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35.迷走するケイトとナビア
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翌朝セアラが目覚めるとケイトがパタパタと部屋を出て行き、ナビアがベッドに近付いてきた。
「今顔を洗うお湯の準備に行きました。あの、着替えを手伝ってもいいですか?」
「ええ、お願い。それではお湯が届くまでにクローゼットから⋯⋯」
昨日で少し学習したセアラはナビアにやってもらう事を一つずつゆっくりと説明しはじめた。
セアラがドレッサーの前に座りナビアが髪を梳かしはじめた。二人には明確な担当があるわけではなく気付いた方がやるといった感じなので、セアラは1日に同じ事を2度説明することになった。
(それでも真剣な顔で聞いてくれるし、一生懸命覚えようとしているから良いんだけど)
朝食を取りに行ったケイトがいつものようにドアを蹴ったのだろう、ガツンとドアが叩かれた。ナビアがドアを開けながら『蹴るのって不味いよね』とブツブツ言っている。
朝食を持ったケイトは『しょうがないじゃん、手塞がってるし』と文句を言いながら入ってきた。
いつも通り学習机に朝食を置こうとして固まったケイト。
「ここしかないよね」
「ソファじゃ食べにくい」
朝食を食べようとした時机の上に並べてあった本が一冊反対向きになっているのに気付いたセアラは首を傾げて本を手に取った。
(まあ、これは!)
本の間に挟まれていた紙には昨夜ジーニアがジュースに入れた薬の成分が記されていた。
(物音には敏感だと自信があったけど、流石アリエノール様の影だわ。全然気付かなかった)
薬の種類と量から判断し全て飲み干していた場合には、痺れや嘔吐と腹痛などの症状が3日程度出る。イヌサフランが使われた可能性があると言う見解を読んでセアラは青褪めた。
イヌサフランの中毒症状は確かに下痢・嘔吐・皮膚の知覚麻痺・呼吸困難などだが、重症の場合は死亡する事もある。
(最悪の事態とか考えてなかったのかしら。薬って強く反応が出る人もいるのに)
セアラの予想では、公爵家は【レトビアの荊姫】には18歳まで生きていてもらわなければならないと考えていると思っていた。
(代わりはいくらでもいるのか、アメリアが直情的なだけか。どちらにしても気を付けなくちゃ)
運ばれてきた食事を見ながらこれは大丈夫なのかしらと不安になり手が出ない。スープは避けてパンとハムを少しだけ口にして食事を終わらせた。
(薬の影響で体調が悪いって思ってもらえるかしら。ああ、昨夜夜食を完食しちゃったから遅いかしら)
昨日の夜から続くケイトとナビアの不審行動は昼近くになっても変わらなかった。ベッドのシーツ交換や部屋の掃除。紅茶を運んできたりセアラの近くでウロウロとしたり⋯⋯。
体調不良の振りをしていたセアラだったが食事や飲み物への不安が重なり本当に気持ち悪くなってきた。いけないと思いつつケイト達の迷走振りについ疑惑の目を向けてしまう。
「あの、いくつか教えてほしい事が」
「何かしら?」
「まず、ドアの前で両手が塞がってる時ってどうやったらいいんで⋯⋯いいのでしょうか?」
「食事を運んできた時の事かしら。お部屋にお食事を運ぶ際は普通はカートを使うの。カートがなければ気配を察知した中の人が開けるしかないわね。ドアの近くにいると人が歩いて来たってわかるから」
「食事ってどこに置けばいいんでしょうか?」
「夜食程度ならコーヒーテーブルで構わないけど、普通はそれ用に稼働用のテーブルとか折りたたみ式のテーブルを準備するの。
この部屋のように常に部屋で食事をとる場合は、前もってテーブルが運び込まれているのが普通ね」
「テーブル、聞いてもダメかも」
「わたくしなら今のまま学習机に置いて貰えばいいわ」
ケイト達の質問は多岐に渡り二人が混乱しているのが手に取るように分かった。
朝はメイドが起こすのか起きてくるのを待つのかにはじまり、お茶を準備するタイミングやドレスの手入れ方法⋯⋯。毎日の掃除はどこまでやるべきなのか聞いてきたと思ったらお風呂での手伝いについて聞いてくる。
「取り敢えずわからない事はいつでも聞いてくれればいいわ。何度でも説明するし、そのうち得意不得意が分かってくれば担当を決めると良いわね」
「じゃあ、あの。これから宜しくお願いします」
揃って頭を下げた二人にセアラはもう一度質問を投げかけてみた。
「わたくしのやり方とこの家のやり方は違うと思うの。それで良ければ教える事は構わないんだけど、何があったのか教えてくれるかしら?」
「⋯⋯マーシャル夫人のとこの侍女やメイドの仕事ぶりを見て、自分達の考えが間違ってたなあって」
ケイトは食堂の下働きでナビアは商会で雑用係として働いていた。重労働の上に安月給で転職先を探していた二人が斡旋所で貴族のメイドを探していると知り応募するとすんなり合格。
1ヶ月メイド長の下で下働きをした後セアラの専用メイドになったと言う。
「で、あの人達の仕事ぶりとここの屋敷の使用人の違いに気付いて」
「私達が見てた使用人っておかしいんじゃないかって、それに貴族も」
「話はよく分かったけれどそれはとても危険な考え方だって分かってる? 自分が仕えてる主人がどんな考えを持っていても口に出して批判してはいけないわ。
それは周りの使用人に対しても同じ。やり方や考え方が違うのは当然だしどこに行っても大なり小なり理不尽な事はあるでしょう?
