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〈フレデリック/しろさん編〉
第十話『ネズミの千年物語』 1
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『「いろんな世界を旅しておるとな、
その身がさまざまな異変に見舞われるものなのじゃ。」』
**************************************
次の日、ドラギィたちと調査隊の子どもたちが、
わがフレデリック・ラボへやってきた。というのも、わしが彼らをまねいたのだ。
わしはみんなを、多目的ルームに案内し、テーブルのイスに座らせ、
ひとり長いしっぽをSの字にくねらせながら、両手を後ろにくんでいた。
「――それじゃあさ」レンが口をひらいた。
「約束どおり説明してくれないかな。しろさんが何者なのかをさ。
ただのネズミじゃないって分かってたけど、まさか、人間に変身できるなんてさ。
ねえ? みんなも分かんなかったよね」
一同、レンの言葉にうなずいた。
フラップは、ひときわ強くうなずいた。
心の中で眠りこけているブリーチの分までうなずこうとしたのだ。
「うむ。それについてはちゃんと伝えておかねばと思っておった。
あ、テーブルの上のチーズ菓子は好きに食べてもかまわんぞ。
心配せんでも、へんな薬はまざっておらんからのう」
レンたちは、思い思いにチーズ菓子の山に手をのばし、
小さいのを口にほうったり、大きいのをむしったり、長いのを細く裂いたりした。
フリーナはやはり、いろんな菓子を次から次へと見境なくパクついていた。
これから小難しい話がはじまると分かって、気分をまぎわらせたいのだろう。
「――さて、すでに聞いている者もいるだろうが、
わしは、この世界のネズミではない。外の世界からきたネズミなのだ」
「へぇ~、ホントにいるんだなー。そういうやつが、むぐむぐ」
ジュンがチーズ蒸しケーキをむしゃむしゃやりながら、
それほど大きくないリアクションを見せた。
ほかの子どもたちも、おなじような調子だった。
「なんじゃ、そのうすい反応は~。
一年生の児童でも、もっとリアクションは大きいと思うがの?」
「一年生より心がよごれてるって言われた~」と、タクがもらした。
「外の世界とは、いったいどういうことなんだ?」フレディがふみこんできた。
「裏側の世界とはちがうのか? いまいちハッキリしないんだが」
「うむ。いまから図をうつして説明してやろう」
ピッ、ピピピ。わしはリモコンを操作して、部屋を暗くし、
天井の投影機からスクリーン上にスライド資料をうつしだした。
差し棒には、白衣のポケットから出したあの亜空でんでん丸をつかった。
「おぬしらが暮らしていたスカイランド、すなわち裏側の世界は、
ここ人間界、つまり表側の世界をつつむなんらかの力で形作られた場所。
この力が何なのかはまだ解明できておらんが、いまは置いておこう。
表と裏、これら二つの世界は、たがいに異界穴という太い糸でヒモづけられておる。
そしてなおかつ、それらすべては、ある大きな輪の中でひとくくりにされておる。
その輪とは宇宙の輪――つまり、わしらとおぬしらドラギィの世界は、
この〈宇宙〉のなかに存在するというわけじゃ」
「さっぱりですよう……」フラップが早くも音を上げた。
「あ、このヒモみたいなチーズ菓子、オイシー!」フリーナは論外だった。
「しかしじゃ――宇宙はほかにも数えきれぬほど存在しておる。
すなわち、外の世界とは、ここ人間界が存在する宇宙の外側、という意味になる」
「世界、宇宙、外側――」フレディはあごに指をあてて思案モードに入った。
「外の世界も、ここ人間界とにたような風景が多い。
時代背景や世界情勢もさまざまじゃ。
世界によっては人間も暮らしているが、これが面白いことになっておるぞ。
ある世界では、頭に犬や猫の耳をつけた人間もおるし、
またある世界では、背中に鳥の羽を生やした人間もおる。
わしはこれらの世界で研究をつみかさね、
異世界の人間や、世界の構造にまつわるさまざまなふしぎを解き明かしてきた。
