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第一部:異世界料理人の目覚め
第2章:アーケイディアの冒険者ギルド
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石畳の大通りを踏みしめるたびに、靴底から振動が伝わってくる。
高く積まれた石壁の門をくぐった瞬間、栄作の五感は、新たな世界の喧騒に包まれた。
ここは《アーケイディア》。
冒険者たちの拠点にして、多種族が肩を並べて生きる“境界の町”。
広場には露店が並び、焼き魚や果物、香辛料を炊いたような匂いが立ちこめていた。路地裏からは鍛冶屋の金槌の音が聞こえ、通りには、獣人やドワーフ、エルフ、そして装備を背負った屈強な戦士たちが行き交っている。
「……すごい……」
思わず、口から感嘆の息が漏れた。
「驚くだろ?」とマグナスが笑う。「だが、これがアーケイディアの日常さ。剣と魔法、獣と人、交易と冒険。全部が渦巻いてる」
栄作の目は、街の市場に並ぶ品々へと釘付けになっていた。
見たことのない果実、角のついた魚、金属のように輝く干し肉。触れずとも、それらの“性質”が、皮膚越しに感じ取れるような錯覚すら覚える。
――これが、この世界の“食材”。
「たぶん、まだ触れてもないのに。こんなにそそられるなんて、初めてだ……」
そのつぶやきに、ナディアがちらりと振り返った。
「料理人、なんだっけ。……変な奴」
そう言い捨てながらも、表情に微かに警戒が解けた気配がある。
マグナスが足を止め、前方を指さした。
「着いたぞ。《冒険者ギルド・アーケイディア本部》。お前がこれから通う“戦場”だ」
目の前に現れたのは、三階建ての堅牢な石造りの建物だった。
堂々とした正面扉の上には、剣とスプーンが交差した奇妙な紋章が掲げられている。
「……剣と、スプーン?」
「冒険者と飯は、切っても切れないってことさ」
扉を押し開けた瞬間、酒場のような熱気と喧騒が、波のように押し寄せてきた。
室内には長い木製のテーブルがいくつも並び、武装した男女が大声で語り合い、笑い、時に怒鳴り合っている。壁には掲示板があり、依頼書が所狭しと貼られていた。
栄作の目は、すぐに“食事”に向かった。
皿に盛られたシチュー、山盛りの肉、温かいパン……だが、そのどれもが、美味そうには見えなかった。
肉は焦げ、パンは乾き、スープは濁っている。
冒険者たちの顔には疲労と不満が滲んでいた。がっつく者もいるが、それは飢えのせいであり、味を楽しんでいる様子はない。
「見ての通り、ギルド飯は今、壊滅的だ」
マグナスが渋い顔で言った。「三日前に料理人が逃げちまってな。見習いがなんとか回してるが……まあ、見ての通りだ」
「味がどうこう以前に、食材が泣いてますね……」
栄作がぽつりと呟いた言葉に、マグナスは目を丸くし、それから満足げに笑った。
「気に入った。やっぱお前は、ここに来るべきだったな」
そのとき、カウンターの奥から恰幅の良い男がこちらへ歩み寄ってきた。
「マグナスか。帰ってきたか。報告は後回しでもいいが……」
その男――管理官らしき人物は、ルークの顔色を見るなり、言葉を止めた。
「……おい、どうした!? その痕……まさか毒蜘蛛にやられたのか!?」
「平気だ」マグナスが言い、栄作の背を押し出す。「こいつが救ってくれた。森の中で出会った料理人だ。森の草と実だけで解毒剤を作った」
男の目が、大きく見開かれた。
「……料理人、だと?」
「名前は椎名栄作。訳あってこの世界に来たばかりらしいが、料理の腕も尋常じゃねぇ。しかも“味覚魔法”持ちだ」
「味覚……魔法……?」
管理官は栄作を上から下までじろじろと観察し、何かを決めたように言った。
「よし、丁度いい。料理人の枠は空いたままだ。働く気があるなら、すぐにでも厨房を見てくれ。給金も出すし、宿も用意する」
「……いいんですか? こんな急に」
「お前、食堂見たろ? 早いほうがいいに決まってる」
マグナスが肩を叩いてきた。
「引き受けろ。お前の料理で、冒険者の胃袋を取り戻してくれ」
――命を削って、誰かに認められようとした世界じゃない。
この世界では、自分の“料理”が、誰かの命を救った。
その事実が、栄作の胸に静かな決意を芽生えさせていた。