此処のやり方は間違ってるって思いながらでは働きにくいと思うし、周りから反発されたら仕事ができなくなるかも。
だからといって彼らの真似をするのはオススメしないんだけどね。難しいところだわ」
二人の不審な行動の理由は理解できた。貴族の屋敷で働いた経験がほとんどなく専用メイドが何をする仕事なのかも分かっていない。メイド長や執事に言われるがまま見張りをしていたと言う事らしい。
初めの1ヶ月、二人が見たのは上長の前ではせっせと働き媚を売るその陰で、手を抜き休憩する為に仕事を押し付け合い陰口と不満ばかり言い合う。
身勝手な貴族の横暴の話をしながら盗み食いする使用人が屋敷の備品をポケットに入れる。
(使用人の酷さは予想通りというか予想以上というか。ケイト達に仕事を教えても大丈夫なのかしら? 虐めとか色々出てきそう)
昼食もパンとチーズを少しだけ食べ後は残したセアラを心配したナビアがお菓子を持ってやってきた。
「あの、甘い物なら食べれるかと思って」
「ありがとう、一ついただくわ」
ガチャガチャと音がしてドアが開きジョージが部屋に入ってきた。
「お食事を殆ど召し上がっておられないとききましたが?」
「ちょっと疲れているだけだと思うの。夜会の途中で気分が悪くなってから食欲がないだけだから」
ジロジロと不躾にセアラを眺め回した後ジョージは無言で出て行った。能面のジョージの様子ではただ単に様子を見にきただけなのか、アメリアの指示で薬の効果を調べにきたのか分からなかった。
(用心するに越した事はないわね)
数日間体調不良を装ったまま無為な日を過ごし、漸く学園に戻る日がやってきた。
「今顔を洗うお湯の準備に行きました。あの、着替えを手伝ってもいいですか?」
「ええ、お願い。それではお湯が届くまでにクローゼットから⋯⋯」
昨日で少し学習したセアラはナビアにやってもらう事を一つずつゆっくりと説明しはじめた。
セアラがドレッサーの前に座りナビアが髪を梳かしはじめた。二人には明確な担当があるわけではなく気付いた方がやるといった感じなので、セアラは1日に同じ事を2度説明することになった。
(それでも真剣な顔で聞いてくれるし、一生懸命覚えようとしているから良いんだけど)
朝食を取りに行ったケイトがいつものようにドアを蹴ったのだろう、ガツンとドアが叩かれた。ナビアがドアを開けながら『蹴るのって不味いよね』とブツブツ言っている。
朝食を持ったケイトは『しょうがないじゃん、手塞がってるし』と文句を言いながら入ってきた。
いつも通り学習机に朝食を置こうとして固まったケイト。
「ここしかないよね」
「ソファじゃ食べにくい」
朝食を食べようとした時机の上に並べてあった本が一冊反対向きになっているのに気付いたセアラは首を傾げて本を手に取った。
(まあ、これは!)
本の間に挟まれていた紙には昨夜ジーニアがジュースに入れた薬の成分が記されていた。
(物音には敏感だと自信があったけど、流石アリエノール様の影だわ。全然気付かなかった)
薬の種類と量から判断し全て飲み干していた場合には、痺れや嘔吐と腹痛などの症状が3日程度出る。イヌサフランが使われた可能性があると言う見解を読んでセアラは青褪めた。
イヌサフランの中毒症状は確かに下痢・嘔吐・皮膚の知覚麻痺・呼吸困難などだが、重症の場合は死亡する事もある。
(最悪の事態とか考えてなかったのかしら。薬って強く反応が出る人もいるのに)
セアラの予想では、公爵家は【レトビアの荊姫】には18歳まで生きていてもらわなければならないと考えていると思っていた。
(代わりはいくらでもいるのか、アメリアが直情的なだけか。どちらにしても気を付けなくちゃ)
運ばれてきた食事を見ながらこれは大丈夫なのかしらと不安になり手が出ない。スープは避けてパンとハムを少しだけ口にして食事を終わらせた。
(薬の影響で体調が悪いって思ってもらえるかしら。ああ、昨夜夜食を完食しちゃったから遅いかしら)
昨日の夜から続くケイトとナビアの不審行動は昼近くになっても変わらなかった。ベッドのシーツ交換や部屋の掃除。紅茶を運んできたりセアラの近くでウロウロとしたり⋯⋯。
体調不良の振りをしていたセアラだったが食事や飲み物への不安が重なり本当に気持ち悪くなってきた。いけないと思いつつケイト達の迷走振りについ疑惑の目を向けてしまう。
「あの、いくつか教えてほしい事が」
「何かしら?」
「まず、ドアの前で両手が塞がってる時ってどうやったらいいんで⋯⋯いいのでしょうか?」
「食事を運んできた時の事かしら。お部屋にお食事を運ぶ際は普通はカートを使うの。カートがなければ気配を察知した中の人が開けるしかないわね。ドアの近くにいると人が歩いて来たってわかるから」
「食事ってどこに置けばいいんでしょうか?」
「夜食程度ならコーヒーテーブルで構わないけど、普通はそれ用に稼働用のテーブルとか折りたたみ式のテーブルを準備するの。
この部屋のように常に部屋で食事をとる場合は、前もってテーブルが運び込まれているのが普通ね」
「テーブル、聞いてもダメかも」
「わたくしなら今のまま学習机に置いて貰えばいいわ」
ケイト達の質問は多岐に渡り二人が混乱しているのが手に取るように分かった。
朝はメイドが起こすのか起きてくるのを待つのかにはじまり、お茶を準備するタイミングやドレスの手入れ方法⋯⋯。毎日の掃除はどこまでやるべきなのか聞いてきたと思ったらお風呂での手伝いについて聞いてくる。
「取り敢えずわからない事はいつでも聞いてくれればいいわ。何度でも説明するし、そのうち得意不得意が分かってくれば担当を決めると良いわね」
「じゃあ、あの。これから宜しくお願いします」
揃って頭を下げた二人にセアラはもう一度質問を投げかけてみた。
「わたくしのやり方とこの家のやり方は違うと思うの。それで良ければ教える事は構わないんだけど、何があったのか教えてくれるかしら?」
「⋯⋯マーシャル夫人のとこの侍女やメイドの仕事ぶりを見て、自分達の考えが間違ってたなあって」
ケイトは食堂の下働きでナビアは商会で雑用係として働いていた。重労働の上に安月給で転職先を探していた二人が斡旋所で貴族のメイドを探していると知り応募するとすんなり合格。
1ヶ月メイド長の下で下働きをした後セアラの専用メイドになったと言う。
「で、あの人達の仕事ぶりとここの屋敷の使用人の違いに気付いて」
「私達が見てた使用人っておかしいんじゃないかって、それに貴族も」
「話はよく分かったけれどそれはとても危険な考え方だって分かってる? 自分が仕えてる主人がどんな考えを持っていても口に出して批判してはいけないわ。
それは周りの使用人に対しても同じ。やり方や考え方が違うのは当然だしどこに行っても大なり小なり理不尽な事はあるでしょう?
此処のやり方は間違ってるって思いながらでは働きにくいと思うし、周りから反発されたら仕事ができなくなるかも。
だからといって彼らの真似をするのはオススメしないんだけどね。難しいところだわ」
二人の不審な行動の理由は理解できた。貴族の屋敷で働いた経験がほとんどなく専用メイドが何をする仕事なのかも分かっていない。メイド長や執事に言われるがまま見張りをしていたと言う事らしい。
初めの1ヶ月、二人が見たのは上長の前ではせっせと働き媚を売るその陰で、手を抜き休憩する為に仕事を押し付け合い陰口と不満ばかり言い合う。
身勝手な貴族の横暴の話をしながら盗み食いする使用人が屋敷の備品をポケットに入れる。
(使用人の酷さは予想通りというか予想以上というか。ケイト達に仕事を教えても大丈夫なのかしら? 虐めとか色々出てきそう)
昼食もパンとチーズを少しだけ食べ後は残したセアラを心配したナビアがお菓子を持ってやってきた。
「あの、甘い物なら食べれるかと思って」
「ありがとう、一ついただくわ」
ガチャガチャと音がしてドアが開きジョージが部屋に入ってきた。
「お食事を殆ど召し上がっておられないとききましたが?」
「ちょっと疲れているだけだと思うの。夜会の途中で気分が悪くなってから食欲がないだけだから」
ジロジロと不躾にセアラを眺め回した後ジョージは無言で出て行った。能面のジョージの様子ではただ単に様子を見にきただけなのか、アメリアの指示で薬の効果を調べにきたのか分からなかった。
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