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〈フレデリック/しろさん編〉
第六話 4
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『「思い出って、すごいですよね。
というわけで――体、返してもらいますよ」』
**************************************
――ここから話す場面の内容を、
わしがいつどこで見聞きしたかは、このさい詮索しないでほしい。
カメラでさえせまることのできなかった、事実かどうかも分からない一幕。
わしの勝手な想像だと思ってもらってもかまわないし、
なんなら本当に起きた出来事だと受けとってしまってもいい。
とにかく、その時ブリーチの体の中では、
それほどにおどろくべきことが発生していたのだ。
精神世界――といっても、はたして納得してもらえるだろうか?
人間のみならず、すべてのあらゆる生き物の心の中には、
わしの科学力をもってしても解明できない小宇宙が存在するのだ。
そこには、本人でも決められたきっかけでおとずれることができる。
たとえば、そう――眠りだ。
生き物は眠ると、夢を見るのはごぞんじだろうが、精神世界とは大きく違う。
精神世界は、夢とはまたべつで、「現実世界ではない」と自覚できるのが特徴だ。
つまるところ、ブリーチはおのれの精神世界をおとずれていたのである。
ブリーチは、真っ暗で天も地もない空間で、
ひとりぼんやりと宙をただよっていた。
「ふわぁ~……ここは、夢かな」
ボリボリ――眠気でかゆくなった頭の裏をツメでかきながら、
上下左右をざっと見わたしてみる。
手で触れられそうなものも一切ない、真っ暗闇の世界なのに、
自分の姿だけはハッキリと陽に照らされたようによく見える。
「こーんなところ、はじめて来たな。どうやって? ――ブフッ、わかんね」
ブリーチは、さっそくお手上げといった具合に、
両手を頭の後ろにやって、のんびりとあおむけになった。
なんだかここは温かくて、居心地がとてもいい。
まるで、見えない大きな生き物の胸にだかれているかのよう――
彼の表情がとろんとしているのは、そんなことを考えているせいかもしれない。
「おーい。オレをこんなところに連れてきたやつー。
オレの肉球が赤いうちに名乗りでろ~。さもないと、あとでヒドイからな~」
ブリーチは、もう一度大きなあくびをした。
犯人への当てつけに、もうこのまま眠ってしまおうかというように――。
「――それじゃあ、そのまま気持ちよく眠っててくださいよ」
ふいに、どこかから聞きなれた声がして、ブリーチはがばっと起きた。
そんなはずはないだろうに、ふわふわとしたその声音に、
身の危険を感じたみたいに見える。
「ぼくが、自分の体を取りもどすだけですから。強引に」
ブリーチは、声のした方へとふり返った。
そこには――フラップがうかんでいた。
あのやわらかな赤い毛を背負った彼が、しかめっ面で腕を組みながら。
「お、お前! もしかして、ホンモノのオレさまか?」
「そうですよ。ずっと眠ってましたけど、ついさっきようやく目が覚めたんです。
もうかれこれ、一週間以上も好き勝手してますよね?
いったい、いつになったらぼくの体を返してくれるんですか」
フラップは両手を腰にそえて、ふんっ! と鼻息をあらげた。
そうとう頭にきているような彼の様子を見て、ブリーチはぐっと身がまえる。
「や、やるのか? ケンカだったらうけて立つぞ! ガルルル!」
フラップは、もうひとりの自分がびくびくしているのを見て、
何を思ったのか、「はぁ~」と深いため息をついた。
「べつに、やりませんよ。ぼくがケンカぎらいなのは、よく知ってるでしょ?
ぼく自身の記憶もちゃんと持ってるなら」
「そもそもお前、どうやって目覚めたんだよ」
「うーん、なんて言えばいいのか――。
キミはさっき、あの翼竜さんの赤ちゃんたちを見たでしょ?
その時、眠ってたぼくの意識のなかに、流れてきたんですよ」
「――なにが?」
フラップは、ふるふると首を横にふると、
照れくさそうに頭をかいてからこう答えた。
「とぼけないでくださいよ。キミの頭にもぎったでしょう?
ぼくの、その……妹たちのすがたです」
ブリーチは、自分にもその自覚があるようだった。
なにが? と聞きかえした時の声に、すこしとまどいがあった。
「ぼくには――というかぼくたちには、三匹の妹がいる。
小さいころはみんな、あの子たちにそっくりでかわいかったから」
ワン、ワン、キャン! お兄ちゃん! ねえねえ、お兄ちゃーん!
「――まさか、そのころの思い出が刺激されたから、お前が起きちゃった?」
「まあ、そういうことなんだと思います。思い出って、すごいですよね。
あの時食べた、へんな白いお菓子のせいでこうなっちゃいましたけど、
それも今日かぎりですね。というわけで――体、返してもらいますよ」
「ガウッ! い、言っとくけどな」ブリーチは口答えした。
「お前がこの体を取り返すってことは、オレさまが消えちゃうってことだぜ。
そ、そしたら、いまのオレはどうなる? 心は? オレはどこにいくんだ?」
「それは――」
ここでフラップがたじろいだ。
彼にもブリーチのつらい思いが、すこしばかり伝わったようだ。
「わふぅ……そんなの――ぼくに聞かれても困りますよ」
「ほらこれだぁ! まったく、どうかしてるぜ」
「あ、でも――あのお菓子って、たしかしろさんが作ったものなんでしょう?
だったら、心配することないと思うんですよ」
「ブルルル。なんで? どうして、そう言えるんだよう……!」
ブリーチの体は、先ほどからずっといやな寒気を感じているかのように、
ぶるぶると小刻みにふるえていた。
呼吸ひとつでさえ体力を消耗しているかのように、ハァハァと、息づかいが荒い。
反対にフラップは、ブリーチの悩みなら痛いほど分かるとでもいうように、
目を閉じてうつむきながら、しっぽをゆうらりとゆらしていた。
「しろさんの研究は、みんなを笑顔にしてくれるもの。
だったら、あの白いお菓子のチカラで生まれたキミ自身が、
ぼくたちとはべつに不幸な結末をたどるようなことは、絶対にないです」
フラップはそこまでいうと、
ゆっくりとブリーチのそばへふわふわと近づいていき、
その両肩に自分の手をそえた。
「そんなに消えちゃうのが怖いなら、もうしばらくぼくの体を貸してあげます。
いいですか。特別なんですから、この体にケガなんかさせないでくださいね」
「えっ……いいのかそれ。マジで言ってる?」
「マジです。ワン!」
思わぬ風の吹きまわしに、ブリーチはさぞ、おどろいたことだろう。
「でも、わすれないでください。ぼくはずっと見てますから」
「へ?」
「くれぐれも、みんなを大変な目にあわせないでくださいね。
あと、レンくんにさんざんイタズラしたこと、ちゃんとあやまってくださいよ」
どこからともなく、白い煙がたちこめてきた。
煙ははてのない真っ暗闇をみるみるおおいつくし、
闇は墨のような黒から、雲間のような白へとぬりかわっていく。
ブリーチも、フラップも、白い闇の中へとしずかにしずんでいった――。
*
――目を覚ますと、そこは空の上だった。
眼下にひろがる、恐竜たちのくらすゆたかな世界。
ブリーチは一瞬、自分が空を飛んでいるのだと錯覚したことだろう。
でも、それは違う。だれかの大きな腕にだかれているのだった。
「――くぅ~ん。オレ、どうなったんだ?」
「はっ! キミ、気がついたのか!」
フレディの声だ。頭の上から彼の声がする。
「ああ、よかった! フラップ! レンくん、フラップが起きたぞ!」
「ホントに!? はぁ~、安心したあ」
レンの声も聞こえる。フレディの背中に乗っているのだ。
「オレ、寝てたのか?」
「そうだよ。今度こそ死んでしまったのかと、ぐすんっ、心配したじゃないか。
フラップは昔から、ぐすん、危なっかしいから。あ、今は、ぐすっ、ブリーチか。
まったく、どうにも――ああ、もうダメだ、ガマンできない!」
わおぉぉぉ――ん! フレディは大泣きした。
その拍子に、背中に乗っていたレンはバランスをくずして、転げ落ちかけた。
「ちょ、ちょっと! いま泣かないでよ! ここ空! 空の上!」
レンがよびかけるも、もうダメだった。
大泣きしたことでフレディの集中力が完全にとぎれ、
体はたちまち浮力をうしない、地上へむかってがくんと落ちはじめた。
「「「うわあああ~~~っ!!」」」
レンと二匹のドラギィは、ひゅるひゅると回転しながら落下していった。
というわけで――体、返してもらいますよ」』
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――ここから話す場面の内容を、
わしがいつどこで見聞きしたかは、このさい詮索しないでほしい。
カメラでさえせまることのできなかった、事実かどうかも分からない一幕。
わしの勝手な想像だと思ってもらってもかまわないし、
なんなら本当に起きた出来事だと受けとってしまってもいい。
とにかく、その時ブリーチの体の中では、
それほどにおどろくべきことが発生していたのだ。
精神世界――といっても、はたして納得してもらえるだろうか?
人間のみならず、すべてのあらゆる生き物の心の中には、
わしの科学力をもってしても解明できない小宇宙が存在するのだ。
そこには、本人でも決められたきっかけでおとずれることができる。
たとえば、そう――眠りだ。
生き物は眠ると、夢を見るのはごぞんじだろうが、精神世界とは大きく違う。
精神世界は、夢とはまたべつで、「現実世界ではない」と自覚できるのが特徴だ。
つまるところ、ブリーチはおのれの精神世界をおとずれていたのである。
ブリーチは、真っ暗で天も地もない空間で、
ひとりぼんやりと宙をただよっていた。
「ふわぁ~……ここは、夢かな」
ボリボリ――眠気でかゆくなった頭の裏をツメでかきながら、
上下左右をざっと見わたしてみる。
手で触れられそうなものも一切ない、真っ暗闇の世界なのに、
自分の姿だけはハッキリと陽に照らされたようによく見える。
「こーんなところ、はじめて来たな。どうやって? ――ブフッ、わかんね」
ブリーチは、さっそくお手上げといった具合に、
両手を頭の後ろにやって、のんびりとあおむけになった。
なんだかここは温かくて、居心地がとてもいい。
まるで、見えない大きな生き物の胸にだかれているかのよう――
彼の表情がとろんとしているのは、そんなことを考えているせいかもしれない。
「おーい。オレをこんなところに連れてきたやつー。
オレの肉球が赤いうちに名乗りでろ~。さもないと、あとでヒドイからな~」
ブリーチは、もう一度大きなあくびをした。
犯人への当てつけに、もうこのまま眠ってしまおうかというように――。
「――それじゃあ、そのまま気持ちよく眠っててくださいよ」
ふいに、どこかから聞きなれた声がして、ブリーチはがばっと起きた。
そんなはずはないだろうに、ふわふわとしたその声音に、
身の危険を感じたみたいに見える。
「ぼくが、自分の体を取りもどすだけですから。強引に」
ブリーチは、声のした方へとふり返った。
そこには――フラップがうかんでいた。
あのやわらかな赤い毛を背負った彼が、しかめっ面で腕を組みながら。
「お、お前! もしかして、ホンモノのオレさまか?」
「そうですよ。ずっと眠ってましたけど、ついさっきようやく目が覚めたんです。
もうかれこれ、一週間以上も好き勝手してますよね?
いったい、いつになったらぼくの体を返してくれるんですか」
フラップは両手を腰にそえて、ふんっ! と鼻息をあらげた。
そうとう頭にきているような彼の様子を見て、ブリーチはぐっと身がまえる。
「や、やるのか? ケンカだったらうけて立つぞ! ガルルル!」
フラップは、もうひとりの自分がびくびくしているのを見て、
何を思ったのか、「はぁ~」と深いため息をついた。
「べつに、やりませんよ。ぼくがケンカぎらいなのは、よく知ってるでしょ?
ぼく自身の記憶もちゃんと持ってるなら」
「そもそもお前、どうやって目覚めたんだよ」
「うーん、なんて言えばいいのか――。
キミはさっき、あの翼竜さんの赤ちゃんたちを見たでしょ?
その時、眠ってたぼくの意識のなかに、流れてきたんですよ」
「――なにが?」
フラップは、ふるふると首を横にふると、
照れくさそうに頭をかいてからこう答えた。
「とぼけないでくださいよ。キミの頭にもぎったでしょう?
ぼくの、その……妹たちのすがたです」
ブリーチは、自分にもその自覚があるようだった。
なにが? と聞きかえした時の声に、すこしとまどいがあった。
「ぼくには――というかぼくたちには、三匹の妹がいる。
小さいころはみんな、あの子たちにそっくりでかわいかったから」
ワン、ワン、キャン! お兄ちゃん! ねえねえ、お兄ちゃーん!
「――まさか、そのころの思い出が刺激されたから、お前が起きちゃった?」
「まあ、そういうことなんだと思います。思い出って、すごいですよね。
あの時食べた、へんな白いお菓子のせいでこうなっちゃいましたけど、
それも今日かぎりですね。というわけで――体、返してもらいますよ」
「ガウッ! い、言っとくけどな」ブリーチは口答えした。
「お前がこの体を取り返すってことは、オレさまが消えちゃうってことだぜ。
そ、そしたら、いまのオレはどうなる? 心は? オレはどこにいくんだ?」
「それは――」
ここでフラップがたじろいだ。
彼にもブリーチのつらい思いが、すこしばかり伝わったようだ。
「わふぅ……そんなの――ぼくに聞かれても困りますよ」
「ほらこれだぁ! まったく、どうかしてるぜ」
「あ、でも――あのお菓子って、たしかしろさんが作ったものなんでしょう?
だったら、心配することないと思うんですよ」
「ブルルル。なんで? どうして、そう言えるんだよう……!」
ブリーチの体は、先ほどからずっといやな寒気を感じているかのように、
ぶるぶると小刻みにふるえていた。
呼吸ひとつでさえ体力を消耗しているかのように、ハァハァと、息づかいが荒い。
反対にフラップは、ブリーチの悩みなら痛いほど分かるとでもいうように、
目を閉じてうつむきながら、しっぽをゆうらりとゆらしていた。
「しろさんの研究は、みんなを笑顔にしてくれるもの。
だったら、あの白いお菓子のチカラで生まれたキミ自身が、
ぼくたちとはべつに不幸な結末をたどるようなことは、絶対にないです」
フラップはそこまでいうと、
ゆっくりとブリーチのそばへふわふわと近づいていき、
その両肩に自分の手をそえた。
「そんなに消えちゃうのが怖いなら、もうしばらくぼくの体を貸してあげます。
いいですか。特別なんですから、この体にケガなんかさせないでくださいね」
「えっ……いいのかそれ。マジで言ってる?」
「マジです。ワン!」
思わぬ風の吹きまわしに、ブリーチはさぞ、おどろいたことだろう。
「でも、わすれないでください。ぼくはずっと見てますから」
「へ?」
「くれぐれも、みんなを大変な目にあわせないでくださいね。
あと、レンくんにさんざんイタズラしたこと、ちゃんとあやまってくださいよ」
どこからともなく、白い煙がたちこめてきた。
煙ははてのない真っ暗闇をみるみるおおいつくし、
闇は墨のような黒から、雲間のような白へとぬりかわっていく。
ブリーチも、フラップも、白い闇の中へとしずかにしずんでいった――。
*
――目を覚ますと、そこは空の上だった。
眼下にひろがる、恐竜たちのくらすゆたかな世界。
ブリーチは一瞬、自分が空を飛んでいるのだと錯覚したことだろう。
でも、それは違う。だれかの大きな腕にだかれているのだった。
「――くぅ~ん。オレ、どうなったんだ?」
「はっ! キミ、気がついたのか!」
フレディの声だ。頭の上から彼の声がする。
「ああ、よかった! フラップ! レンくん、フラップが起きたぞ!」
「ホントに!? はぁ~、安心したあ」
レンの声も聞こえる。フレディの背中に乗っているのだ。
「オレ、寝てたのか?」
「そうだよ。今度こそ死んでしまったのかと、ぐすんっ、心配したじゃないか。
フラップは昔から、ぐすん、危なっかしいから。あ、今は、ぐすっ、ブリーチか。
まったく、どうにも――ああ、もうダメだ、ガマンできない!」
わおぉぉぉ――ん! フレディは大泣きした。
その拍子に、背中に乗っていたレンはバランスをくずして、転げ落ちかけた。
「ちょ、ちょっと! いま泣かないでよ! ここ空! 空の上!」
レンがよびかけるも、もうダメだった。
大泣きしたことでフレディの集中力が完全にとぎれ、
体はたちまち浮力をうしない、地上へむかってがくんと落ちはじめた。
「「「うわあああ~~~っ!!」」」
レンと二匹のドラギィは、ひゅるひゅると回転しながら落下していった。
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