21 / 30
21
しおりを挟む
なぜそんなことを今さらシルヴァンが言い出したのかわからず、戸惑いながらじっと次の言葉を待った。
するとシルヴァンは、アレクサンドラを真っ直ぐに見つめて言った。
「だから、僕はこれ以上君を好きにならないよう、愛さないようにした。いつか離れていくと思っていたからな」
「そうでしたの」
だからいつも無表情だったのかとアレクサンドラは納得し、だからといってそんなことであれだけ冷たくする必要はなかったのでは? と疑問に思った。
そもそも、シルヴァンが自分を好きになることなどあるはずがない。
しかも、政略結婚である。愛がなくてもシルヴァンにとっては問題ないではないか。
そう思っているとシルヴァンが言った。
「だが、それは無理だった」
「はい?」
アレクサンドラは聞き間違いかと思い、思わず素っ頓狂な声でそう訊き返した。
「僕は君のことをあきらめることができなかった」
「ど、どういうことですの?」
「気持ちに無意識に蓋をしていただけだったんだ」
「えっ? あの、意味がわかりませんわ」
すると、シルヴァンはアレクサンドラに情熱的な眼差しを向けた。
「僕は昔から君が好きだった。いや、違うな、今も好きだ。以前よりもっと、君を心から愛している」
「なっ! あ、えぇ?」
その台詞にアレクサンドラは思考停止した。
殿下が? 私を?!
そう思いシルヴァンの顔をじっと見つめた。シルヴァンはそんなアレクサンドラに微笑み返す。
「先日本当に君は僕を愛してくれていたのだと知った」
「は、はい……」
「それを聞いて、僕は君に対する気持を抑えられなくなった。君が僕のことを気にかけてくれていたと知った以上、もう気持ちを抑えることはできない」
そう言うとシルヴァンはアレクサンドラを愛おしそうに見つめた。アレクサンドラは驚いて視線をそらし俯いた。
そんなアレクサンドラにお構い無しにシルヴァンは話を続ける。
「君が好きだ。昔から、ずっと、ずっと変わらずに愛してきた。今は君の気持がもう僕の方を向いていないのはわかっている。だが、僕は絶対に君を諦めない」
アレクサンドラは慌てて言った。
「少々お待ちください。殿下らしくありませんわ。もしかして、お風邪を召していらしているのではありませんか?」
するとシルヴァンは優しく微笑んだ。
「僕がおかしくなったと心配してくれているね、僕は大丈夫だ」
「ですが、殿下らしくありませんわ」
「いや、今までの僕が偽りの僕だったんだ。だが君が望むなら、君以外の前では今までどおりの僕を演じよう」
アレクサンドラは今まで見たことのないシルヴァンの態度に困惑し、どうしてよいかわからなくなり無言で俯いた。
そうこうしているうちに馬車はデュカス家に到着した。
「殿下、着きましたわ。送ってくださってありがとうございました」
そう言うと逃げるように慌てて馬車のドアノブに手をかけた。だが、それをシルヴァンは制した。
「エントランスまで送ろう。僕がエスコートする。君はまだ座っていてくれ」
シルヴァンは先に降りると、笑顔でアレクサンドラに手を差し伸べた。それを見て、アレクサンドラは複雑な気持ちになりながらその手を取った。
昔この光景をどれだけ夢見ていただろう。だが、今は困惑するばかりである。
そうしてエントランスまで行くと、シルヴァンはアレクサンドラの額にキスをした。
「僕の誕生会、君は王宮に泊まることになっていたね。その約束を僕はとても楽しみにしている」
そう言うとシルヴァンは馬車で王宮へ戻っていった。
その約束のことをアレクサンドラはすっかり忘れていた。それにこの約束は、シルヴァンがアレクサンドラに興味がないと思っていたからこそした約束だった。
宿泊する理由はただ単に、婚約者として一番最後まで残らなければならないアレクサンドラに対する国王陛下の『はからい』であった。
アレクサンドラはどうしたものかとその場にしばらく立ち尽くした。
部屋へ戻ると、ロザリーが心配そうにアレクサンドラを見つめた。