宇宙のカベ――世界のカベを幾度となく通りぬけながらな」
「なんだか、異世界授業みたいになっちゃったね」と、ユカが小さく笑った。
「それでさ、どうやってその――世界のカベを越えてきたのさ?」
レンがたずねてきた。――この質問をずっとまっていた。
「ふっふっふ……、知りたいのなら見せてやろう」
わしはいつもの不敵な笑みをうかべた。スイッチで部屋をまた明るくすると、
白衣の内ポケットの中から、手のひらサイズのあるものを取りだし、
それを上にかかげてみんなに見せてやった。
「なにそれ、バッチ?」
真ん中に宝珠をあしらった、かがやかしい金細工のバッチ。
子どもたちは、興味津々でわしのバッチを見つめていた。
「これはのう、『ディスカバリーバッチ』というものじゃ。
真ん中についている宝珠は、世界のカベを越えるエネルギーをためるもの。
いまは、真っ黒になっておるから、エネルギーはほぼゼロじゃな」
「たまるとどうなるのさ?」と、タクがたずねてきた。
「七色の光にみちあふれるのじゃ。エネルギーがたまる早さは、
世界によってまちまちでな。ここ地球では、長い年月をまつことになる」
「大変そう――」ユカが心配そうな顔をする。
「いやいや、この地球には何度か来ておるのじゃが、
いやーなかなかどうして、ここはわしを飽きさせない魅力的な世界でのう。
十年でも二十年でも滞在してやるつもりじゃ」
「二十年!?」レンが目をまるくした。
「いや、無理でしょ! だってネズミだし、オレたちよりずっと――ねえ?」
ほかの子どもたちが、意をさっしてうなずいた。
「まさにそこじゃ! 今日、わしが本当に話したいのは」
わしはでんでん丸で、ズバリとレンの顔をさした。
それから、ディスカバリーバッチをしまいこむと、
両手を腰にまわし、横向きになってものうげな人物のふりをした。
「――わしはこれまで、幾度となく世界のカベを越えてきたと話したな。
いろんな世界を旅しておるとな、
その身がさまざまな異変に見舞われるものなのじゃ」
「いへん、です?」フラップが首をかしげた。
「この世界にも、あらゆる時空的なルールが存在するように、
外の世界にも、それぞれ異なる時空的ルールがある。
しかし、たくさんのルールの異なる世界を旅しておるとな、
体が知らず知らずのうちにマヒしてしまうようなのじゃ。
たとえば、ほとんど歳をとらない状態になってしまったり。
あるいは、本来とはちがう姿に変身できるようになったり――」
「歳をとらない!?」レンがさけんだ。
「じゃあいったい、しろさんって、その……何年くらい生きてるわけ?」
「うむ、もう二度目になるが――かれこれ、千年は生きておるかのう」
「「「千年!!」」」一同が同時にさけぶ。
「そうか、分かった!」ジュンはポンッと手をたたいた。
「つまり、しろの体は、風邪ひいてるようなもんなんだ」
「か、風邪ぇ――っ!?」
わしはついつい、ずっこけそうになった。頭がおかしくなりそうだ。
「そんな解釈のしかたをするやつ、はじめてじゃわい。
これはそれほど単純なハナシではないんじゃがのう。
だがまあ――この体になってこまらされたことはほぼないし、
わしはずっとこのままでいいと思っておる。心配は無用じゃ」
わしはテーブルの上にある、ヒモ状のチーズ菓子を一本手にとり、
下のほうからチュルリとすって食べた。
パスタみたいな食感が特徴な、わしの意欲作だ。
「しろちゃん、それおいしいよネ! アタシ、気に入っちゃったヨ」
フリーナが親しげに話しかけてきたので、わしは妙に思った。
「おぬし、わしにたいして怒ってたんじゃ、むぐむぐ、なかったのか?」
「アフッ。あれはあれ、いまはいまだヨ~」
フリーナは笑顔で首をかしげた。
乙女心と秋の空は、どうやらドラギィにも適応することわざらしい。
わしはとりあえず、彼女のことは考えすぎないようにして、
部屋の天井を見上げながら、こう言った。
「かの地で生をうけて、かれこれ千年――
いきなりじゃが、これからわしの自分語りをはじめてゆこうと思う。
あ、もし退屈じゃったらふつうに聞き流してもらってもかまわんからの。
千年だけに、わしの小話は長ったらしいとよく言われてしまうから」
※次回が最後の更新となります!
