
と明が言っていたがつっこまないでおく。
屋上
「ゆ…き…」
息を切らして屋上のドアノブを回す。
風に吹かれて揺れている服の裾に手を伸ばす。
それに気付いた雪は、目頭に涙を浮かべていた。きっと眠いのだろう。
「霙?どうした?」
「き、昨日私のパソコン乗っ取ったでしょ!?眠いんだけど!」
若干声が上ずったが、平気…の筈。
「えー?あー、うんw乗っ取った」
「私じゃなくて、他のプレイヤー探しなさいよ!!」
「えー弱いから嫌だw」
「だからって私を巻き込むな!!」
内心、こういう話をしている時は楽しいのだが、人より睡眠欲のある私にとって夜の睡眠は必要不可欠だ。休日に15時間寝る事だってあるんだ。その私から睡眠時間を奪わないで欲しい…。
「良いじゃんw俺はお前とやる時間好きだぞ?」
「私だって楽しいけど、眠いから夜はやめて!」
この会話、周りから言わせるとイチャついてるとか言われるけど、自覚あるから…からかわないで欲しい。
「んーじゃあ、また今度家に行く」
「え!?あ、ゲームしに来るのか…なら良いけどお菓子とか出さないからね!!」
「わかってるってw」
どうしよう、昨日はあんなにイライラしてたのに。次にゲームをやるのが楽しみだなんて。
不名誉な感情に振り回されてるな、私。
なんてね。本当、雪のおかげで私は今を楽しめる。
大好きだよ、雪。
まぁ、本人には言えないけどね。
あぁ、眠い。
私はゲーム中毒者では無いが、1日中ゲームをしている事はある。暇となればゲーム機を無意識に開いてる。
今日も同じ。夜までゲームをしていた。いくら高校生になったからと言って、何時間もやるのは良くない。解っていてもやめられない。しかし、流石に夜11時まで起きると眠い。
「そろそろ寝るか…」
PCをシャットダウンしようとクリックした。その時ーー。
ーー…動かない?
勝手に矢印が動き、ゲームを開く。この動きには、見覚えがある。
…冬間家の双子のどちらかだ。
いきなり始まるゲームに、眠気さえ吹っ飛ぶ。チカチカと光る画面と、イヤフォンから伝わってくる音楽に合わせてキーボードから無数の文字を打ち込んでいくーー。
相手が苦戦しているのを見て快感が身体を支配した。
「これで…終わり…!!」
最後の文字を打ち込む瞬間、いきなり通信が切られた。
私はコンピューターに圧勝して、彼奴との対戦では無かったかのように画面が無言で見つめてきた。
「…は?」
苛立ちが隠せない。隠すつもりも無いが。
シャットダウン…出来ない。やはりか。また対戦するつもりだな。
PCを放置して寝る事も出来るが、電気代が心配だ。使いすぎて親に迷惑をかける訳にもいかない。
対戦…手を抜けばもう一度…。
「あの馬鹿…一回消滅しろ…!!」
私は怒りを通り越して淡々と指を動かしていた。
5、6回目にやっと彼奴が勝った。
「終わった…」
明日、絶対にキレてやる。
後日
「冬間ぁぁあああああ!!!!」
叫び声の主は私。霜月霙。あの馬鹿双子のどちらかだ!!
「なんだよおまえかよ」
眠そうな様子で富が出てきた。昨日の相手は富のPCを使っていた。念の為確認しておくか。
「お前、昨日私のパソコン乗っ取った?」
「はぁ?なんの話だよ??」
「昨日の11時頃、私のパソコン乗っ取ってゲーム開いたのお前?」
「俺じゃねぇよ!10時に寝たわ!」
「やはり…彼奴か…」
「当たり前だろ!?俺を疑うな!」
やはり富では無かった。こいつは見た目に似合わず規則正しい生活を送っている奴なんだ。11時まで起きてる筈が無い。
となると…双子の弟の…。
「桜」
「雪なら屋上行ったぞ」
流石幼稚園からの付き合い、解ってる。
「イヤフォンしとかないと真上から叫び声が聞こえるぞ」
と明が言っていたがつっこまないでおく。
屋上
「ゆ…き…」
息を切らして屋上のドアノブを回す。
風に吹かれて揺れている服の裾に手を伸ばす。
それに気付いた雪は、目頭に涙を浮かべていた。きっと眠いのだろう。
「霙?どうした?」
「き、昨日私のパソコン乗っ取ったでしょ!?眠いんだけど!」
若干声が上ずったが、平気…の筈。
「えー?あー、うんw乗っ取った」
「私じゃなくて、他のプレイヤー探しなさいよ!!」
「えー弱いから嫌だw」
「だからって私を巻き込むな!!」
内心、こういう話をしている時は楽しいのだが、人より睡眠欲のある私にとって夜の睡眠は必要不可欠だ。休日に15時間寝る事だってあるんだ。その私から睡眠時間を奪わないで欲しい…。
「良いじゃんw俺はお前とやる時間好きだぞ?」
「私だって楽しいけど、眠いから夜はやめて!」
この会話、周りから言わせるとイチャついてるとか言われるけど、自覚あるから…からかわないで欲しい。
「んーじゃあ、また今度家に行く」
「え!?あ、ゲームしに来るのか…なら良いけどお菓子とか出さないからね!!」
「わかってるってw」
どうしよう、昨日はあんなにイライラしてたのに。次にゲームをやるのが楽しみだなんて。
不名誉な感情に振り回されてるな、私。
なんてね。本当、雪のおかげで私は今を楽しめる。
大好きだよ、雪。
まぁ、本人には言えないけどね。
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