「お嬢様、なにかあったのですか? とても不安そうにしていらっしゃるように見えます」
「だ、大丈夫よ」
「そうですか、ならいいのですが……。そういえば、ファニー様が『超特急でドレスを仕上げた』とおっしゃってました。見に行かれますか?」
「そ、そうね。見ておかないと」
アレクサンドラはそう答えセバスチャンの報告書を鍵のかかる引き出しにしまうと、ファニーのいる部屋へ向かった。
部屋へ入ると、部屋の中央に真っ白なラバディンカラーのシンプルなドレスを着たトルソーが置かれていた。
そのドレスはデザインはシンプルではあるものの、ふんだんにレースが使用されており、布には真珠が散りばめられ金糸の細かい刺繍がされていてとても美しかった。
「ファニー、このドレスとても美しいわ」
アレクサンドラが率直に感想を言うと、ファニーは満足そうに頷いた。
「でしょ~。ノビーレドンナにはそれ相応に相応しいドレスを作らないとね!」
「着てみるわ」
「もちろんそうしてよ!」
そのドレスの袖に腕を通し姿見を通して自分を見つめると、確かにファニーの言う通り以前の自分とは印象が違っているように見えた。
それに自分が置かれている環境も、以前とはずいぶん違っているように感じた。そんな自分を見つめながら考える。
このまま、殿下に愛され胸に飛び込んでもいいのだろうか?
だが今まで愛されなかったこと、夢の中で受けた仕打ちを考えると素直にはなれなかった。
アレクサンドラはとりあえず、誕生会までこのことは考えないことにした。
もしかすると、明日には元の無表情王子に戻っているかもしれない。
「どうしたのさ、考え込んじゃって!」
「なんでもないわ」
「ふ~ん。でもなんか、悩んでるように見えるけどな~! そうだ! 一つだけ僕からの忠告~」
「なんですの?」
「素直が一番!」
「えっ? それだけ?」
「それだけ~! だってさ、素直になんないと結局絶対にあとで後悔するもん! 僕なんか、いっつも素直だから、後悔したことないもんね。それに、ノビーレドンナには後悔してほしくないし~」
アレクサンドラは微笑んだ。
「ファニーらしいわね。でもその忠告、忘れないようにするわ」
「うんうん、そうして~!」
その忠告に従い、決断をしなければならないときは自分の素直な気持ちに従おうと心に決めた。
翌朝、アレクサンドラは早く起きるつもりでいたが疲れているのか目覚めたときはすでに日が高く昇っていた。
慌ててベッドから体を起こすとロザリーに訊いた。
「おはようロザリー。今何時かしら?」
「十時です。よく休まれていたのでお声かけしませんでした」
「そう。とにかく急がないと」
アレクサンドラはそう言うと、直ぐに起き上がった。
「お出かけのご予定がありましたでしょうか? あの、どちらかにお出かけですか?」
するとシルヴァンは、アレクサンドラを真っ直ぐに見つめて言った。
「だから、僕はこれ以上君を好きにならないよう、愛さないようにした。いつか離れていくと思っていたからな」
「そうでしたの」
だからいつも無表情だったのかとアレクサンドラは納得し、だからといってそんなことであれだけ冷たくする必要はなかったのでは? と疑問に思った。
そもそも、シルヴァンが自分を好きになることなどあるはずがない。
しかも、政略結婚である。愛がなくてもシルヴァンにとっては問題ないではないか。
そう思っているとシルヴァンが言った。
「だが、それは無理だった」
「はい?」
アレクサンドラは聞き間違いかと思い、思わず素っ頓狂な声でそう訊き返した。
「僕は君のことをあきらめることができなかった」
「ど、どういうことですの?」
「気持ちに無意識に蓋をしていただけだったんだ」
「えっ? あの、意味がわかりませんわ」
すると、シルヴァンはアレクサンドラに情熱的な眼差しを向けた。
「僕は昔から君が好きだった。いや、違うな、今も好きだ。以前よりもっと、君を心から愛している」
「なっ! あ、えぇ?」
その台詞にアレクサンドラは思考停止した。
殿下が? 私を?!
そう思いシルヴァンの顔をじっと見つめた。シルヴァンはそんなアレクサンドラに微笑み返す。
「先日本当に君は僕を愛してくれていたのだと知った」
「は、はい……」
「それを聞いて、僕は君に対する気持を抑えられなくなった。君が僕のことを気にかけてくれていたと知った以上、もう気持ちを抑えることはできない」
そう言うとシルヴァンはアレクサンドラを愛おしそうに見つめた。アレクサンドラは驚いて視線をそらし俯いた。
そんなアレクサンドラにお構い無しにシルヴァンは話を続ける。
「君が好きだ。昔から、ずっと、ずっと変わらずに愛してきた。今は君の気持がもう僕の方を向いていないのはわかっている。だが、僕は絶対に君を諦めない」
アレクサンドラは慌てて言った。
「少々お待ちください。殿下らしくありませんわ。もしかして、お風邪を召していらしているのではありませんか?」
するとシルヴァンは優しく微笑んだ。
「僕がおかしくなったと心配してくれているね、僕は大丈夫だ」
「ですが、殿下らしくありませんわ」
「いや、今までの僕が偽りの僕だったんだ。だが君が望むなら、君以外の前では今までどおりの僕を演じよう」
アレクサンドラは今まで見たことのないシルヴァンの態度に困惑し、どうしてよいかわからなくなり無言で俯いた。
そうこうしているうちに馬車はデュカス家に到着した。
「殿下、着きましたわ。送ってくださってありがとうございました」
そう言うと逃げるように慌てて馬車のドアノブに手をかけた。だが、それをシルヴァンは制した。
「エントランスまで送ろう。僕がエスコートする。君はまだ座っていてくれ」
シルヴァンは先に降りると、笑顔でアレクサンドラに手を差し伸べた。それを見て、アレクサンドラは複雑な気持ちになりながらその手を取った。
昔この光景をどれだけ夢見ていただろう。だが、今は困惑するばかりである。
そうしてエントランスまで行くと、シルヴァンはアレクサンドラの額にキスをした。
「僕の誕生会、君は王宮に泊まることになっていたね。その約束を僕はとても楽しみにしている」
そう言うとシルヴァンは馬車で王宮へ戻っていった。
その約束のことをアレクサンドラはすっかり忘れていた。それにこの約束は、シルヴァンがアレクサンドラに興味がないと思っていたからこそした約束だった。
宿泊する理由はただ単に、婚約者として一番最後まで残らなければならないアレクサンドラに対する国王陛下の『はからい』であった。
アレクサンドラはどうしたものかとその場にしばらく立ち尽くした。
部屋へ戻ると、ロザリーが心配そうにアレクサンドラを見つめた。
「お嬢様、なにかあったのですか? とても不安そうにしていらっしゃるように見えます」
「だ、大丈夫よ」
「そうですか、ならいいのですが……。そういえば、ファニー様が『超特急でドレスを仕上げた』とおっしゃってました。見に行かれますか?」
「そ、そうね。見ておかないと」
アレクサンドラはそう答えセバスチャンの報告書を鍵のかかる引き出しにしまうと、ファニーのいる部屋へ向かった。
部屋へ入ると、部屋の中央に真っ白なラバディンカラーのシンプルなドレスを着たトルソーが置かれていた。
そのドレスはデザインはシンプルではあるものの、ふんだんにレースが使用されており、布には真珠が散りばめられ金糸の細かい刺繍がされていてとても美しかった。
「ファニー、このドレスとても美しいわ」
アレクサンドラが率直に感想を言うと、ファニーは満足そうに頷いた。
「でしょ~。ノビーレドンナにはそれ相応に相応しいドレスを作らないとね!」
「着てみるわ」
「もちろんそうしてよ!」
そのドレスの袖に腕を通し姿見を通して自分を見つめると、確かにファニーの言う通り以前の自分とは印象が違っているように見えた。
それに自分が置かれている環境も、以前とはずいぶん違っているように感じた。そんな自分を見つめながら考える。
このまま、殿下に愛され胸に飛び込んでもいいのだろうか?
だが今まで愛されなかったこと、夢の中で受けた仕打ちを考えると素直にはなれなかった。
アレクサンドラはとりあえず、誕生会までこのことは考えないことにした。
もしかすると、明日には元の無表情王子に戻っているかもしれない。
「どうしたのさ、考え込んじゃって!」
「なんでもないわ」
「ふ~ん。でもなんか、悩んでるように見えるけどな~! そうだ! 一つだけ僕からの忠告~」
「なんですの?」
「素直が一番!」
「えっ? それだけ?」
「それだけ~! だってさ、素直になんないと結局絶対にあとで後悔するもん! 僕なんか、いっつも素直だから、後悔したことないもんね。それに、ノビーレドンナには後悔してほしくないし~」
アレクサンドラは微笑んだ。
「ファニーらしいわね。でもその忠告、忘れないようにするわ」
「うんうん、そうして~!」
その忠告に従い、決断をしなければならないときは自分の素直な気持ちに従おうと心に決めた。
翌朝、アレクサンドラは早く起きるつもりでいたが疲れているのか目覚めたときはすでに日が高く昇っていた。
慌ててベッドから体を起こすとロザリーに訊いた。
「おはようロザリー。今何時かしら?」
「十時です。よく休まれていたのでお声かけしませんでした」
「そう。とにかく急がないと」
アレクサンドラはそう言うと、直ぐに起き上がった。
「お出かけのご予定がありましたでしょうか? あの、どちらかにお出かけですか?」
630
あなたにおすすめの小説
勝手にしなさいよ
棗
恋愛
どうせ将来、婚約破棄されると分かりきってる相手と婚約するなんて真っ平ごめんです!でも、相手は王族なので公爵家から破棄は出来ないのです。なら、徹底的に避けるのみ。と思っていた悪役令嬢予定のヴァイオレットだが……
殿下が好きなのは私だった
棗
恋愛
魔王の補佐官を父に持つリシェルは、長年の婚約者であり片思いの相手ノアールから婚約破棄を告げられた。
理由は、彼の恋人の方が次期魔王たる自分の妻に相応しい魔力の持ち主だからだそう。
最初は仲が良かったのに、次第に彼に嫌われていったせいでリシェルは疲れていた。無様な姿を晒すくらいなら、晴れ晴れとした姿で婚約破棄を受け入れた。
のだが……婚約破棄をしたノアールは何故かリシェルに執着をし出して……。
更に、人間界には父の友人らしい天使?もいた……。
※カクヨムさん・なろうさんにも公開しております。
恋人に夢中な婚約者に一泡吹かせてやりたかっただけ
棗
恋愛
伯爵令嬢ラフレーズ=ベリーシュは、王国の王太子ヒンメルの婚約者。
王家の忠臣と名高い父を持ち、更に隣国の姫を母に持つが故に結ばれた完全なる政略結婚。
長年の片思い相手であり、婚約者であるヒンメルの隣には常に恋人の公爵令嬢がいる。
婚約者には愛を示さず、恋人に夢中な彼にいつか捨てられるくらいなら、こちらも恋人を作って一泡吹かせてやろうと友達の羊の精霊メリー君の妙案を受けて実行することに。
ラフレーズが恋人役を頼んだのは、人外の魔術師・魔王公爵と名高い王国最強の男――クイーン=ホーエンハイム。
濡れた色香を放つクイーンからの、本気か嘘かも分からない行動に涙目になっていると恋人に夢中だった王太子が……。
※小説家になろう・カクヨム様にも公開しています
お前との婚約は、ここで破棄する!