二話+あとがきをUPする予定です! (1/28 水)
その身がさまざまな異変に見舞われるものなのじゃ。」』
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次の日、ドラギィたちと調査隊の子どもたちが、
わがフレデリック・ラボへやってきた。というのも、わしが彼らをまねいたのだ。
わしはみんなを、多目的ルームに案内し、テーブルのイスに座らせ、
ひとり長いしっぽをSの字にくねらせながら、両手を後ろにくんでいた。
「――それじゃあさ」レンが口をひらいた。
「約束どおり説明してくれないかな。しろさんが何者なのかをさ。
ただのネズミじゃないって分かってたけど、まさか、人間に変身できるなんてさ。
ねえ? みんなも分かんなかったよね」
一同、レンの言葉にうなずいた。
フラップは、ひときわ強くうなずいた。
心の中で眠りこけているブリーチの分までうなずこうとしたのだ。
「うむ。それについてはちゃんと伝えておかねばと思っておった。
あ、テーブルの上のチーズ菓子は好きに食べてもかまわんぞ。
心配せんでも、へんな薬はまざっておらんからのう」
レンたちは、思い思いにチーズ菓子の山に手をのばし、
小さいのを口にほうったり、大きいのをむしったり、長いのを細く裂いたりした。
フリーナはやはり、いろんな菓子を次から次へと見境なくパクついていた。
これから小難しい話がはじまると分かって、気分をまぎわらせたいのだろう。
「――さて、すでに聞いている者もいるだろうが、
わしは、この世界のネズミではない。外の世界からきたネズミなのだ」
「へぇ~、ホントにいるんだなー。そういうやつが、むぐむぐ」
ジュンがチーズ蒸しケーキをむしゃむしゃやりながら、
それほど大きくないリアクションを見せた。
ほかの子どもたちも、おなじような調子だった。
「なんじゃ、そのうすい反応は~。
一年生の児童でも、もっとリアクションは大きいと思うがの?」
「一年生より心がよごれてるって言われた~」と、タクがもらした。
「外の世界とは、いったいどういうことなんだ?」フレディがふみこんできた。
「裏側の世界とはちがうのか? いまいちハッキリしないんだが」
「うむ。いまから図をうつして説明してやろう」
ピッ、ピピピ。わしはリモコンを操作して、部屋を暗くし、
天井の投影機からスクリーン上にスライド資料をうつしだした。
差し棒には、白衣のポケットから出したあの亜空でんでん丸をつかった。
「おぬしらが暮らしていたスカイランド、すなわち裏側の世界は、
ここ人間界、つまり表側の世界をつつむなんらかの力で形作られた場所。
この力が何なのかはまだ解明できておらんが、いまは置いておこう。
表と裏、これら二つの世界は、たがいに異界穴という太い糸でヒモづけられておる。
そしてなおかつ、それらすべては、ある大きな輪の中でひとくくりにされておる。
その輪とは宇宙の輪――つまり、わしらとおぬしらドラギィの世界は、
この〈宇宙〉のなかに存在するというわけじゃ」
「さっぱりですよう……」フラップが早くも音を上げた。
「あ、このヒモみたいなチーズ菓子、オイシー!」フリーナは論外だった。
「しかしじゃ――宇宙はほかにも数えきれぬほど存在しておる。
すなわち、外の世界とは、ここ人間界が存在する宇宙の外側、という意味になる」
「世界、宇宙、外側――」フレディはあごに指をあてて思案モードに入った。
「外の世界も、ここ人間界とにたような風景が多い。
時代背景や世界情勢もさまざまじゃ。
世界によっては人間も暮らしているが、これが面白いことになっておるぞ。
ある世界では、頭に犬や猫の耳をつけた人間もおるし、
またある世界では、背中に鳥の羽を生やした人間もおる。
わしはこれらの世界で研究をつみかさね、
異世界の人間や、世界の構造にまつわるさまざまなふしぎを解き明かしてきた。
宇宙のカベ――世界のカベを幾度となく通りぬけながらな」
「なんだか、異世界授業みたいになっちゃったね」と、ユカが小さく笑った。
「それでさ、どうやってその――世界のカベを越えてきたのさ?」
レンがたずねてきた。――この質問をずっとまっていた。
「ふっふっふ……、知りたいのなら見せてやろう」
わしはいつもの不敵な笑みをうかべた。スイッチで部屋をまた明るくすると、
白衣の内ポケットの中から、手のひらサイズのあるものを取りだし、
それを上にかかげてみんなに見せてやった。
「なにそれ、バッチ?」
真ん中に宝珠をあしらった、かがやかしい金細工のバッチ。
子どもたちは、興味津々でわしのバッチを見つめていた。
「これはのう、『ディスカバリーバッチ』というものじゃ。
真ん中についている宝珠は、世界のカベを越えるエネルギーをためるもの。
いまは、真っ黒になっておるから、エネルギーはほぼゼロじゃな」
「たまるとどうなるのさ?」と、タクがたずねてきた。
「七色の光にみちあふれるのじゃ。エネルギーがたまる早さは、
世界によってまちまちでな。ここ地球では、長い年月をまつことになる」
「大変そう――」ユカが心配そうな顔をする。
「いやいや、この地球には何度か来ておるのじゃが、
いやーなかなかどうして、ここはわしを飽きさせない魅力的な世界でのう。
十年でも二十年でも滞在してやるつもりじゃ」
「二十年!?」レンが目をまるくした。
「いや、無理でしょ! だってネズミだし、オレたちよりずっと――ねえ?」
ほかの子どもたちが、意をさっしてうなずいた。
「まさにそこじゃ! 今日、わしが本当に話したいのは」
わしはでんでん丸で、ズバリとレンの顔をさした。
それから、ディスカバリーバッチをしまいこむと、
両手を腰にまわし、横向きになってものうげな人物のふりをした。
「――わしはこれまで、幾度となく世界のカベを越えてきたと話したな。
いろんな世界を旅しておるとな、
その身がさまざまな異変に見舞われるものなのじゃ」
「いへん、です?」フラップが首をかしげた。
「この世界にも、あらゆる時空的なルールが存在するように、
外の世界にも、それぞれ異なる時空的ルールがある。
しかし、たくさんのルールの異なる世界を旅しておるとな、
体が知らず知らずのうちにマヒしてしまうようなのじゃ。
たとえば、ほとんど歳をとらない状態になってしまったり。
あるいは、本来とはちがう姿に変身できるようになったり――」
「歳をとらない!?」レンがさけんだ。
「じゃあいったい、しろさんって、その……何年くらい生きてるわけ?」
「うむ、もう二度目になるが――かれこれ、千年は生きておるかのう」
「「「千年!!」」」一同が同時にさけぶ。
「そうか、分かった!」ジュンはポンッと手をたたいた。
「つまり、しろの体は、風邪ひいてるようなもんなんだ」
「か、風邪ぇ――っ!?」
わしはついつい、ずっこけそうになった。頭がおかしくなりそうだ。
「そんな解釈のしかたをするやつ、はじめてじゃわい。
これはそれほど単純なハナシではないんじゃがのう。
だがまあ――この体になってこまらされたことはほぼないし、
わしはずっとこのままでいいと思っておる。心配は無用じゃ」
わしはテーブルの上にある、ヒモ状のチーズ菓子を一本手にとり、
下のほうからチュルリとすって食べた。
パスタみたいな食感が特徴な、わしの意欲作だ。
「しろちゃん、それおいしいよネ! アタシ、気に入っちゃったヨ」
フリーナが親しげに話しかけてきたので、わしは妙に思った。
「おぬし、わしにたいして怒ってたんじゃ、むぐむぐ、なかったのか?」
「アフッ。あれはあれ、いまはいまだヨ~」
フリーナは笑顔で首をかしげた。
乙女心と秋の空は、どうやらドラギィにも適応することわざらしい。
わしはとりあえず、彼女のことは考えすぎないようにして、
部屋の天井を見上げながら、こう言った。
「かの地で生をうけて、かれこれ千年――
いきなりじゃが、これからわしの自分語りをはじめてゆこうと思う。
あ、もし退屈じゃったらふつうに聞き流してもらってもかまわんからの。
千年だけに、わしの小話は長ったらしいとよく言われてしまうから」
※次回が最後の更新となります!
二話+あとがきをUPする予定です! (1/28 水)
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