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第一章 マーサと共に
08.独りぼっちのバースデー
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ミリーの目に映った見慣れた色とは⋯⋯。
「あっ、あっ、あったぁぁぁ! もしかしてもしかしなくてもアレはぁぁぁ! 食糧だよね、間違いなく食糧だよぉぉ! えらいミリーちゃん! ミリーちゃん凄い! あれってオレンジ⋯⋯オレンジだよね! 見た事ある、食べた事ある! 種類は分からんけどオレンジに間違いない。うおぉぉぉ」
本を抱えて飛び跳ねたミリーの目から涙が溢れ出した。
もし食事を貰えない時が続いてもオレンジがあれば少しは凌げるはず。農業開始計画が頓挫しかけている今、手に入る食料を見つけられたのは何よりも嬉しい。
「う、うぅ、嬉しすぎる。ほんとはダメだと思ってたんだ⋯⋯なんか見つけられるとか⋯⋯どうせ、そんな都合のいいことが私に起きるはずないって⋯⋯」
運が良い日は食事にありつけて、運が悪い日は水飲んで凌ぐ⋯⋯メイドや料理人達の気分次第でその日の明暗が分かれる。そんな日が来ることを覚悟していた。
それでも何もせずにいられなかっただけ⋯⋯身体を動かしていれば、少しは不安から逃れられるから。
食事を全く貰えなくなるとは思わないが、マーサが居なくなった後でも満足に食べられるかどうか。
ミリーを完全無視しているメイド達の態度が急変し、ミリーの健康を気にしてくれるようになるとは思えないから。
「ん? んんん?⋯⋯あっちに⋯⋯もっと、もーっと大きな木が⋯⋯おんなじ区画の中⋯⋯まさかだよね」
オレンジの木の下に座り込み、植物図鑑を開くミリーの手が震えていた。
「えーっと、えーっと、どこだ? あーもー、ちっこい手じゃページが上手くめくれねぇ! 果物の木が載ってるページは⋯⋯果物⋯⋯果物⋯⋯あ、あった! おぉぉぉ、も、も、もしかしてアレは林檎の木ぃ!? いやっほぉ!!」
ほんの少しだけ生存の可能性が見えてきた。
「ミリーちゃんは成長期だからね、食と睡眠は超大事。
さてさて、野菜とエネルギー問題は保留にするとして、野草探しに参りますか。諦めたらそれで終わり⋯⋯Never give upじゃぁぁ」
すっかり元気を取り戻したミリーは右手の拳を突き上げ、誰に言ってるのか分からない宣戦布告を空に向かって呟いた。
「神だかなんだか分かんないけど、この世界にミリーを産み出すって決めた奴聞いてるか!?
求めよ、さらば与えられんって言ったよな! 与えてくれなかったら、タダじゃおかないから⋯⋯覚悟しとけよぉぉ」
その翌日、ミリーがもう一度西の庭に忍び込んだのは厨房から出たゴミを漁る為。
(うぅ、食料として保管されているじゃがいもに手を出すのは窃盗のようで気が引けるからって、異世界に来てホームレスさんの真似事をする日が来るとは)
今回だけは仕方ない。ゴミの中から見つけた青いじゃがいもから真面なじゃがいもが出来たら、二度とゴミに手を出さずに済む。
それだけを心の支えにして、北の庭に戻って行った。
「マーサ、お芋を見つけたの。これを半分に切ってくれないかな?」
「これは毒のあるお芋なんですけど、何処で見つけたのですか?」
「お庭。絶対に食べたりしないから、半分に切ってくれる? 皮はそのままで、この窪んでるとこは切らないでね」
「⋯⋯最近のミリー様は何をお考えなのか、マーサに教えていただけませんか?」
「もう少し待って。もうちょっとだけ」
マーサに話すのはもう少し後。実里の記憶が戻った事を話して、気持ち悪がられたら辛すぎるから。
(話すのは最後の日)
ミリーはそれから日々のスケジュールを大きく変更した。
夜が明けはじめるのをジリジリとした気持ちで待ったミリーは、さっさと着替えて畑を耕しにいく。
道具は今のところおままごとに使っていた物ばかりだが、いつか廃品の山を見つけたいと思っている。
(もっと丈夫なスコップが欲しいなぁ。鍬とかあると楽なんだろうけど、ミリーには使いこなせないよねぇ)
朝食の後は本読みと文字の勉強をし、午後は食べられる野草探しに旅立つ。
ミリーが手に持っているのは所々にサビが浮きひしゃげたブリキのバケツとスコップで、重い植物図鑑は背にしょっている。
「捨ててあったシーツを見つけたのはラッキーだったよね~。風呂敷包みは日本人の叡智だよ」
変色したじゃがいもは様々なパターンで育てており発芽待ち。畑の土は少しずつ掘れている気がする。
切ったじゃがいもは日の当たる場所と日陰の両方に置き、乾燥しないように注意している。今のところ変化はないが、きっと芽が出ると信じたい。
(もう一度ゴミ漁りをするのは嫌なんだもん)
ほんの少しだけ将来に希望が見えてきた頃だった。
食べられる野草もいくつか見つけられたし、オレンジや林檎だけでなく葡萄を育てているのも分かった。日に少しだけ当てていたじゃがいもからは芽が出そうな気配がするし、水汲みも上手になった。
マーサが辞書を手に入れてくれたので、文字の勉強もかなり捗った。今は裁縫の練習中で、ミリーが以前から着ていた古いチュニックに継ぎを当てている。
「マーサ、ここが上手に縫えないの」
「ここは厚みがあるから少し力がいるんです。ミリー様にはまだ難しいので、お手伝いしますね」
ミリーからチュニックを受け取ったマーサは、大切そうに皺を伸ばし⋯⋯。
「ミリー様、私はもう直ぐ⋯⋯このお屋敷を去らなくてはならないんです。お側を離れる不義理をお許し下さい」
ミリーの顔を見る勇気がないのだろう。話をする間もずっと俯いたままで、布に触れる指と声が震えていた。
「うん、知ってる。約束の期限が来るんだよね。今までありがとう。マーサはお休みもせずに私のお世話をしてくれてたから、暫くはゆっくり身体を休めてね」
「⋯⋯やっぱりご存じだったんですね」
マーサは屋敷に来た時の契約や当主夫妻達の事を話し、ミリーは実里の記憶が蘇ってからのことを話した。
長い時間をかけて本当に多くの事を⋯⋯。
その数日後、実家に戻るマーサを笑顔で見送った。
《 第一章 完 》
「あっ、あっ、あったぁぁぁ! もしかしてもしかしなくてもアレはぁぁぁ! 食糧だよね、間違いなく食糧だよぉぉ! えらいミリーちゃん! ミリーちゃん凄い! あれってオレンジ⋯⋯オレンジだよね! 見た事ある、食べた事ある! 種類は分からんけどオレンジに間違いない。うおぉぉぉ」
本を抱えて飛び跳ねたミリーの目から涙が溢れ出した。
もし食事を貰えない時が続いてもオレンジがあれば少しは凌げるはず。農業開始計画が頓挫しかけている今、手に入る食料を見つけられたのは何よりも嬉しい。
「う、うぅ、嬉しすぎる。ほんとはダメだと思ってたんだ⋯⋯なんか見つけられるとか⋯⋯どうせ、そんな都合のいいことが私に起きるはずないって⋯⋯」
運が良い日は食事にありつけて、運が悪い日は水飲んで凌ぐ⋯⋯メイドや料理人達の気分次第でその日の明暗が分かれる。そんな日が来ることを覚悟していた。
それでも何もせずにいられなかっただけ⋯⋯身体を動かしていれば、少しは不安から逃れられるから。
食事を全く貰えなくなるとは思わないが、マーサが居なくなった後でも満足に食べられるかどうか。
ミリーを完全無視しているメイド達の態度が急変し、ミリーの健康を気にしてくれるようになるとは思えないから。
「ん? んんん?⋯⋯あっちに⋯⋯もっと、もーっと大きな木が⋯⋯おんなじ区画の中⋯⋯まさかだよね」
オレンジの木の下に座り込み、植物図鑑を開くミリーの手が震えていた。
「えーっと、えーっと、どこだ? あーもー、ちっこい手じゃページが上手くめくれねぇ! 果物の木が載ってるページは⋯⋯果物⋯⋯果物⋯⋯あ、あった! おぉぉぉ、も、も、もしかしてアレは林檎の木ぃ!? いやっほぉ!!」
ほんの少しだけ生存の可能性が見えてきた。
「ミリーちゃんは成長期だからね、食と睡眠は超大事。
さてさて、野菜とエネルギー問題は保留にするとして、野草探しに参りますか。諦めたらそれで終わり⋯⋯Never give upじゃぁぁ」
すっかり元気を取り戻したミリーは右手の拳を突き上げ、誰に言ってるのか分からない宣戦布告を空に向かって呟いた。
「神だかなんだか分かんないけど、この世界にミリーを産み出すって決めた奴聞いてるか!?
求めよ、さらば与えられんって言ったよな! 与えてくれなかったら、タダじゃおかないから⋯⋯覚悟しとけよぉぉ」
その翌日、ミリーがもう一度西の庭に忍び込んだのは厨房から出たゴミを漁る為。
(うぅ、食料として保管されているじゃがいもに手を出すのは窃盗のようで気が引けるからって、異世界に来てホームレスさんの真似事をする日が来るとは)
今回だけは仕方ない。ゴミの中から見つけた青いじゃがいもから真面なじゃがいもが出来たら、二度とゴミに手を出さずに済む。
それだけを心の支えにして、北の庭に戻って行った。
「マーサ、お芋を見つけたの。これを半分に切ってくれないかな?」
「これは毒のあるお芋なんですけど、何処で見つけたのですか?」
「お庭。絶対に食べたりしないから、半分に切ってくれる? 皮はそのままで、この窪んでるとこは切らないでね」
「⋯⋯最近のミリー様は何をお考えなのか、マーサに教えていただけませんか?」
「もう少し待って。もうちょっとだけ」
マーサに話すのはもう少し後。実里の記憶が戻った事を話して、気持ち悪がられたら辛すぎるから。
(話すのは最後の日)
ミリーはそれから日々のスケジュールを大きく変更した。
夜が明けはじめるのをジリジリとした気持ちで待ったミリーは、さっさと着替えて畑を耕しにいく。
道具は今のところおままごとに使っていた物ばかりだが、いつか廃品の山を見つけたいと思っている。
(もっと丈夫なスコップが欲しいなぁ。鍬とかあると楽なんだろうけど、ミリーには使いこなせないよねぇ)
朝食の後は本読みと文字の勉強をし、午後は食べられる野草探しに旅立つ。
ミリーが手に持っているのは所々にサビが浮きひしゃげたブリキのバケツとスコップで、重い植物図鑑は背にしょっている。
「捨ててあったシーツを見つけたのはラッキーだったよね~。風呂敷包みは日本人の叡智だよ」
変色したじゃがいもは様々なパターンで育てており発芽待ち。畑の土は少しずつ掘れている気がする。
切ったじゃがいもは日の当たる場所と日陰の両方に置き、乾燥しないように注意している。今のところ変化はないが、きっと芽が出ると信じたい。
(もう一度ゴミ漁りをするのは嫌なんだもん)
ほんの少しだけ将来に希望が見えてきた頃だった。
食べられる野草もいくつか見つけられたし、オレンジや林檎だけでなく葡萄を育てているのも分かった。日に少しだけ当てていたじゃがいもからは芽が出そうな気配がするし、水汲みも上手になった。
マーサが辞書を手に入れてくれたので、文字の勉強もかなり捗った。今は裁縫の練習中で、ミリーが以前から着ていた古いチュニックに継ぎを当てている。
「マーサ、ここが上手に縫えないの」
「ここは厚みがあるから少し力がいるんです。ミリー様にはまだ難しいので、お手伝いしますね」
ミリーからチュニックを受け取ったマーサは、大切そうに皺を伸ばし⋯⋯。
「ミリー様、私はもう直ぐ⋯⋯このお屋敷を去らなくてはならないんです。お側を離れる不義理をお許し下さい」
ミリーの顔を見る勇気がないのだろう。話をする間もずっと俯いたままで、布に触れる指と声が震えていた。
「うん、知ってる。約束の期限が来るんだよね。今までありがとう。マーサはお休みもせずに私のお世話をしてくれてたから、暫くはゆっくり身体を休めてね」
「⋯⋯やっぱりご存じだったんですね」
マーサは屋敷に来た時の契約や当主夫妻達の事を話し、ミリーは実里の記憶が蘇ってからのことを話した。
長い時間をかけて本当に多くの事を⋯⋯。
その数日後、実家に戻るマーサを笑顔で見送った。
《 第一章 完 》
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