ねむたん
恋愛
「公爵令嬢レティシア・フォン・エーデルシュタイン! お前との婚約は、ここで破棄する!」
華やかな舞踏会の中心で、第三王子アレクシス・ローゼンベルクがそう高らかに宣言した。
一瞬の静寂の後、会場がどよめく。
私は心の中でため息をついた。
婚約者様への逆襲です。
有栖川灯里
恋愛
王太子との婚約を、一方的な断罪と共に破棄された令嬢・アンネリーゼ=フォン=アイゼナッハ。
理由は“聖女を妬んだ悪役”という、ありふれた台本。
だが彼女は涙ひとつ見せずに微笑み、ただ静かに言い残した。
――「さようなら、婚約者様。二度と戻りませんわ」
すべてを捨て、王宮を去った“悪役令嬢”が辿り着いたのは、沈黙と再生の修道院。
そこで出会ったのは、聖女の奇跡に疑問を抱く神官、情報を操る傭兵、そしてかつて見逃された“真実”。
これは、少女が嘘を暴き、誇りを取り戻し、自らの手で未来を選び取る物語。
断罪は終わりではなく、始まりだった。
“信仰”に支配された王国を、静かに揺るがす――悪役令嬢の逆襲。
「婚約破棄します」その一言で悪役令嬢の人生はバラ色に
有栖川灯里
恋愛
王太子との婚約破棄。それは悪役令嬢にとって、終わりではなく始まりだった。名を奪われ、社会から断罪された彼女が辿り着いたのは、辺境の小さな学び舎だった。そこには“名前を持たなかった子どもたち”が集い、自らの声と名を選び直していた。
かつて断罪された少女は、やがて王都の改革論争に巻き込まれ、制度の壁と信仰の矛盾に静かに切り込んでいく。語ることを許されなかった者たちの声が、国を揺らし始める時、悪役令嬢の“再生”と“逆襲”が静かに幕を開ける――。
訳ありヒロインは、前世が悪役令嬢だった。王妃教育を終了していた私は皆に認められる存在に。でも復讐はするわよ?
naturalsoft
恋愛
私の前世は公爵令嬢であり、王太子殿下の婚約者だった。しかし、光魔法の使える男爵令嬢に汚名を着せられて、婚約破棄された挙げ句、処刑された。
私は最後の瞬間に一族の秘術を使い過去に戻る事に成功した。
しかし、イレギュラーが起きた。
何故か宿敵である男爵令嬢として過去に戻ってしまっていたのだ。
【完結】婚約破棄された令嬢の毒はいかがでしょうか
まさかの
恋愛
皇太子の未来の王妃だったカナリアは突如として、父親の罪によって婚約破棄をされてしまった。
己の命が助かる方法は、友好国の悪評のある第二王子と婚約すること。
カナリアはその提案をのんだが、最初の夜会で毒を盛られてしまった。
誰も味方がいない状況で心がすり減っていくが、婚約者のシリウスだけは他の者たちとは違った。
ある時、シリウスの悪評の原因に気付いたカナリアの手でシリウスは穏やかな性格を取り戻したのだった。
シリウスはカナリアへ愛を囁き、カナリアもまた少しずつ彼の愛を受け入れていく。
そんな時に、義姉のヒルダがカナリアへ多くの嫌がらせを行い、女の戦いが始まる。
嫁いできただけの女と甘く見ている者たちに分からせよう。
カナリア・ノートメアシュトラーセがどんな女かを──。
小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス、カクヨムで投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる