【完結】料理人は冒険者ギルドの裏で無双します

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第三部:死食のカルト

第14章:反撃の準備

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アーケイディアに戻った栄作たちを、セイジギルドマスターは重い表情で迎えた。

「良くぞ無事に戻った」セイジはまず安堵の言葉をかけたが、すぐに続けた。「だが、状況は悪化している。お前たちが旅の間に、カルトの活動がさらに活発になった」

栄作は月光の果実の入った容器を大事に抱えながら、「どういうことですか?」と尋ねた。

セイジは彼らをギルドの会議室に案内した。そこには地図が広げられ、各地に赤い印が付けられていた。

「これらの地点で、カルトによる事件が報告されている」セイジは地図を指さした。「村や町が次々と影響を受け、住民が行方不明になっている」

「前よりも組織的になっているわね」ナディアは地図をじっと見つめた。「彼らは何か計画を進めているのかもしれない」

セイジは重々しく頷いた。「そして最悪のニュースだ。お前たちが旅立った数日後、カルト信者たちがギルドを襲撃した」

「何だって?」マグナスが驚きの声を上げた。「被害は?」

「幸い、死者は出なかった」セイジは答えたが、その表情には暗い影があった。「だが、多くの冒険者が負傷し、私も...」

彼は服をめくり、胸に広がる黒い傷痕を見せた。皮膚に黒い筋が走り、傷の周りは不自然な色をしていた。

「これは...」栄作は息を呑んだ。「死食の影響?」

「ああ」セイジは苦しそうに頷いた。「彼らの使う『黒い刃』による傷だ。通常の治療法では完全には癒えない」

栄作はすぐに決意を固めた。「治療食を作ります。月光の果実には再生の力があります」

「だが、用心したほうがいい」シルヴァンが警告した。「カルトはお前たちの帰還を知っているはずだ。再び襲撃してくる可能性が高い」

セイジは同意した。「防衛策を強化している。だが、彼らの目的は明らかにお前たちと五大食材だ」

会議の後、栄作はすぐに厨房へと向かった。月光の果実の一部を使って、セイジのための特別な治療食を準備する必要があった。

厨房に入ると、そこはいつもと違って静かだった。通常なら賑やかなギルドの食堂も、襲撃の影響でまだ完全には回復していないようだった。

「栄作さん、おかえりなさい!」

エリーが駆け寄ってきた。若い給仕の少女は無事だったようだが、目には疲れの色が見えた。

「エリー、無事で良かった」栄作は安堵の表情を見せた。「襲撃の時、どうだった?」

エリーは震える声で当時の状況を説明し始めた。夜中、突然黒い服を着た男たちが現れ、ギルドに侵入してきたという。彼らは「料理人を出せ」と叫びながら、抵抗する冒険者たちを次々と倒していった。

「セイジさんが私たちを守ってくれました」エリーの目に涙が浮かんだ。「彼が立ちはだからなければ、もっと大勢が犠牲になっていたと思います」

栄作は拳を握りしめた。仲間たちが自分のために傷ついたと思うと、胸が痛んだ。

「もう二度とこんなことが起きないようにする」栄作は静かに、しかし力強く宣言した。「私の料理で全員を守る」

彼はすぐに月光の果実を使った「再生の汁物」の準備を始めた。果実の小さな欠片を特殊な方法で調理し、その力を最大限に引き出す。エオラから教わった精霊族の調理法を取り入れながら、栄作は心を込めて料理を作った。

完成した汁物は淡い青白い光を放ち、月の香りがほのかに漂っていた。栄作はそれをセイジの部屋へと運んだ。

「セイジさん、治療食が出来ました」栄作は部屋に入った。

セイジはベッドに横たわっており、顔色は悪かった。傷の黒い筋は徐々に広がりつつあるようだった。

「栄作...」セイジは弱々しく微笑んだ。「気を遣わせてすまない」

「いいえ、これは私の責任です」栄作は汁物をセイジに差し出した。「どうぞ、これを飲んでください」

セイジは汁物を一口飲むと、驚いた表情を見せた。「これは...体の中から温かくなる」

「月光の果実の力です」栄作は説明した。「精霊族の癒しの技術と組み合わせました」

セイジは少しずつ汁物を飲み進めた。飲み終わる頃には、顔色が良くなり、胸の黒い筋も薄くなっていた。

「驚くべき効果だ...」セイジは胸に手を当てた。「痛みが和らいでいる」

「完全に治るには時間がかかると思います」栄作は言った。「毎日これを飲んでください」

部屋を出ると、ナディアが待っていた。「セイジの様子は?」

「良くなりつつあります」栄作は答えた。「月光の果実の力は本物です」

ナディアは少し迷った後、「他の負傷者にも同じ治療食を作れる?」と尋ねた。

「はい、もちろん」栄作は頷いた。「でも果実の使用は慎重にしなければなりません。エオラの警告通り、使いすぎると枯れてしまいます」

彼らは厨房に戻り、負傷した冒険者たちのための治療食を用意し始めた。マグナスとルークも手伝いに加わり、皆で協力して大量の料理を作った。

その夕方、栄作は特別な「浄化の晩餐」をギルド全体に振る舞った。月光の果実のごく微量の成分を使い、全ての料理に浄化と強化の効果を込めた。

「この料理には、カルトの影響から身を守る効果があります」栄作は説明した。「そして、次の襲撃に備えて、皆さんの力を高める効果も」

冒険者たちは感謝の言葉を述べながら料理を口にした。特に負傷していた者たちは、食べるにつれ目に見えて元気を取り戻していった。

晩餐の後、栄作たちは再び会議室に集まり、今後の方針を話し合った。

「まず、ギルドの防衛を強化する必要があります」栄作は提案した。「カルトが再び襲撃してくる可能性が高い」

マグナスが頷いた。「俺たちが守る。だが同時に、第三の食材を探す旅も続けなければならない」

「分かれるべきではないわ」ナディアは懸念を示した。「一緒に行動するほうが安全よ」

シルヴァンが静かに言った。「しかし、ここを無防備にしておくこともできない」

議論の末、彼らは二手に分かれることを決めた。マグナスとナディアはアーケイディアに残り、ギルドの防衛を強化する。栄作、シルヴァン、ルークは南の海洋都市アクアポリスへ向かい、第三の食材「深海の真珠貝」を探す。

「心配しないで」マグナスは栄作の肩を叩いた。「ここはしっかり守る。お前は第三の食材を見つけることに集中しろ」

翌朝、栄作は旅の準備をしながら、突然ひらめいた。「待ってください。私には良い考えがあります」

「何だ?」シルヴァンが尋ねた。

「カルトの襲撃に備えて、特別な防衛料理を用意します」栄作は説明した。「ギルド全体を守る料理です」

彼はすぐに厨房へと向かい、新しいレシピの開発に取りかかった。深淵の炎竜の心臓と月光の果実の力を組み合わせ、長期間効果が持続する「守りの料理」を作るのだ。

三日間の研究と実験の末、栄作は「防衛の結界スープ」を完成させた。このスープを飲んだ者は、体内に防御の力が宿り、カルトの死食の影響を受けにくくなる。さらに、スープの一部を特殊な方法で濃縮し、ギルドの周囲に撒くことで、結界のような効果を生み出すことができた。

「これで少しは安心できます」栄作はマグナスとナディアに説明した。「でも、完全ではありません。注意を怠らないでください」

出発の日、栄作は最後の防衛準備をチェックした。ギルドの周囲には「防衛の結界」が張られ、冒険者たちには全員「守りの料理」が提供されていた。セイジも回復しつつあり、ベッドから起き上がれるようになっていた。

「栄作」セイジが彼を呼び止めた。「南の海は危険だ。特に深海の区域は未知の魔物が多い」

「気をつけます」栄作は頷いた。

「それと、これを持って行け」セイジは小さな巻物を渡した。「アクアポリスの長老、オーシャン・セイジへの紹介状だ。彼女は深海について多くを知っている」

栄作は感謝し、巻物を大切にしまった。

「栄作さん、出発の準備ができました」ルークが声をかけてきた。若い魔法使いの目は冒険への期待で輝いていた。

「わかった、行こう」栄作は頷いた。

ギルドの門で、マグナスとナディアが彼らを見送った。

「気をつけろよ」マグナスは栄作の背中を叩いた。「そして、早く戻ってこい」

「あなたたちこそ、危険な目に遭わないで」栄作は真剣な表情で言った。「ギルドを頼みます」

ナディアは小さな護符を三人に渡した。「これは私の故郷の守護のお守り。旅の安全のために」

感謝の言葉を交わし、栄作たちは南への旅路に就いた。彼らの背後では、アーケイディアの冒険者ギルドが朝日に照らされて輝いていた。

---

南への旅は、二週間ほどかかった。途中、彼らはいくつかの町や村を通過したが、中にはカルトの影響を受けた跡があるところもあった。荒れ果てた畑、廃墟となった家々、そして黒く焦げた跡—それらは全て死食のカルトの足跡だった。

シルヴァンはその都度、慎重に調査を行った。「彼らは南へ向かっているようだ。我々と同じ目的地を目指している可能性が高い」

栄作は通過する村々で、「守りの料理」の作り方を教え、カルトへの対抗策を伝授した。彼の料理を食べた村人たちは少しずつ勇気を取り戻し、自分たちの村を守る決意を固めていった。

旅の十二日目、彼らは遂に海が見える高台に到達した。

「海だ!」ルークは興奮して叫んだ。

栄作も息を呑んだ。果てしなく広がる青い海—彼は異世界に来てから初めて海を目にしたのだ。「美しい...」

シルヴァンは地図を確認した。「あそこがアクアポリスだ」

彼が指し示す方向には、海に突き出た巨大な半島があり、そこに建つ白い建物群が太陽の光を反射して輝いていた。街全体が階段状になっており、最上部には大きな神殿のような建物が見えた。

「海の都アクアポリス...」栄作はつぶやいた。

彼らは急ぎ足で坂道を下り、海沿いの道を進んだ。道は徐々に賑やかになり、旅人や商人たちとすれ違うようになった。

アクアポリスの門に到着すると、彼らはすぐに都市の独特の雰囲気に圧倒された。建物は全て白い石と青い装飾で作られ、通りには水路が走っていた。人々は明るい色の衣服を身につけ、多くは首や腕に貝殻や珊瑚のアクセサリーを付けていた。

「異国の旅人か?」門の守衛が声をかけてきた。

「はい」栄作は丁寧に答えた。「アーケイディアから来ました。オーシャン・セイジに会いたいのですが」

守衛は驚いた表情を見せた。「オーシャン・セイジは簡単に会えるものではない。証明書か紹介状がなければ」

栄作はセイジから預かった巻物を見せた。守衛はそれを確認し、敬意を込めて頭を下げた。

「申し訳ありません。どうぞお通りください。オーシャン・セイジは海の神殿におられます。案内人をつけましょう」

若い女性が彼らの案内役として付き添い、アクアポリスの通りを進んだ。栄作は街の様子を興味深く観察した。至る所に水と関連した装飾があり、噴水や水路が街中に張り巡らされていた。市場では見たこともない海の食材が売られており、栄作は思わず足を止めて見入った。

「これは何ですか?」栄作は青く光る魚を指さした。

「深海ランタンフィッシュよ」案内人が答えた。「深海で光を放って生きている魚。料理すると、食べた人の体内から光を放つの」

栄作は魅了された。「後で戻ってきたいです」

彼らは階段を上り、最終的に街の最上部にある巨大な神殿に到達した。神殿は巨大な貝殻の形をしており、周囲には水が流れ落ちる噴水があった。

「ここがオーシャン・セイジの住まいです」案内人は説明した。「中に入る前に、浄化の儀式を行う必要があります」

彼らは神殿の入口で特殊な塩水で手を清め、額に青い印を付けられた。その後、神殿の内部へと案内された。

内部は予想外に広く、天井は高く、壁には海の生き物や波の模様が彫られていた。中央には大きな円形の水盤があり、水面には無数の小さな光が浮かんでいた。

水盤の向こうには、一人の年老いた女性が静かに座っていた。彼女の肌は薄い青色で、髪は白く長く、波のように揺れていた。彼女の周りには小さな水の粒子が浮かんでいるようだった。

「オーシャン・セイジ」案内人は敬意を込めて頭を下げた。「アーケイディアからの使者です」

老女はゆっくりと目を開けた。その瞳は深い青色で、まるで海の底を覗き込むようだった。

「アーケイディアからか...」彼女の声は静かな波のようだった。「セイジ・ギルドマスターの友人たちかな」

栄作は一歩前に出て、深々と頭を下げた。「はい、椎名栄作と申します。こちらはシルヴァンとルークです。セイジさんからの紹介状をお持ちしました」

栄作が巻物を差し出すと、それは空中に浮かび、オーシャン・セイジの前まで飛んでいった。彼女は巻物に触れることなく、魔法で開いて内容を読んだ。

「五大食材の予言...深海の真珠貝...死食のカルト...」彼女はつぶやいた。「重大な事態のようね」

彼女は水盤に手をかざした。水面に映像が現れ、各地でのカルトの活動や被害の様子が映し出された。

「死食のカルトの活動は海域にも広がりつつある」オーシャン・セイジは憂いの表情で言った。「彼らは既に何隻かの船を襲い、海の民を操っている」

「私たちは彼らを止めるために、五大食材を集めています」栄作は説明した。「そして、第三の食材である深海の真珠貝を探しているのです」

オーシャン・セイジはしばらく考え込んだ後、頷いた。「深海の真珠貝...それはこの海の最も深い場所、『深淵の洞窟』にある」

「どうやってそこへ行けばいいのでしょうか?」栄作が尋ねた。

「簡単なことではない」彼女は厳しい表情になった。「深海に到達するには特殊な装備が必要だし、その場所は古代の海竜が守っている」

彼女は立ち上がり、水盤の周りを歩き始めた。「明日、あなたたちに試練を与えよう。それに合格すれば、深海への道を示そう」

「どんな試練ですか?」ルークが好奇心旺盛に尋ねた。

オーシャン・セイジは微笑んだ。「料理人であるあなた」彼女は栄作を見た。「私たちの伝統的な海の料理大会に参加してもらいたい。あなたの料理の真価を確かめるためだ」

栄作は驚いたが、すぐに決意を固めた。「喜んで参加します」

「明日の朝、海の広場で開催される」オーシャン・セイジは説明した。「今夜はゆっくり休むといい。アクアポリスの宿を用意させよう」

彼らは神殿を後にし、案内された宿に向かった。窓からは美しい海の景色が広がり、栄作は長い間その景色を見つめていた。

「明日の料理大会、どうするつもりだ?」シルヴァンが尋ねた。

「アクアポリスの食材を使って、海の都にふさわしい料理を作ります」栄作は決意を込めて答えた。「そして、五大食材の力も少し使ってみようと思います」

彼は窓の外の海を見つめながら、新しいレシピを構想し始めた。第三の食材、深海の真珠貝—それを手に入れるためには、まず海の民の信頼を勝ち取らなければならない。そのための第一歩が、明日の料理大会だった。
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