2 / 18
2
しおりを挟む
弟のタオを追いかけて一度家に帰りことの経緯を説明すると、ジャコウもサーシャも父のトーパも大喜びだった。
「すぐに役所に行きなさい」
そう言われ、シーディは重い足取りで役所へ向かった。小さな町役場である。町の役人は全員がシーディを小さな頃からよく知っていた。
それもあってか、役所の前で町役人のヤニがシーディを嬉しそうに出迎えてくれた。
「シーディ、よく来たな。凄いじゃないか!! さぁ、早く。リューリ中官がお待ちだぞ」
そう言って嬉しそうに中へ通した。シーディはそこに立っている官服姿のいかにも役人らしい青年に声をかける。
「こんにちは、リューリ中官。シーディと申します」
リューリはシーディを見つめると優しく微笑んだ。見た目は十七~八歳ぐらいに見えるが、役人ということはおそらく竜燐を飲み寿命を伸ばしているはずなので、もっと年齢が上かもしれなかった。
竜族は二万年ぐらい生きる長寿な一族で、現に竜帝のユニシスは二千三百五十八歳だ。
役人や寵姫になると、ユニシスより竜燐を賜りそれを煎じて飲むことで人間でも寿命を千年伸ばすことができた。
竜鱗を飲むと飲んだ年齢で見た目が止まり、最後の百年ぐらいで見た目もゆっくり年をとってゆくのだ。
そういったことで、リューリの実際の年齢は見た目ではわからなかった。
「緊張しなくていい。座りなさい」
リューリにそう言われてシーディが椅子に座ると、リューリも向かいの椅子に座った。
「急なことですまないね。実は君と同じ年ごろの娘を今宮女として募集している。くわしいことはまた後宮に着いたら説明するから、君はすぐにでもこの村を出て帝都に向かってもらいたい」
「あの、これはお断りすることはできないのでしょうか?」
リューリはそれを聞いて一瞬厳しい表情をしたが、すぐに微笑むとシーディに尋ねる。
「なにか困ることがあるのかな?」
「はい。あの、私は長女でまだ幼い妹と弟がいます。父は出稼ぎに出てしまうので、母が面倒を見なければならないのですが、母は足が悪いので一人では十分に生活ができないのです」
「そうか」
そう答えるとリューリはしばらく思案し、シーディに言った。
「ではこうしよう。この村の役人を一人君の家族の世話人として付けよう。どうかな?」
「そんな、そこまでしていただく訳には」
「いや、我々もそこまでしてでも宮女を必要としているということだ。それに十分な手当ても出るはずだし、君の家族にとってもいい話だと思うが?」
そこまでしてくれるのなら悪い話ではない。後宮に入ると言っても寵姫ではなく宮女とのことだし、これで安定してお金を稼ぐことができれば両親や弟妹も苦労せずにすむ。
「わかりました、お受けします」
「そうか、良かった。君に断る権利はないから、嫌がられれば無理にでも連れていかねばならなかった。納得してくれて助かった」
そう言ってほっとしたように笑った。少し怖い印象を持っていたが、案外とても優しい人なのかもしれないとシーディは思った。
それからシーディは着の身着のままで村を出ることになった。
慌てて役場で筆と墨を借り、字が読める父に手紙を書いた。そこには他の家族に当てた言葉も添えた。
役所までお見送りに来てくれた家族と軽く挨拶をする。サーシャは離れたくないと泣いたので、休みには必ず帰ることを約束し、タオにはジャコウを頼むと伝え父には手紙を渡し、母としばらく抱き合うと別れを惜しみながら馬車で村を出た。
宮廷の馬車は竜石というユニシスの魔力を結晶化させた石が取り付けられている。
そのお陰で乗り心地がすこぶる良くほとんど揺れないばかりか、他の馬車が三日もかかる場所を数時間で走り抜ける。
シーディは昔、寵姫として後宮に連れていかれた時のことを思い出していた。
初めてこの馬車に乗った時は大層驚き、ユニシスに馬車のことを詳しく質問したものだった。
「楽しそうですね。微笑んでいらっしゃる? この馬車は素晴らしいでしょう」
リューリにそう言われて初めて自分が微笑んでいることに気がついた。
「はい。素晴らしいものばかりで、感心しておりました」
「そうですか、それは良かった。陛下のいらっしゃる後宮まではあと一時間ぐらいで着きますから、それまで質問があればなんでもお答えいたします」
村を出てから、シーディは不思議に思うことがあった。
「あの、先ほどから思っていたのですがどうしてそのように私に敬語を?」
するとリューリは苦笑した。
「今はまだ事情は話せませんが、貴女が尊い人かもしれないからです」
「そう、なのですか?」
一瞬、自分の前世がばれているのかとも思ったが、寵姫であった頃でも『尊い人』といわれたことはなかったし、前世がばれたからといって自分がこんな扱いを受けるとも思えなかった。
シーディは不思議に思いながらもとりあえず頷くと微笑んだ。
宮廷は全てが美しい朱色で、防犯上なのか湖の上に建設されており、いくつもの橋や長い廊下が渡されている。それはまるで迷宮のようでもあり、案内なしには歩けなかった。
