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October
紫苑祭二日目 Side 翠葉 14話
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チークダンスが終わると、余韻に浸る間もなく次の行動へ移る。すなわち、打ち上げだ。
紅葉祭のときはクラス単位での打ち上げだけれど、紫苑祭においては三学年合同の打ち上げになるため、場所は学校が提供してくれるのだ。
ただし時間は限られており、八時までには完全下校がお約束。
そのため、紫苑祭のプログラムがタイムテーブルどおりに進むよう、実行委員並びに体育委員は緻密なプログラムを製作し、その通りに進行できるよう最善の努力をする。その甲斐あって、予定時刻より早くに紫苑祭は終わったし、時間前倒しで後夜祭を開催することができた。
『着替えが済んだら組指定の会場へ移動してください。会場の割り振りは電光掲示板に表示してあります』
生徒会の指示にみんな掲示板を見て即座に移動を始める。とはいえ、男子は桜林館で着替えを済ませるので、あちこち移動に追われるのは女の子のみ。
そいえば――
「ツカサ、私たちも生徒会メンバーなのに何もお仕事してない」
「基本、姫と王子は免除される仕組み」
「そうなの……?」
「そう。それに、この行事をもって俺たち三年は生徒会を引退する。次代への引継ぎも含めているから、今生徒会を取り仕切ってるのは簾条だと思うけど?」
そうなんだ……。
だとしたら、忙しい桃華さんに気づかれずに動けるかもしれない。
できることなら、この騒ぎに乗じて謝罪を受けたかった。
誰にも見つからない場所で密やかに……。
フロアの端で沙耶先輩を探していると、一緒にいたツカサへ連絡が入った。
手短に連絡を終えると、
「図書室前の廊下で待ってるって」
「……わかった。行ってくる」
「ひとりで?」
「うん、ひとりで行く」
ツカサは何か言いたそうだったけれど、これ以上追い討ちをかけるような真似はしたくない。
だから、即座に進行方向を変えて歩き出した。
ドレスの裾を捌きながら歩くため、普通に歩くより数段歩きにくい。怪我をしていればなおさらだ。でも、階段を上る女子は誰もがゆっくりと足を運んでいる。ただ、中には普通のペースで上がれる人もいて、そういう人はドレスに深いスリットが入っていたり、フルレングスではなかったり、とやはり着ているものに違いがあった。
テラスへ出ると、皆が一、二年棟へ向かうのに対し、私は反対方向へ向かって歩く。でも、私が生徒会メンバーであることを鑑みれば、図書棟へ行くこと自体を不思議に思われることはない。
このあたりは沙耶先輩の配慮かもしれない。
慣れ親しんだ図書棟のドアを開け図書室に通じる通路へ歩みを進める。と、そこには沙耶先輩と河野くんがいて、河野くんが風紀委員の副委員長としてこの場にいることに気づく。
そのふたりの奥に制服を着た三人の女生徒が立っていた。
「みそのっち、足大丈夫?」
河野くんに尋ねられ、曖昧に苦笑を返す。
「大丈夫」と言いたいところだけど「大丈夫」なわけではないし、私が「大丈夫」なら彼女たちの処分の重さと釣り合わない気がしてしまう。
そこまで考えて、さっきツカサに言われたひとつを思い出した。
――「翠の怪我の程度問題はなんの指針にもならない。問題になるのは暴力行為であり、突き落としたこと自体が問題なのだから」。
でも、怪我の大小が関わったほうが彼女たちは少し報われる気がする。
「こんな大怪我をさせてしまたのならこの処分は仕方がない」と。
ツカサが聞いたら、「そんな情けをかける必要はない」と言われるだろう。
でも、そこに考えがいたってしまった私は、片手で摘んでドレスを持ち上げる。
「右足だけなんだけどね、こんな具合……」
すると河野くんと沙耶先輩が絶句した。
「あんた、この足でワルツ競技出たのっ!?」
「あはは、笑えねぇ……。骨は折れてないのかもしれないけど、結構腫れてんじゃん」
「うん。でも、抗炎症作用のある湿布はいつも持ち歩いているし、鎮痛剤には事欠かないくらい手元に揃ってるから、それら駆使すればなんとかね……」
そんな会話をすると、それらを前置きのように扱い、
「これを見て謝れないなんてかなり下等な生き物よ?」
沙耶先輩が歯に衣着せぬ物言いで彼女たちに視線を向ける。と、堰を切ったように「ごめんなさい」と三人から謝られた。
「……頭を上げてもらえますか?」
その言葉に彼女たちがそろりそろりと顔を上げる。
三人の表情にはきちんと「反省」を感じることができたし、もう怒ってなどいない。
でも、こういう場ではどんな言葉をかけるべきなのだろう。
ペナルティや処罰のことを考えれば「許す」などという言葉を口にするのはおこがましい。代わりになる言葉を探したところ、「これかな?」と思えるものを見つけた。
「次からは、文句があったら直接言いに来てくださいね? 突き落とされるだけじゃ先輩たちが何を思っているのか、何を言いたかったのかまではわからないけど、言葉にして伝えてもらえたらなら、それに返事をすることはできるので」
呆気にとられたような三人を見て、「どうしよう」と思う。
その顔のまま沙耶先輩を振り返ると、
「姫のそれは健在か。まったく懲りない子だこと」
言いながら携帯を取り出し、どこかへ連絡を入れる。
「風紀委員の青木です。今謝罪が無事終わりました。――えぇ、きちんと謝罪していましたし、御園生さんも了承しています。わかりました、伝えます」
通話を切ると、
「三人はこのまま職員室に来るように、って。姫は着替えて打ち上げに行きなさい」
「沙耶先輩は……?」
「私は彼女たちを職員室に送ってから行くわ」
私と河野くんは会釈して先に図書棟を出た。
「あんなに腫れてんのに普通に歩けんの?」
「えぇと、ごめん……もう少しゆっくり歩いてもらってもいい? あ、っていうか、先に行って? 河野くんも着替えなくちゃでしょう?」
「いや、いいって。桜林館に戻れば着替えられるし、俺たちの打ち上げ場って桜林館だし」
「あ、そうだっけ……?」
そういえば、電光掲示板に表示されるという放送は聞いた覚えがあるものの、階段を上ることに必死で掲示板まで見ることはすっかり忘れていた。
最後の最後まで抜けている自分にため息をつきたくなる。
「しかも、上位三組が合同で桜林館だから、藤宮先輩たちも一緒だよ」
「そうなのね」
「その怪我じゃ、藤宮先輩かなり心配してるんじゃない?」
「えぇと……実はまだ足を見せていないの」
「……それはそれはまあまあまあ……。早いとこカミングアウトしといたほうがいいと思うけど」
「うーん……わかってはいるのだけどなかなかね」
今回のことはツカサがまったく絡まないわけではないから、この足を見たら必要以上に謝られてしまいそうで……。
「でも、制服に着替えちゃったらもう隠せないんだよね」
「ま、そらそうだな。ドレスのように足元全部隠してくれるわけじゃないからね。逆に見せるきっかけになってちょうどいいんじゃん?」
「うーん……なんていうか、今回のことをまったく知らなかった人にまで見えてしまうでしょう? そしたら、邪推する人が出てくるのかな、とか考えちゃって、打ち上げに出ずに帰れるものなら、帰ってしまいたい心境だったり……」
「相変わらず人がいいな。そんなんだといつか損するかもよ?」
「そのときはそのときで……」
「その足じゃ三階まで上がるのきつい?」
「でも、上がれないわけじゃないから」
「よかったら運ぶけど?」
そんな会話をしていると、前方に立つツカサに河野くんが気づいた。
「あぁ、俺必要なさげだね。先輩がいるなら先輩が運んでくれるでしょ」
そう言って、「先に打ち上げ行ってる」と走り去っていった。
制服に着替えたツカサが近くまで来ると、有無を言わさず抱っこされた。
「ゆっくりだったら歩けるのに……」
「まだ怪我の程度も見せてもらってない。それに、さっきよりは痛そうな顔をしてる」
これはどこかのタイミングで間違いなく足を見せることになるだろう。
私は諦めの気持ちでツカサの首に腕を回した。
紅葉祭のときはクラス単位での打ち上げだけれど、紫苑祭においては三学年合同の打ち上げになるため、場所は学校が提供してくれるのだ。
ただし時間は限られており、八時までには完全下校がお約束。
そのため、紫苑祭のプログラムがタイムテーブルどおりに進むよう、実行委員並びに体育委員は緻密なプログラムを製作し、その通りに進行できるよう最善の努力をする。その甲斐あって、予定時刻より早くに紫苑祭は終わったし、時間前倒しで後夜祭を開催することができた。
『着替えが済んだら組指定の会場へ移動してください。会場の割り振りは電光掲示板に表示してあります』
生徒会の指示にみんな掲示板を見て即座に移動を始める。とはいえ、男子は桜林館で着替えを済ませるので、あちこち移動に追われるのは女の子のみ。
そいえば――
「ツカサ、私たちも生徒会メンバーなのに何もお仕事してない」
「基本、姫と王子は免除される仕組み」
「そうなの……?」
「そう。それに、この行事をもって俺たち三年は生徒会を引退する。次代への引継ぎも含めているから、今生徒会を取り仕切ってるのは簾条だと思うけど?」
そうなんだ……。
だとしたら、忙しい桃華さんに気づかれずに動けるかもしれない。
できることなら、この騒ぎに乗じて謝罪を受けたかった。
誰にも見つからない場所で密やかに……。
フロアの端で沙耶先輩を探していると、一緒にいたツカサへ連絡が入った。
手短に連絡を終えると、
「図書室前の廊下で待ってるって」
「……わかった。行ってくる」
「ひとりで?」
「うん、ひとりで行く」
ツカサは何か言いたそうだったけれど、これ以上追い討ちをかけるような真似はしたくない。
だから、即座に進行方向を変えて歩き出した。
ドレスの裾を捌きながら歩くため、普通に歩くより数段歩きにくい。怪我をしていればなおさらだ。でも、階段を上る女子は誰もがゆっくりと足を運んでいる。ただ、中には普通のペースで上がれる人もいて、そういう人はドレスに深いスリットが入っていたり、フルレングスではなかったり、とやはり着ているものに違いがあった。
テラスへ出ると、皆が一、二年棟へ向かうのに対し、私は反対方向へ向かって歩く。でも、私が生徒会メンバーであることを鑑みれば、図書棟へ行くこと自体を不思議に思われることはない。
このあたりは沙耶先輩の配慮かもしれない。
慣れ親しんだ図書棟のドアを開け図書室に通じる通路へ歩みを進める。と、そこには沙耶先輩と河野くんがいて、河野くんが風紀委員の副委員長としてこの場にいることに気づく。
そのふたりの奥に制服を着た三人の女生徒が立っていた。
「みそのっち、足大丈夫?」
河野くんに尋ねられ、曖昧に苦笑を返す。
「大丈夫」と言いたいところだけど「大丈夫」なわけではないし、私が「大丈夫」なら彼女たちの処分の重さと釣り合わない気がしてしまう。
そこまで考えて、さっきツカサに言われたひとつを思い出した。
――「翠の怪我の程度問題はなんの指針にもならない。問題になるのは暴力行為であり、突き落としたこと自体が問題なのだから」。
でも、怪我の大小が関わったほうが彼女たちは少し報われる気がする。
「こんな大怪我をさせてしまたのならこの処分は仕方がない」と。
ツカサが聞いたら、「そんな情けをかける必要はない」と言われるだろう。
でも、そこに考えがいたってしまった私は、片手で摘んでドレスを持ち上げる。
「右足だけなんだけどね、こんな具合……」
すると河野くんと沙耶先輩が絶句した。
「あんた、この足でワルツ競技出たのっ!?」
「あはは、笑えねぇ……。骨は折れてないのかもしれないけど、結構腫れてんじゃん」
「うん。でも、抗炎症作用のある湿布はいつも持ち歩いているし、鎮痛剤には事欠かないくらい手元に揃ってるから、それら駆使すればなんとかね……」
そんな会話をすると、それらを前置きのように扱い、
「これを見て謝れないなんてかなり下等な生き物よ?」
沙耶先輩が歯に衣着せぬ物言いで彼女たちに視線を向ける。と、堰を切ったように「ごめんなさい」と三人から謝られた。
「……頭を上げてもらえますか?」
その言葉に彼女たちがそろりそろりと顔を上げる。
三人の表情にはきちんと「反省」を感じることができたし、もう怒ってなどいない。
でも、こういう場ではどんな言葉をかけるべきなのだろう。
ペナルティや処罰のことを考えれば「許す」などという言葉を口にするのはおこがましい。代わりになる言葉を探したところ、「これかな?」と思えるものを見つけた。
「次からは、文句があったら直接言いに来てくださいね? 突き落とされるだけじゃ先輩たちが何を思っているのか、何を言いたかったのかまではわからないけど、言葉にして伝えてもらえたらなら、それに返事をすることはできるので」
呆気にとられたような三人を見て、「どうしよう」と思う。
その顔のまま沙耶先輩を振り返ると、
「姫のそれは健在か。まったく懲りない子だこと」
言いながら携帯を取り出し、どこかへ連絡を入れる。
「風紀委員の青木です。今謝罪が無事終わりました。――えぇ、きちんと謝罪していましたし、御園生さんも了承しています。わかりました、伝えます」
通話を切ると、
「三人はこのまま職員室に来るように、って。姫は着替えて打ち上げに行きなさい」
「沙耶先輩は……?」
「私は彼女たちを職員室に送ってから行くわ」
私と河野くんは会釈して先に図書棟を出た。
「あんなに腫れてんのに普通に歩けんの?」
「えぇと、ごめん……もう少しゆっくり歩いてもらってもいい? あ、っていうか、先に行って? 河野くんも着替えなくちゃでしょう?」
「いや、いいって。桜林館に戻れば着替えられるし、俺たちの打ち上げ場って桜林館だし」
「あ、そうだっけ……?」
そういえば、電光掲示板に表示されるという放送は聞いた覚えがあるものの、階段を上ることに必死で掲示板まで見ることはすっかり忘れていた。
最後の最後まで抜けている自分にため息をつきたくなる。
「しかも、上位三組が合同で桜林館だから、藤宮先輩たちも一緒だよ」
「そうなのね」
「その怪我じゃ、藤宮先輩かなり心配してるんじゃない?」
「えぇと……実はまだ足を見せていないの」
「……それはそれはまあまあまあ……。早いとこカミングアウトしといたほうがいいと思うけど」
「うーん……わかってはいるのだけどなかなかね」
今回のことはツカサがまったく絡まないわけではないから、この足を見たら必要以上に謝られてしまいそうで……。
「でも、制服に着替えちゃったらもう隠せないんだよね」
「ま、そらそうだな。ドレスのように足元全部隠してくれるわけじゃないからね。逆に見せるきっかけになってちょうどいいんじゃん?」
「うーん……なんていうか、今回のことをまったく知らなかった人にまで見えてしまうでしょう? そしたら、邪推する人が出てくるのかな、とか考えちゃって、打ち上げに出ずに帰れるものなら、帰ってしまいたい心境だったり……」
「相変わらず人がいいな。そんなんだといつか損するかもよ?」
「そのときはそのときで……」
「その足じゃ三階まで上がるのきつい?」
「でも、上がれないわけじゃないから」
「よかったら運ぶけど?」
そんな会話をしていると、前方に立つツカサに河野くんが気づいた。
「あぁ、俺必要なさげだね。先輩がいるなら先輩が運んでくれるでしょ」
そう言って、「先に打ち上げ行ってる」と走り去っていった。
制服に着替えたツカサが近くまで来ると、有無を言わさず抱っこされた。
「ゆっくりだったら歩けるのに……」
「まだ怪我の程度も見せてもらってない。それに、さっきよりは痛そうな顔をしてる」
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