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第七章~日丸国建国祭~
第65話 平和なひと時
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魔王軍襲撃から一週間後、日丸国は平和なひと時を送っていた。
被害が酷かった深緑島だったたが、巨人族のお陰で復興工事が終盤へと差し掛かっており、一ヶ月には自給生産の体制が整うだろうと言われている。本島では和風町と名付けられた和風の家などが立ち並ぶ街が完成し、千尋島ではイルカショーなどを行う観覧会場が完成まじかだった。
一方の軍事力は、陸軍参謀長の提案で、九七式中戦車チハの性能データをセレーネとシュヴァルツに提供。三国間で戦車の技術を高めようとする計画が始動した。
チハを選んだ理由としては、戦車技術が発達していない二国にとって、M551では持て余してしまう可能性があり、まずはチハで戦車運用のスキル、戦車生産の技術を学んでもらおうということになったからだ。なお、戦車生産の技術提供を行う間も、日丸国はM551の量産体制を整えようと試行錯誤中である。
海軍力では、大和に12.7mm連想高射砲など新型の対空兵装の搭載並びに交換が開始。更に鹵獲したイーグル改め大鷹とファルコンの改装が始まった。この二隻は、大鷹は日丸国で運用、ファルコンはセレーネ連邦国での運用がそれぞれ決まっている。
大帝国の脅威があるものの、日丸国の生活水準と軍事力は整い始めた。
〇
日丸島の会議室に、光成、眞、剛士、勇夫、シンシア、光太郎、信介、春菜、零の九名が集まって居た。
「諸君、各個忙しい中集まって貰ってすまないな…これを見て欲しい」
集まった者達を労いながら、光成はとある書類を全員に配った。
「建国祭…ですか?」
「そうだ」
書類を見たシンシアは、首をかしげながら光成の方を向いた。
「魔王軍襲撃という事件は起きたが、それ以外では日丸国は安定している。そこで、建国祭と称して、大きな祭りをやろうと思ってな。日丸国を大々的に宣伝すれば、観光客がやってきて、観光業などが潤うだろう?」
光成は祭りを行う理由を述べていく。
その時の光成の表情を見た光太郎は、
(あっ、悪い顔してる…)
光成が悪い顔をしているのに気が付いた。
「いいんじゃないですかね?収入源は多ければ多いほどいいと思いますよ」
建国祭を行う理由を聞いた眞は、光成の案に賛成した。
「私も賛成ですわ…日丸国には魅力的な食べ物…もとい、文化があります。それを他国の皆様方に知ってもらうよい機会かと」
書類の内容を見ながら、外交大臣としてシンシアも光成の案に賛成した。
「他の者達もそれでよいか?」
イギナシ!
二人の意見を聞き、光成はその場にいる全員に、計画を進めてよいかを聞き、全員が計画を賛成した。
「では、各自祭りのアイデアを出してくれ。露店や催しのアイデアは出来る限り出したつもりだが、君達の意見も聞きたい」
全員が賛成したのを見て、光成は祭りの意見を求めた。
そして、2028年代組が中心たこ焼きに、次々と屋台のアイデアが加えられていく。
「祭りと言えば、焼きそば、わたあめ、りんご飴…」
「チョコバナナもいいよね!」
「焼き鳥やから揚げもよいな」
2028年組は、次々と自分達が昔露店で食べた物を出していく。
それを聞いているシンシアは、想像しただけで腹を鳴らしており、今からそれらを食べれることに待ち遠しく思い始める。
「…」
「ちょ、ちょこ…ばなな…?」
「焼きそば…ってなんだ?」
「知らん」
一方で、1945年組は冷静を装いながら、聞いた事がない単語に困惑していた。
光成ははてなを浮かべながら、お茶を啜っており、眞はチョコバナナの復唱、信介は焼きそばについて光太郎に聞き、聞かれた光太郎は知らないと、ばっさり言い切った。
「……竹田首相、催しで少し思いついたのですが…」
「なんだ?」
困惑していた光太郎だったが、催しのアイデアを思いつき、提案してみることにした。
「大和、武蔵の二隻で、祭り開催時に祝砲を撃つのはどうでしょう?大和と武蔵を見せることで、日丸国の軍事力を誇るのと同時に、もし大帝国が攻めてきても、我々には抵抗できる力があると示すことができます。正し、信濃はヘリの存在を可能な限り隠すため、あまり出さない方がよいかと」
「ふむ…良いかもしれないな」
光太郎のアイデアに、光成は肯定的だった。
「それなら、最後の日に花火を上げてみるのはどうです?」
「花火か…それはいいな!」
光太郎の案を聞いた春菜は、フィナーレに花火を打ち上げることを提案し、それを聞いた光太郎はその案に賛成する。
「…仲いいなお前ら」
二人の様子を見て、信介がそう呟くと、
「「仲良くない(です)!!」」
その言葉を聞いた二人が仲良く反応する。
怒られた信介は内心、
(やっぱ仲いいじゃん…)
と思いながら、お茶を啜った。
「んんっ。では切り替えて、祭りの詳細を決めていくとしようか」
二人の喧嘩がこれ以上発展しないよう、光成は咳払いして皆と祭りの詳細を決め始めた。
その後の会議は数時間に渡り、祭りについて色々なことが決まった。
露店としては、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、唐揚げ、わたあめ、リンゴ飴、チョコバナナ、クレープなどが決まり、催しとしては大和と武蔵による開会式、フィナーレには数百発の花火に打ち上げるなどが決まった。
