61 / 116
〈フロン編〉
11『もし魚に鳴き声があったら、どんな声かしら』②
しおりを挟む
「まったく、頼むよフリーナ。フラップもいるのに、誤って川に落水するとは。
こんなことは、キミの電光石火至上、初めての失態なんじゃないか?」
「ごめんなさい……アタシなら心配ないって思ってたんだけどナ」
三匹は、雨をしのぐために近くにかかっていた道路橋の下の、
コンクリートの柱のすき間に身を潜めていました。
フリーナの失敗で川の中に落ちてしまったために、
フラップは全身の毛がびしょ濡れになり、しばらくぐったりと座りこんでいました。
まあ、ひどい脱力感に見舞われただけで、命に別状はありません。
フリーナとフレディが身体をふいてくれたおかげで、
少しだけ元気が戻ってきたところです。
「やっぱりぼく……待ってた方がよかったかなあ……?」
「だとしても、キミは雨の中ここまで来た。
困難に立ち向かうのが好きなんだろう? 胸を張っていればいいさ」
「でも、ぼくはふたりに迷惑を……」
「フラップ。そういうことは言わないようにしておいてくれ。
ぼくは、キミの強い心を少なからず、評価しているんだから。
昔、スカイランドでよく洞窟や暗い森の中に肝試しをしにいっただろう?」
「え? ああ、そうだったね」
「ぼくは暗い場所ってだけですぐにベソをかいていたが、キミは違った。
ぼくとフリーナを先導して、暗闇に眠る自然の秘密ってやつを探りたがった。
キミは、ぼくのなけなしの勇気より、何倍もの大きな勇気を持っているんだ」
その言葉をうけて、フラップは覇気のない顔に小さな笑顔を浮かべます。
「……フレディからそんなふうに言われたの、ぼく初めてだなぁ。
自分に強い勇気があるとか、一度も思ったこともないけど、
キミが、フレディがそういうふうに言うのなら――」
「ふたりとも! 来た! 来た来た、黒金魚だよ!」
柱のすき間のふちから雨の河川敷を見張っていたフリーナが、
大急ぎで呼びかけてきました。
フレディがフラップに肩を貸して、いっしょにのぞき見ると、
ゆらめく尾を引いた不気味な黒金魚が一匹、
雨の中、悠然と宙をたゆたう姿を見つけたのです。
「こんな雨の中、気持ちよさそうに泳ぐなあ」
と、フラップはつぶやきました。
「カエルの仲間なのカナ?」
「さあな。なんにせよ、この場所があの黒金魚と何らかの関係はありそうだ」
黒金魚たちのこともありますが、
じつのところ、フラップとフリーナはこの場所に見覚えがありました。
まだフレディと再会していない頃に来た場所なので、
そのことをわざわざ口に出すことはしませんでしたが。
「あ、別の黒金魚さんもきたよ!」
フラップが指をさすと、土手の上からひょっこりと、
黒い魚の陰が新しく雨の中を滑るように泳いできました。
しかも、今度は二匹同時に!
「この場所を張っておいて、正解だったネ」
フリーナは二ッとして、フラップとフレディの顔を見ました。
三匹の黒金魚は河川敷に集まり、輪を作って回遊をはじめます。
雨に打たれながら、河川敷の上をふうわふうわと上がったり下がったり、
まるで小さなメリーゴーランドのように泳いでいます。
「やっぱり何か、話してたりするのカナ?」
「余計な音のせいで、会話しているのかどうかも分からないな」
どしゃぶりの雨の音と、いつもより激しくなった川の音が、
遠くの小さな声すらかき消すほどでした。
それでも何か、黒金魚たちの声の一片でも聞こえはしないかと、
フラップは柱のすき間からぬっと身を乗り出し、耳をそばだてました。
すると――。
にゃーーぁ!?