「……わかりました。厨房を、見せてください」
---
ギルド管理官――名をゴーマンと名乗った男に案内され、栄作は食堂の奥へと進んでいった。
廊下を抜けると、扉の向こうには、料理人の城とも呼べる空間――《ギルドの厨房》が待っていた。
その空間に足を踏み入れた瞬間、栄作の目が細められる。
広い。
火を焚く竈、調理台、吊るされた鍋や包丁――道具の数も悪くない。薪を使った炉の構造も、工夫次第で熱の分配がしやすそうだった。
だが――
「……随分と、静かな厨房ですね」
「そりゃそうさ」ゴーマンがため息をつく。「前の料理人が逃げてから、ほとんど手入れされてない。今は見習いの子がしのいでる状態だ」
「なるほど、だからあのシチューなんですね……」
栄作は竈の煤、放置されたままの乾いた野菜、鈍った包丁の切っ先に目を走らせながら、かすかに苦笑した。
「食材庫も見るか?」
「お願いします」
厨房の奥、厚い木扉を開けた先――
そこには、この世界特有の“食材”たちが整然と並んでいた。
色とりどりの穀物。乾燥させた香草。瓶詰めされたスライム肉。骨付きの赤角獣。紫色に光る茸。
見た目も香りも、見慣れた世界とは異なる。だが、触れた瞬間――
《赤角獣の肉:筋力増強効果あり。火力60%以上の高温調理で活性化。持続時間:およそ4時間》
《青苔茸:精神集中、記憶力向上。蒸し調理で最大効果を発揮》
指先から流れ込んでくる膨大な情報に、栄作の目が静かに見開かれた。
(……やっぱりだ。料理人として磨いてきた感覚が、この世界では“魔法”として発現している)
「どうだ?」ゴーマンが尋ねる。
「申し分ありません。これは……料理人冥利に尽きますね」
栄作の声は、興奮を隠しきれなかった。
見たこともない食材。未知の効果。そして、それを自在に“読み解く力”が、自分の中にある。
「一品、作らせてもらってもいいですか?」
「もちろん構わんが……厨房を整える時間がいるんじゃないか?」
「いえ、道具の配置も癖も、もう把握しました。今、作らせてください。冒険者の胃袋を、最初の一皿で掴みます」
栄作は厨房へ戻ると、真っ先に竈の火加減を調整し、鍋の底に溜まっていた煤を払い落とした。
包丁は石で研ぎ直し、使える調味料を棚から取り出してひと通りチェックする。
次いで冷蔵庫代わりの魔法庫から、保存されていた赤角獣の肉と数種の根菜を取り出す。
手は止まらない。頭の中で、手早くレシピを組み立てていく。
(メニューは……冒険者向けの栄養と味のバランスを考慮して……シチューだな。王道で、真価を試せる)
赤角獣の肉を切り分けるとき、刃先に伝わるわずかな弾力に、栄作は調理温度を1℃単位で調整する。
根菜はこの世界の品種だが、香りと密度から熱の通りを計算。炒め、煮込み、ハーブを抽出して香り付け。
“味覚分析”の能力が、調理工程のすべてを補助してくれる。
温度、タイミング、分量――すべてが感覚ではなく“正解”として浮かぶ。
厨房に、ふわりと芳香が立ち込める。
「……なんだ、この匂い……」
いつの間にか厨房を覗いていたゴーマンが、ぽつりと呟いた。
「仕上げます。あと3分」
肉がとろける柔らかさに変わり、スープに深みが重なっていく。
香草を最後にあしらい、器に盛りつけたその一皿は――
かつて栄作が生きた三ツ星の厨房とはまったく違う舞台で、
“人を生かすための料理”として完成されていた。
「どうぞ」
差し出されたスプーンを、ゴーマンが手に取った。
ひと口。
その瞬間、管理官の目が、信じられないものを見たかのように見開かれた。
「……う、うまい……!」
思わず口元を押さえ、熱を噛みしめるようにもうひと口、またひと口。
顔が緩み、肩が落ちていく。
「これだよ……これが、飯だ……!」
「おい、なんだよその匂い!」
「厨房からだ……誰か新しい料理人でも入ったのか?」
冒険者たちが次々と厨房へ顔を出してくる。
皿が一枚、また一枚と、並んでいく。
「おかわりあるか!?」「これ本当に同じ厨房で作った飯か!?」
どよめきが広がり、次第にそれは、歓声に変わっていった。
「やるじゃねえか」
そのとき、食堂の喧騒が一瞬、静まり返った。
ゆっくりと扉が開き、白髪に長い顎髭をたくわえた老紳士が入ってくる。
背筋の伸びた姿勢、高級感のあるマント、賢者のような眼差し。