被害が酷かった深緑島だったたが、巨人族のお陰で復興工事が終盤へと差し掛かっており、一ヶ月には自給生産の体制が整うだろうと言われている。本島では和風町と名付けられた和風の家などが立ち並ぶ街が完成し、千尋島ではイルカショーなどを行う観覧会場が完成まじかだった。
一方の軍事力は、陸軍参謀長の提案で、九七式中戦車チハの性能データをセレーネとシュヴァルツに提供。三国間で戦車の技術を高めようとする計画が始動した。
チハを選んだ理由としては、戦車技術が発達していない二国にとって、M551では持て余してしまう可能性があり、まずはチハで戦車運用のスキル、戦車生産の技術を学んでもらおうということになったからだ。なお、戦車生産の技術提供を行う間も、日丸国はM551の量産体制を整えようと試行錯誤中である。
海軍力では、大和に12.7mm連想高射砲など新型の対空兵装の搭載並びに交換が開始。更に鹵獲したイーグル改め大鷹とファルコンの改装が始まった。この二隻は、大鷹は日丸国で運用、ファルコンはセレーネ連邦国での運用がそれぞれ決まっている。
大帝国の脅威があるものの、日丸国の生活水準と軍事力は整い始めた。
〇
日丸島の会議室に、光成、眞、剛士、勇夫、シンシア、光太郎、信介、春菜、零の九名が集まって居た。
「諸君、各個忙しい中集まって貰ってすまないな…これを見て欲しい」
集まった者達を労いながら、光成はとある書類を全員に配った。
「建国祭…ですか?」
「そうだ」
書類を見たシンシアは、首をかしげながら光成の方を向いた。
「魔王軍襲撃という事件は起きたが、それ以外では日丸国は安定している。そこで、建国祭と称して、大きな祭りをやろうと思ってな。日丸国を大々的に宣伝すれば、観光客がやってきて、観光業などが潤うだろう?」
光成は祭りを行う理由を述べていく。
その時の光成の表情を見た光太郎は、
(あっ、悪い顔してる…)
光成が悪い顔をしているのに気が付いた。
「いいんじゃないですかね?収入源は多ければ多いほどいいと思いますよ」
建国祭を行う理由を聞いた眞は、光成の案に賛成した。
「私も賛成ですわ…日丸国には魅力的な食べ物…もとい、文化があります。それを他国の皆様方に知ってもらうよい機会かと」
書類の内容を見ながら、外交大臣としてシンシアも光成の案に賛成した。
「他の者達もそれでよいか?」
イギナシ!
二人の意見を聞き、光成はその場にいる全員に、計画を進めてよいかを聞き、全員が計画を賛成した。
「では、各自祭りのアイデアを出してくれ。露店や催しのアイデアは出来る限り出したつもりだが、君達の意見も聞きたい」
全員が賛成したのを見て、光成は祭りの意見を求めた。
そして、2028年代組が中心たこ焼きに、次々と屋台のアイデアが加えられていく。
「祭りと言えば、焼きそば、わたあめ、りんご飴…」
「チョコバナナもいいよね!」
「焼き鳥やから揚げもよいな」
2028年組は、次々と自分達が昔露店で食べた物を出していく。
それを聞いているシンシアは、想像しただけで腹を鳴らしており、今からそれらを食べれることに待ち遠しく思い始める。
「…」
「ちょ、ちょこ…ばなな…?」
「焼きそば…ってなんだ?」
「知らん」
一方で、1945年組は冷静を装いながら、聞いた事がない単語に困惑していた。
光成ははてなを浮かべながら、お茶を啜っており、眞はチョコバナナの復唱、信介は焼きそばについて光太郎に聞き、聞かれた光太郎は知らないと、ばっさり言い切った。
「……竹田首相、催しで少し思いついたのですが…」
「なんだ?」
困惑していた光太郎だったが、催しのアイデアを思いつき、提案してみることにした。
「大和、武蔵の二隻で、祭り開催時に祝砲を撃つのはどうでしょう?大和と武蔵を見せることで、日丸国の軍事力を誇るのと同時に、もし大帝国が攻めてきても、我々には抵抗できる力があると示すことができます。正し、信濃はヘリの存在を可能な限り隠すため、あまり出さない方がよいかと」
「ふむ…良いかもしれないな」
光太郎のアイデアに、光成は肯定的だった。
「それなら、最後の日に花火を上げてみるのはどうです?」
「花火か…それはいいな!」
光太郎の案を聞いた春菜は、フィナーレに花火を打ち上げることを提案し、それを聞いた光太郎はその案に賛成する。
「…仲いいなお前ら」
二人の様子を見て、信介がそう呟くと、
「「仲良くない(です)!!」」
その言葉を聞いた二人が仲良く反応する。
怒られた信介は内心、
(やっぱ仲いいじゃん…)
と思いながら、お茶を啜った。
「んんっ。では切り替えて、祭りの詳細を決めていくとしようか」
二人の喧嘩がこれ以上発展しないよう、光成は咳払いして皆と祭りの詳細を決め始めた。
その後の会議は数時間に渡り、祭りについて色々なことが決まった。
露店としては、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、唐揚げ、わたあめ、リンゴ飴、チョコバナナ、クレープなどが決まり、催しとしては大和と武蔵による開会式、フィナーレには数百発の花火に打ち上げるなどが決まった。
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