取り巻き令嬢Fの婚活

キマイラ

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 校門のところにアンダーソンさんがいた。すっかり見慣れた私服姿だ。今日はアンダーソンさんは非番なのである。さっそく頼んでしまおうと思ったものの仮にも私は御令嬢。往来で合コンの話をするのはどうなんだろうと思いタウンハウスに着いてからその話をすることにした。

 いつもの応接間のソファに並んで腰かける。今日は初めから隣に座った。ピッタリと寄り添って様子を窺う。

「アンダーソンさんお願いがあります。実は合コンのセッティングを頼まれました。ご協力願えませんか?」

 考えてみたもののいい言い方が思いつかなかったので直球勝負に出ることにした。断られたら断られたで仕方ない。

「合コンのセッティング? なんでまた」

「実は取り巻き仲間に頼まれまして。彼女たちも婿を探しているので本気なはずです」

「……5人用意すればいいんだな?」

「はい。お願いできますか?」

「心当たりに声をかけてみよう」

「ありがとうございます」

「……フェリシア」

 腰に手が回り顔が近づいてくる。ああ、キスされるんだ。

「アンダーソンさん、場所、変えませんか?」

 唇が触れ合う寸前、吐息が触れ合う距離でそう問いかけた。

「寝室に行きませんか」

「いいのか」

「もちろん」

 ソファが悪いというわけではないがやはり窮屈だしベッドの方が体が楽だと常々思っていたのだ。

 寝室に着いて制服のボタンに手をかけた。

「いい眺めだな」

 アンダーソンさんはそう言って制服を脱ぐ私を見ながら目を細めた。

「手伝ってください」

 コルセットとショーツだけになってアンダーソンさんに背を向けた。自分でもコルセットは脱げるけれどこれ以上はさすがに恥ずかしかった。

「ひゃあっ……!」

 緩められるコルセットの紐。それと同時に耳を後ろから舐られた。耳殻をなぞり耳の穴を犯すように舌をねじ込まれて直接響く水音に腰砕けになりそうだった。

「やっ、フランシスさんっ」

 逃れようとする体を抱き込まれて身動ぎできない。耳を開放されたと思えばうなじにチリッとした痛みが走った。見えないけれど鬱血痕が残されたのだろう。跡を付けた場所を執拗に舐めながら唇が移動して首筋にキスの雨を降らせる。

 コルセットがはぎ取られて、促されるまま寝台の上で仰向けになった。やわやわと感触を確かめるように膨らみへと手が触れる。少しずつ柔らかさを堪能する手の動きが官能を引き出すものへと変わっていく。以前より少し豊かになった両の胸は快楽を教え込まれることで感度を増していた。

「あ、んん、ひゃあ……あんっ」

 胸の頂を舐めしゃぶり反対は指でコリコリと摘まれて捏ね回された。そうされるともう堪らなくて嬌声を上げることしかできない。ジンと熱を持った体の中心が疼いて思わず膝をすり合わせた。

 ショーツを脱がされて大きく足を開かされる。視線を感じて恥ずかしいのにどんどん中から蜜が溢れてくるのが自分でも分かった。しとどに濡れた秘部は男を誘うようにふっくらと花開いている。そこにむしゃぶりつかれて悲鳴のような嬌声を上げた。

「ああ……!」

 舌を差し込んで舐めまわして敏感な突起を舌で擽り吸い付いてとされるがままに啼かされる。一際強く陰核を吸われ果てた。

「ああ、だめえ……! ああん」

 これで終わり、そう思ったのも束の間、息を整える間もなく指が隘路へと入り込んだ。何度か馴染ませるように抜き差しを繰り返し、ほどなくして二本目の指が入り込んだ。バラバラに動かしたり出し入れしたりと好き勝手に蹂躙していく。そしてお腹側のいいところを執拗に責めた。

「あ、ああ、やあん」

 三本目の指が挿入される頃には体に力が入らなくなっていた。弱いところを断続的に責められて体の熱は高まっているのに開放まではあと一歩足りない。快楽は得ている。それでもあと一押しが足りなくておかしくなりそうだ。早く達してしまいたかった。

「フラ、シスさ……も、ダメ……!」

「なにがダメなんだ、フェリシア」

「おかしくなっちゃう……」

「おかしくなればいい」

「だめ、つらいの」

「つらい?」

「ん、もうイキたい……」

 潤んだ目で見上げれば触れるだけのキスをされた。ごめんな、苦しかったなと言いながら口付けを顔中に落として親指で陰核をグリグリと押し潰されて果てた。

「ああん!」

 ようやく訪れた快楽にビクビクと腰を震わせて背を反らした。

「今日はここまでだ」

 そう言うと必死に息を整える私の隣に横になり、抱きしめてこめかみへとキスをした。そのまましばらくその腕に抱かれていた。
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