懐かしく思いながらいくつかの小さな橋を渡り長い廊下を通り、シーディに割り当てられた部屋へ案内された。
部屋はかなり広く、宮女に割り当てられるような部屋ではなかった。部屋の中には調度品や宝飾品から着物まで全てが取り揃えてあった。
驚いて見ているとリューリに宮女を紹介される。
同僚なのかと思いながら挨拶を交わすと、その宮女がシーディ付きの宮女だと聞かされ驚く。
「リンと申します。シーディ様のお世話をさせていただきますので、宜しくお願いいたします」
少し戸惑ったが、おそらく少し年下のリンは可愛らしくにこにこと微笑んでいる。優しそうな子で良かったと思いながらシーディは答える。
「こちらこそ、不馴れなこともたくさんあると思いますから、宜しくお願いいたします」
「シーディ様、そんな、とんでもないです! 頭をあげてください」
そこでリューリがなにかを思い出したかのように言った。
「シーディ様、今日は急なことでお疲れでしょう。ゆっくり休んで下さい。明日は午後から今回のことについて説明をさせていただきますから、それまでに支度をなさってください。それと、私もしばらくは後宮に居ますので、なにかわからないことがあれば呼んで下さい」
そう言うとリンに向き直る。
「リン、くれぐれも失礼のないように。では、シーディ様の邪魔をしてはいけませんから、私はこれで失礼させていただきます」
その後ろ姿が見えなくなると、リンが口を開いた。
「ではまずもっとゆったりしたお召し物に着替えましょう」
そう言って微笑んだ。
「すぐに役所に行きなさい」
そう言われ、シーディは重い足取りで役所へ向かった。小さな町役場である。町の役人は全員がシーディを小さな頃からよく知っていた。
それもあってか、役所の前で町役人のヤニがシーディを嬉しそうに出迎えてくれた。
「シーディ、よく来たな。凄いじゃないか!! さぁ、早く。リューリ中官がお待ちだぞ」
そう言って嬉しそうに中へ通した。シーディはそこに立っている官服姿のいかにも役人らしい青年に声をかける。
「こんにちは、リューリ中官。シーディと申します」
リューリはシーディを見つめると優しく微笑んだ。見た目は十七~八歳ぐらいに見えるが、役人ということはおそらく竜燐を飲み寿命を伸ばしているはずなので、もっと年齢が上かもしれなかった。
竜族は二万年ぐらい生きる長寿な一族で、現に竜帝のユニシスは二千三百五十八歳だ。
役人や寵姫になると、ユニシスより竜燐を賜りそれを煎じて飲むことで人間でも寿命を千年伸ばすことができた。
竜鱗を飲むと飲んだ年齢で見た目が止まり、最後の百年ぐらいで見た目もゆっくり年をとってゆくのだ。
そういったことで、リューリの実際の年齢は見た目ではわからなかった。
「緊張しなくていい。座りなさい」
リューリにそう言われてシーディが椅子に座ると、リューリも向かいの椅子に座った。
「急なことですまないね。実は君と同じ年ごろの娘を今宮女として募集している。くわしいことはまた後宮に着いたら説明するから、君はすぐにでもこの村を出て帝都に向かってもらいたい」
「あの、これはお断りすることはできないのでしょうか?」
リューリはそれを聞いて一瞬厳しい表情をしたが、すぐに微笑むとシーディに尋ねる。
「なにか困ることがあるのかな?」
「はい。あの、私は長女でまだ幼い妹と弟がいます。父は出稼ぎに出てしまうので、母が面倒を見なければならないのですが、母は足が悪いので一人では十分に生活ができないのです」
「そうか」
そう答えるとリューリはしばらく思案し、シーディに言った。
「ではこうしよう。この村の役人を一人君の家族の世話人として付けよう。どうかな?」
「そんな、そこまでしていただく訳には」
「いや、我々もそこまでしてでも宮女を必要としているということだ。それに十分な手当ても出るはずだし、君の家族にとってもいい話だと思うが?」
そこまでしてくれるのなら悪い話ではない。後宮に入ると言っても寵姫ではなく宮女とのことだし、これで安定してお金を稼ぐことができれば両親や弟妹も苦労せずにすむ。
「わかりました、お受けします」
「そうか、良かった。君に断る権利はないから、嫌がられれば無理にでも連れていかねばならなかった。納得してくれて助かった」
そう言ってほっとしたように笑った。少し怖い印象を持っていたが、案外とても優しい人なのかもしれないとシーディは思った。
それからシーディは着の身着のままで村を出ることになった。
慌てて役場で筆と墨を借り、字が読める父に手紙を書いた。そこには他の家族に当てた言葉も添えた。
役所までお見送りに来てくれた家族と軽く挨拶をする。サーシャは離れたくないと泣いたので、休みには必ず帰ることを約束し、タオにはジャコウを頼むと伝え父には手紙を渡し、母としばらく抱き合うと別れを惜しみながら馬車で村を出た。
宮廷の馬車は竜石というユニシスの魔力を結晶化させた石が取り付けられている。
そのお陰で乗り心地がすこぶる良くほとんど揺れないばかりか、他の馬車が三日もかかる場所を数時間で走り抜ける。
シーディは昔、寵姫として後宮に連れていかれた時のことを思い出していた。
初めてこの馬車に乗った時は大層驚き、ユニシスに馬車のことを詳しく質問したものだった。
「楽しそうですね。微笑んでいらっしゃる? この馬車は素晴らしいでしょう」
リューリにそう言われて初めて自分が微笑んでいることに気がついた。
「はい。素晴らしいものばかりで、感心しておりました」
「そうですか、それは良かった。陛下のいらっしゃる後宮まではあと一時間ぐらいで着きますから、それまで質問があればなんでもお答えいたします」
村を出てから、シーディは不思議に思うことがあった。
「あの、先ほどから思っていたのですがどうしてそのように私に敬語を?」
するとリューリは苦笑した。
「今はまだ事情は話せませんが、貴女が尊い人かもしれないからです」
「そう、なのですか?」
一瞬、自分の前世がばれているのかとも思ったが、寵姫であった頃でも『尊い人』といわれたことはなかったし、前世がばれたからといって自分がこんな扱いを受けるとも思えなかった。
シーディは不思議に思いながらもとりあえず頷くと微笑んだ。
宮廷は全てが美しい朱色で、防犯上なのか湖の上に建設されており、いくつもの橋や長い廊下が渡されている。それはまるで迷宮のようでもあり、案内なしには歩けなかった。
懐かしく思いながらいくつかの小さな橋を渡り長い廊下を通り、シーディに割り当てられた部屋へ案内された。
部屋はかなり広く、宮女に割り当てられるような部屋ではなかった。部屋の中には調度品や宝飾品から着物まで全てが取り揃えてあった。
驚いて見ているとリューリに宮女を紹介される。
同僚なのかと思いながら挨拶を交わすと、その宮女がシーディ付きの宮女だと聞かされ驚く。
「リンと申します。シーディ様のお世話をさせていただきますので、宜しくお願いいたします」
少し戸惑ったが、おそらく少し年下のリンは可愛らしくにこにこと微笑んでいる。優しそうな子で良かったと思いながらシーディは答える。
「こちらこそ、不馴れなこともたくさんあると思いますから、宜しくお願いいたします」
「シーディ様、そんな、とんでもないです! 頭をあげてください」
そこでリューリがなにかを思い出したかのように言った。
「シーディ様、今日は急なことでお疲れでしょう。ゆっくり休んで下さい。明日は午後から今回のことについて説明をさせていただきますから、それまでに支度をなさってください。それと、私もしばらくは後宮に居ますので、なにかわからないことがあれば呼んで下さい」
そう言うとリンに向き直る。
「リン、くれぐれも失礼のないように。では、シーディ様の邪魔をしてはいけませんから、私はこれで失礼させていただきます」
その後ろ姿が見えなくなると、リンが口を開いた。
「ではまずもっとゆったりしたお召し物に着替えましょう」
そう言って微笑んだ。
184
あなたにおすすめの小説
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
置き去りにされた転生シンママはご落胤を秘かに育てるも、モトサヤはご容赦のほどを
青の雀
恋愛
シンママから玉の輿婚へ
学生時代から付き合っていた王太子のレオンハルト・バルセロナ殿下に、ある日突然、旅先で置き去りにされてしまう。
お忍び旅行で来ていたので、誰も二人の居場所を知らなく、両親のどちらかが亡くなった時にしか発動しないはずの「血の呪縛」魔法を使われた。
お腹には、殿下との子供を宿しているというのに、政略結婚をするため、バレンシア・セレナーデ公爵令嬢が邪魔になったという理由だけで、あっけなく捨てられてしまったのだ。
レオンハルトは当初、バレンシアを置き去りにする意図はなく、すぐに戻ってくるつもりでいた。
でも、王都に戻ったレオンハルトは、そのまま結婚式を挙げさせられることになる。
お相手は隣国の王女アレキサンドラ。
アレキサンドラとレオンハルトは、形式の上だけの夫婦となるが、レオンハルトには心の妻であるバレンシアがいるので、指1本アレキサンドラに触れることはない。
バレンシアガ置き去りにされて、2年が経った頃、白い結婚に不満をあらわにしたアレキサンドラは、ついに、バレンシアとその王子の存在に気付き、ご落胤である王子を手に入れようと画策するが、どれも失敗に終わってしまう。
バレンシアは、前世、京都の餅菓子屋の一人娘として、シンママをしながら子供を育てた経験があり、今世もパティシエとしての腕を生かし、パンに製菓を売り歩く行商になり、王子を育てていく。
せっかくなので、家庭でできる餅菓子レシピを載せることにしました
編み物好き地味令嬢はお荷物として幼女化されましたが、えっ?これ魔法陣なんですか?
灯息めてら
恋愛
編み物しか芸がないと言われた地味令嬢ニニィアネは、家族から冷遇された挙句、幼女化されて魔族の公爵に売り飛ばされてしまう。
しかし、彼女の編み物が複雑な魔法陣だと発見した公爵によって、ニニィアネの生活は一変する。しかもなんだか……溺愛されてる!?
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
公爵令息様を治療したらいつの間にか溺愛されていました
Karamimi
恋愛
マーケッヒ王国は魔法大国。そんなマーケッヒ王国の伯爵令嬢セリーナは、14歳という若さで、治癒師として働いている。それもこれも莫大な借金を返済し、幼い弟妹に十分な教育を受けさせるためだ。
そんなセリーナの元を訪ねて来たのはなんと、貴族界でも3本の指に入る程の大貴族、ファーレソン公爵だ。話を聞けば、15歳になる息子、ルークがずっと難病に苦しんでおり、どんなに優秀な治癒師に診てもらっても、一向に良くならないらしい。
それどころか、どんどん悪化していくとの事。そんな中、セリーナの評判を聞きつけ、藁をもすがる思いでセリーナの元にやって来たとの事。
必死に頼み込む公爵を見て、出来る事はやってみよう、そう思ったセリーナは、早速公爵家で治療を始めるのだが…
正義感が強く努力家のセリーナと、病気のせいで心が歪んでしまった公爵令息ルークの恋のお話です。
追放された悪役令嬢はシングルマザー
ララ
恋愛
神様の手違いで死んでしまった主人公。第二の人生を幸せに生きてほしいと言われ転生するも何と転生先は悪役令嬢。
断罪回避に奮闘するも失敗。
国外追放先で国王の子を孕んでいることに気がつく。
この子は私の子よ!守ってみせるわ。
1人、子を育てる決心をする。
そんな彼女を暖かく見守る人たち。彼女を愛するもの。
さまざまな思惑が蠢く中彼女の掴み取る未来はいかに‥‥
ーーーー
完結確約 9話完結です。
短編のくくりですが10000字ちょっとで少し短いです。
『壁の花』の地味令嬢、『耳が良すぎる』王子殿下に求婚されています〜《本業》に差し支えるのでご遠慮願えますか?〜
水都 ミナト
恋愛
マリリン・モントワール伯爵令嬢。
実家が運営するモントワール商会は王国随一の大商会で、優秀な兄が二人に、姉が一人いる末っ子令嬢。
地味な外観でパーティには来るものの、いつも壁側で1人静かに佇んでいる。そのため他の令嬢たちからは『地味な壁の花』と小馬鹿にされているのだが、そんな嘲笑をものととせず彼女が壁の花に甘んじているのには理由があった。
「商売において重要なのは『信頼』と『情報』ですから」
※設定はゆるめ。そこまで腹立たしいキャラも出てきませんのでお気軽にお楽しみください。2万字程の作品です。
※カクヨム様、なろう様でも公開しています。
【完結】呪いのせいで無言になったら、冷たかった婚約者が溺愛モードになりました。
里海慧
恋愛
わたくしが愛してやまない婚約者ライオネル様は、どうやらわたくしを嫌っているようだ。
でもそんなクールなライオネル様も素敵ですわ——!!
超前向きすぎる伯爵令嬢ハーミリアには、ハイスペイケメンの婚約者ライオネルがいる。
しかしライオネルはいつもハーミリアにはそっけなく冷たい態度だった。
ところがある日、突然ハーミリアの歯が強烈に痛み口も聞けなくなってしまった。
いつもなら一方的に話しかけるのに、無言のまま過ごしていると婚約者の様子がおかしくなり——?
明るく楽しいラブコメ風です!
頭を空っぽにして、ゆるい感じで読んでいただけると嬉しいです★
※激甘注意 お砂糖吐きたい人だけ呼んでください。
※2022.12.13 女性向けHOTランキング1位になりました!!
みなさまの応援のおかげです。本当にありがとうございます(*´꒳`*)
※タイトル変更しました。
旧タイトル『歯が痛すぎて無言になったら、冷たかった婚約者が溺愛モードになった件』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる