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〈フレデリック/しろさん編〉
第九話『ハッピーな奇跡』 1
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『わしは、見えないバネにぶっとばされたように跳ね起きた。
夢じゃない――これは現実だった!』
**************************************
――ちょうど二日前のこと。
あの日は、あいにくの雨模様だった。
レンと約束していた、町はずれの丘へ遊びに行くことができなくなり、
ドラギィたちは残念がっていた。とくにご機嫌ナナメだったのは、ブリーチだ。
まあ、レッド種は、一滴の水でもかかるのを嫌っているしな。
レンは部屋の机で、タブレットを相手にその日の宿題に奮闘していた。
そのそばにはフリーナとフレディがいて、レンの勉強を応援していた。
ブリーチはめずらしく、レンの勉強の邪魔をせずに、
出窓カウンターでネズミパッドをいじっていたわしのそばへきて、
わしの小さな体に鼻先をこすりつけ、いそがしくニオイをかぎまわっていた。
「なんじゃおぬし、わしの体にしみついた天竺チーズのニオイか?」
それまで採取してきたブリーチのデータを整理していた時だった。
わしのニオイを入念にかぎまわったあとで、こんなことを切りだしてきた。
「なあなあ、あんたもしかして、裏側の世界の住にん?」
意外だった。ブリーチは、エネルギーの使い方にかんしては、
だれよりも天才的な面があるものの、カンのにぶいやつだと思っていたのに。
わしは端末から指をはなすと、ちょっと不敵な笑みをうかべてみながら、
ブリーチの顔にじぃっとむかいあった。
「――なんでそう思うんじゃ?」
「ワゥ! ニオイがさ、なんか独特なんだよな。
自分でも分かんないんだけど、オレってフリーナやフレディよりも、
いろいろなことがニオイだけで分かっちゃうみたいだから、言うんだよ」
「ホウ?」
「あんたのニオイは、いろいろ変なのがごっちゃになってるのに、妙に涼やかでさ。
なんだか、スカイランドのニオイに近いような気がするんだよな。
スカイランドも裏側の世界のひとつだから。でも、なんていうのかな――
それとも違うような気がしてさ。なんだろ、この感覚」
うぅ~ん……ブリーチは腕をくんで頭をかしげていた。
なるほど、ひどくわけが分からないが、こいつの鼻はなにかが違うらしい。
わしの口から一度たりとも明かすことのなかった秘密の片鱗を、
ただひとり自力でかぎつけた、この摩訶不思議な白いドラギィ。
わしは、堂々とした態度をくずすことなく、ゆっくりと立ち上がってこう言った。
「なあおぬし――もしわしが、
まだ一度も明かしていないもう一つの姿をもっていると言ったら、どう思う?」
「アゥ? もう一つの、すがた?」案の定、ブリーチはポカンとした。
「なんだよ、もしかして、竜にでも変身するのか?
それとも、オレたちみたいに、デッカイ姿にでもなれちゃうとか?」
ウガア~ッ!
ブリーチはどこぞの怪獣のように大口をひらき、キバをちらつかせる。
「ふふん」わしは、甘い甘いといわんばかりに、立てた指をゆらした。
「わしはなあ、おぬしたちが想像もつかぬような経験をくりかえして、
特別な能力を身につけた。その秘密を知りたいというのなら、
おぬしだけにこっそり、教えてやってもかまわんぞ。
より精密なデータ採取に協力してくれるなら、じゃが」
「う~ん」ブリーチはしっぽをゆらして考えこんでから、こう答えた。
「べつにいいや! あんたのこと、じつはそんなにキョーミないし。
ま、そのうちでいいから見せてくれよ。できれば強そうな姿がいいな!」
そういって、ブリーチは、フリーナとフレディのもとへ飛んでいった。
ふたりを、空中相撲勝負へむりやり引っぱりこむためだ。
その後ろ姿が、異様に遠いものと感じたのは、気のせいだったのだろうか?
「――まあ、表でも裏でもない、外なる異世界からきたネズミなんて、
まずだれも信じないじゃろうしなあ」
わしは窓の外にどんよりとひろがる、
ネズミ色の厚い雨雲を見上げつつ、ひとりでつぶやいていた――。
*
「――ろさん、しろさん」
眠りがすこしずつ覚めていく。
だれかがわしの体をだいて、優しくよびかけてくる。
「起きてくださいよ。もう、しろさんだけですよ、まぶたを閉じてるのは」
いったいなんだと――せっかくいい具合にまどろんでいるのだから、
もうすこしゆっくり寝かせてくれ。
ここはだれかの手のひらだろうか――まるで陽だまりに体をあずけているようだ。
「むにゃ、むにゃ。三時の茶菓子なら、わしの部屋にはこんでくれい――」
わしはあおむけにだらりとしながら、片手でまぶたをこすった。
まだ体が重い。ひさしぶりに体を動かしすぎたせいで、疲れがでたようだ。
「ワォン! 起きましたね! みなさん、しろさんが起きましたよ!」
星空と、白い街灯が見えた。そしてレン、ユカ、ジュン、タクの顔。
みんなでわしのすがたを見下ろしている。
わしはというと、何やらぷにぷにしたものの上に寝転んでいるようだ。
表側の世界に戻ってきたらしい。秋のひやりとした空気を感じる。
「よ、ソフトクリーム頭」と、ジュンがからかってきた。
「ぼく、はじめて見たかも。しろさんがぐっすり寝てるところ」
と言ったのは、タクだった。
「しろさん、わたしたちみんな無事だよ。安心して」
ユカが、元気よくにこにこしながら言った。
「まあ、あれはけっこう危なかったけどね」レンが言った。
「とにかく、みんなで戻ってこられてよかったよ。
しろさんの格好は、いつの間にか元に戻ってたけど」
そういえば、レンとドラギィたちの顔が大きく見える。
ネズミに戻ったのは間違いないようだ。しっぽの感触でそれが分かる。
無意識のうちに、人間の姿から戻っていたようだ。
「しろさん、しろさん」なつかしい声が、よびかけてきた。
「みんなで大冒険だったみたいですね。
おかげさまで、ほら、ぼくも自分の体を取り戻せましたよ」
寝ぼけまなこで、わしは見た。
なつかしい犬の顔が、大きな鼻先をひくひくと動かしながら、
にっこりと微笑みかけている様子を――フラップの顔を!
「おっ、おぬし! 戻ったのか!」
わしは、見えないバネにぶっとばされたように跳ね起きた。
夢じゃない――これ現実だった!
彼の背中も、翼も、この目で見慣れた赤になっている。
わずかにピンクがかったような、瞳に優しいあの赤色に。
つまりここは、フラップの手のひら――肉球の上だったのだ。
「はい、ありがとうございます。
ぼくを助けるために、おクスリを作ろうとしてくれてたんですよね。
でも、ご心配なく。というか、もうおクスリは飲みたくないんですけどね」
すると、フラップの顔の左右に、
フリーナとフレディがひょっこりと顔をのぞかせた。
どうやら三匹とも、まだ仔犬サイズのままのようだが、
普通ていどに空を飛ぶ力は発揮できているようだ。
「じゃがしかし、どうやって?
自力では体を取り戻せなかったじゃろうに」
「ふふん」フリーナが、普段のわしみたいに指をふって、こう言った。
「最初から、アタシのハッピー☆スパークをたよればよかったんだヨ。
あの時、あのタイミングでアタシの雷が落ちなかったら、
いまごろどうなっていたことか!」
夢じゃない――これは現実だった!』
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――ちょうど二日前のこと。
あの日は、あいにくの雨模様だった。
レンと約束していた、町はずれの丘へ遊びに行くことができなくなり、
ドラギィたちは残念がっていた。とくにご機嫌ナナメだったのは、ブリーチだ。
まあ、レッド種は、一滴の水でもかかるのを嫌っているしな。
レンは部屋の机で、タブレットを相手にその日の宿題に奮闘していた。
そのそばにはフリーナとフレディがいて、レンの勉強を応援していた。
ブリーチはめずらしく、レンの勉強の邪魔をせずに、
出窓カウンターでネズミパッドをいじっていたわしのそばへきて、
わしの小さな体に鼻先をこすりつけ、いそがしくニオイをかぎまわっていた。
「なんじゃおぬし、わしの体にしみついた天竺チーズのニオイか?」
それまで採取してきたブリーチのデータを整理していた時だった。
わしのニオイを入念にかぎまわったあとで、こんなことを切りだしてきた。
「なあなあ、あんたもしかして、裏側の世界の住にん?」
意外だった。ブリーチは、エネルギーの使い方にかんしては、
だれよりも天才的な面があるものの、カンのにぶいやつだと思っていたのに。
わしは端末から指をはなすと、ちょっと不敵な笑みをうかべてみながら、
ブリーチの顔にじぃっとむかいあった。
「――なんでそう思うんじゃ?」
「ワゥ! ニオイがさ、なんか独特なんだよな。
自分でも分かんないんだけど、オレってフリーナやフレディよりも、
いろいろなことがニオイだけで分かっちゃうみたいだから、言うんだよ」
「ホウ?」
「あんたのニオイは、いろいろ変なのがごっちゃになってるのに、妙に涼やかでさ。
なんだか、スカイランドのニオイに近いような気がするんだよな。
スカイランドも裏側の世界のひとつだから。でも、なんていうのかな――
それとも違うような気がしてさ。なんだろ、この感覚」
うぅ~ん……ブリーチは腕をくんで頭をかしげていた。
なるほど、ひどくわけが分からないが、こいつの鼻はなにかが違うらしい。
わしの口から一度たりとも明かすことのなかった秘密の片鱗を、
ただひとり自力でかぎつけた、この摩訶不思議な白いドラギィ。
わしは、堂々とした態度をくずすことなく、ゆっくりと立ち上がってこう言った。
「なあおぬし――もしわしが、
まだ一度も明かしていないもう一つの姿をもっていると言ったら、どう思う?」
「アゥ? もう一つの、すがた?」案の定、ブリーチはポカンとした。
「なんだよ、もしかして、竜にでも変身するのか?
それとも、オレたちみたいに、デッカイ姿にでもなれちゃうとか?」
ウガア~ッ!
ブリーチはどこぞの怪獣のように大口をひらき、キバをちらつかせる。
「ふふん」わしは、甘い甘いといわんばかりに、立てた指をゆらした。
「わしはなあ、おぬしたちが想像もつかぬような経験をくりかえして、
特別な能力を身につけた。その秘密を知りたいというのなら、
おぬしだけにこっそり、教えてやってもかまわんぞ。
より精密なデータ採取に協力してくれるなら、じゃが」
「う~ん」ブリーチはしっぽをゆらして考えこんでから、こう答えた。
「べつにいいや! あんたのこと、じつはそんなにキョーミないし。
ま、そのうちでいいから見せてくれよ。できれば強そうな姿がいいな!」
そういって、ブリーチは、フリーナとフレディのもとへ飛んでいった。
ふたりを、空中相撲勝負へむりやり引っぱりこむためだ。
その後ろ姿が、異様に遠いものと感じたのは、気のせいだったのだろうか?
「――まあ、表でも裏でもない、外なる異世界からきたネズミなんて、
まずだれも信じないじゃろうしなあ」
わしは窓の外にどんよりとひろがる、
ネズミ色の厚い雨雲を見上げつつ、ひとりでつぶやいていた――。
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「――ろさん、しろさん」
眠りがすこしずつ覚めていく。
だれかがわしの体をだいて、優しくよびかけてくる。
「起きてくださいよ。もう、しろさんだけですよ、まぶたを閉じてるのは」
いったいなんだと――せっかくいい具合にまどろんでいるのだから、
もうすこしゆっくり寝かせてくれ。
ここはだれかの手のひらだろうか――まるで陽だまりに体をあずけているようだ。
「むにゃ、むにゃ。三時の茶菓子なら、わしの部屋にはこんでくれい――」
わしはあおむけにだらりとしながら、片手でまぶたをこすった。
まだ体が重い。ひさしぶりに体を動かしすぎたせいで、疲れがでたようだ。
「ワォン! 起きましたね! みなさん、しろさんが起きましたよ!」
星空と、白い街灯が見えた。そしてレン、ユカ、ジュン、タクの顔。
みんなでわしのすがたを見下ろしている。
わしはというと、何やらぷにぷにしたものの上に寝転んでいるようだ。
表側の世界に戻ってきたらしい。秋のひやりとした空気を感じる。
「よ、ソフトクリーム頭」と、ジュンがからかってきた。
「ぼく、はじめて見たかも。しろさんがぐっすり寝てるところ」
と言ったのは、タクだった。
「しろさん、わたしたちみんな無事だよ。安心して」
ユカが、元気よくにこにこしながら言った。
「まあ、あれはけっこう危なかったけどね」レンが言った。
「とにかく、みんなで戻ってこられてよかったよ。
しろさんの格好は、いつの間にか元に戻ってたけど」
そういえば、レンとドラギィたちの顔が大きく見える。
ネズミに戻ったのは間違いないようだ。しっぽの感触でそれが分かる。
無意識のうちに、人間の姿から戻っていたようだ。
「しろさん、しろさん」なつかしい声が、よびかけてきた。
「みんなで大冒険だったみたいですね。
おかげさまで、ほら、ぼくも自分の体を取り戻せましたよ」
寝ぼけまなこで、わしは見た。
なつかしい犬の顔が、大きな鼻先をひくひくと動かしながら、
にっこりと微笑みかけている様子を――フラップの顔を!
「おっ、おぬし! 戻ったのか!」
わしは、見えないバネにぶっとばされたように跳ね起きた。
夢じゃない――これ現実だった!
彼の背中も、翼も、この目で見慣れた赤になっている。
わずかにピンクがかったような、瞳に優しいあの赤色に。
つまりここは、フラップの手のひら――肉球の上だったのだ。
「はい、ありがとうございます。
ぼくを助けるために、おクスリを作ろうとしてくれてたんですよね。
でも、ご心配なく。というか、もうおクスリは飲みたくないんですけどね」
すると、フラップの顔の左右に、
フリーナとフレディがひょっこりと顔をのぞかせた。
どうやら三匹とも、まだ仔犬サイズのままのようだが、
普通ていどに空を飛ぶ力は発揮できているようだ。
「じゃがしかし、どうやって?
自力では体を取り戻せなかったじゃろうに」
「ふふん」フリーナが、普段のわしみたいに指をふって、こう言った。
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