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「フェリシア、卒業おめでとう」
「ありがとうございます、フランシスさん」
そう、私は学園を卒業した。今年の卒業パーティーはなんのトラブルもなく終わった。明日、フランシスさんとともに領地へと向かうことになっている。
朝目が覚めてメリッサの作ってくれた朝食を食べる。それからショーンとメリッサに別れを告げた。
「二人とも、今まで本当にありがとう」
「お嬢様、フランシス様とお幸せになってくださいね」
「うん」
メリッサが微笑んでそう言うものだから私もにっこり笑って答えた。
フランシスさんが迎えに来てくれて私はタウンハウスを後にした。王都から領地まで二週間かかる道程は正直しんどい。けれどこれが最後だと思うと感慨深いものがあった。
+++++
「ただいま帰りました!」
「おかえりなさい、フェリシア。フランシスさんも遠いところよく来てくださいました」
「これからお世話になります」
これから結婚式までフランシスさんには父の下で領主としてのお勉強をしてもらわなければならない。フランシスさんだって貴族だしゼロからのスタートではないから二ヶ月半あるので頑張ってほしい。及第点までフランシスさんが育ったら両親は隠居する予定だそうだ。その時点で私たちが領主夫妻となるのである。
フランシスさんは優秀だったようで両親は私たちの結婚式が終わったらそのまま別荘に向かうそうだ。うん、私ったら本当にいい人を捕まえたな。売れ残っててくれてありがとう。
結婚式には取り巻き令嬢御一行も来てくれた。ブーケトスは取り巻き仲間に向かって投げた。ユーフェミア様がブーケをゲットしていた。おめでとう。
そして初夜である。ちょっとはしょりすぎた? いや、みんなに挨拶してご飯食べてさっさと引っ込んでお風呂に入ってマッサージされていい匂いの香油を体に塗りたくられてヒラヒラの夜着を着せられて寝室に放り込まれた。ここは両親の寝室だったけど今日から私とフランシスさんの寝室となる。私とフランシスさんの部屋は寝室を挟んで隣になった。家具は結婚式の間に使用人たちが入れ替えてくれたのである。もう屋敷に両親はいないのでなんの気兼ねもない新婚生活が送れるというわけだ。
とうとう抱かれるのかと思うと少しドキドキする。いやでも寸前まではやってるわけだし今さら緊張するのは違うと思ってとりあえず深呼吸した。
フランシスさんがやって来た。
「フェリシア、緊張してるのか」
「う、バレちゃいました?」
「いつもより表情が固い」
「……だって初めてだから」
「そうだな」
フランシスさんは微笑んで額にキスしてくれた。ゆっくりとベッドに押し倒される。唇を合わせて舌を絡め合う。こんなキスは久しぶりだった。だって屋敷に両親がいたからね。フランシスさんもお勉強で忙しかったし。
口付けの合間にするりと夜着を脱がされてしまった。感触を確かめるように両の胸を揉みしだかれて先端を指で潰すように刺激された。
「あ……」
胸にしゃぶりつかれて先端を舌で転がされてくすぐられる。反対の胸は指で刺激されている。久々だけど気持ちがいい。
不埒な手が下へ下へと這っていって下着を取り払われた。秘裂をなぞる指が陰核に触れて思わず声を上げた。そのままクルクルと円を描くように刺激される。
「あ、ああ……!」
ビクビクと体を震わせて果てた。息を整える間もなく挿入された指がお腹側の気持ちいいところに触れる。
「ああ、そこ、きもちいい」
羞恥心なんてとっくになくしてしまった私は素直に喘ぐ。グリグリと陰核を親指で押し潰されてもう堪らない。また達した。フランシスさんは私の気持ちいいことばかりしてくる。
「あんっ」
ゆっくりと指を引き抜かれて見せつけるように蜜に濡れた指を舐められて下腹がキュンとした。
熱いものが秘部に触れる。ああ、ようやくだ。
「あっ」
ゆっくりと入ってくる熱に私は小さく喘いだ。熱くて硬いものが腹を満たしてフランシスさんが動く度に声を上げた。下拵えをしているんだとかつてフランシスさんは私に言った。その意味がようやく分かった。痛みはある。けれどそれよりもっとずっと気持ちよかった。そしてなにより心が満たされた。
「あん、あっ、ああ」
フランシスさんの腰の動きが大胆になる度私の喘ぎに甘さが増していく。堪らなくなってフランシスさんに抱き着いた。全身でしがみ付く私は揺さぶられる度声を上げてぎゅうぎゅうと陰茎を締め付けて果てた。
「ああ……!」
それでもフランシスさんは止まってくれなくて彼が果てるまで揺さぶられ続けた。ようやくフランシスさんが果てた時、私はもうヘトヘトだった。
くるりと体を反転させられて腰を持ち上げられて嫌な予感がした。予感は的中して後ろから突かれた。そのまま二回戦に突入して三回戦へ、気がつくと私はフランシスさんの上に乗って腰を振っていた。
「ああ、もう、だめぇ……!」
「ダメじゃないだろう」
「むり」
「もう少し頑張ってくれ。今日までずっと焦らされていたんだ」
そう言われて下から突き上げられて何度目か分からない絶頂を迎える。
いや、本当に無理よ! それに私が焦らしたわけじゃない! と叫びたかったがもう私には喘ぐことしかできなかった。
その後私は気絶するように眠って気が付いたら朝だった。体を起こして隣を見ればフランシスさんはまだ眠っているようだ。朝日の中で眠る姿を見てああ、幸せだなってしみじみと思った。
フランシスさんの瞼が震える。お目覚めのようだ。
「フェリシア、まだ早い」
フランシスさんは眠たそうにしながら、だから眠ろうと言わんばかりに私を抱きしめた。布団に逆戻りだ。愛しい人の腕の中で二度寝に誘われる。ああ、幸せ。こんな日々がこれから続いていくのだと思うと自然と頬が緩んだ。
「ありがとうございます、フランシスさん」
そう、私は学園を卒業した。今年の卒業パーティーはなんのトラブルもなく終わった。明日、フランシスさんとともに領地へと向かうことになっている。
朝目が覚めてメリッサの作ってくれた朝食を食べる。それからショーンとメリッサに別れを告げた。
「二人とも、今まで本当にありがとう」
「お嬢様、フランシス様とお幸せになってくださいね」
「うん」
メリッサが微笑んでそう言うものだから私もにっこり笑って答えた。
フランシスさんが迎えに来てくれて私はタウンハウスを後にした。王都から領地まで二週間かかる道程は正直しんどい。けれどこれが最後だと思うと感慨深いものがあった。
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「ただいま帰りました!」
「おかえりなさい、フェリシア。フランシスさんも遠いところよく来てくださいました」
「これからお世話になります」
これから結婚式までフランシスさんには父の下で領主としてのお勉強をしてもらわなければならない。フランシスさんだって貴族だしゼロからのスタートではないから二ヶ月半あるので頑張ってほしい。及第点までフランシスさんが育ったら両親は隠居する予定だそうだ。その時点で私たちが領主夫妻となるのである。
フランシスさんは優秀だったようで両親は私たちの結婚式が終わったらそのまま別荘に向かうそうだ。うん、私ったら本当にいい人を捕まえたな。売れ残っててくれてありがとう。
結婚式には取り巻き令嬢御一行も来てくれた。ブーケトスは取り巻き仲間に向かって投げた。ユーフェミア様がブーケをゲットしていた。おめでとう。
そして初夜である。ちょっとはしょりすぎた? いや、みんなに挨拶してご飯食べてさっさと引っ込んでお風呂に入ってマッサージされていい匂いの香油を体に塗りたくられてヒラヒラの夜着を着せられて寝室に放り込まれた。ここは両親の寝室だったけど今日から私とフランシスさんの寝室となる。私とフランシスさんの部屋は寝室を挟んで隣になった。家具は結婚式の間に使用人たちが入れ替えてくれたのである。もう屋敷に両親はいないのでなんの気兼ねもない新婚生活が送れるというわけだ。
とうとう抱かれるのかと思うと少しドキドキする。いやでも寸前まではやってるわけだし今さら緊張するのは違うと思ってとりあえず深呼吸した。
フランシスさんがやって来た。
「フェリシア、緊張してるのか」
「う、バレちゃいました?」
「いつもより表情が固い」
「……だって初めてだから」
「そうだな」
フランシスさんは微笑んで額にキスしてくれた。ゆっくりとベッドに押し倒される。唇を合わせて舌を絡め合う。こんなキスは久しぶりだった。だって屋敷に両親がいたからね。フランシスさんもお勉強で忙しかったし。
口付けの合間にするりと夜着を脱がされてしまった。感触を確かめるように両の胸を揉みしだかれて先端を指で潰すように刺激された。
「あ……」
胸にしゃぶりつかれて先端を舌で転がされてくすぐられる。反対の胸は指で刺激されている。久々だけど気持ちがいい。
不埒な手が下へ下へと這っていって下着を取り払われた。秘裂をなぞる指が陰核に触れて思わず声を上げた。そのままクルクルと円を描くように刺激される。
「あ、ああ……!」
ビクビクと体を震わせて果てた。息を整える間もなく挿入された指がお腹側の気持ちいいところに触れる。
「ああ、そこ、きもちいい」
羞恥心なんてとっくになくしてしまった私は素直に喘ぐ。グリグリと陰核を親指で押し潰されてもう堪らない。また達した。フランシスさんは私の気持ちいいことばかりしてくる。
「あんっ」
ゆっくりと指を引き抜かれて見せつけるように蜜に濡れた指を舐められて下腹がキュンとした。
熱いものが秘部に触れる。ああ、ようやくだ。
「あっ」
ゆっくりと入ってくる熱に私は小さく喘いだ。熱くて硬いものが腹を満たしてフランシスさんが動く度に声を上げた。下拵えをしているんだとかつてフランシスさんは私に言った。その意味がようやく分かった。痛みはある。けれどそれよりもっとずっと気持ちよかった。そしてなにより心が満たされた。
「あん、あっ、ああ」
フランシスさんの腰の動きが大胆になる度私の喘ぎに甘さが増していく。堪らなくなってフランシスさんに抱き着いた。全身でしがみ付く私は揺さぶられる度声を上げてぎゅうぎゅうと陰茎を締め付けて果てた。
「ああ……!」
それでもフランシスさんは止まってくれなくて彼が果てるまで揺さぶられ続けた。ようやくフランシスさんが果てた時、私はもうヘトヘトだった。
くるりと体を反転させられて腰を持ち上げられて嫌な予感がした。予感は的中して後ろから突かれた。そのまま二回戦に突入して三回戦へ、気がつくと私はフランシスさんの上に乗って腰を振っていた。
「ああ、もう、だめぇ……!」
「ダメじゃないだろう」
「むり」
「もう少し頑張ってくれ。今日までずっと焦らされていたんだ」
そう言われて下から突き上げられて何度目か分からない絶頂を迎える。
いや、本当に無理よ! それに私が焦らしたわけじゃない! と叫びたかったがもう私には喘ぐことしかできなかった。
その後私は気絶するように眠って気が付いたら朝だった。体を起こして隣を見ればフランシスさんはまだ眠っているようだ。朝日の中で眠る姿を見てああ、幸せだなってしみじみと思った。
フランシスさんの瞼が震える。お目覚めのようだ。
「フェリシア、まだ早い」
フランシスさんは眠たそうにしながら、だから眠ろうと言わんばかりに私を抱きしめた。布団に逆戻りだ。愛しい人の腕の中で二度寝に誘われる。ああ、幸せ。こんな日々がこれから続いていくのだと思うと自然と頬が緩んだ。
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