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第七章『愛宕百韻』と光秀謀反の句の謎
38 『【通説】明智光秀謀反を決意する!』
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『川角太閤記』の諏訪法華寺での信長の折檻による、光秀欄干打ち付け事件。
『稲葉家譜』の信長の折檻による、光秀カツラ取られる事件。
この2つの文献に記された事は――
別々の日に起きた説、同じ日に起きた説、一方だけ作り話説、どちらとも作り話説等に別れる。
本作では、同日説でも別々の日説でも、論点として問題は無いのですが――
便宜上、『同日説』をとります。
つまり、同じ事件のことを書かれているが、各文献の作者の注目点の違いで事件の詳細が異なっているだけと解釈する。
ということで、まず土台として、
『川角太閤記』から引用すると――
信州諏訪郡何レノ寺ニカ御本陣可レ被レ置ト。
其席ニ而明智申ケルハ。
扨さてモ箇様成目出度事不二御座おわしマサ一。
我等モ年来骨折タル故。諏訪郡ノ内皆御人敷也。何レモ御覧セヨト申ケルハ。
信長御気色替リ。汝ハ何方ニテ骨折武邊ヲ仕ケルヲ。我社こそ日頃粉骨ヲ盡つくシタル悪キ奴ナリトテ。
懸造リノ欄干ニ明智ガ頭ヲ押附テ扣たたキ給ウ。
其時明智諸人中ニテ耻ヲカキタリ。無念千万ト存詰タル気色顕レタル由傳タリ。
これを要約して解釈の土台にして、
他の類似文献を合わせ《同日談》としてまとめると――
武田氏征伐を終えた後に、本陣を置いた諏訪法華寺で織田信長と重臣たちとで祝勝会の宴席を行っている時に――
「今まで我らが苦労してきた甲斐がありましたな、いや~
めでたい、めでたい」と光秀が祝賀を述べた。
宿敵であった大大名武田氏をようやく攻め滅ぼし、信長による『天下布武』実現への道標をつけたこの快挙は――
光秀だけでなく、当然信長政権の皆が喜ぶことであった。
しかし、その光秀の言葉を聞くと、
「……なぬ?!」と、今まで楽しそうであった信長の顔色が急変し、
「余がどれだけ、この天下の万民のために日々身を粉にして苦労していると思っているのであるか!
それに比べたら、お前の苦労など家臣としての務めを果たしているだけの当たり前なことにすぎん!」
と信長が激怒。
しかも怒りのままに、なんと光秀を座席から引き釣りだして……
光秀の髻=チョンマゲを信長は掴むと縁側の欄干に、光秀の頭を思いっきり打ち付けて、負傷させた。
しかも、捕まれた髻がとれ皆にカツラだとばれ、髪は乱れとても哀れな姿となり……
並みいる重臣達の前で恥をかかされた光秀は、血相を変え無念な表情をみせた。
この日、相当な侮辱を信長から受けた光秀は、心の中で――
織田信長への謀反を決意した。
――この信長による折檻が、『本能寺の変』の原因となったと考えると、
光秀か謀反を決意したとしても、読者の皆様も仕方ないかな~って感じますよね?
そしてこの事件が、信長による光秀への折檻事件が、実際に起こったことなら、通説中の通説――
つまり、明智光秀、信長への恨みから本能寺の変を起こす!
という本能寺の変『光秀怨恨説』が真実であると感じますよね?
でも拙者は違います。
もしこの信長による光秀への折檻事件が……
史実起こったことであっても、やはり――
信長による『福音書計画』説は成立すると考えています。
何故ならそれが、それこそが――
明智光秀が『愛宕百韻』で、西行法師の和歌を引用した理由だからです!
次回予告
果たして信長に折檻された光秀は、謀反を決意したのか?
果たして信長に折檻された光秀な、『福音書計画』を決意したのか?
その《真実》か、次回明らかになる!
『稲葉家譜』の信長の折檻による、光秀カツラ取られる事件。
この2つの文献に記された事は――
別々の日に起きた説、同じ日に起きた説、一方だけ作り話説、どちらとも作り話説等に別れる。
本作では、同日説でも別々の日説でも、論点として問題は無いのですが――
便宜上、『同日説』をとります。
つまり、同じ事件のことを書かれているが、各文献の作者の注目点の違いで事件の詳細が異なっているだけと解釈する。
ということで、まず土台として、
『川角太閤記』から引用すると――
信州諏訪郡何レノ寺ニカ御本陣可レ被レ置ト。
其席ニ而明智申ケルハ。
扨さてモ箇様成目出度事不二御座おわしマサ一。
我等モ年来骨折タル故。諏訪郡ノ内皆御人敷也。何レモ御覧セヨト申ケルハ。
信長御気色替リ。汝ハ何方ニテ骨折武邊ヲ仕ケルヲ。我社こそ日頃粉骨ヲ盡つくシタル悪キ奴ナリトテ。
懸造リノ欄干ニ明智ガ頭ヲ押附テ扣たたキ給ウ。
其時明智諸人中ニテ耻ヲカキタリ。無念千万ト存詰タル気色顕レタル由傳タリ。
これを要約して解釈の土台にして、
他の類似文献を合わせ《同日談》としてまとめると――
武田氏征伐を終えた後に、本陣を置いた諏訪法華寺で織田信長と重臣たちとで祝勝会の宴席を行っている時に――
「今まで我らが苦労してきた甲斐がありましたな、いや~
めでたい、めでたい」と光秀が祝賀を述べた。
宿敵であった大大名武田氏をようやく攻め滅ぼし、信長による『天下布武』実現への道標をつけたこの快挙は――
光秀だけでなく、当然信長政権の皆が喜ぶことであった。
しかし、その光秀の言葉を聞くと、
「……なぬ?!」と、今まで楽しそうであった信長の顔色が急変し、
「余がどれだけ、この天下の万民のために日々身を粉にして苦労していると思っているのであるか!
それに比べたら、お前の苦労など家臣としての務めを果たしているだけの当たり前なことにすぎん!」
と信長が激怒。
しかも怒りのままに、なんと光秀を座席から引き釣りだして……
光秀の髻=チョンマゲを信長は掴むと縁側の欄干に、光秀の頭を思いっきり打ち付けて、負傷させた。
しかも、捕まれた髻がとれ皆にカツラだとばれ、髪は乱れとても哀れな姿となり……
並みいる重臣達の前で恥をかかされた光秀は、血相を変え無念な表情をみせた。
この日、相当な侮辱を信長から受けた光秀は、心の中で――
織田信長への謀反を決意した。
――この信長による折檻が、『本能寺の変』の原因となったと考えると、
光秀か謀反を決意したとしても、読者の皆様も仕方ないかな~って感じますよね?
そしてこの事件が、信長による光秀への折檻事件が、実際に起こったことなら、通説中の通説――
つまり、明智光秀、信長への恨みから本能寺の変を起こす!
という本能寺の変『光秀怨恨説』が真実であると感じますよね?
でも拙者は違います。
もしこの信長による光秀への折檻事件が……
史実起こったことであっても、やはり――
信長による『福音書計画』説は成立すると考えています。
何故ならそれが、それこそが――
明智光秀が『愛宕百韻』で、西行法師の和歌を引用した理由だからです!
次回予告
果たして信長に折檻された光秀は、謀反を決意したのか?
果たして信長に折檻された光秀な、『福音書計画』を決意したのか?
その《真実》か、次回明らかになる!
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