「……セイジ様!」
誰かが囁いた。
ギルドの頂点に立つ男――《ギルドマスター》が現れたのだ。
高く積まれた石壁の門をくぐった瞬間、栄作の五感は、新たな世界の喧騒に包まれた。
ここは《アーケイディア》。
冒険者たちの拠点にして、多種族が肩を並べて生きる“境界の町”。
広場には露店が並び、焼き魚や果物、香辛料を炊いたような匂いが立ちこめていた。路地裏からは鍛冶屋の金槌の音が聞こえ、通りには、獣人やドワーフ、エルフ、そして装備を背負った屈強な戦士たちが行き交っている。
「……すごい……」
思わず、口から感嘆の息が漏れた。
「驚くだろ?」とマグナスが笑う。「だが、これがアーケイディアの日常さ。剣と魔法、獣と人、交易と冒険。全部が渦巻いてる」
栄作の目は、街の市場に並ぶ品々へと釘付けになっていた。
見たことのない果実、角のついた魚、金属のように輝く干し肉。触れずとも、それらの“性質”が、皮膚越しに感じ取れるような錯覚すら覚える。
――これが、この世界の“食材”。
「たぶん、まだ触れてもないのに。こんなにそそられるなんて、初めてだ……」
そのつぶやきに、ナディアがちらりと振り返った。
「料理人、なんだっけ。……変な奴」
そう言い捨てながらも、表情に微かに警戒が解けた気配がある。
マグナスが足を止め、前方を指さした。
「着いたぞ。《冒険者ギルド・アーケイディア本部》。お前がこれから通う“戦場”だ」
目の前に現れたのは、三階建ての堅牢な石造りの建物だった。
堂々とした正面扉の上には、剣とスプーンが交差した奇妙な紋章が掲げられている。
「……剣と、スプーン?」
「冒険者と飯は、切っても切れないってことさ」
扉を押し開けた瞬間、酒場のような熱気と喧騒が、波のように押し寄せてきた。
室内には長い木製のテーブルがいくつも並び、武装した男女が大声で語り合い、笑い、時に怒鳴り合っている。壁には掲示板があり、依頼書が所狭しと貼られていた。
栄作の目は、すぐに“食事”に向かった。
皿に盛られたシチュー、山盛りの肉、温かいパン……だが、そのどれもが、美味そうには見えなかった。
肉は焦げ、パンは乾き、スープは濁っている。
冒険者たちの顔には疲労と不満が滲んでいた。がっつく者もいるが、それは飢えのせいであり、味を楽しんでいる様子はない。
「見ての通り、ギルド飯は今、壊滅的だ」
マグナスが渋い顔で言った。「三日前に料理人が逃げちまってな。見習いがなんとか回してるが……まあ、見ての通りだ」
「味がどうこう以前に、食材が泣いてますね……」
栄作がぽつりと呟いた言葉に、マグナスは目を丸くし、それから満足げに笑った。
「気に入った。やっぱお前は、ここに来るべきだったな」
そのとき、カウンターの奥から恰幅の良い男がこちらへ歩み寄ってきた。
「マグナスか。帰ってきたか。報告は後回しでもいいが……」
その男――管理官らしき人物は、ルークの顔色を見るなり、言葉を止めた。
「……おい、どうした!? その痕……まさか毒蜘蛛にやられたのか!?」
「平気だ」マグナスが言い、栄作の背を押し出す。「こいつが救ってくれた。森の中で出会った料理人だ。森の草と実だけで解毒剤を作った」
男の目が、大きく見開かれた。
「……料理人、だと?」
「名前は椎名栄作。訳あってこの世界に来たばかりらしいが、料理の腕も尋常じゃねぇ。しかも“味覚魔法”持ちだ」
「味覚……魔法……?」
管理官は栄作を上から下までじろじろと観察し、何かを決めたように言った。
「よし、丁度いい。料理人の枠は空いたままだ。働く気があるなら、すぐにでも厨房を見てくれ。給金も出すし、宿も用意する」
「……いいんですか? こんな急に」
「お前、食堂見たろ? 早いほうがいいに決まってる」
マグナスが肩を叩いてきた。
「引き受けろ。お前の料理で、冒険者の胃袋を取り戻してくれ」
――命を削って、誰かに認められようとした世界じゃない。
この世界では、自分の“料理”が、誰かの命を救った。
その事実が、栄作の胸に静かな決意を芽生えさせていた。
「……わかりました。厨房を、見せてください」
---
ギルド管理官――名をゴーマンと名乗った男に案内され、栄作は食堂の奥へと進んでいった。
廊下を抜けると、扉の向こうには、料理人の城とも呼べる空間――《ギルドの厨房》が待っていた。
その空間に足を踏み入れた瞬間、栄作の目が細められる。
広い。
火を焚く竈、調理台、吊るされた鍋や包丁――道具の数も悪くない。薪を使った炉の構造も、工夫次第で熱の分配がしやすそうだった。
だが――
「……随分と、静かな厨房ですね」
「そりゃそうさ」ゴーマンがため息をつく。「前の料理人が逃げてから、ほとんど手入れされてない。今は見習いの子がしのいでる状態だ」
「なるほど、だからあのシチューなんですね……」
栄作は竈の煤、放置されたままの乾いた野菜、鈍った包丁の切っ先に目を走らせながら、かすかに苦笑した。
「食材庫も見るか?」
「お願いします」
厨房の奥、厚い木扉を開けた先――
そこには、この世界特有の“食材”たちが整然と並んでいた。
色とりどりの穀物。乾燥させた香草。瓶詰めされたスライム肉。骨付きの赤角獣。紫色に光る茸。
見た目も香りも、見慣れた世界とは異なる。だが、触れた瞬間――
《赤角獣の肉:筋力増強効果あり。火力60%以上の高温調理で活性化。持続時間:およそ4時間》
《青苔茸:精神集中、記憶力向上。蒸し調理で最大効果を発揮》
指先から流れ込んでくる膨大な情報に、栄作の目が静かに見開かれた。
(……やっぱりだ。料理人として磨いてきた感覚が、この世界では“魔法”として発現している)
「どうだ?」ゴーマンが尋ねる。
「申し分ありません。これは……料理人冥利に尽きますね」
栄作の声は、興奮を隠しきれなかった。
見たこともない食材。未知の効果。そして、それを自在に“読み解く力”が、自分の中にある。
「一品、作らせてもらってもいいですか?」
「もちろん構わんが……厨房を整える時間がいるんじゃないか?」
「いえ、道具の配置も癖も、もう把握しました。今、作らせてください。冒険者の胃袋を、最初の一皿で掴みます」
栄作は厨房へ戻ると、真っ先に竈の火加減を調整し、鍋の底に溜まっていた煤を払い落とした。
包丁は石で研ぎ直し、使える調味料を棚から取り出してひと通りチェックする。
次いで冷蔵庫代わりの魔法庫から、保存されていた赤角獣の肉と数種の根菜を取り出す。
手は止まらない。頭の中で、手早くレシピを組み立てていく。
(メニューは……冒険者向けの栄養と味のバランスを考慮して……シチューだな。王道で、真価を試せる)
赤角獣の肉を切り分けるとき、刃先に伝わるわずかな弾力に、栄作は調理温度を1℃単位で調整する。
根菜はこの世界の品種だが、香りと密度から熱の通りを計算。炒め、煮込み、ハーブを抽出して香り付け。
“味覚分析”の能力が、調理工程のすべてを補助してくれる。
温度、タイミング、分量――すべてが感覚ではなく“正解”として浮かぶ。
厨房に、ふわりと芳香が立ち込める。
「……なんだ、この匂い……」
いつの間にか厨房を覗いていたゴーマンが、ぽつりと呟いた。
「仕上げます。あと3分」
肉がとろける柔らかさに変わり、スープに深みが重なっていく。
香草を最後にあしらい、器に盛りつけたその一皿は――
かつて栄作が生きた三ツ星の厨房とはまったく違う舞台で、
“人を生かすための料理”として完成されていた。
「どうぞ」
差し出されたスプーンを、ゴーマンが手に取った。
ひと口。
その瞬間、管理官の目が、信じられないものを見たかのように見開かれた。
「……う、うまい……!」
思わず口元を押さえ、熱を噛みしめるようにもうひと口、またひと口。
顔が緩み、肩が落ちていく。
「これだよ……これが、飯だ……!」
「おい、なんだよその匂い!」
「厨房からだ……誰か新しい料理人でも入ったのか?」
冒険者たちが次々と厨房へ顔を出してくる。
皿が一枚、また一枚と、並んでいく。
「おかわりあるか!?」「これ本当に同じ厨房で作った飯か!?」
どよめきが広がり、次第にそれは、歓声に変わっていった。
「やるじゃねえか」
そのとき、食堂の喧騒が一瞬、静まり返った。
ゆっくりと扉が開き、白髪に長い顎髭をたくわえた老紳士が入ってくる。
背筋の伸びた姿勢、高級感のあるマント、賢者のような眼差し。
「……セイジ様!」
誰かが囁いた。
ギルドの頂点に立つ男――《ギルドマスター》が現れたのだ。
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