黄色い水仙を君に贈る

えんがわ

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if輝くんが……

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転校初日……。


高い塀を乗り越えて、胡散臭い顔の男に声をかけられた。


どうやら、この学園の副会長らしい。


とりあえず、胡散臭い顔は気持ち悪いので正直に言った。


そしたら、結構懐かれて、友達と言ってくれた。





この学園の食堂に行くと、生徒会のメンバーがやってきた。


その中に1人、ほかよりは地味に見える男がいた。


書記や会計。庶務に副会長が俺に話しかけても、顔一つ変えなかった。


だが、会長が俺の唇を奪った時、「心底傷つきました」って顔をした。


何故か、俺はその顔を愛おしいと思った。


もし、俺があいつの大事なものを汚した時あいつはどんな顔をするんだろうか?


俺は、その顔見たさに、生徒会の奴らと行動した。


別に、苦ではなかった。だが、あいつは俺の欲しい顔をしてはくれなかった。


ある日、あいつは仕事をしていないと言ってみた。


その時の、あいつの顔は、最っ高にいい顔だった。


それ以来、あいつはいい顔をする回数が増えた。


だが、あの日だけは違った……。


まるで壊れた人形のようだった。


俺は気になり、あいつの居ない時身内に頼んで部屋を開けてもらった。


そこにあったのは、ロープと便箋そして水仙の花が置いてあった。


俺はまさかと思い、ロープに切り口を入れ最後まで締まらないよう細工をした。





あいつは、一命を取り留めたらしい。切り口にも気づかなかった事から相当だったのだろう。


俺は、あいつのあの顔が見たいのに、死んでしまわれては困る。


もっと……もっと……。


あの日以来、会長が俺の所に来なくなった。どうやら、会長はあいつの大事なヤツでよりを戻したらしい。


今すぐ壊すのも面白い……。だが、俺も自殺まで追い込んだ事の罪悪感はある。


だから。今はまだ──────────。





俺は、あいつの部屋に訪れた。あいつの地雷を踏むように喋ってみる。


案の定、あいつは俺に最っ高の顔を向けてくれる。


あぁ。愛おしい……。


俺は、あいつに素の俺で喋ってみた。驚いた顔で俺を見る。


そしてあいつは、ビクビクしながら俺と喋る。


やっぱり、こいつは最高だ……。

























絶対に逃がさない──────────。












俺だけの玩具ものにしてやるよ──────────。








由利──────────。







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