フラップは一瞬、自分の耳を疑いました。
黒金魚たちの一匹が、話しこみ中に何かを驚いたように上下に身を揺らした時、
たしかにそう鳴いたように聞こえたのです。
「猫の声が……」
「え、猫の声?」
「近くに野良猫でもいるんじゃないか?」
フラップはさらに他の声を拾うため、
やわらかな自分の垂れ耳に神経を注ぎました。深く深く神経を注ぎました。
あらゆる水の音に紛れて消えてゆく本当の声を、一滴も聞きのがさないように。
にゃ~ご。
また聞こえました。やっぱり黒金魚たちの方からやってきます。
にゃーーお? にゃごにゃご。んにゃあ~~。ゴロゴロゴロ。
フラップは長いしっぽをぴょこぴょこと陽気に動かしました。
「たしかにあの三匹、楽しそうに会話してるよ。にゃあにゃあ、ゴロゴロって」
「へえ。猫の言葉を話せるお魚たちなんだネェ~」
「いやいや、待て待て」フレディがハエを追い払うような仕草をしました。
「そもそもどうして、魚が猫の鳴き声を出すんだ?
水に濡れたせいで、気が変になったんじゃないのか、フラップ」
「それ、ひどくない?」フラップはフレディをにらみつけました。
「ぼくはいたって正気だよ。さっきは胸を張れって励ましてくれたのに、
今度は水が苦手なぼくをバカにするわけ?」
「仕方ないだろ。キミがあんまり的外れなことを言い出すものだから」
「んもう、ちゃんと見てなきゃ駄目だヨ、ふたりとも」フリーナが憤慨しました。
「ほら、黒金魚たちが動き出した! こっちに来るみたい」
三匹はすき間の中に少し下がりました。
三匹の黒金魚たちは、橋の下にやってくると、
薄ぼんやりとした日陰の中で横一列にきれいにならびます。
こうして見ると、集団での行動も得意そうです――
が、次の瞬間、黒金魚の頭の中から、何かがにょきっと生えてきました。
それは……手でした。しかも、白い猫の手!
ドラギィたちの場所から見下ろすと、米粒くらいの大きさにしか見えませんが、
はっきりと分かります。魚の頭から猫の手が現れたのです。
その猫の手には、小さなリモコンのようなものが握られていました。
おかしな細いアンテナが伸びていて、先端には猫の顔のマークがついています。
ポワワワワァ。
奇妙な音とともに、
黒金魚たちの前に虹色の光がうず巻く、〈穴〉が現れました。
まるで水面に浮かぶかのように輪郭がかすかにゆらめく、
表の世界から裏側の世界へとつながるトビラ――〈異界穴〉でした!
「おいおい、あれはどういうことなんだ!?」
フレディが目を見張ります。
「異界穴は、ぼくらドラギィにしか開けないはずなのに」
「あの黒金魚さんたち、ただの生き物じゃないのかもしれない」
フラップたちがあ然として見守る中、
黒金魚たちは異界穴の中へ、一匹、また一匹と跳びこんでいきます。
うさみ町には異界穴がいくつもあって、
レンとドラギィたちが調査を進めていましたが、
あの穴の先は、たしか調査ずみでした。何があるかも知っています。
開かれた穴が再び静かに消えていくと、フラップは勇むように言いました。
「ぼくたちも入ってみよう」
「正気か?! 何があるか分からないんだぞ」
「ていうかフラップぅ、まだぜんぜん本調子じゃないんでしょ?」
「大丈夫だよ。まだほんのちょっと濡れてるけど、
この程度なら飛ぶことくらいはできるから」
フラップは、目の前にある一つの真実に挑むために、
気を引きしめながらこう答えました。
「ぼくたちは、これからも三にんでいっしょに修行をするんだ。
どこにいても、ずっといっしょだから。そうだろう?
何が待っていても、三にんで力を合わせれば、どんな謎も解き明かせるし、
巨大なイカだってやっつけられる。何のことはないよ」
「燃えることを言うじゃないか!」フレディは大笑いしました。
「フラップも、たまにはいいこと言うよネ!」
「たまには、は余計だよ」フラップはふくれっ面になって言いました。
「ふたりとも、異存はないね。じゃあ行こう。
あそこの異界穴を開いて、黒金魚たちの正体を暴くんだ」
三匹は、柱のすき間から順番に列をなして飛び出し、仔犬サイズになって、
今しがた裏側の世界へのトビラが開いていた場所の前に降りました。
異界穴を開くのは、フラップの役目でした。
ドラギィは、目に見えない異界穴を呼び出す力があるのです。
身体は濡れていても、このくらいなら造作もありません。
フラップが両手を前にかかげ、精神を集中させると、
あの異界穴が目の前に、パアッと、
歓喜するような虹色の光とともに再び姿を現しました。
(ここにレン君がいないことが、本当に残念だなぁ)
三匹で穴の中へ突入する手前、フラップはそんなことを思うのでした。
-----------------------------------------------------------------------------------
※6/18に、今後にまつわる重大なお知らせを近況ボードに掲載いたしました。
まだご覧になっていない方は、ご一読いただきますようお願いいたします――。
こんなことは、キミの電光石火至上、初めての失態なんじゃないか?」
「ごめんなさい……アタシなら心配ないって思ってたんだけどナ」
三匹は、雨をしのぐために近くにかかっていた道路橋の下の、
コンクリートの柱のすき間に身を潜めていました。
フリーナの失敗で川の中に落ちてしまったために、
フラップは全身の毛がびしょ濡れになり、しばらくぐったりと座りこんでいました。
まあ、ひどい脱力感に見舞われただけで、命に別状はありません。
フリーナとフレディが身体をふいてくれたおかげで、
少しだけ元気が戻ってきたところです。
「やっぱりぼく……待ってた方がよかったかなあ……?」
「だとしても、キミは雨の中ここまで来た。
困難に立ち向かうのが好きなんだろう? 胸を張っていればいいさ」
「でも、ぼくはふたりに迷惑を……」
「フラップ。そういうことは言わないようにしておいてくれ。
ぼくは、キミの強い心を少なからず、評価しているんだから。
昔、スカイランドでよく洞窟や暗い森の中に肝試しをしにいっただろう?」
「え? ああ、そうだったね」
「ぼくは暗い場所ってだけですぐにベソをかいていたが、キミは違った。
ぼくとフリーナを先導して、暗闇に眠る自然の秘密ってやつを探りたがった。
キミは、ぼくのなけなしの勇気より、何倍もの大きな勇気を持っているんだ」
その言葉をうけて、フラップは覇気のない顔に小さな笑顔を浮かべます。
「……フレディからそんなふうに言われたの、ぼく初めてだなぁ。
自分に強い勇気があるとか、一度も思ったこともないけど、
キミが、フレディがそういうふうに言うのなら――」
「ふたりとも! 来た! 来た来た、黒金魚だよ!」
柱のすき間のふちから雨の河川敷を見張っていたフリーナが、
大急ぎで呼びかけてきました。
フレディがフラップに肩を貸して、いっしょにのぞき見ると、
ゆらめく尾を引いた不気味な黒金魚が一匹、
雨の中、悠然と宙をたゆたう姿を見つけたのです。
「こんな雨の中、気持ちよさそうに泳ぐなあ」
と、フラップはつぶやきました。
「カエルの仲間なのカナ?」
「さあな。なんにせよ、この場所があの黒金魚と何らかの関係はありそうだ」
黒金魚たちのこともありますが、
じつのところ、フラップとフリーナはこの場所に見覚えがありました。
まだフレディと再会していない頃に来た場所なので、
そのことをわざわざ口に出すことはしませんでしたが。
「あ、別の黒金魚さんもきたよ!」
フラップが指をさすと、土手の上からひょっこりと、
黒い魚の陰が新しく雨の中を滑るように泳いできました。
しかも、今度は二匹同時に!
「この場所を張っておいて、正解だったネ」
フリーナは二ッとして、フラップとフレディの顔を見ました。
三匹の黒金魚は河川敷に集まり、輪を作って回遊をはじめます。
雨に打たれながら、河川敷の上をふうわふうわと上がったり下がったり、
まるで小さなメリーゴーランドのように泳いでいます。
「やっぱり何か、話してたりするのカナ?」
「余計な音のせいで、会話しているのかどうかも分からないな」
どしゃぶりの雨の音と、いつもより激しくなった川の音が、
遠くの小さな声すらかき消すほどでした。
それでも何か、黒金魚たちの声の一片でも聞こえはしないかと、
フラップは柱のすき間からぬっと身を乗り出し、耳をそばだてました。
すると――。
にゃーーぁ!?
フラップは一瞬、自分の耳を疑いました。
黒金魚たちの一匹が、話しこみ中に何かを驚いたように上下に身を揺らした時、
たしかにそう鳴いたように聞こえたのです。
「猫の声が……」
「え、猫の声?」
「近くに野良猫でもいるんじゃないか?」
フラップはさらに他の声を拾うため、
やわらかな自分の垂れ耳に神経を注ぎました。深く深く神経を注ぎました。
あらゆる水の音に紛れて消えてゆく本当の声を、一滴も聞きのがさないように。
にゃ~ご。
また聞こえました。やっぱり黒金魚たちの方からやってきます。
にゃーーお? にゃごにゃご。んにゃあ~~。ゴロゴロゴロ。
フラップは長いしっぽをぴょこぴょこと陽気に動かしました。
「たしかにあの三匹、楽しそうに会話してるよ。にゃあにゃあ、ゴロゴロって」
「へえ。猫の言葉を話せるお魚たちなんだネェ~」
「いやいや、待て待て」フレディがハエを追い払うような仕草をしました。
「そもそもどうして、魚が猫の鳴き声を出すんだ?
水に濡れたせいで、気が変になったんじゃないのか、フラップ」
「それ、ひどくない?」フラップはフレディをにらみつけました。
「ぼくはいたって正気だよ。さっきは胸を張れって励ましてくれたのに、
今度は水が苦手なぼくをバカにするわけ?」
「仕方ないだろ。キミがあんまり的外れなことを言い出すものだから」
「んもう、ちゃんと見てなきゃ駄目だヨ、ふたりとも」フリーナが憤慨しました。
「ほら、黒金魚たちが動き出した! こっちに来るみたい」
三匹はすき間の中に少し下がりました。
三匹の黒金魚たちは、橋の下にやってくると、
薄ぼんやりとした日陰の中で横一列にきれいにならびます。
こうして見ると、集団での行動も得意そうです――
が、次の瞬間、黒金魚の頭の中から、何かがにょきっと生えてきました。
それは……手でした。しかも、白い猫の手!
ドラギィたちの場所から見下ろすと、米粒くらいの大きさにしか見えませんが、
はっきりと分かります。魚の頭から猫の手が現れたのです。
その猫の手には、小さなリモコンのようなものが握られていました。
おかしな細いアンテナが伸びていて、先端には猫の顔のマークがついています。
ポワワワワァ。
奇妙な音とともに、
黒金魚たちの前に虹色の光がうず巻く、〈穴〉が現れました。
まるで水面に浮かぶかのように輪郭がかすかにゆらめく、
表の世界から裏側の世界へとつながるトビラ――〈異界穴〉でした!
「おいおい、あれはどういうことなんだ!?」
フレディが目を見張ります。
「異界穴は、ぼくらドラギィにしか開けないはずなのに」
「あの黒金魚さんたち、ただの生き物じゃないのかもしれない」
フラップたちがあ然として見守る中、
黒金魚たちは異界穴の中へ、一匹、また一匹と跳びこんでいきます。
うさみ町には異界穴がいくつもあって、
レンとドラギィたちが調査を進めていましたが、
あの穴の先は、たしか調査ずみでした。何があるかも知っています。
開かれた穴が再び静かに消えていくと、フラップは勇むように言いました。
「ぼくたちも入ってみよう」
「正気か?! 何があるか分からないんだぞ」
「ていうかフラップぅ、まだぜんぜん本調子じゃないんでしょ?」
「大丈夫だよ。まだほんのちょっと濡れてるけど、
この程度なら飛ぶことくらいはできるから」
フラップは、目の前にある一つの真実に挑むために、
気を引きしめながらこう答えました。
「ぼくたちは、これからも三にんでいっしょに修行をするんだ。
どこにいても、ずっといっしょだから。そうだろう?
何が待っていても、三にんで力を合わせれば、どんな謎も解き明かせるし、
巨大なイカだってやっつけられる。何のことはないよ」
「燃えることを言うじゃないか!」フレディは大笑いしました。
「フラップも、たまにはいいこと言うよネ!」
「たまには、は余計だよ」フラップはふくれっ面になって言いました。
「ふたりとも、異存はないね。じゃあ行こう。
あそこの異界穴を開いて、黒金魚たちの正体を暴くんだ」
三匹は、柱のすき間から順番に列をなして飛び出し、仔犬サイズになって、
今しがた裏側の世界へのトビラが開いていた場所の前に降りました。
異界穴を開くのは、フラップの役目でした。
ドラギィは、目に見えない異界穴を呼び出す力があるのです。
身体は濡れていても、このくらいなら造作もありません。
フラップが両手を前にかかげ、精神を集中させると、
あの異界穴が目の前に、パアッと、
歓喜するような虹色の光とともに再び姿を現しました。
(ここにレン君がいないことが、本当に残念だなぁ)
三匹で穴の中へ突入する手前、フラップはそんなことを思うのでした。
-----------------------------------------------------------------------------------
※6/18に、今後にまつわる重大なお知らせを近況ボードに掲載いたしました。
まだご覧になっていない方は、ご一読いただきますようお願いいたします――。
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
異世界転移が決まってる僕、あと十年で生き抜く力を全部そろえる
谷川 雅
児童書・童話
【第3回きずな児童書大賞 読者賞受賞作品】
「君は25歳の誕生日に異世界へ飛ばされる――準備、しておけよ」
そんなリアルすぎる夢を見たのは、中学3年・15歳の誕生日。
しかも、転移先は「魔法もあるけど生活水準は中世並み」、しかも「チート能力一切なし」!?
死ぬ気で学べ。鍛えろ。生き抜け。
目指すのは、剣道×農業×経営×工学を修めた“自己完結型万能人間”!
剣道部に転部、進学先は国立農業高校。大学では、園芸、畜産・農業経営・バイオエネルギーまで学び、最終的には油が採れるジャガイモを発見して学内ベンチャーの社長に――
そう、全部は「異世界で生きるため」!
そしてついに25歳の誕生日。目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界。
武器は竹刀、知識はリアル、金は……時計を売った。
ここから始まるのは、“計画された異世界成り上がり”!
「魔法がなくても、俺には農業と剣がある――」
未来を知る少年が、10年かけて“最強の一般人”になり、異世界を生き抜く!
※「準備型転移」×「ノンチートリアル系」×「農業×剣術×起業」異色の成長譚!
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
豆腐メンタルな私を、おバカな私が励ますよ(*´ー`*)
やまくる実
絵本
私の頭の中のネガティブな部分をポジティブな私が励ます、エッセイ? 小話?
ただの落書き帳です(*´ー`*)
過去作品です。
内容的には本当に短い文章で、詩というかリズムで読む読み物。
見方によっては大人の絵本という感じです。
私と同じで創作する事が好きな方や生きる事に不器用な方の止まり木みたいな場所になれたらな......なんて思い、こちらにも掲載してみました。
カクヨムにも掲載しています。
表紙画像は chat gptに作成してもらいました(*'▽'*)
魔法使いアルル
かのん
児童書・童話
今年で10歳になるアルルは、月夜の晩、自分の誕生日に納屋の中でこっそりとパンを食べながら歌を歌っていた。
これまで自分以外に誰にも祝われる事のなかった日。
だが、偉大な大魔法使いに出会うことでアルルの世界は色を変えていく。
孤独な少女アルルが、魔法使いになって奮闘する物語。
ありがたいことに書籍化が進行中です!ありがとうございます。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる